「韓流☆ダイアリー」ブログ!

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韓国ドラマ「ヒップタッチの女王」あらすじと感想、イ・ミンギ&ハン・ジミン&スホ

2024-02-21 | 韓ドラ は行、ひ



韓国ドラマ「ヒップタッチの女王」あらすじと感想、最終回。
地方にあるのどかな田舎町ムジンを舞台に、超能力がある獣医ポン・イェブン(ハン・ジミン)とソウルから地方のムジンに左遷になった刑事ムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)の二人が協力しながら連続殺人事件を解決していくスリラー&ラブコメの物語です。2023年、全16話。
「韓国ドラマあるある」の中にある、はじめはマジでつまらないリアクションが薄いストーリーに早期リタイアしそうになりましたが(笑)そこは我慢!我慢!
犯人が最後まで分からないストーリー展開に徐々にハマっていき、誰が犯人なのか? 2転3転する犯人に最後までドキドキ感が止まりません。
でも、多くの被害者を出した連続殺人事件なんですが、最後までラブコメという演出だったので激しい緊張感は感じられない見やすいドラマになっていました。
熱血刑事をユニークに演じるイ・ミンギ君。私は久しぶりにイ・ミンギ君のドラマを視聴しましたが、ぜんぜん変わらないスタイルやルックスにビックリ!! そんなカッコいいミンギ君に後半過ぎから胸キュンキュンするシーンが続きますので注目してください(笑)
キュートなヒロインを演じるハン・ジミンさんはタイトルどおりお尻を触るとその動物や人間の過去が見えると言う超能力をもつ獣医ですが、でも何でお尻なんでしょうか? だからといって、あとはどこ?って感じにもなりますけど・・・(笑)
そのヒロイン獣医ポン・イェブン(ハン・ジミン)が一目ぼれするコンビニ店員にEXOのスホ君がミステリアスな青年役で登場するのも見どころの1つです。
悲しすぎる最後を迎えるスホ君は見たくなかったけど・・・そうすると最後まで三角関係が続いて関係が複雑になってしまうけど、3人の戸惑うシチュエーションもアリかも・・・
また本作は個性が強い脇役たちのユニークでコミカルな演技が大ウケで、一緒に事件の真相を追って行く過程が楽しかったです。
最終話にハン・ジミンさんとドラマ「私たちのブルース」で共演された「パラサイト」のベテラン女優のイ・ジョンウンさんが特別出演で登場しますが、貫禄ある姉御キャラに大爆笑でした。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
両親が亡くなり、祖父と祖母が暮らす田舎町のムジンで育ったポン・イェブン(ハン・ジミン)は15年後、祖父の家畜病院を引き継ぎ獣医となり、ポン動物病院を経営することになります。
ある日、100年ぶりに流星群がやって来た夜、彼女は不思議な強い光を見て倒れてしまいます。ところがそのあとに、お尻を触った動物の過去が見えるという不思議な能力が備わります。
また一方で、ソウルから田舎町のムジン警察署に左遷された刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)はソウルに戻りたい一心で意気込んでいますが、あまりにのどかで犯罪が起こらないという田舎町のムジンに戸惑うのです。
そんな時、ポン・イェブン(ハン・ジミン)は人間でも試してみようとバスの中で男性のお尻を触りますが、その現場を見ていた刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)は彼女を現行犯で逮捕するのです・・・

2話
とうとう、人間のお尻を触っても、その人物の過去を知ることが分かったポン・イェブン(ハン・ジミン)ですが、その人物とは刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)だったのです(笑)
また、ポン・イェブン(ハン・ジミン)は動物のお尻を触って過去を読み取れるので治療に役立ち、口コミから街中の人気者になり病院は繁盛します。
また一方でソウルで犯人のペクを目前で逃がしてしまった刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)は犯人のペク社長と取引をしていた麻薬の売人のテッド・チャンがこの田舎町のムジンに向かったらしいと言う情報を得ます。
そして、麻薬の売人はきっと、ムジンの町のどこかに隠れて麻薬を作っていると考え、町中を捜査するのです。
特に怪しいヒラメの養殖場に捜査に行った刑事のムン・ジャンヨルでしたが、そこには疲れ切った姿のポン・イェブン(ハン・ジミン)がいたのです・・・
またもや前と同じように、どうしてよいのか分からなくなる状況に陥ったポン・イェブン(ハン・ジミン)でした・・・

3話
ポン・イェブン(ハン・ジミン)はお尻を触るとその人の過去が分かる超能力があると刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)だけに話し、私の後輩ジョンヒョクが女性を拉致して危険だと教えますが、そんなバカげた話と言って取り合ってもらえません。
そこでポン・イェブン(ハン・ジミン)は命が危ない女性を助けるために一人で危険な行動を取るのです。ところが後輩ジョンヒョクに殺されそうになったポン・イェブン(ハン・ジミン)を助けに刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)がやってきて、拉致された女性も危機一髪で助かりました。ジャンヨルは手遅れになるところだった、よく助けたポン・イェブンと言いながらもサイコメトリーぽいが、でもなんで尻を触ると分かるんだと不思議がり、犯人逮捕に貢献したからご飯をおごることになりました。
また、そんなポン・イェブン(ハン・ジミン)の超能力が親友で家族同然のペ・オッキ(チュ・ミンギョン)との仲をもこじれてしまうという出来事があったのです・・・
仕方なく、彼女には真実を話します。

4話
拉致事件解決のためにテッド・チャン事件を逃し、ソウルに戻れなかった刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)は新たな事件を解決しようとイェブン(ハン・ジミン)に協力を求め犯人らしき者のお尻を触ってくるように指示します。
ところが無理しすぎて手を痛めてしまい、病院に来る患者の犬のお尻を触っても今までどおり過去が見えなくなってしまったのです。
なんでだろう?超能力が消えてしまったのか?指紋が消えてしまったせいなのか? さぁ~大変なことになりました。
そんな時、チャ議員の事務所で後援者の名簿が盗まれる、ムジンでは珍しい大事件が発生します。これでソウルに戻れるとニヤニヤする刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)でしたが、イェブン(ハン・ジミン)から、「もう見えません」と衝撃な一言を聞かされます・・・
ジャンヨルは手に効きめがある薬などを大量に買い込みイェブン(ハン・ジミン)のところに急ぎます(笑) イェブンの手は復活するのでしょうか?

5話
チャ議員の事務所で後援者の名簿が盗まれた盗難事件が起こり、刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)は重要な事件だから犯人を絶対に捕まえると必死になっています。
ところが、ポン・イェブン(ハン・ジミン)は祖父が何か疑うような行動をしているのをみて問い詰めますが、祖父は何も話しません・・・
この事件が静かに解決し、今度は魚群探知機が頻繁に盗まれるという組織的な大きな事件が発生します。刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)は今度こそと必死になりますが、先にポン・イェブン(ハン・ジミン)から動物虐待事件の犯人を捕まえるのに協力してほしいと頼まれます。ポン・イェブン(ハン・ジミン)が心奪われたイケメンのキム・ソヌ(スホ)も、この動物虐待事件に対して、きっと飼えなくなったから捨てたに違いないからそんな悪人には罰を与えなければダメだと悲しそうに訴えます。
刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)は先に虐待犯人を捕まえたら次は俺に協力しろよと真剣に伝えます。ところが、その後、二人は犯罪組織のアジトで捕まってしまいます・・・

6話
ムジンの町では女性の下着が盗まれるという奇妙な事件が発生します。
おばさんたちは一体どこの変態野郎の仕業なのかしら?と大騒ぎですが、警察は絶対に犯人を捕まえると張り切っています。
犯人の映像も目撃者もいなくて、かなり難しい事件になりそうなので今夜から張り込みの捜査がはじまりますが、そこに現れた犯人はとてつもなく足が速い男だったのです・・・
刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)はポン・イェブン(ハン・ジミン)の超能力を借りて犯人を追いかけますが、そこになぜかペク社長の手下のスンギルが現れ、ジャンヨルを刃物で刺し、逃走します。その現場にいたポン・イェブン(ハン・ジミン)はスンギルの裏切り行為に通報しようとしますが、ジャンヨルは彼をかばうのです。
そして、スンギルは、はじめから裏切るつもりはなく、逆にジャンヨル(イ・ミンギ)を助けるために脇腹を刺したのです。ところが、スンギルは血だらけになってジャンヨル(イ・ミンギ)の病室にやってきます・・・

7話
スンギルを殺すように指示したのがペク社長だと思った刑事のムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)は病室を抜け出しペク社長のもとへ急ぎます・・・
ところが、犯人はペク社長ではなく、スンギルの身体の傷跡を見た結果、人を刺したことのない素人だと警察は言うのです。
ジャンヨル(イ・ミンギ)はイェブン(ハン・ジミン)に「助けてくれ、俺にはお前しかいない、スンギルのために犯人を捕まえたい」と真剣に頼みますが、その様子をオッキ(チュ・ミンギョン)が見ていたのです。オッキはジャンヨル(イ・ミンギ)に恋焦がれている姉御キャラなんですが・・・乙女チックな部分もあり、イェブン(ハン・ジミン)にヤキモチも焼いています。
ジャンヨル(イ・ミンギ)とイェブン(ハン・ジミン)は事件現場に向かいますが、そこでイェブンは超能力でフードのポンチョを着た人物が見えたと教えますが、この町にはポンチョを持ってない人はいないとお店の人は言います。ところが、また別のシア殺人事件が発生します。
ジャンヨル(イ・ミンギ)はスンギルとシアを殺したのは同一人物だとイェブン(ハン・ジミン)に伝えます・・・

8話
町中の人が集まったお祓いの儀式の最中に霊媒師に死んだ人間の霊が乗り移り、「この中に私を殺した人がいる」と言って倒れてしまいます。
本当に我々の中に殺人犯がいるのか?衝撃的な出来事に住民たちは「これでは恐ろしくて外を出歩けない」と不安な気持ちになります。
目を覚ました霊媒師のおじさんに住民たちは「誰が犯人なんだ、あいつか?こいつか?」というように聞き出すのですが、霊媒師のおじさんは何も覚えてないようです。。。
そんな中、ムジン茶房で働くエランがいなくなったと同僚のジスクが警察に訪ねてきます。
エランはかわいそうな子でとてもいい子なんですが、ムジン茶房のママは警察だたになるのが嫌で帰省していると嘘をいいますが、ジャンヨル(イ・ミンギ)とイェブン(ハン・ジミン)は、この謎めいた失踪にもう一人の超能力者で農場主のチョン・グァンシクが怪しいと確信します。
チョン・グァンシクを尾行していたイェブン(ハン・ジミン)は彼に見つかってしまいます。
ところが、農場主のチョン・グァンシクは借金があるエランをかばっていただけだったのです。
そして、農場主のチョン・グァンシクは私たち二人の他にもう一人超能力者がいるとイェブンに告げます・・・



9話
農場主のチョン・グァンシクとムジン茶房で働くエランの二人は警察の業務に支障がでたので公務執行妨害罪になりますが、量刑は弁護士次第ということになりました。
ところが、そのあと、エランはムジン茶房のママに連れていかれてしまいます。
イェブン(ハン・ジミン)はエランのためにと思って心配している同僚のジスクにエランの居場所を教えますが、エランの同僚ジスクにまんまと騙されたのです。エランたちにはワケアリの借金があったのです。
そのイェブン(ハン・ジミン)は昼間から飲めないお酒を飲んでいるところにキム・ソヌ(スホ)がやってきます。ソヌは人は心に悪魔を飼っているそうです、人を簡単に信じてはダメだと
イェブンに言います。私はソヌさんはいい人だから信じていますと伝え、証拠を見せるために秘密を教えると、そして「私は本当は超能力があるんです、知りたいですか?」と言いますがソヌは「いいえ、言わなくていいです」とイェブンに微笑みます・・・
そんな中、ムジン茶房で働くエランの同僚のジスクがポンチョの男に襲われます・・・
また一方で、イェブン(ハン・ジミン)の祖父は警察署でウォン・ジョンムク班長に、ある書類関係を渡し、自分の後を託します。更に娘のヒョノク(パク・ソンヨン)もお願いすると伝えます。

10話
警察では連続殺人事件の被害者、キム・シア、パク・スンギル、イ・ジスク、3人の共通点を調べはじめます。そして、ジャンヨル(イ・ミンギ)はイェブン(ハン・ジミン)に犯人はお前の超能力を知っていて、犯人が最も恐れているものはお前だ、それは自分の犯行が読まれるからと言います。二人はこの町にいるはずの犯人について、いろいろ整理をしていきます。
ジャンヨル(イ・ミンギ)は人を疑うのが刑事の仕事で捜査の第一歩だと教えますが、イェブン(ハン・ジミン)は罪のないキム・ソヌ(スホ)を疑わないでと彼をかばうのです(笑)
とにかく、キム・ソヌ(スホ)には気をつけろと念を押すジャンヨル(イ・ミンギ)です。
そんな時、住民が大集合する地域最大の行事「イセエビ祭り」が開催されます。
ジャンヨル(イ・ミンギ)は連続殺人犯を捜す、いいチャンスだと言い、ジャンヨルとイェブンともう一人の超能力者で農場主のチョン・グァンシクの3人はまた新たに作戦を練ります。
そして、「イセエビ祭り」の当日、占いと称してイェブンは皆のお尻を触り、チョン・グァンシクは足をマッサージしながら、とうとう、3人目の超能力者を見つけることが出来ました・・・

11話
「イセエビ祭り」の日に、イェブン(ハン・ジミン)は自分や母の過去に関わる新たな光景を見ることになり、そのことで頭の中がモヤモヤして元気がありません。
翌日、叔母のヒョノクからイェブンの母ミオクは情熱と正義感に溢れる記者だったことを聞かされます。その後、叔母のヒョノクは父親(イェブンの祖父)から、イェブンの母ミオクが死んだのは自殺ではないと聞かされ大きな衝撃を受けます。
また、もう一人の超能力者だったキム・ソヌ(スホ)の行動を調べるとなぜかチャ・ジュマン議員の動きと重なり疑問が浮かぶジャンヨル(イ・ミンギ)です。
そして、もし?キム・ソヌが犯人なら自分たちの手を読んでいるはずなので、危険だから下手に動かないように伝えるジャンヨル(イ・ミンギ)です。逮捕するには証拠が必要だから・・・
それでも、イェブンは優しいキム・ソヌは犯人ではないと半分くらい信じています。
ジャンヨル(イ・ミンギ)はキム・ソヌ(スホ)の過去を調べはじめるのです・・・

12話
ある晩、チャ・ジュマン議員の事務所の前でポンチョを着て包丁を持った霊媒師のおじさんが立っているところをイェブン(ハン・ジミン)が見つけます。
霊媒師のおじさんはチャ・ジュマンを殺しにいった、あいつは天罰を受けるべきだとイェブンに話し、20年前の再開発詐欺事件で騙されて土地を買った住人たちの苦悩を聞きます。
また、ジャンヨル(イ・ミンギ)はウォン・ジョンムク班長から、その再開発詐欺事件で抗議した非常対策委員長が急に姿を消したが、その息子がキム・ソヌ(スホ)だと話します。
ムジンに来た目的はチャ・ジュマン議員だったと知るジャンヨル(イ・ミンギ)です。
更にイェブン(ハン・ジミン)の母が自殺だったと証言したのもチャ・ジュマン議員だったことが分かります。
イェブン(ハン・ジミン)は勇気を出して直接、祖父にチャ・ジュマン議員のことを問いかけますが、祖父の答えは冷たいものでした。
私がすべて片付けるという祖父に「私の母の件は私の好きにします、私たちは家族じゃないし」と祖父と大喧嘩になります。
その後、チャ・ジュマン議員は事務所で殺されますが、そばで包丁を手にして倒れていたのは祖父だったのです。祖父は病院に搬送されますが、事態は一変します。

13話
祖父が亡くなり葬儀の中、叔母とイェブン(ハン・ジミン)は祖父が二人を守るために、辛い苦しい復讐は自分一人で果たすつもりだったことを知り、涙を流す二人です。
ジャンヨル(イ・ミンギ)もやつれて憔悴しきるイェブンを気にかけながら、犯人逮捕の捜査を続けています。結局、背を向けていたのは私だったと後悔するイェブン(ハン・ジミン)・・・
そんな中、キム・ソヌ(スホ)が姿を消します。ところが、遅れて葬儀場にやって来たソヌは母を捜しに行ってきたとイェブン(ハン・ジミン)に伝え、遺体は母ではなかったけど、その後ムジンに帰ってきてチャ・ジュマン議員が死んでも結局何も変わらないと感じると言います。
その後、農場主のチョン・グァンシクの証言で、犯人として霊媒師のおじさんが逮捕されます。
ジャンヨル(イ・ミンギ)は犯人は霊媒師のおじさんではないと強く主張し、他の殺人事件でアリバイがあると言います。
イェブン(ハン・ジミン)は霊媒師のおじさんのお尻を触ると言いますが、今は取調室にいるので難しいのですが、皆の協力で事件当日のアリバイが証明されました。
また、キム・ソヌ(スホ)を疑っているジャンヨル(イ・ミンギ)でしたが、ソヌも超能力者でも犯人でもありませんでした。

14話
振り出しに戻ったジャンヨルでしたが、どこで間違ったのか?でも犯人はイェブン(ハン・ジミン)が超能力者だと知っている・・・
そんな時、イェブンが「もし、農場主のチョン・グァンシクが私たちに嘘をついていたら」と、ジャンヨルに話します。ソヌや霊媒師をわざと疑わせたのも彼だったし・・・
ところが、その晩に血を流したチョン・グァンシクがイェブンのところに助けを求めにやってきて、「ブラック・・・」と言って、息を引き取ります。
チョン・グァンシクは犯人を知っていて自ら確かめる気だったとジャンヨル(イ・ミンギ)は言い、犯人のブラック画面を見たときに何かを見つけたんだと思うとイェブンに説明します。
そして、絶対にキム・ソヌ(スホ)には近づくなと警告しますが、イェブンはソヌを電話で呼び出します。イェブンはソヌが犯人ではないと言い、ジャンヨルはソヌが犯人だと言うのです。
その夜、犯人と遭遇したイェブン(ハン・ジミン)をかばったキム・ソヌ(スホ)が犯人と乱闘になり殺されます。

15話
キム・ソヌ(スホ)も殺され、絶望感に包まれたイェブン(ハン・ジミン)は自分の無力を思い知らされ、更にジャンヨル(イ・ミンギ)のことも信じられなくなります。
イェブンはジャンヨルに、いきなりビンタし、「これで満足なの、ソヌさんが死んだ、どうしてくれるの」と強く泣き叫びます・・・
ジャンヨル(イ・ミンギ)は「ブラック画面のトリック」の難問さえ解ければ犯人を捕まえられると必死になります。
ジャンヨル(イ・ミンギ)はすぐに、その問題を解決し、イェブン(ハン・ジミン)に犯人はサングラスをしていたと教え、その後偶然にもサングラスをしていた霊媒師のおじさんの真実を知ることになります・・・
キム・ソヌ(スホ)が命がけで残した携帯から、霊媒師のおじさんが逮捕されますが、彼は取調室でジャンヨル(イ・ミンギ)を呼ぶように言い、あの人にしか話さないと言います。
霊媒師のおじさんは釈放しないと、また一人死ぬと言います・・・

16話(最終話)
オッキ(チュ・ミンギョン)が拉致されていたことを知ったイェブン(ハン・ジミン)は怒り狂って霊媒師のおじさんがいる取調室に入ってきます。
そして、霊媒師のおじさんを外に連れ出すことに成功するジャンヨル(イ・ミンギ)とイェブン(ハン・ジミン)の二人を待っていたのは悪党のペク社長と大勢の手下たちだったのです。
危機一髪で二人は窮地を抜け出すのに成功し、拉致されたオッキを捜しに行きますが、仲間たちの協力でやっと地下の穴から見つけることができました。
次は犯人の霊媒師のおじさんが中国に密航することを聞き出し、二人は後を追いかけます。
ところが、犯人は一人を包丁で刺して、「後を追うな次は本当に殺すぞ」とイェブン(ハン・ジミン)が刺された人物のお尻を触ることを知っているのでその言葉を残します。
それでも、二人は後を追いかけますが、今度はイェブン(ハン・ジミン)が人質になってしまいます。ところがすぐにジャンヨル(イ・ミンギ)が機転を利かせ、やっと犯人逮捕になりました。
ジャンヨル(イ・ミンギ)はソウルの広域捜査隊に戻り、イェブン(ハン・ジミン)はポン病院の2院目を出せるように一生懸命に働くと言います。
ジャンヨルは2院目を出したら、その時は俺に会いに来る計画も立てたらいいよと伝えます。
8か月後、動物心理分析家となったイェブン(ハン・ジミン)はソウルにいるジャンヨル(イ・ミンギ)に会いに行きます。
二人のドタバタ劇はhappyendを迎え、視聴者にも笑顔をプレゼントしてくれました。



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韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい」前半・後半・最終回、あらすじと感想、ユン・シユン

2023-07-03 | 韓ドラ は行、ひ


韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい」後半 26話~50話(最終回)
・前半 (1話~25話)、あらすじと感想。 ← 前半はこちらから
26話 (あらすじ ネタバレあり)
橋の上から「命の電話」に電話した三男スジェは、ただ話をしたかっただけで死ぬ気はなかったのですが、橋の上で駆けつけた警察官に「死んだらダメだ」と取り押さえられます。
話は署で聞きますからと警察に連れていかれ、家族たちが警察に集まり騒動になりますが、やっと誤解が解けたスジェでした(笑)
その後、心の整理がついたスジェはユナにもう一度やり直さないか?と問いかけますが、ユナから返事がもらえませんでした。
そんなユナを父のミノ(パク・サンウォン)が訪ねて行き、スジェがユナを巻き込んでつらい思いをさせてすまなかったと謝ります。そして、ユナがどんな選択をしようとも応援すると告げます。
また一方で長男ユンジェ(オ・ミンソク)は恋人のヘジュンを祖父に紹介します。
ユンジェは初めて祖父に女性を紹介したのですが、彼女の方は自分がどう見られたのか心配で仕方ないのですが祖父は長男ユンジェが好きならそれだけで嫁は合格だと思っています。
ところがデートの時、ユンジェはヘジュンから「私たちミドル世代の結婚の長所は経済的に安定していることなの、だから私たちは心配ない」と言われ、自分には借金があると言えないユンジェです(笑)

27話
もう一度やり直そうという三男スジェ(ソ・ボムジュン)にユナは別れをつげます。
家に帰ったスジェは自分の部屋で号泣しますが、祖父と両親は何事が起きたのかとスジェの部屋に行きますが、ユナから別れを告げられたと言い、親たち3人は複雑な心境になります。
母は「私が死んでもあんなに悲しげに泣きはしない」と言いながらもユナと別れてちょっと安心しているようです。母は。
一方、長男ユンジェはヘジュンからいきなり先に「結婚する?」と告白され、借金があると正直に答えますが、「借金なら返せばいい」とさっぱりしている彼女です。
ユンジェは母に僕の彼女はお金よりも愛情を大切にする人なんだと話すと家族はそんな人は貴重だから早く結婚するようにせかします。顔合わせの日が楽しみですねぇ~
また一方で法律事務所ヘジュンに裁判で敗訴した依頼人のイン・スジンがやってきて、「勝てると言ったでしょう!」と怒鳴り込んできました。依頼人のイン・スジンは心臓が張り裂けそうなくらい悔しいと言って、ストレスでその場で倒れ込んでしまい病院に搬送されます。
その時、ヘジュンが怪我したと勘違いした長男ユンジェは急いで病院に駆けつけ、自分が思っていた以上に彼女が好きだったことを確信します・・・

28話
ヒョン家の母スジョン(パク・ジヨン)の母親のミヨンおばあちゃんが施設でベッドから落ちて病院に搬送されますが、医師から股関節が骨折していると聞かされます。しかし認知症もあり高齢ということで手術が受けられません。
母スジョンは携帯電話に出るために自分のせいで母がベッドから落ちたと、とても悲しむのです。
そんなヒョン家に祖母の娘ジンジュが里帰りしてきます。
そのジンジュは母スジョンの昔からの友人で親しい仲なのです。
一方、今度は次男ヒョンジェ(ユン・シユン)が父ミノ(パク・サンウォン)にミレを紹介することになりました。前もって彼女の職業やヒョンジェより5歳年下で自分の依頼人だったことを話し婚姻の取り消しをしたことを彼女に会う前に父親に知らせます。
父は結婚歴がある人なのか?と言いますが、騙されて婚姻届けを出したけど裁判で取り消されたと話しますが父は静かにそっと話を聞いています。
一方で、イ家の母ギョンエ(キム・ヘオク)は今度は関心ごとが上の兄二人になって、息子の交際相手なら誰でも賛成だったけど今は違う、ユナの件があったので反発されても意見させてもらうと徹底的に彼女を見定めると言うのです(笑)
そんな時、長男ユンジェ(オ・ミンソク)は花言葉「変わらぬ愛」という素敵な花束を持って、恋人のヘジュンを訪ねます。花束を受け取り・・・やけにおとなしいヘジュンは「100点満点よ」と言って、熱いキスをかわします。

29話
股関節を骨折したミヨンおばあちゃんのお見舞いにヒョン家の祖母のジョンジャ(パン・ヒョジョン)と娘のジンジュが病院に来ます。
ところが二人が来たとたんにミヨンおばあちゃんに痴呆の表情が現れ、「言うとおりにするわ、スジョン(パク・ジヨン)を育てましょう、あの子の入れ墨を見たでしょう、虐待を受けた子なの、警察に連れて行くのはダメよ」と涙を見せ怯えています。
祖母のジョンジャ(パン・ヒョジョン)は「一体・・・どういうこと?」とスジョンに聞き返します。
また一方で、長男ユンジェ(オ・ミンソク)が恋人ヘジュンを家に連れてきました。
ところが、母ギョンエ(キム・ヘオク)は以前、ヘジュンがエレベーター内で大声を出して絶叫している姿を見て、恐ろしかった過去があるために、一瞬驚くのです。
一体どういうこと?あり得ない、シム弁護士は年齢も上のはずだし・・・これは何かの間違いだわと一人キッチンで動揺しています(笑)そして、全てがおもしろくない母です・・・
「私はこの結婚に反対です」と祖父と夫にハッキリと念を押す母です。
そして、夫はギョンエ(キム・ヘオク)に、この際だから、次男ヒョンジェの彼女のことも知ったほうがいいと思い、相手は婚姻の取り消し訴訟の依頼人だったと伝えますが、母は「もう~私は知らない、誰も家に連れてこないで」と言って次男ヒョンジェの結婚も反対します(笑)

30話
ヒョン家では、外国から帰ってきた祖母の娘ジンジュがミレの母スジョン(パク・ジヨン)に「あの日病院であなたのお母さんが変な話をしたけど、あの話が事実ならあなたは養子ってこと?」と問いかけます・・・ 母のスジョンは何も言えずただ黙って立っているだけでした・・・
一方で、長男ユンジェは恋人ヘジュンの兄夫婦と会うことになり、次男ヒョンジェはミレを自分の両親に紹介することになりました。何事もなく順調に進むといいのですが・・・(笑)
ところが、次男ヒョンジェの両親はミレからお揃いの運動靴をプレゼントされ、特に母は大喜びでとても嬉しそうにはしゃいでいますが、法律事務所代表のヘジュンの兄は妹の結婚に反対します。
ヘジュンは両親を亡くし、兄夫婦しか頼る者はいませんが、相手はお金目当てではないかとヘジュンに言うのです。
また一方で、パティシエになる試験を受けたユナは、その後、お菓子作り用の道具を購入するために上司の本部長ジョンフと一緒にお店にやってきます。
二人はいろいろな商品を購入しますが、本部長ジョンフがお腹がすいたと言い、二人はクッパ店に入ることになります。本部長ジョンフはユナは好きで片想いですが、これから先この二人はどうなるのでしょうか? その後、ユナはパン菓子製造技能士の試験に合格し、先輩のお店にスカウトされます!

31話
ヒョン家の祖母の娘ジンジュは、今度は一人でスジョン(パク・ジヨン)の母ミヨンおばあちゃんの病院に行って、「私は子供が産めなかったの」という痴呆の表情がでた会話を携帯で録音します。
娘ジンジュは家族を集め母スジョン(パク・ジヨン)にいつまで兄さんを後ろで操るつもりなの?真実が言えないの?と問いつめますが、「あなたの言う通りよ、私は実の娘じゃない」とスジョンは真実を話します。夫のジノン(ピョン・ウミン)は「俺が提案した」と言い、母さんが家柄にこだわるから養女だということを俺が止めたんだと説明します。
祖母ジョンジャはこんなことがあるなんて信じられないと衝撃を受け倒れ込んでしまいます。
ジンジュと母スジョンは言い合いになりますが、スジョンはしばらくの間自分の母の病院に行くというのです。後を追いかけた、ミレとジョンフの子供たちは母をそっと抱きしめるのです。
一方、パティシエになる試験に合格したユナは本部長ジョンフに後任が決まるまでは勤務しますと言って退職届を出します。
本部長ジョンフはユナさんを全面協力しますと気持ちよく応援してくれます。

32話
今日は長男ユンジェ(オ・ミンソク)の家族とヘジュン(シン・ドンミ)の家族との顔合わせの日です。ところが、いきなりユンジェのジャケットがドアーに引っかかって、上半身がはだけるハプニングが起こります(笑)まぁ~絶対にありえない設定ですが・・・(笑)
そして、ヘジュン側の兄夫婦はこの結婚に乗り気ではないようです・・・
母ギョンエ(キム・ヘオク)はヘジュンの家で暮らす息子のユンジェを見下している兄夫婦が気になって仕方ありませんが父のミノ(パク・サンウォン)は二人は大人だ口出しするのはよせと言います。 でも、母ギョンエは腹が立ってしゃくにさわり我慢できません・・・
結婚間近の息子と喧嘩するのはよくないことですが、母がどんな思いで医大の長男ユンジェを育ててきたことか?それも母親としては寂しいことですよね。
一方、次男ヒョンジェ(ユン・シユン)はミヨンおばあちゃんの病室で、はじめてミレの父親を紹介され挨拶をしますが、その帰りにミレから自分の母スジョン(パク・ジヨン)が養子で苦労した話を聞かせれます。ヒョンジェの父親も養子なので、きっと同じように人には言えない心の傷を抱えて生きてきた二人なのでしょう。
病室では正気に戻ったミヨンおばあちゃんが娘のスジョン(パク・ジヨン)に「実の親を捜しなさい、なぜ?あなたを捨てたのか理由を聞きなさい、そうすれば気持ちが楽になるはず」と涙で訴えかけます。

33話
飲食物が肺に入ってしまい誤嚥性肺炎を起こし容態が急変したミヨンおばあちゃんは集中治療室で眠っています。家族たちは家に帰りますが、ミレは叔母のジンジュと母のことで大喧嘩になり次男ヒョンジェと会うことになります。そして心が寂しいミレはヒョンジェに「もう一度お父様とおじい様にも、会いたいと言いますが、母の養子の話はまだご家族には言わないでくれる?」と頼みますが、ヒョンジェはミレのお母さんが公表するまで言わないよ、父とは事情が違うから」と約束します。
また一方で、ユナが友人のお店「ピョルカロン」に就職して初出勤の日に本部長ジョンフからユナに「商売繁盛」と言うカードとお花が届きます。 ユナはお礼のメールを送りますが、今度マカロンを買いに行きますと返信がくるのです。
そして、本部長ジョンフは自分の姉ミレにお店「ピョルカロン」を紹介します。
一方、結婚式の日取りが決まった長男ユンジェは母ギョンエとぶつかりながらも結婚準備を進めています。ところが母は清掃の仕事に就いた三男スジェのことを考え長男ユンジェに「自分だけ幸せに浸ってないでスジェを気遣って、弟が可哀想じゃない?」と言い、今のあなたは彼女に夢中で家族は眼中にないと小言を言うのです。でも三男スジェにとっては同情されるのも惨めなんです。
それでも、母にとって兄弟仲良く暮らすのが親孝行で、それが母の願いでもあり、すべてなんですよね!

34話
母スジョン(パク・ジヨン)は「母さん、ごめんね、母さんの娘で本当に幸せだった、ありがとう」という言葉を言えずに、母スジョンのミヨンおばあちゃんは亡くなりました。
葬儀ではやつれて憔悴しきった母スジョンを家族が優しく支えています。
また次男ヒョンジェ(ユン・シユン)が葬儀の3日間ずっといてくれたことにミレの両親は「ありがとう」とお礼を伝えます。
家に帰った母スジョンは今度ヒョンジェを家に呼んで食事をしましょうと言い、体調を気にするミレに予定があるほうがいい、じっとしてると母さんを思い出すからと言って、ヒョンジェに感謝しているようです。
一方で、イ家の父は長男ユンジェ(オ・ミンソク)にお前が家を出る前に二人で酒を飲みたかったと言い、「父さんは本当は寂しい」としみじみと心からそう感じています。
一人目の子で父親として未熟だったし、やられても決して弟たちにやり返したりせず、本当に仲の良い3兄弟だったと思っているのです。今夜の父はひしひしと幸せを感じていることでしょう。
翌日、ユンジェとヘジュンはウエディングドレスを選びに行きますが、ヘジュンの兄夫婦の妻がのこのことやってきて、「葬儀後に結婚式に出るのはまずいので申し訳ないけど義弟さんの列席は断って」と縁起が悪いことは遠ざけないといけないと言うのです・・・

35話
長男ユンジェ(オ・ミンソク)とヘジュン(シン・ドンミ)の結婚式が無事に終わろうとしていますが、最後のブーケトスはミレが受け取るはずでしたが、ブーケの花はとんでもないところに飛んで行ってしまったのです(笑)
でも、長男ユンジェたちの結婚式をみて、次男ヒョンジェたちカップルもすべて愛には勝てないと言って刺激を受けたようです。ヒョンジェは改めてミレに「愛している」と告白します。
また、祖父や両親たちは大仕事を終えて家に戻り、疲れた母は昼寝をしますが、目覚めた母は妊娠の予知夢を見たと言います。
父のミノは「うちには妊娠しそうな人はいないぞ」と笑っています・・・
ところが、その花嫁のヘジュン(シン・ドンミ)はお腹がすいてホテルの部屋でルームサービスを頼みますが、いざ食べようとすると気分が悪くなり、もしかしたら?と長男ユンジェは妊娠検査薬を買いに薬局に走ります。結果、ヘジュンは私たちに似た子供がほしかったと二人は大喜びです!
一方で三男スジェは正式に清掃業の仕事に就きますが、ある日、ユナと本部長ジョンフが一緒にいる時、バッタリ出会ってしまいます。
ユナは一生懸命にビルの中の床を掃除しているスジェを見て、言葉がでません。
逆にユナと本部長ジョンフが食事しにこのビルに来た姿を見て、スジェはどんな感情をもったのでしょうか?  とてもやるせないシーンでした・・・
一方で、ヒョン家では祖母ジョンジャの娘ジンジュがやっとオーストラリアに帰り、祖母は母スジョン(パク・ジヨン)に「こうなったからには腹を割って話し合いましょう」と意見します。
そして、前よりは好きじゃないけど、少しは理解できることもあるからと言って、これからもやっていきましょうと言って、スジョンを許すのです・・・
夫のジノン(ピョン・ウミン)は「やっと我が家に平和が戻った」とスジョンの手を取って喜びます。祖母は口は悪いですが心はとても広い人なんですネェ~ 母スジョンにも笑顔が戻り、本当に良かった!

36話
両親から捨てられたと思っているヒョン家の母スジョンが両親を捜すと決心します。
「失踪者家族支援センター」に遺伝子を登録しますが、一致する遺伝子があれば連絡しますと言われ家に帰りますが、「登録してよかったのかしら」と複雑に考えてしまう母です・・・
そんな母に娘のミレは「母さんの親だものいい人のはず、否定的に考えないで」と話します。
また一方で、長男ユンジェとヘジュンは産婦人科の診察を受けるまでは浮かれないように、内緒にしておこうと約束したのにユンジェが祖父に子供が出来たと報告したことで家族中が大騒ぎになります。結局、産婦人科での診察結果で子供は出来ていませんでした。
一方で、僕の妻になってくれと言ってダイヤの指輪をプレゼントした次男ヒョンジェのカップルも結婚することになり両家の顔合わせをすることになりました。
ミレは相手の家族にマカロンを渡したくてセットの注文をヒョン家の弟ジョンフがユナに電話をしますが、もちろん何も知らないユナはセットの注文に大喜びです。
ところが、顔合わせの当日、「失踪者家族支援センター」から母スジョンに一致する遺伝子が見つかりましたと電話があり、お父様が前から登録していましたと聞かされます。
再会の席を設けると言いますが、スジョンは少し考える時間をいただけませんか?と答えます。
顔合わせをする会食会がはじまり、祖父と祖母はお互いにヨガ仲間の知り合いだったことが分かり、三男スジェと本部長ジョンフはユナを絡んで知り合いだったことも分かります。
祖父も祖母もまさか私たちが親族になるなんて世間は狭いですなと和気あいあいとしていますが、逆に三男スジェは本部長ジョンフにユナをよろしくお願いします、いい子なのでと言って真剣に挨拶します。
その後、家に帰った祖父ギョンチョル(パク・イナン)に「失踪者家族支援センター」から娘が見つかったと電話があります。

   

37話
「失踪者家族支援センター」から連絡を受け、やっと再会することになった祖父ギョンチョルと母スジョン(パク・ジヨン)はお互いに結婚相手の家族だったというあまりの驚きに言葉がありません。そして、ギョンチョル(パク・イナン)とミノを見たスジョンは二人が仲がいいのを知っているので「幸せそうですね」と言って、腹を立てて部屋を出て行ってしまいます・・・
祖父ギョンチョルはヨガ教室で2回も会っているのに気づかなかった、道端で会っても分かると思ってたが、父親ともあろう者が娘に気づかないとは・・・涙が止まらない祖父です・・・
帰宅後、祖父の沈んでいる様子に母ギョンエ(キム・ヘオク)は心配しますが、父ミノ(パク・サンウォン)は顔を見ただけで言葉を交わしていないと伝えます。
父ミノは次男ヒョンジェにスジョン(パク・ジヨン)の電話番号をなるべく早く教えてほしいと頼みます。
そんな時、母スジョンは娘のミレにヒョンジェとの結婚を考え直せないかと問いかけます。
そして、再度、祖父ギョンチョルと会ったスジョンでしたが、やっぱり自分を捨てた事を許すことが出来なかったのです。
誤解が解けないまま部屋で号泣している祖父ギョンチョルを心配した母ギョンエ(キム・ヘオク)に捜していた娘はミレの母スジョン(パク・ジヨン)だったと話します・・・

38話
父親と再会して家に帰ったスジョン(パク・ジヨン)は泣き崩れます。
そして、心配する祖母ジョンジャと夫のジノン(ピョン・ウミン)に実の父親がヒョンジェ(ユン・シユン)の祖父だったことを話しますが、二人も「一体、どういうことだ? ミレの結婚はどうなる?」と家族は頭の中が混乱します。
また一方で、母ギョンエ(キム・ヘオク)も様子がおかしい祖父ギョンチョル(パク・イナン)から捜し続けた娘のジョンウンがミレの母スジョン(パク・ジヨン)だったと聞かされ、信じられないと驚きます。悲しんでいる祖父にこういう時こそ食べて元気を出すように息子のミノは言いますが、元気でいてどうする、娘に会いたい一心だったが、ジョンウンは私に捨てられたと誤解されていることが一番つらい祖父です・・・ でも、一番の問題は次男ヒョンジェたちの結婚です。
翌日、父のミノ(パク・サンウォン)は次男ヒョンジェ(ユン・シユン)の法律事務所を訪ねます。そして、結婚を少し遅らせてほしいと頼みますが、ヒョンジェは突然理由も言わずに結婚を延期しろというのは理由が言えないほど大変なことが起こっているのか?と心配になるのです。
またミレも祖母たちから結婚を延期すように同じことを言われます。
そして、次男ヒョンジェ(ユン・シユン)は祖父が捜していた娘がミレの母スジョン(パク・ジヨン)だと言うことを母から聞かされ、ミレもまた真実を知ることになります。

39話
ミレは「あなたのことを愛している、だけど私の恋愛で母さんを犠牲にしたくない、母さんの選択を私は尊重してあげたい」とヒョンジェに伝えます。
「分かった、君の言うとおり少し距離を置いて様子をみよう、だけど別れるのはイヤだ」と涙を浮かべます。そして、その母スジョンは実の父とまた会い、二人で母を散骨した場所に行き話もたくさんして誤解は解けましたが、それでも何も変わらないと言うスジョンです。
実の父ギョンチョル(パク・イナン)はスジョンと食事したことをとても喜んでいて、今まで出来なかったことをこれから全部してやるつもりだと笑顔を浮かべます。
イ家の両親は祖父が娘と会えたことは喜ばしいことですが、それによって結婚がどうなるか分からなくなった次男ヒョンジェが可哀想で複雑な気持ちです。
父ミノ(パク・サンウォン)は「こんな時こそ単純に考えろ、健康が第一だ、お前を愛している」と次男ヒョンジェにメールを送ります。
また父ミノは弁護士のヘジュンから祖父とミレの母スジョンが法律上親子になるとヒョンジェたちの結婚が難しくなると説明を受け、いろいろと考えた父ミノは祖父のギョンチョル(パク・イナン)に「誤解せずに聞いてほしい、私が片を付ける、この場所を見つかった娘のスジョンに返したい」と告げます。

40話
イ家の祖父ギョンチョル(パク・イナン)は捜していた娘に会えた嬉しさを隠しきれずに一人浮かれています。父ミノ(パク・サンウォン)は次男ヒョンジェ(ユン・シユン)の幸せと結婚のことを考えて、この状況で全員が幸せになるには、自分が戸籍から抜けた方がいいと祖父に話します。
それが父親がしてやれる最善の選択で、ヒョンジェに結婚を諦めろなんて絶対に言えない父のミノなんです。
その後、ヒョン家の祖母ジョンジャ(パン・ヒョジョン)はイ家の祖父ギョンチョル(パク・イナン)を呼び出して、私が悪者になってこの結婚を破断にし、うちのミレは私がどうにかするので、ヒョンジェをお願いしますと頼みます。
また、その祖母ジョンジャはスジョン(パク・ジヨン)の育ての親は立派な人たちだったけど、そんな人がなぜ道に迷った4歳のスジョンを警察に連れて行かなかったのか、ずっと考えていたと言うのです。
また一方で、ある日、三男スジェは自分を騙したチャンヨルに出会いますが、男から「俺をだましたな」と言って殴られていました。また同じように詐欺を働いているようです。
スジェはチャンヨルに両親は元気か?とやさしい言葉をかけるのです。

41話
「父さんがついている、やりたいようにやれ」と父ミノ(パク・サンウォン)はヒョンジェに静かに話します。ヒョンジェはミレに「我慢したけどもう無理だ、心を1つにすれば何でもできる、一緒に暮らそう」と本音をぶつけます。
ところが、ミレは一緒に暮らしたら私たちの問題がすべて解決するの?と言い、彼女は自分の愛が他人を傷つけていると言うのです。そして、別れたいと・・・
今どき、こんな控え目で遠慮がちで謙虚な女性がいるんですね!
ヒョンジェはミレの家族を訪ね、「ミレさんを愛しています、僕らは別れたくありません」と訴えかけます。そして、少しだけ心を開いて受け入れてもらえませんかと再度お願いします。
ヒョンジェは自分の人生を人任せに出来ないのです・・・
また一方で、自分を責めているギョンチョル(パク・イナン)にミレの母スジョンは自分を育てた養父母はスジョンを故意的に連れ去ったようだと言い、子供を産めずに悩んでいた養母が迷子のスジョンを見て運命を感じたと言うのです。
でも養父母を恨んではいないし、私はイ・ジョンウンには戻れないし、私はチン・スジョンとして生きていきますと父のギョンチョル(パク・イナン)に伝えます。
そして、ミレの結婚があるし、母親として娘に幸せになってもらいたいと話します。

42話
イ家の祖父ギョンチョル(パク・イナン)は家族とミレを呼んで、娘のジョンウンはこのままチン・スジョンとして生きていくので、次男ヒョンジェとミレの結婚は問題ない、私たち親子は二人に後悔してほしくないと言ってヒョンジェたちの結婚を許すのです。
突然すぎてまだ頭が混乱しているミレに「君はまだ考える時間が必要?」と問いかけるヒョンジェです。ミレはヨリを戻す準備をします・・・今度は自分から赤いバラの花束を用意し「どこまでも一緒について行く」と告げるのです・・・駆け落ちだってしてやると・・・(笑)
結局、今度はミレの方からプロポーズをします。
お互いの家族たちが家に招待され、和気あいあいとした雰囲気が流れるそんな中、すぐに一緒に暮らしたいというヒョンジェとミレは家族だけで簡素な小さな結婚式を挙げます。
両家の家族だけが集まって食事し、そこで誓いの言葉を述べ晴れて夫婦となった二人はとても嬉しそうです。でも母のスジョンは娘のウエディングドレス姿が見たかったのでは・・・
また、ずっと子供がほしかった長男の嫁ヘジュンが妊娠します。
今度は産婦人科で診察するまで誰にも言わないでとユンジェに念を押すヘジュンです(笑)
ヒョンジェたちの結婚式でもお腹がすいて食欲旺盛のヘジュンがミスをする姿が可愛く映っていました(笑)

43話
ヒョンジェとミレの結婚式が終わり、ひょんなことから三男スジェと本部長ジョンフの二人が飲みに行くことになりましたが二人にはユナが好きだと言う共通点があります。
スジェはユナは元気ですか?と聞くと、元気だよ、よく会っていると答えるジョンフですが、別にユナさんとは付き合っているわけではないと言い、きっと、まだスジェさんのことが好きなんだと思うと言います。二人はなぜか乾杯をします・・・
そのユナは久しぶりに実家に帰りますが、「ナ・ワンジュを告発します」というビラが家の外に貼られていたのです。弟のワンジュは既婚者と付き合っていて、その夫が怖い人で1億ウォン払えと言っています。
ユナに恩がある三男スジェは兄のヒョンジェに依頼を頼むのです。兄は大変な時に助けることが弁護費用だとスジェに伝えます。追い込まれているユナはスジェの兄の弁護を受け入れます。
また一方で、イ家では「結婚プロジェクト」では三男スジェ(ソ・ボムジュン)は人生につまずきましたが、兄たち二人が一気に片付くとは本当にうまく解決したもんだと笑顔が絶えません。
ところが、ある日、祖父ギョンチョルと父ミノ(パク・サンウォン)とスジョンが昼食を食べることになり、祖父は息子と娘3人で食事が出来て今死んでも悔いはないと喜びますが、一人残された母ギョンエ(キム・ヘオク)は寂しい気持ちのまま、手作りのすいとんを一人食べるのです。
帰ってきた夫に3人だけでお寿司を食べるなんてと自分だけがのけ者にされたことに腹を立て、私は一人で涙のすいとんを食べたのよと喧嘩腰になります。

44話
三男スジェに今夜飲まないか?と誘いの電話が本部長ジョンフからあります。
なぜか急に接近し会う二人ですが、スジェの方が数か月早い誕生日だったので、序列をはっきりさせようと言ったジョンフはショックを受けますが(笑)仲の良い従兄弟同志になりました。
この日、酔ったスジェはジョンフを家に泊まらせますが、祖父も父のミノも喜んでいます。
ところが母のギョンエ(キム・ヘオク)は義理の家族ができて、料理を作ったり気を遣うことばかりで、この年でこんな大変な思いをするなんてと、ちょっとお疲れ気味です・・・
でも、祖父は両家の付き合いがあることが嬉しくてしかたありません。
そんな時兄二人の嫁たちがイ家にきて、ヘジュンは母ギョンエ(キム・ヘオク)にお小遣いをミレは素敵な花柄のワンピースをプレゼントされ母は嬉しそうです(笑)
また一方で、結婚した長男ユンジェと次男ヒョンジェは以前と違って、結婚後はちょっとした何気ない言葉が気になり、おなじように振る舞っても結婚前と後で取り方が違ってきて兄弟と嫁たち4人の間で小さな喧嘩がはじまり寂しさが湧いてきます。両親、嫁、親戚などを挟んで悩みが増えますが、本当に家族って難しいし、これが結婚なんだと実感する次男ヒョンジェです(笑)

45話
家で面白くないことがあった母ギョンエ(キム・ヘオク)は長男ユンジェたちの家に行きます。
夕食を食べていないという母はラーメンとキムチとお酒をちょうだいといって、ユンジェとワインを飲みます。ヘジュンはお父様と喧嘩したんですかと聞くといつも私だけ腹を立てて終わりよと言いますが、スジョンのことで祖父と夫にムカついているのです(笑)
そして、夫のミノが母を迎えに行き、祖父も二度と家出するなと言います(笑)
そんな母ギョンエ(キム・ヘオク)は嫁たちから「お義母さまから可愛がられたい」と言われています。嫁のヘジュンはミレに「私たちは異常な嫁だわ、普通の嫁は姑と距離を置きたがるのに、私たちは愛されようと必死だわ」と言い、どっちがより愛されるか勝負しようなんて笑いあっています。結局、母ギョンエは幸せな姑なんですよねぇ~
また一方で、三男スジェのせいで足を怪我したユナは仕事が終わるとスジェが迎えにきます。
部屋に着いたユナは申し訳なく思わないでと言いますが、スジェはユナがつらいのはイヤだと言いいますが、そんな時、ジョンフがユナの部屋に焼肉を届けに来ました。
ジョンフはやっとユナと友達のようになれたのに元カレの登場じゃ、これ以上何もできやしないと言いますが、スジェは「僕は元カレで今カレとは違う、僕らは同じだ」と言うのです。

   

46話
ミレは産婦人科で妊娠していることが分かり、実家の祖母と母に報告しにいきました。
また、ヘジュンも同じく妊娠5週に入り、超音波写真を見ながらユンジェは泣いています。
この二組の夫婦が週末にイ家で子供が出来たことを報告することになりました。
祖父はひ孫が二人も生まれるなんて、めでたいことが一気にやってきたと喜んでいます。
ところが、長男ユンジェのところは男のユンジェがつわりになり(笑)、ヒョンジェのところは普通にミレがつわりで困っています。
つわりがひどいミレのために実家の母スジョンはおかずを作り届けますが、そこへイ家の母ギョンエ(キム・ヘオク)もおかずを作って届けに来たのです。
イ家の母ギョンエは「スジョンさんもやっぱり普通の母親ね」と思い、スジョンは「別の日に来ればよかった」とそれぞれ心の中でつぶやきます・・・
二人の母は話すネタがなくただ笑っているだけで、そろそろ帰りましょうかと意見が合うのです。
一方で、今日は、ユナのお迎えにジョンフが行きます。
二人は途中でスーパーマーケットに寄りますが、そこでギョンエ(キム・ヘオク)は二人を見かけますが、「ジョンフとユナがなぜ一緒に?」と疑問に感じます。
家に帰った母はスジェに今日見た事を話すのですが・・・

47話
健康診断を受けた母スジョン(パク・ジヨン)は健康診断センターの医師から肝臓ガンが見つかったと診断結果を受けます。
ガンが大きくて手術しても十分な肝機能を残せない恐れがあり、今は移植が唯一の治療法だと言われ、夫のジノンは泣き崩れます。
家に帰り、夫のジノンは祖母と息子のジョンフにスジョンが肝臓ガンで、できるだけ早く生体肝移植をするほうがいいと言われ、家族にドナーがいればすぐに手術できると涙を流しながら話します。
母スジョンは翌日に父ギョンチョルに会いますが病気のことは黙っていて、今私とやりたいことはなんですか?と問いかけます。
また、娘のミレが実家にやってきて、母スジョンに子育てを頼むつもりでしたが父が結婚したなら総菜も子育ても自分でやるように強い口調で話します。
何も知らないミレは父の冷たい言葉に結婚したんだと実感する出来事でした・・・
また母スジョンもミレのことは可哀そうに思い、再会した父にはやっと会えたのにまるで苦痛を与えるために再会したみたいで悲しくつらいのです。
また一方で、ユナはスジェとジョンフ、二人のおかげで病院と仕事に行けましたと言って、食事をご馳走します。ところが、ジョンフの様子がおかしいことにユナとスジェは気になります・・・
その後、息子のジョンフと父のジノンは母スジョンの肝臓移植の検査を受けますが適合しなかったのです

48話
ミレは実家に帰りますが、その時祖母の口から「あなたの母はガンだって」と聞かされます。
ミレはそんなの嘘よと言って倒れ込みますが、父は仕方なく母の状態や治療方法をすべて話すことになりました。
母はミレに今はお腹の子供のことを考えるように言いますが、ミレは私が妊娠さえしてなければ肝臓を提供してあげられたのにと涙を流します。
一方母のスジョンはイ家の兄であるミノに電話をかけ会うことになり、「父がお世話になって」と言うと「父が私と暮らしてくれてるんだ」と笑顔で答えます。
スジョンは今も十分尽くされていますが父をよろしくお願いしますと再度言います。
一方、三男スジェは最近母のギョンエがユナに会ったことを知ります。
母は「一生会いたくない」とユナに言ったけど、怪我したことやスジェが成長する姿を見て、ユナに申し訳なくて、道で会ったら挨拶くらいはしようと言いに行ったと話します。
スジェとユナの二人はお互いに少しずつ成長して変わってきましたが、1つだけ変わっていないのはユナに対する気持ちで、それだけは変わっていないのです。
この気持ちをユナに伝えたスジェです。
そのスジェは清掃会社の社長から我が家の2号店をだすのでスジェに引き受けてほしいと話がきました。仕事で認められたスジェはやっぱりイ家の両親の子供ですね・・・

49話
スジョンの肝臓ガンのことを父ギョンチョルに隠していましたが、とうとう病気のことが分かってしまい、父のギョンチョルは娘のスジョンが死んだら自分も死ぬと言って涙を流します。
娘の異変に気付かなかったことを悔やむ父は急に意識を失って救急車で搬送されますが、点滴で回復し家に戻りました。
両親に相談もなく次男ヒョンジェ(ユン・シユン)がドナー検査を受けますが、母ギョンエは可愛い我が子の身体を傷つけるなんて、私が病気でもドナーになるのは反対だと怒っています。
ところが、ヒョンジェはドナー検査に適合し、家族と話し合い気持ちが決まり次第、移植の準備に入れると医師から話がありました。
ところが、母スジョンはその気持ちだけで十分だと言って、ヒョンジェのドナー移植を断ります。婿のあなたを危険な目に遭わせられないと・・・
また、祖父ギョンチョル(パク・イナン)はドナーが見つかったが提供者はヒョンジェだと父ミノから聞かされますが、喜ぶわけにも喜ばないわけにもいかんと複雑な気持ちになります。
ドナーになると決めたヒョンジェは母ギョンエに会いに行きます・・・

50話(最終回)
両方の母がドナーに反対します。だからヒョンジェは二人の母を説得しないといけないのです。
そんな時、肝臓ガンのスジョンが家で倒れて病院で検査を受けますが、だいぶ肝機能が低下していて入院します。
父ミノ(パク・サンウォン)もスジョンも養子だったので血のつながった家族がずっとほしかったのです。そして我が子の大切さも分かるのでスジョンはヒョンジェのドナーを断っています。
そんな父ミノ(パク・サンウォン)は息子のヒョンジェに「ドナーになるのは正直心配だったが、今までそうだったようにお前の選択を応援する」と言って肩をたたきます。
そして、反対していた母ギョンエ(キム・ヘオク)も今は応援するつもりだと祖父ギョンチョル(パク・イナン)に話します。そして、母ギョンエがスジョンを説得します。
手術の日が決まり、祖父ギョンチョル(パク・イナン)は目に涙をいっぱい溜めて、ただヒョンジェの手を握るだけです。そして、手術は無事に成功しました。
一方、また付き合うことになった三男スジェとユナに「大事にしてあげて、でないと4か月上の兄でも許さない」とジョンフはスジェに伝え、「心配するな」と答えます。
そして、スジェの2号店も順調に走り出しました。
一方、お腹が大きくなったヘジュンとミレは3ヶ月の産休を取ります。
それぞれの夫は出産前の妻を献身的にサポートし、励ましています(笑)
そして、本作のラストはイ家、ヒョン家とお互いの家族たちも打ち解けて仲良くなり、両親たちは祖父ギョンチョル(パク・イナン)の80歳になった傘寿のお祝いを計画しています。
ところが祖父の傘寿を祝う会の途中で、ヘジュンとミレに陣痛が起こり、会場は大パニックになります(笑)
イ家の祖父ギョンチョル(パク・イナン)が「平凡な日々が一番幸せなんだと思える」という言葉が全てを語るそんな心温まるドラマでした。 おわり





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韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい」あらすじと感想、3兄弟の結婚事情

2023-07-03 | 韓ドラ は行、ひ



韓国ドラマ「ヒョンジェは美しい」あらすじと感想、最終回。
恋愛にも結婚にも無関心だった3人の兄弟が、両親から提案された「最初に結婚する者にマンションを渡す」という言葉に「マンションが手に入るなら!」とパートナー探しが始まるホームラブコメディーです。2022年作品、全50話、自己最高視聴率は第50話の29.4%、大ヒットドラマ。
長男役は「愛はビューティフル人生はワンダフル」のオ・ミンソクさん、次男役は日本でも人気のユン・シユンさんですがドラマ「緑豆の花」も良かったです。三男役は新人のソ・ボムジュンさんで本作に出演してから主婦層からも支持を受けているようです。演技力もあり私も気になっている期待の新星です。
イ家の3兄弟の恋模様にやきもきしながらも真実の愛を見つけていくのが本作の見どころの1つですが、とにかく、40歳過ぎの長男カップルのボケとツッコミのコミカルな笑いが大ウケです。
更に、このお二人の安定した演技は見ていて安心感があり、このカップルは最高でした(笑)
そして、次男ヒョンジェ(ユン・シユン)と三男スジェ(ソ・ボムジュン)の恋愛は、彼女たちの行動が予想とは異なり、その恋の行方にも注目です。
イ家の祖父や父や母もお馴染みのベテラン俳優さんが勢揃いし、笑いあり涙ありの素敵な3世代の家族模様を見せてくれます。
劇中、父親のミノ(パク・サンウォン)が妻のギョンエ(キム・ヘオク)に「お前はいつもお義父さんの味方だな」と言うと「お義父さんがいつも私の味方だからよ」と夫に言い返します。
このシーンのセリフが強く感銘を受け、胸にグッときました。いい言葉ですよね!
また、次男ヒョンジェ(ユン・シユン)の相手役で結婚詐欺に遭ったミレ(ペ・ダビン)の家族のヒョン家の家族模様も丁寧に描かれていき、どちらの家族も親たちの「養子」が重要なポイントになっていて、それぞれの家族のエピソードなど見どころが満載で、最後は視聴者を幸せな気分に満たしてくれるドラマです。
本作は様々な問題に巻き込まれるような逆境サクセスの激しいドロドロ感が全くない疲れないドラマで、若手俳優さんとベテラン俳優さんの複雑に絡み合う人間関係がバランスよく描かれていました。 何といってもあのキム・ヘオクさんが普通の母親を演じていましたから・・・(笑)
またはじめ「ヒョンジェは美しい」のタイトルのヒョンジェは、女性の名前かと思いましたが、ヒョンジェは次男役のユン・シユンさんが演じる名前だったので、タイトルの意味が分かりませんでしたが、最終回で「現在、今が美しい」という意味だったことが分かり納得しました。

・前半(1話~25話)    
・後半(26話~50話 最終回)← こちらから 
あらすじ(ネタバレあり)
1話
イ家の長男ユンジェ(オ・ミンソク)は39歳の歯科医、次男ヒョンジェ(ユン・シユン)は36歳の離婚専門弁護士、三男スジェ(ソ・ボムジュン)は公務員試験を準備中と息子たち3人は結婚していません。
ある日母のギョンエ(キム・ヘオク)は知人の結婚式で「全員未婚なのはあなたのところだけよ、お金がいくらあっても今が不幸なら意味がないわ」と友人たちに嫌味を言われ、更に「親が強く言わないと子供たちは結婚しないわよ」とまで言われてしまい、ご機嫌斜めで長男の歯科医院を訪ね顔を見るなりぼやいてきます・・・
次に母のギョンエ(キム・ヘオク)は次男ヒョンジェ(ユン・シユン)のマンションに夫のミノ(パク・サンウォン)と向かい、「早く結婚しろ」と言いますが、次男ヒョンジェは料理も上手だし部屋も綺麗になっているし、まぁ~女性は必要ないかなぁ~(笑)と、感じるような完璧な青年です(笑)
その次男ヒョンジェ(ユン・シユン)は結婚詐欺に遭ったと言う依頼人ヒョン・ミレ(ペ・ダビン)と喫茶店で会うことになります。
その、ヒョン・ミレが婚姻の取り消しをしたいという相手の男性パク・ジュニョン(イ・ヒョンジン)は子供がいることを隠していたのです。更にミレとは絶対に別れないと言う、最低な男だったのです。

2話
ミレ(ペ・ダビン)は母スジョン(パク・ジヨン)が紹介した弁護士ではなく自分が選んだ弁護士のヒョンジェ(ユン・シユン)を再度訪ね、弁護の依頼をお願いするのです。
相手は手強い親子ですんなり引き下がるはずがないと分かっているミレは相手の嘘を証明するものがほしくて、証拠集めのために嫌いな夫に会いに行くのですが、ストレスもたまり、実際に訴訟となると気持ちがイライラとすべてがつらいミレです。
一方、イ家の祖父ギョンチョル(パク・イナン)も周りからひ孫の話をされて、3人の孫が結婚して早くその子供が見たいと寂しい気持ちになり、息子のミノ(パク・サンウォン)をお酒に誘うのです。
その祖父ギョンチョルはある事情で生き別れになった自分の娘ジョンウンをずっと捜していて、いつも失踪者支援センターに顔を出しています。
母ギョンエ(キム・ヘオク)と父ミノ(パク・サンウォン)の二人は寂しい思いをしている祖父のためにも子供たちが結婚するように仕向けようとします。
そして、家族会議を開くという親たちの突然の呼びかけに兄弟たちは何事かと驚きますが、父のミノが本日の案件は、「結婚プロジェクト」だと話し、「半年以内に結婚相手を連れてきた者にマンションをやる」と伝えますが、三男は「オッケー、その話に乗った」とそのプロジェクトに一番で参加すると乗り気です!

3話
父ミノ(パク・サンウォン)は息子たち3人に「結婚プロジェクト」は3人とも参加でいいな?と問いかけます。長男と次男はこんな理屈に合っていない不合理なことを何故するのか?というような感じなので、三男は「じゃあ、マンションはいただき!」と手をたたいて喜びます(笑)
母のギョンエ(キム・ヘオク)も「三男スジェの不戦勝になるわね」と子供たちを追い込んでいきます(笑) そのあと、兄弟3人で話し合いをするのですが・・・
結局、3人の息子たちは「結婚プロジェクト」に参加することになりました。
さっそく、歯科医の長男ユンジェ(オ・ミンソク)は仕方なく、婚活アプリに登録します。
また一方で、ミレ(ペ・ダビン)は夫から「結婚を条件に自分の母親が事業資金を出すと言っているから、3か月後に離婚して家の売価の半額をくれてやる」と呆れるような言葉を聞き、身勝手な男だど更に激怒します。
そんなミレは弁護士のヒョンジェ(ユン・シユン)が結婚していると思い、お世話になっているお礼に奥様にとプレゼントを贈りますが、彼が独身だったことを知ります。
一方、法律事務所の代表で次男ヒョンジェ(ユン・シユン)の先輩のヘジュン(シン・ドンミ)は
兄ユンジェ(オ・ミンソク)の歯科医院に通うことになり、ユンジェに一目ぼれします。
先輩のヘジュンは次男ヒョンジェ(ユン・シユン)に兄ユンジェの電話番号を聞きますが、兄は「変わっている人だから、適当に断れ」と言うのです(笑)

4話
次男ヒョンジェ(ユン・シユン)は依頼人のミレ(ペ・ダビン)の「訴えの取り下げも示談もしない」という強い意志のミレが、次第に気になり始めていきます。
一方、ミレの夫の母親から「そろそろ親の出番でしょう」と電話を受けたミレの母は義母を連れて会いに行きますが、相手の上から目線の態度に義母は頭にきて喧嘩腰の言葉になり、相手の母は「こっちからお断りです」と、すごい剣幕で席を立っていきます。ミレにとっては良かったかも(笑)
義母はミレの母に「あなた一人では勝てなかった、私はああいう女を散々見てきた、私はあなたが好きなの」と思いやりのある心強い義母です。さすが貫禄あるミレの祖母でした。
そして、ついに相手の夫が婚姻の取り消しに応じることになりました。
ヒョンジェ(ユン・シユン)は「意外とあっさり引き下がったんだな」と、彼女にとってはやっと自由になれて良かったことです。
また一方で、三男スジェ(ソ・ボムジュン)がイ家に突然、彼女ユナ(チェ・イェビン)を連れてきます。スジェはマンションがほしくて偽装結婚を計画し、彼女役のユナに3000万ウォンの提案をします。スジェは公務員試験を諦めて、両親を騙して事業をしようとしています。

5話
ある日、次男ヒョンジェ(ユン・シユン)の事務所に元恋人のヨンウンが訪ねてきて、離婚訴訟の依頼を頼みに来ます。 ヒョンジェは「他にも弁護士はいるだろ?」と言いますが、「勝ちたいの」と彼女は伝えます。今、私に必要な人は信じられる人よ、私だって本当は来たくなかったと言い、子供たちを奪われたくないと辛い本音を打ち明けます。
そんな時、長男のユンジェ(オ・ミンソク)から電話があり、三男スジェ(ソ・ボムジュン)が結婚相手を今家に連れてきていると言いますが、次男ヒョンジェは早すぎるからそれは詐欺だと思うと言うのです。さすが、三男の心が読める次男ヒョンジェです(笑)
イ家の祖父と両親はユナが明るい子で気に入っていますが、でも・・・勝者が三男のスジェとは意外な結果だったと母は嬉しそうに話しています。
でも父は、スジェがマンション獲得に向け一歩リードしたということだよと公平にしようと親たちは何だかんだとても嬉しそうです。
一方で、長男ユンジェ(オ・ミンソク)は法律事務所代表ヘジュン(シン・ドンミ)と婚活の女性の二人から食事に誘われ、今モテ期に入っていますが、本人は何にも分かっていない様子です(笑)

6話
三男スジェ(ソ・ボムジュン)は友人からスポーツジムを引き継ぐことにしますが、権利金が3000万ウォンのうち先に1000万ウォンを払うことになります。
ところが、どう工面しようか悩んでいます。
一方、弁護士の次男ヒョンジェが急に先輩の法律事務所代表ヘジュン(シン・ドンミ)代わりに「生活法律」というテレビに出演することになり、ミレはヒョンジェの家でスーツを選ぶことになります。 パーソナルショッパーのミレは彼のスタイリングを任され二人は急接近するようになりました。 収録後、疲れたしまったヒョンジェは手伝ってくれたミレをお酒に誘いますが、ミレは弁護士ヒョンジェのお役に立てたことが嬉しくて仕方ないのです。
また、ヒョンジェの方も今日一日一緒に収録したことで親しくなりミレが頭から離れないのです。
その後、ミレの婚姻の取り消しの判決がでます・・・
一方、長男ユンジェ(オ・ミンソク)も結婚相手を見つけるテレビ番組の出演を承諾し、大学時代にやっていた特技のドラムを再度習い始め番組で披露するようです(笑)
ところが、そのテレビ出演が急きょ無くなります・・・?! どうして?誰かが邪魔を?(笑)

7話
変な噂でテレビ出演がダメになった長男ユンジェ(オ・ミンソク)は法律事務所代表ヘジュン(シン・ドンミ)を食事に誘いますが、その原因を作った張本人がヘジュンなのに(笑)
何も知らないユンジェは酔ってしまい「家には帰らない」と騒ぎ、仕方なくヘジュンは自分の家に連れて行くことになりました。
翌日家に帰った長男ユンジェはさっそく母から「昨夜はどこで何してたの?」と外泊を褒めるのですが、本当は嬉しそうな母です。
一方、次男ヒョンジェ(ユン・シユン)もミレと婚姻の取り消しの判決がでたお祝いにレスランで食事をすることになりましたが、お互いに今まで良い恋愛をしてこなかった過去を話します。
ミレは「でも今回イ・ヒョンジェ弁護士は信じられました」と本音を話します。
一方、三男スジェ(ソ・ボムジュン)はローンを組んでジムの契約をするつもりで、友人と「譲渡契約書」に判を押します。これでスジェがジムのオーナーになりました。
恋人役のユナも家族たちに好かれていて、この先、この偽装結婚がバレた時が心配です。

8話
ミレのヒョン家では母のスジョン(パク・ジヨン)が養子だったことを一緒に住んでいる義母のジョンジャは知りません。母スジョンの母は義母ジョンジャから信頼されているスジョン(パク・ジヨン)が養子だったということを隠してそれがバレることをとても恐れています。
母のスジョンは「養子だから何なの?隠す必要なんてない」と育ててくれた母に言いますが、絶対に義母には言っちゃダメと言って、スジョンを心配します。
たしかに、余計な波風は立てなくていいと思う心情は分りますし、あの頑固一徹で家系にこだわる義母ジョンジャが今まで騙されていたことを知れば軽蔑することも分かる気がします。
そして、母スジョン(パク・ジヨン)の母は、ヒョン家との同居を断ります。
これに対して、イ家の父親ミノも養子という設定になっていますが、こちらは家族全員が知っていることで、ミノの父ギョンチョル(パク・イナン)とはとても仲の良い親子の信頼関係が築かれているのが救いです。
また一方で、婚姻の取り消しが成立し会社を立ち上げたミレは次男ヒョンジェ(ユン・シユン)の法律事務所に挨拶に行きますが、そこでまた離婚訴訟を依頼しているヒョンジェの元恋人ヨンウンと再会します。
その元恋人ヨンウンはヒョンジェに積極的な態度を見せ、ミレに対抗心をむき出しにします。
また、長男ユンジェ(オ・ミンソク)は前回の失態を謝りたくて、ヘジュン(シン・ドンミ)を食事に誘います。帰りにユンジェが「時々連絡しても?」と聞くと「ダメです。頻繁に連絡を」と
言い返します(笑)

9話
イ家の母ギョンエ(キム・ヘオク)は長男ユンジェ(オ・ミンソク)のテレビ出演がダメになったことが気になって、その理由が知りたくて我慢できません。
結局、三男の彼女ユナ(チェ・イェビン)に電話して食事して気持ちを落ち着かせたのですが、家に帰ると夫からは「私に当たらずユンジェ本人にぶつけろ」と言われてしまいます。
番組がボツになった本人に直接聞けるわけがありませんよねぇ(笑)
また、仕事先を探していたユナはヒョン家が経営しているポンフードに就職が決まりました。
合格が嬉しかったユナは一番最初にスジェの母ギョンエに報告し会うことになりますが、母はユナに就職祝いに洋服を買うと言うのですが、困ってしまうユナです・・・
ユナは皆を騙していることに罪悪感を感じていますが、どうすることもできないのです。
一方で、今日はミレが立ち上げた会社「キリングカラー」の開業式の日です。
祖母は部屋を見てちょっと狭いわねと言いますがミレは小さく始めて大きく育てると笑顔満点、やる気満々でエンジン全開です。
家族だけのお祝いでしたが、ミレにとってはとても嬉しい出発になりました。
また、次男ヒョンジェ(ユン・シユン)は裁判の日に「離婚は通過点だ、人生が道なら離婚は石につまずいて転ぶことだ、転んだら立ち上がってまた歩けばいい」と元恋人ヨンウンに話します。
裁判が終わり、元恋人ヨンウンから一杯だけ飲もうと誘われたヒョンジェは一杯だけだぞと念を押しますが、飲みに行くのは彼女にまだ未練があるのかなぁぁ?と勘違いされますよね・・・

10話
ミレは次男ヒョンジェに「好きです」とハッキリ本音を告白しますが彼は「すみません」と言い、「どういう意味ですか?」と問いかけると「僕の問題です」と答えます。
ヒョンジェは愛が信じられず、愛に臆病なんだと言い、僕も好きだけど、それが愛なのか分からないって、どういうこと?まったく、いい大人がいう言葉でしょうか?(笑)勇気を出して告白した彼女が可愛そうになるシーンでした。
そんなミレは法律事務所代表ヘジュン(シン・ドンミ)の家に次回の収録時に着る衣装を持っていきますが、二人は好きな人がいて片想いだということで盛り上がります。
一方、イ家では親たち3人で結婚プロジェクトの報告会で揉めています。
母は結婚相手を連れてきた三男スジェを先に結婚させようとしますが、祖父は式場に先に入った者が勝ちだと言い、父は母にスジェをやけに推しているのがおかしいと言い、意見が食い違う親たちは、ペースが速いお酒になりそうです(笑)
息子たち3人も次男ヒョンジェの家に集まり、三男スジェは、兄貴たち医師と弁護士なら、この先一人でも大丈夫だから、僕を推すと約束してくれ~~と頼み込む三男スジェです。
ところが、ヒョンジェは慎重になれ、人生は短いようで長いんだ、結婚して失敗したら一生頭を抱えるぞ、「俺は離婚弁護士だ」と助言を与えると黙りこんでしまう三男スジェでした・・・(笑)

11話
一方、皆がみている前でキスをして、自分たちの本当の気持ちを確かめあった三男スジェ(ソ・ボムジュン)とユナ(チェ・イェビン)の二人は、本当に好きになってしまったのです・・・
スジェは本当に結婚しようと言いますが、ユナはそれでも結婚する気はないと・・・
家に帰ったスジェはさっそく母ギョンエ(キム・ヘオク)から「結婚はまだなの?早くユナの家族と顔合わせしましょう」と言われます。
一方、長男ユンジェ(オ・ミンソク)はヘジュン(シン・ドンミ)の運転で高速をつかいウォルミ島の遊園地に行きます。
遊園地は子供が遊ぶところでは?というユンジェに「子供の頃は父が入院していて遊べなかったんです」と言いながら、はしゃいでいるヘジュンは食事の時もお酒をたくさん飲んでいます。
結局、帰りはお酒を飲まなかったユンジェが運転して帰るのですが、道に迷ってしまいます。
どうにか、夜中の2時にはヘジュンのマンションの駐車場に着きましたが、このままユンジェを自分の車で帰る様に言い、車を預けます。これは明日も会える彼女の作戦でしょう・・・
翌日、ユンジェは「僕を好きですか?」と聞きます・・・「知らなかったんですか?」と問いただすと「まさか、あなたが年下の僕に好意を持つとは思わなかった」と・・・(笑)
一方、ミレは離婚訴訟で負けそうな自分の顧客キム・ヨンジャが死のうとするのを次男ヒョンジェの協力を得て救います。この時、ヒョンジェは一緒にいた元恋人ヨンウンの「行かないで」と止めるのを振り払ってミレを助けに行ったのです。



12話
告白した法律事務所代表ヘジュン(シン・ドンミ)は交際は重荷だけど会いながら、お互いを知っていこう」とユンジェから言われ、「プチ恋愛」をすることになりました。
全く、何様なの、おまけに「気軽に連絡してください」なんて年下男に言われるヘジュンでした。
一方、母ギョンエ(キム・ヘオク)に協力してもらい結婚すると言う三男スジェ(ソ・ボムジュン)に対して、長男のユンジェは僕に好きな人ができたらどうなの?と言い、三男スジェに傾いた勝者の状況を少し揺さぶってやると言い、祖父と父を喜ばせます。
そばでそれをみて、困惑する母と三男スジェでした・・・
一方、元恋人ヨンウンの裁判が終わった帰り道で、冷めたことを言うヒョンジェに「ある人にも言われた」とヨンウンに言います。それってミレさんでしょう、私の勘は鋭いから、でも忘れないで、必ず邪魔してやるからと怖いことを言う元恋人ヨンウンです。
ところが、ヨンウンがついた嘘からヒョンジェはミレが好きだということが分かったのです。
ミレに分かったんです、「あなたが好きです、本心です」と正直な愛の告白をします。
ミレは突然私を好きだなんて、信じられないと言いますが、突然ではなくミレさんが僕の中にずっと沁み込んでいたんです、交際しましょうとやっと伝えることができました。

13話
次男ヒョンジェ(ユン・シユン)はミレを車で家まで送ります。
こうして、二人の交際1日目がはじまりました。
翌日、ミレは母に手伝ってもらいながら、お昼のお弁当作りをしますが、料理が得意な次男ヒョンジェの味見は超~うるさかった~(笑) これでは彼女に嫌われてしまいそう・・・
ということは、イ家の息子たち3人は全員恋人ができたということになりますが、マンションは誰の手に渡るのでしょうか? 急に家の中が賑やかになりますね!
イ家では、長男ユンジェと祖父、次男ヒョンジェと父、三男スジェと母、というように、それぞれ二人同士が気が合う、3つの組み合わせになっています。
祖父は長男ユンジェに「男は迫力だ、グッと引き寄せろ」スジェに勝てるぞと意見し、父は次男ヒョンジェに「お前が結婚できないと思っている母さんの鼻を明かしてやりたい」と二人は楽しそうにお酒を飲んでいますが、父はヒョンジェの彼女はどんな子だろうか、とても気になっています。
そして、三男スジェと母は結婚したらもらえるマンションの下見にユナを連れていきますが、ユナは母と仲が良いことはいいことですが、これが偽装結婚だとバレたことの恐ろしさを考えた事があるのでしょうか? ユナは本当にいい子なんですが、この大胆さが分からない・・・

14話
イ家の祖父ギョンチョル(パク・イナン)は息子ミノの車を借りて、妹とヨガで知り合ったジョンジャ(パン・ジョンジャ)の年寄り3人で海辺に魚料理を食べに行きますが、ミノの車をぶつけてしまいます。 食欲が失せたというギョンチョルに対して女性陣二人は「たかが車をぶつけただけで食欲が失せるなんて」といって、さっさと食堂に入っていきます。
このおばあさん二人のお気楽な性格についていける人はいないと思いますが、そんな時息子のミノから電話がかかってきます・・・
また一方で、イ家では家族会議がはじまり、親たちは結婚プロジェクトが成功したと喜び合っていますが、3人に恋人ができたためにルールについて再度検討することになります。
状況が変わり、もう一度話し合うという親たちに三男スジェだけは面白くありません(笑)
兄たちは人生最後まで分からないと言ってからかうのですが、更にマンションを懸けたこの勝負を終わりにしようとまで言ってきます。
三男スジェは急いでミレのところに行き、二人は結婚式を挙げる計画を立てます。
お金がかからない結婚式をするために、スジェはジムで式を挙げようと考えます。
一方で、祖父は息子のミノ(パク・サンウォン)に内緒で車を運転して事故を起こしたことがミノにバレてしまい怒られるのですが、祖父は子供に気を使っている自分が嫌だったと言い、暗い雰囲気になってしまいます。
息子のミノにとって運転を反対するのは祖父のためなので、つい怒ってしまうのです。
祖父もまた、息子のミノが心配すると思って、言えなかったのでしょう・・・

15話
息子のミノは父親の祖父に感情的になり過ぎて怒り過ぎてしまったことを謝りに行きます。
祖父も私も同じだと言い、歳を重ねると感情を制御するのは難しいことだし、この家の家長はお前だから、お前の方が強いと言い、弱くなった自分を改めて認識するのですが、そんな時、母のギョンエ(キム・ヘオク)が気遣って、お義父さん3人で一杯飲みましょうと部屋に入ってきます。
こんな素晴らしい家族愛を作った祖父ギョンチョル(パク・イナン)が立派な人なんですね!
また、父親のミノが妻のギョンエ(キム・ヘオク)に「お前はいつもお義父さんの味方だな」と言うと「お義父さんがいつも私の味方だからよ」と言い返します。
このセリフっていいなぁと心にグッときました。
その母ギョンエ(キム・ヘオク)は三男スジェの彼女ユナに電話して、新婚生活に必要な家具を見に行きましょうと誘います。
この偽装結婚がバレたときの母の怒りを考えると恐ろしいですが、ユナもお母さんに憎まれるのが怖いと言います。この若いカップルの周りを傷つけても平気な行動が理解できません。
一方、長男ユンジェ(オ・ミンソク)カップルも自転車デートをし、ユンジェは一人自転車をこいでクタクタで、次男ヒョンジェのカップルもミレに運転を教えながらドライブをエンジョイしています。兄たちカップルはまぁまぁ~先に進んでいるようです。

16話
イ家の父ミノ(パク・サンウォン)は母ギョンエ(キム・ヘオク)にユナのことだが、結婚は人生の一大イベントとも言える、親同士だけでも会っておくべきだ、勝手に式を挙げるのはどうかと思うと話します。 母は公務員試験も合格しそうにない三男スジェを好きでいてくれるユナが好きで可愛いくて、仲良くなりたくて仕方ないのです。
そして、最近はユナの方も自分を信じてくれている人を騙すのがつらくなり、自分の考えが甘かったことを知るのです。お金のためだったなんて言えないユナです。
翌日、母とウエディングドレスショップに行き、純白のドレスを着たユナは急に「お母さん、私、やっぱり、結婚できません」と泣き出すのです。
一方、それに比べ、長男ユンジェと次男ヒョンジェは燃えるような恋がはじまっています。
また一方で、ヒョン家のミレの母チン・スジョン(パク・ジヨン)は毎日義母の前で「努力します」ばかり言い続けておかしくなりそうだと夫に話します。
いい人なのは分かっていても我慢も限界で、自分の母の同居を断られてから、何でもないことに腹が立つのです。相当なストレスが溜まっている母ですが、あの義母様ですからねぇ・・・

17話
ウエディングドレスショップで結婚できませんと泣き出したユナを見て、母は三男スジェに「ユナ一人に結婚準備を任せて不安にさせているでしょ?」と責めます。
「ごめんね」とスジェが謝ったから許してやってくれる?と母はホッとするのです。
その後、母はスジェに結婚を急がないでユナに考える時間をあげた方がいいと言い、混乱したまま結婚するのはよくないと母は冷静になります・・・
一方、ミレはヒョンジェが急にお店に訪ねてきてビックリします。
彼が気を使っているようで、まるで仕事みたいだと言います。
ヒョンジェはそういう性格だし、彼女の不安を解消したくて、会いに来てるのですが・・・
お互いが思っている恋愛の速度って、難しいですね。
その弁護士ヒョンジェ(ユン・シユン)にテレビ番組を担当するドラマの脚本家キム・ユジンがヒョンジェを好きになり積極的に迫ってきます。
でも、このころはヒョンジェも彼女がいることを正直に話すようになり、ミレに好かれようとイベントまで用意する努力がみられるようになります。愛の力ってすごい!
ところが、単純で鈍感な長男ユンジェのところは彼女のヘジュン(シン・ドンミ)が「プチ恋愛は本当に気が楽でいいわ」と嫌味を言ってイライラしていますが、それでも女性の心が何も分かっていない長男ユンジェです(笑)

18話
ヒョンジェ(ユン・シユン)は偶然お店で出会った脚本家のキム・ユジンにミレを「僕の彼女です」と紹介します。キム・ユジンはまさか?という顔をしますが、「みてなさい、絶対にモノにしてやる」と言って、ますます闘志を燃やしてきます。
ヒョンジェはミレとのデートの帰りに近所に住んでいる先輩弁護士のヘジュンの家に寄って、二人でチキンを食べながら、「先輩、ところで、彼氏にいつ会わせてくれるんだ?」と問いかけます。
まさか、相手の彼氏が自分の兄のユンジェとは思いもよらずに出た言葉ですが、ヒョンジェは本当に先輩はいい男と付き合ってほしいと願っているのです・・・(笑)
一方、長男ユンジェは今日もヘジュンを食事に誘いますが、いつも自分が食べたい庶民的な食堂に連れて行きます。
そのお店で、ユンジェは「本当に僕に冷めたの?」と聞いてみますが、その時、ヘジュンにテレビ関係者から「カップル作り」に出てほしいと出演依頼の電話があります。
ユンジェは実は僕も出演予定だったけどボツになった、情報提供のせいでとヘジュンに告げ、「僕と交際してるならハッキリ断らないとダメだろう」と言いますが、彼女は「正式なカップルじゃない」と大喧嘩になってしまいます・・・(笑)  ところが、翌日・・・

19話
「終わりにしたい」と言うヘジュン(シン・ドンミ)に長男のユンジェは「無理だ、会わないなんて・・・静かにして」と言って、いきなりキスをします。
やっと、「プチ恋愛」から、本物の恋愛に進んだ二人です。
ところが、いい雰囲気だったのに、そこにヒョンジェから電話がかかってくるのです・・・(笑)
また一方で、三男スジェはジムの最後の残金を振り込み、友人のチャンヨルから領収書を受け取ります。
スジェは震えると言いますが友人のチャンヨルはこんな小さいジムごときで震えるなと言い、多店舗展開を目指せと言います。すぐに、商店街の賃貸契約書はどうなる?と聞くと建物のオーナーに連絡しておくと言いますが、彼女のユナは詐欺ではないと思うけど、その友人のチャンヨルを疑ってしまうのです。
でもユナは「おめでとう、夢はきっとかなうわ」とメールを送ります。
一方で、長男ユンジェの噂がガセネタだったと分かったテレビ局は、また改めて「カップル作り」の40代以上専門職特集に主演してほしいとお願いにきます。
せっかく、練習したドラムを是非とも披露してくださいと必死に頼み込みますが、「ダメです、実は彼女が出来たので」と即答で応えます・・・
一方で、ミレの母スジョン(パク・ジヨン)は最近人が変わったような態度をとるようになりました。  自分を育ててくれた、施設にいる母の病気が進行していて、母が亡くなったら自分は一人きりになってしまう寂しさを感じています。
夫は今でも実の両親を捜すつもりはないのか?と聞きますが、子供を捨てるような人たちとは会いたくない、この話はやめてと強い口調で話します。

20話
次男ヒョンジェの家の近くにヘジュンが住んでいるために長男ユンジェは弟ヒョンジェの家に居候しています。もちろんヒョンジェは何も知らないし、母も息子二人のために食事のおかずをたくさん持たせるのです。そんな時、長男ユンジェの彼女はヘジュンだと次男ヒョンジェに電話がかかってきますが、「僕は誰よりもあの二人を知っている、交際は絶対にありえない」ときっぱりと言います(笑)そして、この話を長男ユンジェにしますが、「僕が思うに、この地球上で一番似合わない二人だ、ゾッとする」と話しながらユンジェの前で爆笑しています。
そして、次男ヒョンジェは「結婚プロジェクト」はなかったことにしょう、兄さんを結婚させるために親の老後の家を犠牲にできない、兄さんに結婚の可能性があるなら、返すのが筋だと言い、三男スジェの彼女ユナって子も何か怪しくないか?と兄のユンジェに迫ります。
また、次男ヒョンジェは彼女のミレに今日の午前中に祖父母のお墓参りに行ったことを話し、イ家の家族の歴史について、自分の父ミノは養子なんだと話します。
その夜、ミレは母スジョン(パク・ジヨン)にこのことを話しますが、自分も養子だという母は「嫌なの、自分を見ているようで、思い出したくもない」と言い、嫌な感じがしてならないのと不安になります。
また一方で、ジムを引き継いだ友人のチャンヨルが突然引っ越したと母ギョンエ(キム・ヘオク)から聞かされた三男スジェは一瞬だけ友人のチャンヨルを疑ってしまいますが自分だって親を騙しているのですぐに怖気づいてしまうのですね。



21話
長男ユンジェは彼女ヘジュンの家でラブラブな時を過ごしていましたが、そこに次男ヒョンジェがいつものように軽くやってきます。 急いで別の部屋に隠れた長男ユンジェでしたが、もう~こんなバタバタして隠れるなんて耐えられないと嘆く二人です(笑)
また一方で、ユナのパティシエの夢を応援したいという上司で本部長ジョンフは美味しいパン屋さんを見つけているユナに自分もお店を捜して早朝並んでパンを買ってきます。
上司で本部長ジョンフはミレの弟ですが、どうやらユナのことが気になって仕方ないようです。
もちろん、スジェという彼氏がいることを知っていますが・・・
一方、イ家では恒例の家族会議が開かれ、次男ヒョンジェは兄さんと僕に彼女ができたから、「結婚プロジェクト」は破棄しようと話します。 お金は自分で稼ぐものだし、自分で稼いでこそ守ることも出来ると言うと三男スジェは兄たちに今更不合理だと言われてもと言って席を立とうとしますが、祖父が私は続けるべきだと思う、そうじゃないと真剣だった三男のスジェがバカをみることになると言うのです・・・
その三男スジェはジムを引き継いだ友人のチャンヨルに何度も電話をかけますが、つながりません。すぐにジムに向かうとそこには別のジムのオーナーがいたのです。
スジェは親友に騙され詐欺にあったのです・・・

22話
偶然、次男ヒョンジェが兄のユンジェに紹介した素敵なレストランで、4人がバッタリ鉢合わせします(笑)そこで・・・交際が分かってしまった2組のカップルですが・・・
お互いに「マジであり得ない、この二人が交際だなんて」「あなただってそうよ、そっちこそ私を騙していたのね」と、言い合いになりますが、次男ヒョンジェの「プチ恋愛の相手が先輩か?」と絶対にありえないと言ってあきれ返っています。「ヒョン、本当に結婚するのか?」と気が動転するほど驚く姿に爆笑でした(笑)一気に食欲が失せた次男ヒョンジェでした・・・
家に帰ったヒョンジェは兄のユンジェに「先輩のどこがよかったの?」と聞くと、「成熟しているところ」と答えますが、それより交際がバレたんだ、早く家に帰れとあおり立てます(笑)
次男ヒョンジェの家を追い出された兄のユンジェは実家に帰りますが自分の部屋に親戚の子がいたので、彼女のヘジュンの家に行きます。
一方、ユナは三男スジェに何度も電話しますが、やっと、繋がったスジェの様子が変だと感じます。 そして、スジェを裏切った友人のチャンヨルから「もう分かっただろ、本当にごめん、金は必ず返す、捜さないでくれ」とメールが届きます。
スジェは兄の弁護士のヒョンジェに友達の話として相談に行きますが、警察に届けを出せばヤツは捕まえられると返事が返ってきました・・・
何も知らないユナはスジェのジムのオープン祝いに何か贈ろうとジムに見学に行きますが、そこでスジェが詐欺に遭ったことを知ります。

23話
スジェは母ギョンエ(キム・ヘオク)から、近所だった友人のチャンヨルの話を聞きます。
チャンヨルの母が事業を広げて失敗し借金取りが家に押しかけて夜逃げしたと言うのです。
ユナはチャンヨルを一緒に捜そうと言いますが、スジェは後は僕に任せろと言い、ユナにすまないと謝るのです。
今日は私が送ってあげる、いつも送ってくれたからと言って、ユナはスジェをいろいろ励まし勇気づけます。でも負い目を感じているスジェは優しくされるより非難された方がいいというのです。
そして、ユナはお金は戻らないものだと受け入れた方がいい、今回大切なことを学んだと言います。そして、家族に話してバカな詐欺を終わらせましょうと言いますが、スジェはプロジェクトを続けると・・・ 翌日、ユナはスジェの母を訪ね、「スジェと私の結婚は・・・嘘なんです」と
とうとう、真実を話すユナです。
また一方、ヒョンジェたちはWデートをすることになり、計画を立て、郊外に行って、テントを張って料理をするとか、いろいろ考えています。まぁ4人の中で計画を立てられるのは、ヒョンジェだけですから・・・頼りになる弟なんです!
ところが、当日は、仕事仲間である先輩のヘジュンとヒョンジェは仕事の延長のようでキャンプ場で喧嘩ばかりですが、何だかんだ2カップルは楽しいラブラブな時間を過ごします。

24話
ユナはスジェの母ギョンエ(キム・ヘオク)を訪ね、「申し訳ありません、この結婚はすべて嘘なんです、マンションのお金が入ったら私に1億ウォン、スジェは残りのお金でジムを経営することになっていました」と母に真実を打ち明けます・・・
母は「それであの時結婚できないと言ったの? この話を私にする理由は?」と聞くと、スジェが詐欺に遭い、引き継ごうとしたジムのオーナーが権利金を手に行方不明になり権利金のお金はローンを組んだことも正直に話します。そして母は「なんてひどいことを」と言ってがく然とします。
母は「ただじゃおかない」と言って、スジェにすぐに電話しますが、なかなか電話にでません。
翌朝、スジェが家に帰ってこなかったので、母は心配して夫と祖父に全てを話します、そして、スジェも憎いけど、ユナはもっと憎いと怒りの感情を隠せません。
祖父と父と母の3人は「まさか、結婚プロジェクトを悪用するなんて」と言って、私たちが軽率だった、大金を賭けて競わせるのが間違っていたと後悔の念に駆られる3人です・・・
ところが、スジェは次男ヒョンジェのところにいました。
愛する我が子に裏切られた母のギョンエ(キム・ヘオク)は「本気で死にたい」とスジェの前で、強い口調で話します。
祖父と父は「なぜ?こんなことをしたのか?」それが聞きたいと言うのです・・・

25話
祖父はユナが勇気を出したおかげでこれで済んだと言い、家族会議を開いて自分たちが蒔いた種を我々で解決し、今までのことを整理しようと言います。
祖父は「結婚プロジェクト」は取りやめる。父はスジェの詐欺は我々にも原因があり10億ウォンもの物件が手に入ってバレても家族なら許してくれるというスジェを我々がダメにしたと話します。
スジェは家族たちの前でも「ユナは悪くない」とかばいますが、その後「これ以上僕に関わるな、お前は幸せになれ」とユナに別れを告げます。
更に母ギョンエ(キム・ヘオク)はユナを呼び出し「純粋で明るいユナが好きだった、でもね、やっぱりあなたが理解できなくてダメなのよ、心が拒否するの、一生会いたくない」と今の気持ちを正直に伝えるのです。
一方、次男ヒョンジェ(ユン・シユン)はミレ(ペ・ダビン)の母スジョン(パク・ジヨン)と顔合わせをします。堅苦しい雰囲気の中、母は「ミレが恋愛するのは早すぎると思う、時間をかけて親しくなるのがよいかと・・・」とヒョンジェに忠告します。
そして、次男ヒョンジェはミレの母が、自分を嫌っていると感じるのです。

・後半(26話~50話 最終回)← こちらから





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韓国ドラマ「ビックマウス」あらすじと感想、イ・ジョンソク除隊復帰作で弁護士を

2023-02-14 | 韓ドラ は行、ひ

韓国ドラマ「ビックマウス」あらすじと感想、最終回。
最近、IUとの交際を認めたイ・ジョンソク君の除隊後初の主演ドラマとして注目され、初共演となる少女時代のユナちゃんと夫婦役を演じたドラマ。
イ・ジョンソク君とIUの熱愛報道を記事で見た時、あまりピンとくるものがありませんでしたが、久しぶりのビッグカップル誕生なので、最後までゴールインするといいですね!
本作は三流弁護士のチャンホ(イ・ジョンソク)が、ある殺人事件の弁護を依頼されたことから、濡れ衣を着せられ刑務所に入ることになり、数々の事件に関わってきた天才詐欺師「ビッグマウス」にでっち上げられるのです。
妻の安全のためにあえてビッグマウスになりすまし巨大な悪と戦うことになるチャンホ(イ・ジョンソク)ですが、平凡だった男からカリスマ溢れる天才詐欺師「ビッグマウス」へと変貌していくイ・ジョンソク君の迫真の演技と痛快な復讐劇に注目です。
また、本作も脇を固める俳優さんたち、チェ・ドハ、コン・ジフン、ヒョン・ジュヒなど個性が強い俳優さんたちが勢揃いしてドキドキ感がたっぷり味わえ、悪か味方か?視聴者をグイグイと引き付ける重要な役割をしていました。
また刑務所内のシーンが多くイ・ジョンソク君はずっと囚人服ですが、ある時、妻のミホ(ユナ)も騙すような、私の夫は本当はあの「ビックマウス」なの??と思わせるような緊張感あるシーンがあり、ちょっとやきもきしました・・・(笑)
更に、「ビックマウス」を中心に組織があり意外な人物たちが何人もビッグマウスのボスに仕えていたことはドラマに弾みをつけ面白さか増してきました。
また、イ・ジョンソク君とユナちゃんは夫婦役なのでラブシーンはありませんでしたが、刑務所にいる夫と共に組織の陰謀を暴いていく妻のユナちゃんは、責任感の強い看護師であり、ある人には天使のような存在でした。そんなユナちゃんをイ・ジョンソク君が相手役にオファーしたようです。
身を粉にしてユナちゃんが家族のために奔走する姿を見て、ユナちゃんのラストの結末は賛否両論、意見が分かれると思いますが、結果スカッとイ・ジョンソク君が復讐出来たことは気分よく爽快でした。
高視聴率だったイ・ジョンソク&ユナの新境地となる「ビッグマウス」、良かったですよ!

あらすじ(ネタバレあり)
1話・2話・3話・4話
チャンホ(イ・ジョンソク)の人生の目標は仕事に成功して愛する家族と幸せに暮らすことですが、現実は詐欺にあい借金地獄で妻のミホ(ユナ)に頭が上がらない弁護士です。
お金もコネもないチャンホ(イ・ジョンソク)は裁判で負けてしまい、無能なのに口だけは達者だと、ついたあだ名が「ビッグマウス」(笑)
そんな時、チャンホ(イ・ジョンソク)に九川市長チェ・ドハ(キム・ジュホン)から「刑事訴訟の依頼です」と電話がかかってきます。
九川市長チェ・ドハは九川大学病院殺人事件の関係者は全て自分の知人です、交通事故が起き、トランクの中から内科のソ教授の遺体が発見され、その場にいた外科教授のハン・ジホと弁護士のイ・ドゥグンと財団理事長の息子チョン・チェボンの3人が現場で逮捕されましたが3人とも疑われる動機があります。
そして、3人が九川市長チェ・ドハに弁護士を頼みますが、すでに裁判官にも話を通してあり無罪は確定なので、無能でこちらのいうことを聞く弁護士を頼むと依頼されたと言います。
チャンホ(イ・ジョンソク)はそれは弁護士でなくて役者が必要ということですか?と問いかけ、一旦断りますが、九川市長チェ・ドハは「私は真実を追求したい、そして3人と縁を切りたい」と話します。
チャンホ(イ・ジョンソク)はつまり助けるふりをしながら二重スパイになれということですかと問いかけると、「まずは有名になれ」と冷静な態度で説明します。
チャンホ(イ・ジョンソク)は3人の面会に刑務所に行きますが、証拠のドライブレコーダーは外科教授のハン・ジホの妻が持っていて、共犯者がもう一人いることを知り、九川市長チェ・ドハに電話で伝えます。
そして、証拠のドライブレコーダーを手に入れたチャンホ(イ・ジョンソク)はもう一人の共犯者が新聞社の社長コン・ジフンだと知り、彼の別荘を訪ねますが、彼の口からは誰がどのように傷つくか考えろ、さっさと消えろと軽くあしらわれるのです。
その後、チャンホ(イ・ジョンソク)は体調に異変が生じ、交通事故を起こします。
ところが、目を覚まし退院する時に警察がやってきて、麻薬使用で逮捕されます。
妻のミホ(ユナ)は信じているから気持ちを強く持って、分かったわねと元気づけます。
そして、最も凶悪で危険な九川刑務所に収監され、今まで数々の事件に関わってきた希代の天才詐欺師「ビッグマウス」だと作り上げられ、検察はパク・チャンホ(イ・ジョンソク)が「ビッグマウス」だと発表します。
それはチャンホ(イ・ジョンソク)の事務所から金塊や現金、麻薬や銃など相当な金額の物が出てきたのです。九川刑務所に収監されている犯罪者たちは裏社会の帝王「ビッグマウス」が弁護士のパク・チャンホ(イ・ジョンソク)だと知り驚くのです。また、九川市長チェ・ドハも同じく驚き、新聞社の社長コン・ジフンは「ビッグマウス」に騙された大金を取り返すために必死になります。
ところで、誰がチャンホ(イ・ジョンソク)の事務所にこれほどの大金を隠し、通報したのでしょうか? そして、内科のソ教授は誰に殺されたのでしょうか? 
また一方で、妻のミホ(ユナ)とミホの父親で事務長のコ・ギグァンと友人弁護士キム・スンテは、今回の事件を整理した結果、レストランの店員がチャンホ(イ・ジョンソク)のコーヒーに麻薬を入れて、ドライブレコーダーはなくなり、内科教授の殺された原因となった論文からまずは捜す準備をします。
そして、看護師の妻のミホ(ユナ)はソ教授の論文を調べるために九川大学病院に就職します。
また、死にたくて仕方ないチャンホ(イ・ジョンソク)はここで一番悪質な殺人鬼はパク刑務所長だと悟り、脱獄を図り射殺されるように仕向けます。
この悪質なパク刑務所長は受刑者たちからお金を巻き上げ、その額で階級を分けている最悪な刑務所長です。
そして、お金もコネもない受刑者たちは奴隷と変わらない仕事をされられています。
また一方で看護師の妻ミホ(ユナ)は九川大学病院に就職しますが、初日から実力を試されるいじめに合いますが、本人は受けて立つわと言って強気の態度をみせます。
そして、ミホは病院の怪しい体制に気づき、それが死んだソ教授の論文と関係があるのか更に詳しく調べるつもりでしたが、そんな時、友人弁護士キム・スンテから離婚届をチャンホから預かったとミホに渡します・・・そして、激怒したミホは離婚届を破り捨てます。
そのチャンホは刑務所内で何度も危ない危機に合いますが、妻のミホや義父などの家族を守れることは自分が「ビッグマウス」になることしかないと知るのです。
ところが、本当にパク・チャンホ(イ・ジョンソク)があの天才詐欺師「ビッグマウス」なのか?と疑問に思った新聞社の社長コン・ジフンはチャンホの正体を暴くために刑務所に面会にやってきて、ある質問をして罠にかけます。チャンホは九川市長チェ・ドハに助けを求めます。

5話・6話・7話・8話
新聞社の社長コン・ジフンの賭けに勝ったチャンホ(イ・ジョンソク)に大金が入り、刑務所内で、だんだん「ビッグマウス」としての頭角を現していきます。
本当に「ビッグマウス」のような態度のチャンホには、人を惹きつける強いカリスマを感じるほどです。
そして、チャンホはビックマウスしか知らないことを答え、彼を知っている証人は毒殺され、刑務所内で対立する者たちも不審死で亡くなっています。
チャンホが本当のビックマウスなのでしょうか??
そんな中、九川市長チェ・ドハがチャンホの面会にやってきて、自分の方がチャンホに操られていることを感じ、「私をこの争いに巻き込んだ理由は何だ?お前は何者だ?どこからが嘘でどこまでが計画だ?」と強い口調で問い詰めます。
チャンホはただ悪を退治するだけで、私を手伝うか選択してくださいと静かに話します・・・
九川市長チェ・ドハはすぐにミホ(ユナ)を呼び出し真実を話しますが、ミホはチャンホがビックマウスを演じているだけだと主張します・・・
ミホは夫のチャンホが自分までも騙しているのか少し心配になります。
そして、チャンホがいる刑務所の医療ボランティア活動に参加し、チャンホに面会しますが、刑務所内で特別待遇を受けているチャンホに疑問を感じます。
チャンホはミホに刑務所内にいる本当の「ビッグマウス」からカードでメッセージ届き、操られていると真剣に話します。
本当のビックマウスはチャンホをビックマウスにするために任務を与えながらテストしているから利用価値がなくなった瞬間にチャンホは殺されると言い、ヤツの正体を絶対に暴いて見せると言います。
また、ミホにソ教授の論文は、十字架のペンダントの女が持っていると電話があり、いろいろ調査しますが、チャン教授が持っていることが分かりました。
また、チャンホは「ビッグマウス」からのカードメッセージを受け取る教会の場所に監視カメラを仕掛けますが、なんとその場所に現れたのはチャンホを慕っている受刑者のジェリーだったのですが、彼は「ビッグマウス」ではなかったのです。
逆にチャンホが偽物の「ビッグマウス」だと知り、本物に会わせてほしいと頼むのですが、そんな時、ジェリーに新聞社の社長コン・ジフンが面会に来ます。
それは、チャンホを精神病院に監禁するためにジェリーに近づいて来たのです。
そして、チャンホは自分を慕っていたジェリーの裏切りによって精神病院へ送られてしまいますが、そこは 九川病院の関係者が関わっていたのです。
食事や水も飲むことが出来ず、ひどい無気力状態に陥る注射や次に自白する薬もうたれるのです。コン・ジフンはお前が騙し取った金はどこに隠したと問い続けますが、チャンホは知らない、覚えていないと答え、気絶します・・・
そんな中、精神病院で火災が起き、消防署がすぐに駆けつけますが、その中にジェリーがいて、チャンホを救い出すのです・・・なぜ?と、思いましたが、ビックマウスの指示だとジェリーが言い、別の車でチャンホを逃がします。
また一方で「トランクの中からソ教授の遺体が発見され、加害者が存在しない珍しい事件が起きました」驚くべき情報提供者が衝撃の真実を語りますと事件をとことん追求するチャンネル登録数が80万人のニュースメンタルが告発動画を流しますが提供者はミホたちです。
その後、ソ教授殺害事件の裁判をリアルタイムでライブ発信しますが、なんと「ビッグマウス」が情報提供することになります。

       

9話・10話・11話・12話
「ビッグマウス」であるチャンホは裁判の流れをすべて先に読んでしまうほど、戦略とアリバイなどの内容が筒抜けなんですが、九川市長チェ・ドハが弁護士として雇ったときに資料を渡してあったのですね(笑)
ソ教授殺害事件の真相を暴いたチャンホは自分は「ビッグマウス」ではないと主張し、自身の嫌疑にはどんな切り札を出すのか世間は注目しています。
そして、チャンホはまた刑務所に自ら戻りますが、それは「ビッグマウス」を捕まえるためでした。
そして、チャンホは「論文に対するヒントが欲しければ明日の夜8時に教会で会おう」と「ビッグマウス」を呼び出しますが、そこに現れたのは意外な人物で、チャンホは彼を信用することが出来なかったのです・・・
チャンホは彼にビッグマウスに伝えろ、お前が直接来いと、そして家族への手出しやふざけたマネをしたら論文に関する真実は永久に闇に葬られると強気の態度で出ます。
ところが、妻のミホがチャンホがいる刑務所の医務室に看護師として志願して、受刑者から採血した血について調べはじめます。
パク刑務所長はチャンホにビッグマウスから提案があると言い、お前はビッグマウスの正体を我々は論文の内容を知りたいから、クイズゲームをやりながらお互いに欲しい情報を引き出していこうと提案します。ところがその時、受刑者に対する脅迫及び恐喝の容疑でパク刑務所長が緊急逮捕されます。
その後、九川市長チェ・ドハの妻で院長のジュヒが不審な事故に遭い、チャンホはソ教授殺害の共犯はコン・ジフンではなく、九川市長チェ・ドハだと確信します。
そして「ビッグマウス」がチェ・ドハに勝つためには必ずチャンホが必要になると思い、その時、「ビッグマウス」とチェ・ドハを一緒に捕まえると妻のミホに伝えます。
今まで味方だと思っていたチェ・ドハが今度は敵対する側になりますが、チェ・ドハには九川を仕切っているカン会長という大物がいるので手強い相手になり、すべての元はカン会長に繋がっているのです。
その後、チェ・ドハがチャンホにしたように九川市長チェ・ドハの妻で院長のジュヒから麻薬反応がでるのです。チャンホのそばにいる「ビッグマウス」の報復がはじまります。
また、刑務所内ではパク刑務所長に代わって部下だったカン・スチョルが新任の所長になりますが、挨拶で私はランク分けもせずお金も受け取らないと今までの権力に対する上下関係をなくすと言いますが、カン・スチョルは暴力で「ビッグマウス」を捕まえようとするために、チャンホが暴走するなと止めに入ります。
そして、チャンホは前のパク刑務所長にこれが最後だと言って、「ビッグマウス」に夜の8時に教会に来るように伝えます。
そして、とうとうチャンホのまえに「ビッグマウス」が姿を現します・・・
また一方で、九川市長チェ・ドハはチャンホが「ビッグマウス」側に付いたことを知り、チャンホとミホを殺すように新任刑務所長カン・スチョルに指示します。
そして、刑務所内でわざと暴動を起こし、外にもれないようにして殺すつもりでした。
そんな時、チャンホは本物の「ビッグマウス」に会い、自分を生かしておくための方法が「ビッグマウス」になることだったと聞かされ、更に娘を殺したヤツらを捜してそいつらに思い知らせてやるという凄まじい復讐の殺意を「ビッグマウス」がもっていたのです。二人はお互いにある約束をします・・・
その時暴動がはじまり、ミホが危険だと知らされ、すべてに危機を感じたチャンホは刑務所内からコン・ジフンに電話します。
そして、コン・ジフンに本物の「ビッグマウス」と模範囚たちの白血病がNK科学と関連があるのではとミホが苦労して採取した模範囚の血液を渡しますが、そばで見ていた九川市長チェ・ドハは一番欲しかったものをコン・ジフンに奪われてしまったのです・・・コン・ジフンはカン会長に認めてもらえるチャンスをチャンホにもらったのです。
そして、裏社会の帝王「ビッグマウス」を捕まえ、自ら無罪を証明したチャンホの人生が今日から変わっていくのです。
この国で最も有能かつ正義感の強い弁護士として、本物の「ビッグマウス」の弁護を引き受け、法律事務所P&Kに復帰したチャンホは「ビッグマウス」との約束を果たしていくのです。

13話・14話・15話・16話(最終回)
保釈された「ビッグマウス」は古くなった自分のお店の鉄板料理店に戻りますが、その時そのビルで大爆発が起きます。
そして、原因不明の爆発事故で「ビッグマウス」が死亡したニュースが流れます。
チャンホは「ビッグマウス」が作った世界と夢と彼の人生すべてを託されたのです。
そして、「ビッグマウス」は失敗してもいいが絶対に諦めないでくれ、という言葉をチャンホに残していました。
翌日、爆発した鉄板料理店に行くとそこに以外な人物のジェリーがやってきました。
「ビッグマウス」を殺した奴らがチャンホのことも狙っていると言い、チャンホと家族を守るのが俺の任務ですと告げます。
そして、「ビッグマウス」の葬儀に行きますが、そこにはビッグマウスに助けられたという組織の幹部たちが大勢いて、「ビッグマウス」の遺言で次の「ビッグマウス」にチャンホが指名されます・・・また、その組織の中の二番手に友人弁護士のキム・スンテがいたことに衝撃を受けるチャンホです・・・
ところが、チャンホをボスと認めない勢力もいるのです。特に元パク刑務所長ユンガプはチャンホが信用できず敵対し、「ビッグマウス」を殺した九川市長チェ・ドハを勝手に殺そうとして失敗します。
その後、チャンホたちはカン会長に関することから捜査していきますが、急にチェ・ドハの妻で院長のジュヒは自分の病院の秘密の地下研究室を潰し消滅させます。
そこでチャンホはカン会長に近づくために次期市長選に無所属で出馬しますと記者会見を行います。
その後、チャンホはコン・ジフンに連絡を取り、カン会長に会いに行きます。
そして、新しい「ビッグマウス」に脅されていると言い、九川市長の座を私にください、公権力があれば、新しい「ビッグマウス」を捕まえられると主張し、二重スパイになると提案します。
それを知った九川市長チェ・ドハは元刑務所長パク・ユンガプと手を組んでチャンホを殺そうとします。ところが、元刑務所長パク・ユンガプは意外にもチャンホを裏切らなかったのです。
また一方で、カン会長に呼ばれた九川市長チェ・ドハは、あなたがいるその場所は本当は私の祖父とその息子の父と私が受け継ぐものだったと言って、ドハは本当はソンヒョンだったのです。
カン会長はその場で亡くなりますが、チェ・ドハはすぐに遺言書をすり替えてしまいます。
チェ・ドハは自分が殺される前にカン会長を殺したのです。
その後、捏造された遺言書が公開され、チェ・ドハと妻で院長のジュヒが多くを相続したために大騒ぎになります。
腹立たしいコン・ジフンはチャンホに俺にはお前しかいない、市長選を死ぬ気でサポートするから助けてほしいと頭を下げます。そんなコン・ジフンにチャンホはチェ・ドハは実はチョ・ソンヒョンでそれをカン会長に見抜かれて先手を打ったと教えます。
更にカン会長に一人息子のカン・ソングンがいたことを思い出すのです・・・
その後、チェ・ドハは国政進出をやめて市長選に出馬することに決め、チャンホを引きずり落とすことに必死になります。
ところが、そんな時、妻のミホは急性リンパ性白血病と診断され、それも末期だと医師から告げられます。この日は帰ってから夫のチャンホとたくさんおしゃべりして甘えるミホが愛らしく見えました。
16話(最終回)
市長選候補者たちの政策と公約のテレビ討論会がはじまりますが、チェ・ドハの権力が強くチャンホには不利な状況でしたが、そこに証拠をつかんだ妻のミホがNK科学から流出させた放射能の被害者としてテレビ討論会に参加し、夫にも話していませんが、現在私は医師から急性リンパ性白血病による余命宣告を受けた状態だと衝撃的な発言をします。
ミホは養魚場の持ち主から排水管の水がNK科学が無断で廃棄した放射能排水であることを聞き出し、その映像を公開します。
その映像には養魚場は汚染された排水を海に捨てるためのカモフラージュのために作られたものですと明かされます。
テレビ討論会が終わり、妻のミホはチャンホの事務所で「お金はなかったけど幸せだった、あなたをすごく愛しているみたいで自分が死ぬより私がいなくなったあとのあなたが心配」とチャンホに抱かれながら彼への気遣いと不安を感じています。
その後、チェ・ドハは取り調べを受けますが、在宅起訴となり拘束はできなかったのです。
そして、選挙の結果、チェ・ドハが市長に当選します。
そんな時、チェ・ドハがカン会長を殺害したことを知ったチェ・ドハの妻ジュヒからミホにチェ・ドハの架空名義の携帯が送られてきて、裁判で役たててほしいとメモがあり、裁判で証人になると言いますが、夫のチェ・ドハが妻の裏切りを知り、精神病院に監禁し裁判で証言できなくなり、結局、チェ・ドハは証拠不十分で無罪になります。法すらチェ・ドハを止められなかったのです。
裁判後、その場で倒れてしまったミホは病院に運ばれます・・・
「疲れたわ、眠くなったみたい、チャンホ愛している・・・」と静かに囁きながら息を引き取ります。チャンホは「ごめん、幸せだったよ、ミホ」と彼女の手を握りしめて、涙を流します。
その後、チャンホはチェ・ドハがいつも潜水しているプールがあるビルのオーナーになります。
ある日、チェ・ドハが潜水しているプールに行きチャンホは「俺がビッグマウスだ」と言い、「お前が流した放射能汚染水で多くの人が死んだ、同じ目にあうべきだろ」と言い、すぐにチェ・ドハは血を吐きプールに落ちていきます。
これまで潜水を楽しんでいたプールは放射能排水の水だったのです。
そして、悪い奴らを懲らしめる優しい正義のビッグマウスになってほしいと言ったミホとの約束を守り、すべての復讐を果たしたチャンホでした。 終わり

 




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韓国ドラマ「昼と夜」紹介、ナムグン・ミンが警察庁特殊チーム長を熱演

2021-05-23 | 韓ドラ は行、ひ



ナムグン・ミン、AOA ソリョン、イ・チョンアら出演の韓国ドラマ「昼と夜」。
ト・ジョンウ(ナムグン・ミン)率いる警察庁特殊チームが28年前に“白夜村”で起きた火災事件と、現在起きている連続予告殺人事件、2つの事件の謎を追う本格ミステリー!

風変りな刑事ト・ジョンウに扮するのは「ストーブリーグ」「ドクタープリズナー」の演技派俳優ナムグン・ミン。そんなジョンウに好意を寄せる部下のコン・ヘウォンを「私の国」のAOA ソリョンが、流ちょうな英語を話すFBI出身の犯罪心理専門家ジェイミー・レイトンを「VIP」のイ・チョンアが演じる。
さらに「ストーブリーグ」以来、ナムグン・ミンとは2度目の共演となるユン・ソヌや、「愛の不時着」で北朝鮮の軍人役を演じたイ・シニョンほか期待の若手俳優陣も出演! 事件解決の鍵を握る“白夜村”の実態とは……。そして、連続予告殺人事件の真相とは……。豪華キャストによる本格ミステリーに乞うご期待。



(あらすじ)
放送局の記者宛てに届く殺人の予告状。ト・ジョンウ(ナムグン・ミン)率いる警察庁特殊チームはこの予告殺人を止めるべく立ち上がるが、被害者は自殺としか思えない形で死んでおり捜査は難航。そんな中、FBI出身のジェイミー・レイトン(イ・チョンア)がチームに加わり共に捜査を進めることに。犯人しか知りえないことを知っているジョンウに、ジェイミーは不信感を抱き……。

ナムグン・ミンは、伝説を作る優秀そのものの警察庁特殊チームのチーム長、ト・ジョンウ役を務める。ト・ジョンウは寝癖に猫背、子供のようにいつもアメを口に加えているお茶目な姿の裏に、ミステリアスな秘密を持っている人物。ドラマ「ストーブリーグ」「ドクター・プリズナー」「操作~隠された真実」など、さまざまなジャンルで代替不可能な演技力を誇るナムグン・ミンが、本作で見せる爆発的な演技力と強烈な存在感に期待が高まっている。

   

AOAのソリョンは、手段と方法を選ばない熱血警察官のコン・ヘウォン役を務める。コン・ヘウォンは美しいルックスに、言いたいことは全て言わなければ気がすまない性格を持つ、どストレートなキャラクター。チームの中で明るく自信溢れる姿で力、格闘、酒を担当しているが、抜けたところの多い人物。ドラマ「私の国」を通じて繊細な演技力を披露したソリョンは、コン・ヘウォンというキャラクターを通じて、情熱的な姿を見せる。

   

女優のイ・チョンアは、運命のように韓国に帰ってきたFBIの派遣捜査官のジェイミー役を務める。ジェイミーは幼い頃の記憶をほとんど失ってアメリカに養子縁組された人物。韓国の連続殺人事件を解決するために帰ってきた後、28年前の悲劇的な事件に迫り、ストーリーに緊張感を与える。ドラマ「VIP」で堂々とした女性像を描き、自身だけのキャラクターを構築してきたイ・チョンアが、FBI捜査官に変身して見せるガールクラッシュ(女性も憧れる格好いい女性)に期待が高まっている。
 (kstyle)







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韓国ドラマ「VIP」あらすじと感想、高級百貨店ビップチームが舞台

2020-09-10 | 韓ドラ は行、ひ


韓国ドラマ「VIP ビップ」あらすじと感想、最終回。2019年作品、全16話。
ソウルにあるセレブ御用達の高級デパート、ソンウン百貨店のVIP顧客を担当する社員たちの秘密めいた生活を描く最近にしては珍しい大人の恋愛ドラマです。
同じVIPチームで働く夫婦役にドラマ「皇后の品格」のチャン・ナラさんが扮し、「VIPチームの中にあなたの夫の女がいます」というメールを受け取ったことから物語がはじまっていきます。彼女が夫の不倫を疑いながら、その不倫相手が誰なのか誰も信じられなくなる妻の様子が映し出され思わず共感してしまうリアルさ・・・誰が不倫相手なのか、ただそれだけなんですがドキドキハラハラ大きな緊張感が走ります(笑)
またその疑いがある不倫相手の一人でヒョナ役のイ・チョンアさんがこれまでのコミカルで優しいイメージとは違う冷淡な役どころが新鮮でした。
はじめイ・チョンアさんとは気が付かないほどクールな魅力を発揮しています。さすが女優さんだなぁ~と感心しました。
また夫役のソンジュン役にはドラマ「いとしのソヨン」、「耳打ち」、「二度目の二十歳」などのイ・サンユンさんが扮し、今まで真面目な役が多かった彼が裏では人目を避けて不倫する悪い男を演じ、ちょっとがっかりさせられる驚きがあります。そして夫ソンジュンもまた妻には明かせない大きな秘密があるのです。
また本作はデパートの様々なVIP顧客が登場しそれに対応するVIPチームの奮闘ぶりも見どころの1つになっています。わがままな顧客のユニークで一種独特な世界がのぞけます。
ただ本作は妻のジョンソンと夫のソンジュンの名前が似ていてややこしかった・・・(笑)

あらすじ(ネタバレあり)
ソウルにあるソンウン百貨店のVIPチームに勤めるジョンソン(チャン・ナラ)。ここは上流階級の顧客だけを担当する職場でチーム次長として働くジョンソン(チャン・ナラ)は仕事も充実し、同じ職場のチーム長を務める夫のソンジュン(イ・サンユン)と平凡ですが満ち足りた生活を送っています。
ところがある夜、ジョンソン(チャン・ナラ)の元に「VIPチームの中にあなたの夫の女がいます」というメールが届きます。夫ソンジュン(イ・サンユン)の潔白を信じたい妻のジョンソンですが、チーム内には同期で親友のヒョナ(イ・チョンア)、ワーキングママのミナ(クァク・ソニョン)、そして契約社員から抜擢された新人のユリ(ピョ・イェジン)など、VIPチーム内に疑わしい女性の存在がちらつくのです。
そしてVIPチームの女性たちはそれぞれにある事情を抱えています。とうとう妻のジョンソン(チャン・ナラ)は疑問を感じる夫のソンジュン(イ・サンユン)に「あなた浮気してないわよね?」と聞いてしまうのです。翌日急に会社で会食会があり、夫の浮気を疑う妻のジョンソンは帰りに夫ソンジュンの乗るタクシーを尾行すると、着いた場所はホテルだったのです。
電話すると夫は副社長と一緒だと嘘をつくのです。妻のジョンソン(チャン・ナラ)は「まさか本当に女がいたの?」と真剣に問いつめますが、夫のソンジュン(イ・サンユン)は「終わったんだ」と答えます。
絶望感に包まれ心が打ちのめされる妻のジョンソン。そしてジョンソンはVIPチームの女性たちを疑いの目でみるようになります。
妻ジョンソンは夫もその女も死んでしまえばいいと思うほど夫を憎みます。それだけ夫を愛していたのですね。また夫のソンジュンも「一度だけ俺に機会を与えてくれないか?」と妻に真剣にお願いするのですが、妻は「もう失ったわ」と泣き崩れます。
また一方、VIPチームのミナは子供の世話を押しつけて飲み会に行く夫に怒りを募らせ家を出ていく決心をします。
そして出世したいミナはマーケティングチームへの異動を希望しペ・ドイル理事に近づいていきます。また一方VIPチームのヒョナ(イ・チョンア)の母親は借金を抱えヒョナにお金を借りに来ますが、その借金取りがヒョナの会社にやってきます。
その夜2人きりでオフィスにいた夫ソンジュンとヒョナを見て2人の関係を疑うジョンソン。ヒョナは母親が借金を抱えていることを告白するのです。
ジョンソンは「なんで私に相談しなかったの?」と言いますが、ヒョナは「そういうあなたこそ私のこと信じているのか、どうなの?」と言わてしまうのです。
ジョンソンはヒョナに夫ソンジュンが浮気しているらしいと話します。それを聞いたヒョナはソンジュンとユリの姿を見かけて追いかけようとしますがヒョナを引き止めるチャ・ジノ代理。彼は先輩であるソンジュンを何かとフォローします。
ヒョナはソンジュンに愛人との関係を早く終わらせるべきだと忠告します。一方、妻のジョンソンは浮気を告発するメールの発信者を特定するために調査を依頼するのですが発信元がナ・ジョンソンになっていました。
また、ジョンソンには自分たち家族を捨てて別の男と暮らすと家を出ていった実の母がいます。ところがその母が夫のソンジュンにお金を借りに来てその場で突然倒れてしまい入院することになりました。
前にもお金をせびりにきたことがありジョンソンはそんな母が許せないのです。まぁ~韓国はいつもいつも親の借金が問題になり子供たちは大変ですね。
韓国芸能界でもよく話題になりますが、一般的にごく普通の出来事なんでしょうね。



愛人の存在を知らせるメールが携帯に届いたことを夫のソンジュンに話すジョンソン。
「忘れようとしたけど逆に考えがもっと大きくなり、その女に対して知っておかないと」と言います。
妻のジョンソンは毎日疑うのはやめようと思いつつもその思いが止まらず頭がおかしくなりそうなんです。結局、自分に問題があったのでは・・・と・・・だからその女を知りたいと思うのです。そして、夫のソンジュンは家を出ることにします。
ソンジュンが防犯カメラの映像を調べていると知り、チーム内に愛人がいることを疑う妻ジョンソンは、ミナとユリにメールを送り真実を確かめようとします。
メールに反応してオフィスに現れたミナを見て、ミナが愛人なのだと考えるジョンソン。ティフォーネ展の準備中もジョンソンはミナに厳しく接するのです。また、ユリと副社長は噂がありますが、その会場で副社長の妻と鉢合わせしたユリは、副社長の妻に皆の前でワインをかけられ、悔し涙を流します。
その日の夜、ジョンソンと話し合う約束をしていた夫のソンジュンは、「今日だけ会ってください」というメールを見てユリの家に向かうのです。
浮気相手は新入社員のユリだったのです。後半、妻のジョンソンは浮気をしていた夫ソンジュンから離婚を切り出され、苦しいくらい彼を許せないのです。
妻は「終わらせるかどうかは私が決める」と言います。一方、副社長夫人がユリにワインをかける動画が拡散し世間を騒がせますがペ・ドイル理事に頼まれて動画を撮影したミナは、副社長を陥れるために利用されたことを知りがく然とします。そして副社長は記者会見を開き、ユリが愛人ではなく婚外子であることを公表するのです。
その後、妻のジョンソンは夫の車のドライブレコーダーから浮気相手がユリだと確信します。そして副社長夫妻との食事会に参加したソンジュンとジョンソン。その席にはユリも参加していますが、妻のジョンソンはその席で夫とユリが愛し合っている仲だと暴露します。
ところが、ユリとの関係は終わったと副社長に告げるソンジュン。そんな時ユリの母が亡くなり心の支えをなくしてしまったユリを見てソンジュンはユリを守っていこうと思い、二人でユリの母の葬儀を終えるのです。別れないことを副社長に告げたソンジュンは、その代わりに正式に離婚し、きれいに整理してからユリと会うように副社長に注意されます。
ところが妻のジョンソンは「私離婚しないから、一緒に地獄に行こう」と夫を苦しめます。
そして副社長の娘だったユリが課長に昇進し誰もがむなしさを感じています。ジョンソンは夫ソンジュンの復讐のため新しく社長になった副社長の姉ハ・テヨンと手を組んで副社長とソンジュンに対抗していきます。そしてジョンソンはチーム長を任されます。
社長側のVIPチームと副社長側のプレステージチームと特別に組んで仕事をすることになりました。
早いはなし2チームで戦うと言うことです。殺伐とした雰囲気はまるで戦場のようです・・・
ジョンソンたちは未婚者のための慈善パーティーを開くため、敏腕仲介人を訪ね情報を集めます。その後、妻のジョンソンはその仕事の流れから夫ソンジュンと副社長のある秘密を副社長夫人から聞きます。
その借名株式と不倫を一緒にバラせばソンジュンもユリも一緒に崩れると夫人に言われます。またジョンソンはソンジュンが愛人の子であることをソンジュンの母親に聞かされます。
ジョンソンは、本当に自分は夫のことを何も知らなく結婚したこの10年は何だったのか胸に穴が開いたようなむなしさを感じるのです。
また一方、今回の慈善パーティーで自分が企画したジュエリーの売れ行きが好調で手ごたえを感じるミナですが、終わりが近づき会場で酔った顧客にジョンソンがからまれて階段から転落して意識を失ってしまいます。
すぐに救急車が到着しますが、ソンジュンが救急隊員に「私が夫です」と言って一緒に車に付き添って行きます。その姿を複雑な思いで見送るユリです・・・
最終回、
ソンジュンとの離婚を決意したジョンソン。そんな時、ソンジュンとユリのスキャンダル写真が公なり、副社長が20万株の借名株式を保有していることが告発されます。ジョンソンは夫のソンジュンがどん底に堕ちればスッキリすると思っていましたが、自分の心はそうではなかったのです。これからどこに向かって、誰に向かって怒ればいいのかも分からないのです。
ジョンソンは自分が見たい夫ソンジュンの姿しか見てなかったのかもしれないと考えます。
また、夫ソンジュンは今ここで自分のすべてが終わって良かったと思っているのです。
もうここで止まらなければいけない時が来たことを実感します。
そしてソンジュンと一緒にいても幸せになれないと思ったユリは別れを切りだします。
「私からあなたを振るのよ」と言って・・・
また、妻のジョンソンもソンジュンに「憎しみだけが残るには、あまりにもいろんなことがありすぎたわ、私たちもうやめよう」と言って、離婚届けを手渡します。
また、いつもジョンソンを見守ってくれていた女性陣たちのミナは三男を出産しました。
ヒョナもチャ・ジノ代理と一緒に暮らすことになり皆に幸せな時間が訪れています。
ある日、久しぶりに再会したソンジュンとジョンソン・・・ジョンソンは「あなたに出会えて良かった、その時間を後悔はしていないわ」と告げます。
ソンジュンは「ありがとう、本当にありがとう」と言って二人は別の方向に歩いていきます。(終)









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韓国ドラマ「ビッグイシュー」あらすじと感想、チュ・ジンモ

2020-09-05 | 韓ドラ は行、ひ

韓国ドラマ「ビッグイシュー」あらすじと感想、最終回。2019年作品、全16話。
本作で主演を務めた後にジンモさんの携帯電話がハッキング被害にあい、ジンモさんと仲が良いトップスター同士のプライベートな内容が流出され、今年韓国芸能界で大きな波紋が広がりました。
このビッグイシューの犯人は逮捕され、ジンモさんも直筆の手紙で深く謝罪しましたが、今も大きな恐怖感に苛まれているのでしょうか?次回作等ジンモさんの近況がなかなか伝わってこないのが心配です・・・
本作は 元エリート報道カメラマンと冷酷で悪名高き編集長がタッグを組み、芸能界の闇を暴こうとする姿を描いたドラマです。一枚の写真のために家族も希望も失い、奈落の底に突き落とされた元カメラマンを時代劇「奇皇后」のチュ・ジンモが扮し、彼をパパラッチとして引き入れる「サンデー通信」の冷酷な編集長にドラマ「美女の誕生」のハン・イェスルさんが登場。
まぁ~本作のハン・イェスルさんもイシューメーカーの女優としてよく韓国芸能記事に取り上げられてますよね~(笑)彼女の意味深なSNSの掲載に関心が寄せられるのでしょうか? 
そんな彼女は劇中、冷酷で執念深いクールな女編集長を演じ、さっそうと身をこなし部下たちに指図する姿は超~カッコいいです。今までとは違うハン・イェスルが見られます。また一方、カメラマンとは思えない危険なアクションでシャッターチャンスを狙うジンモさんも新たな魅力を披露しベテラン俳優なのに更なる挑戦と期待感を魅せてくれます。
でもジンモさんの乱れた長髪と汚い顔のホームレス姿には驚きました・・・さらにその変身したジンモさんを見た現場スタッフたちも「本当にチュ・ジンモなのか?」と感嘆の声を上げたそうです。たしかに今までにない風変わりな役ですよね(笑)でもジンモさんも相変わらず若くてイケメンでウットリ見つめてしまう・・・(笑)他にも登場人物たちの欲望や嫉妬や愛憎が複雑に絡み合い真実や嘘が交錯し、ラストまで予測不能な物語です。
1枚の写真によって、対極の人生を歩みだした二人の運命がまた新たな1枚の写真をきっかけに大きなめぐり合わせがやってきます。果たしてソクジュ(チュ・ジンモ)が撮影した1枚の写真に写し出されていたものは・・・
また劇中、人気俳優役のウノ役で子役出身のパク・チビン君が登場します。相変わらずドラマ「イサン」や「善徳女王」の子役のイメージが強いパク・チビン君ですが、もう立派な25歳の大人になってビックリしました。兵役も終え、イケメンになって戻ってきましたが、月日が経つのが早いなぁ~とつくづく実感する子役パク・チビン君でした・・・(笑)



あらすじ(ネタバレあり)
ソクジュ(チュ・ジンモ)は先天性の心臓病を患う娘セウンを抱えるナラ日報のエリート報道写真記者。
ある日、キム・ヨンセ院長の女優をセクハラする現場写真をスクープしますが娘の治療と引き換えに写真を出さないよう持ち掛けられます。
ところが不正に腹を立てたソクジュは取引を拒絶しますが、問題の女優オ・チェリンが突如記者会見を開き、あの写真は「病院長とは恋人関係だった」と偽の証言をするのです。
そのキム・ヨンセ院長は自殺を・・・その結果ソクジュ(チュ・ジンモ)の写真は意味をなさなくなったうえ、娘の治療も受けられず妻から離婚を言い渡されるのです。
失意のソクジュはアルコール中毒になりホームレスに・・・それから数年後、ソクジュ(チュ・ジンモ)は偶然「サンデー通信」編集長のスヒョン(ハン・イェスル)と出会い、彼女のチームにパパラッチとしてスカウトされます。娘の治療費を稼ぐため、ソクジュは再びカメラを手にすることになりますが・・・実はスヒョン(ハン・イェスル)こそが、かつての記者会見を仕組んだ人物だったのです。
そのころ、ペク・ウノ(パク・チビン)という人気俳優が映画の撮影中に倒れます。ソクジュ(チュ・ジンモ)は俳優スクープ担当の第3チーム長のヘジョンと同じチームになります。人気俳優のウノ(パク・チビン)が遺伝の病気だという情報を受け病院で張り込んだソクジュたちは、スクープを「週刊スター」に奪われてしまいます。しかしソクジュは「週刊スター」の写真がヤラセであると気付きます。
一方、スヒョン(ハン・イェスル)は、ウノは兵役逃れの仮病だと確信していました。そのためサンデー通信総出でウノが歩ける姿を撮ろうと張り込むのですが、ソクジュがウノの歩く姿を撮ることに成功します。
そして、ソクジュはヘジョンのチームに入ってから、パパラッチとしての手腕を発揮し、誰もが驚くような写真を撮り始めますが危険を冒しても写真を撮るのは娘を救いたい一心であるのです。「サンデー通信」は見返りに娘セウンの心臓移植のための措置をしてくれる約束ですが、20歳になるまでセウンには接近禁止の条件がありました。
なぜ?と思いますが、ソクジュ自身にも恐れられる存在の「サンデー通信」ということなんです。そんな時、チェ・ソヒという新人女優が性接待をしているという情報をサンデー通信が入手します。
相手がナム・ジンソク検事のため「サンデー通信」のチョ代表は引き気味ですが、スヒョンは取材を続け、ソクジュが現場を張り込み写真を撮ることに成功し、スヒョンはソヒの話をすべて記録し頼れるのは自分の意志だけだと言い聞かせ、ナム検事と戦う決意をします。その後逮捕されるナム検事。
また一方で、「サンデー通信」はソクジュの娘セウンの心臓移植をわざと遅らせています。それは移植が成功して、ソクジュが「サンデー通信」を辞めたらいい腕を持つ替わりがいないからです。でも、それをソクジュが知ったらひどく激怒するでしょうね・・・

後半、「サンデー通信」のスクープチームは、女優との噂があるアン・ヨンジュンPDに張り付いていましたが、なかなか写真が撮れません。ソクジュらは続けてアン・ヨンジュンPDを追い、彼が因縁のあるオ監督を車ではねてしまう事故を目撃します。
しかも番組のADがアン・ヨンジュンPDの代わりに運転していたとウソをつく場面まで撮影に成功します。浮き足だつサンデー通信ですが、ソクジュはなぜか違和感を感じています。
実は、その場面を見ていたのはサンデー通信だけではなく、スヒョンを潰そうとしているナム検事の上司であるチャ部長検事で、アン・ヨンジュンPDを写真でゆすり金銭を要求するところを押さえスヒョンを逮捕する計画でした。
しかしスヒョンはアン・ヨンジュンPDに金を要求する代わりKMCという制作会社に移籍をもちかけます。そしてアン・ヨンジュンPDのKMC移籍でKMCの株は高騰し、その前に株の大量取引をしていた「サンデー通信」チョ代表の狙い通りになってきました。
チャ部長検事もそれに気付き、まずスヒョンを捕らえようとします。そしてスヒョンがソクジュを娘セウンの病院の夜間だけのセキュリティ警備員にしてあげますが、嬉しさのあまりソクジュはスヒョンを抱きしめてしまいます。
その二人の写真をチャ部長検事側に撮られてしまうのです。その後、ソクジュのために自ら検察に捕まるスヒョンですが、何を言われても口を割らないスヒョン。チャ部長検事は「サンデー通信」のチョ代表にスヒョンとソクジュがつきあっている証拠があると言いチョ代表とスヒョンを仲たがいさせようと仕組みます。
検察に忍び込んだソクジュはスヒョンからオ監督は誰かの指示でアン・ヨンジュンPDの車にぶつかったので誰の指示か調べてほしいと伝えます。そしてその写真をチャ部長検事とチョ代表に送ればスヒョンは解放されると・・・
ソクジュのおかげで検察庁から出たスヒョンとそれを待っていたソクジュの二人はここから深い愛に堕ちていきます。そしてその二人の関係をチョ代表も知ることになります。
ところがスヒョンはチョ代表に彼とはこの先何もないと告げ、彼に手を出すなと言います。
またスヒョンはチョ代表が自分を裏切り、ある写真1枚をチョ部長検事に送ったことを知ります。
またそのほかの写真は検事正、検事総長、法務部長、次官など上司たちの不正が写っている写真でした。二人の同盟が崩れ去りスヒョンはチョ代表と対立することになります。
実はチョ代表とスヒョンは、キム・ヨンセ院長事件があった時にお互いに協力関係を結んでいたのです。チョ代表に背を向けたらスヒョンもソクジュも攻撃され死ぬことを分かっているスヒョンでした・・・
そんなある日、白髪魔女という若い女性が「この人たちが悪いパパラッチのサンデー通信よぉ~」とライブ動画を配信し、若いアイドルファンのあいだで話題となっています。
そしてついに「サンデー通信の正体を赤裸々に告発します」と写真まで流し彼女が配信する内容にチョ代表はいてもたってもいられない状態になります。
チョ代表はサンデー通信を潰そうとする白髪魔女を見つけ出そうと手を尽くすのですが・・・ところがこれは全てスヒョンの仕業だったのです。
また同じころ、ソクジュの娘セウンの病状が悪化し移植手術が必要になりますが、チャ部長検事は移植手術直前にイ医師を拘束し、ソクジュがサンデー通信の写真を手に入れればイ医師を釈放して娘の手術をさせると持ちかけられます。
前回の移植手術を中断させたのがチョ代表とスヒョンだと知ったソクジュは、チャ部長検事のためにサンデー通信にある写真を手に入れようとします。
検察はサンデー通信に家宅捜索に入ることを決め、そこで写真を奪うつもりです。
同じころ、やはり写真を奪われると困る警察側からもサンデーに圧力がかかりチョ代表は窮地に陥るのです。
白髪魔女だったスヒョンはチョ代表に「写真はいままでは武器でも今は犯罪の証拠です、すべて削除して最出発しましょう」これが唯一の方法だと真剣に告げます。
その後、ソクジュはチャ部長検事の裏切りにあい、検事正に助けられます。そしてソクジュの娘セウンの手術も成功し、父親としてホッとする時間でした・・・
終盤、写真を守るため家宅捜索中に大怪我を負ったチョ代表の代わりにサンデー通信の理事会はソクジュの能力を高く評価しサンデー通信の新代表に迎えます。
そして指定する写真を削除するように言いますが、ソクジュはその条件をのむ代わりにスヒョンをサンデー通信に戻すことを提案します。
一方、キム・ヨンセ院長事件の女優オ・チェリンが当時の記者会見が偽りだったと真実を告白したことで、ソクジュは汚名を晴らすことができました。そして当時のナラ日報の編集長からナラ日報代表もこの事実を知っていると聞かされたソクジュは復讐を考えていましたが、謝罪する代表を見て心が揺れるのです。
最終回、ソクジュはナラ日報代表が開催するパーティーに呼ばれます。
しかしスヒョンらも女優オ・チェリンの通報でそのパーティーの写真を撮ろうと現場に張り込んでいたのです。
そしてソクジュはその権力者たちが集まるパーティーでナラ日報代表こそがサンデーが撮った写真を集め国を影で操ろうとしていた黒幕だと知ります。
ナラ日報代表はソクジュにセクハラ疑惑のある江南市長のスキャンダル写真を撮るよう伝えます。
こうしてサンデー通信の面々が乗り出し綿密な計画を立てますが、騙し合いの策略が繰り広げられソクジュがナラ日報代表と組んでセクハラスキャンダル写真を奪ったかのように見せますがソクジュはナラ日報代表の悪と欲まみれとなった本音をリアルタイムで撮影し他の権力者たちに送っていたのです。
これに気付いたナラ日報代表が押しかけた警察の銃を奪いソクジュを撃ってしまいナラ日報代表は現場で殺人容疑で逮捕されます。
ところが実のところ警察は実際にスヒョンと仲間たちが変装したものであり、ナラ日報代表が持っていた悪用する写真も全部スヒョンに転送されました。
ソクジュも、もちろん銃に撃たれた演技をしたもので、すべてスヒョンが事前に練っていた計画で、すべてが良い方向に解決しました。
そしてソクジュは幼稚園で娘セウンと再会します。ついにセウンが「パパ!」と呼ぶとやさしく抱きながらうれし涙を流します。ラスト、ソクジュとスヒョンが同じ飛行機で新たな取材のために旅発つ姿が描かれ、「ビッグイシュー」は幕を閉じました。












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「ピョンヒョクの恋」あらすじと感想、シウォン復帰作

2020-05-19 | 韓ドラ は行、ひ
韓国ドラマ「ピョン・ヒョクの恋」あらすじと感想、最終回
2017年作品、全16話
たくましくガッツがあるヒロインとその彼女に一目惚れした
無職で生活力ゼロのダメ御曹司の、アンバランスな胸キュン必至の
ラブコメディーです。
ヒロインのジュン(カン・ソラ)の支えで、いつしか頼れる男に
変貌を遂げる、ガンスグループのダメ御曹司のヒョク(シウォン)
ですが、会長の父親には頭が上がらない世間知らずのぼんぼん。
また温室育ちのうぬぼれ屋ですが、愛や他人に対する善意や親切心は
人一倍強く、根っからの純情派です!
そんなダメ御曹司のヒョクをクールなイメージが強いシウォンが
無邪気な表情で笑わせてくれます。
本作の壊れぶりは「彼女はキレイだった」をさらに上回る
爆笑もので面白ネタが毎回満載です(笑)
また上流社会を夢見るヒョク(シウォン)の幼馴染のジェフン(コンミョン)
との二人がみせる、少しひねくれた男同士の熱い友情も見どころの1つで
ヒョクが問題を起こせば嫌々ながらも駆けつけ、いつも後始末にうんざり
しているジェフン(コンミョン)。
でもすべてはヒョク(シウォン)の孤独な境遇を理解し、心配しているが
ゆえにお互いに信頼を寄せあっています。
ところが、そんな運命共同体と化した二人の男性が同じ女性ジュン
(カン・ソラ)を好きになってしまうことで、長い間の男の友情は一体
どうなってしまうのでしょうか・・・??
自分の想いをストレートに伝え告白するヒョクとは対照的に、陰から見守る
ジェフンの恋と友情が入り混じった三角関係からも目が離せなくなります。
ヒョクはジュンの好みやジュンのことを何でも知っているジェフンを
怪しく思っていましたが、ある日、みんなで行ったカラオケでジュンが
歌を歌っている姿を切ない視線で見つめるジェフンを見て、ヒョクは
ジェフンの気持ちに気付くのです・・・(笑)
ヒョクはジェフンに「長い間好きな女性がいるって言ってたけど
なんで告白しないのか?」と聞いてみます・・・
ジェフンは「僕が責任を取れるようになったら告白するんだ」と
言います・・・  
なんとも、しみじみとした切ないシーンでした・・・
それぞれ心の中に大きな傷を抱えている二人なんですが、
その悲しみを分け合いながら背負って生きている男性陣の
心の心理が細やかに描かれ、夢と愛に向かって走る男女の3人の
笑いあり涙ありの心温まるドラマに胸がいっぱいになります。



財閥のガンスグループのダメ御曹司ヒョク(シウォン)は、純粋な
性格がゆえに騒ぎばかり起こし、ついに会長の父親から勘当され
家を追い出されてしまい、幼なじみでガンスグループの課長である
ジェフン(コンミョン)の家に身を寄せることに。
一方、自ら非正規雇用を望み掛け持ちでアルバイトをしている
ジュン(カン・ソラ)のたくましい姿に一目ぼれしたヒョク
ですが、ジュンは偶然にもジェフン(コンミョン)の部屋がある
屋上の屋根部屋に住んでいます。
ヒョク(シウォン)とジュン(カン・ソラ)は意気投合し、家を
追い出された御曹司にいろいろなアルバイトの仕事を世話します。
ところが世間知らずだった御曹司のヒョクは「すべてお金で処理する
特権階級」という言葉をジュンから聞き「財閥一族はみんな世間から
そう思われているのよ。」と社会の矛盾や権力の理不尽さを
身に染みて実感するのです。
ところが、自分の権力の強さを相手に理解させ、力を振りかざして
いるのが、なんとガンスグループの会長である自分の父親
なんですから、さぁ~~大変!!
そして、ヒョク(シウォン)は父親の会社ガンスグループの
中途採用試験を受け見事合格し、会社を変えるために父親と兄を
敵に回し仕事に励むヒョクです・・・(笑)
ところが仕事には就いたものの、すべて兄に邪魔されて窮地に
立たされるヒョクなんですが、兄は才能がある弟のヒョクが
目障りのようです。
でもヒョクにはアルバイトの時に知り合った信頼できる清掃員の
仲間たちがいて心強いのです(笑)
「会社を変えたい」というヒョクに会長の父は「ならまずは、兄の
ウソンに勝て!」と言い、「その次は父が相手になる」と真剣に
言います。



お互いに心を寄せ合っているヒョクとジュンですが、ジュンが
正社員にならないでヒョクのサポート役に徹しているのは
会社を変えたいと思っているヒョクにはそれだけの力があり
ジュンが彼を変えたのではなく、彼の変化を見てジュンの考えが
変わったようです。
そしてヒョクは社員たちが頭を下げている相手は会長の父ではなく
すべてお金なのだと察します。
社員たちも自分たちの利益のために仲間だったジュンの家庭を壊し
また、親友であるジェフンの人生を会長の父は金で買ったのです。
ヒョクはそんな権力で人をコントロールする父の秘密を
暴こうとします。

またジュンは急に自分の道を探すと言って清掃の仕事をやめ、
今やりたいことを見つけはじめます。
そして、そんなジュンを見て、ジェフンはジュンに「本当はジュンが
好きだった・・・」と告白します・・・  ちょっと遅かった・・・
ジェフンにとっては今まで同じように歩いていた彼女が突然
ジュンという男性が現れたことでたどり着く場所がなくなって
しまったのです。もう少し早く素直に告白していれば・・・ と、
気になっているのに気持ちを隠しているジェフンが切ないです。
ジェフン役のコンミョンですが、「ファジョン」、「ハベクの花嫁」
などのヒット作に次々出演されて大きな存在感を残しています。
最近は同じグループのソン・ガンジュンより目立っている
感じがしますよね! 今後の活躍がとても楽しみな俳優さんです。 

最終回、センター長になったヒョクはジェフンと一緒に
会長である父の名前が書かれた裏の契約書を探します。
3人の協力で会長である父を告発することになりましたが、
全てにおいて自分の天下だった会長も時代の流れには逆らえず
ヒョクに会社を託すことにします。
誤ったことを正してこそ、再び始めることができるのです。
これからはきっと良い方向に進むはずです。
皮肉にも会長の逮捕で会社の株価が急上昇に!
会長はソル専務に会社に戻ってほしいと頼み
ソル専務もジェフンに早く会社に戻るように
説得します。
ジュンは自分の夢の海外旅行を実行に移しますが
ヒョクは自分に何も言わないで海外に出発しようとする
ジュンに大きく失望し冷たく突き放します。
ところが、当日、飛行機の中で自分の隣にヒョクが
乗っている事実を知り驚きます(笑)
「ほら!君と僕は絶対に離れることができない運命なんだ」と
言ってすべて、happyendで幕を閉じました!







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韓国ドラマ「秘密と嘘」あらすじと感想、愛と葛藤の愛憎劇

2019-09-12 | 韓ドラ は行、ひ
韓国ドラマ「秘密と嘘」あらすじと感想、最終回
2018年作品、122話
本作はより多くのものを手に入れるために嘘を重ねていく女性と
平凡だけど自分の目標にひたむきに向かっていく女性二人の愛と
葛藤をドラマチックに描いた愛憎劇です。
二人は親友でありライバル同士ですが、果てしない野望を持つ
財閥のお嬢様ファギョン(オ・スンア)と母と同じアナウンサーに
なる夢に向かって突き進むウジョン(ソ・ヘウォン)の全く正反対な
二人の女性の生き方を通して、女性としての真の幸とは何かを
考えさせられる物語です。
この悪女ファギョンと平凡なウジョンの二人の女優さんなんですが、
どう見ても役柄が反対に見えてしまうのですが・・・
私は反対のほうがもっと迫力があったのでは?と感じました(笑)
また一方、放送局のPDを演じ、やがてウジョン(ソ・ヘウォン)と
交際するようになるドビン役にドラマ「帰ってきたポク・ダンジ~
棘と蜜」で、とても気になっていたイケメンでカッコ良い
キム・ギョンナムさんが登場。特に家族と過ごすときの心やさしい
姿が好印象でグッときます。(笑)また後半過ぎ実の家族と再会する
涙のシーンも深く心を動かされるほど感動的でした。
クールさと人間味のある温かさを持つ魅力あふれるドビンを好演し
この作品に出演したことによって認知度も上がりレベルアップ
できた意義深いドラマになったようです。
これからの新しい作品も楽しみな俳優さんです!
またキム・ギョンナムさんの弟役を演じたイ・ジュンムンさんも
はじめは純粋な青年でしたが、ヒロインの悪女を愛しすぎて
そのゆがんだ愛がどんどん加速し、自分も悪い男になっていく
呆れるほどの行動力に頭が下がります。
この善と悪の気迫あふれる兄弟対決は注目の1つです。
ただ、真実が明らかになるまでが長くて長くてイライラしますが
肩の凝るようなドロドロ感はなく、でも見始めたら中毒性がある
見やすい愛憎劇です(笑)
それぞれの家族たちの生き方や理想など価値観の違いや
また家族たちの葛藤と苦しみなどが描かれていきますが
最後、人は自分のわがままで皆が離れていき一人ぼっちとなる
孤独くらい寂しく悲しいものはないということを教えられる
ドラマでした。

5歳の時に児童施設の前に捨てられ、その後ミソングループの
養女になったファギョン(オ・スンア)は自分の居場所を
失わないように懸命に努力しながら生きてきました。
実は養女になったファギョン(オ・スンア)は、7歳の時に
ミソングループの孫娘が亡くなり、その子供ファギョンの
代わりにそっくりだったパク・ソンジュを養女にしようと
養父のシン社長(チョン・ノミン)が計画したのです。
亡くなった子供ファギョンの母親で副会長のヨニはその時
精神的に身体が病んでいて自分の子供がすり替わったことを
知りません。
これも韓国ドラマにはよくある偽物の子供を使って騙すという
話ですが、いくら身体が病んでいたとは言っても母親として
自分が生んだ子供は分るでしょう・・・と
ツッコミたくなる物語なんです・・・
またこの母ヨニの父親であるオ・サンピル会長は「企業とは
同じ血筋の人間が継ぐものだ」と、受け継がれてきたミソン一族の
強い信念があり、「人は同じ血筋の人間を陥れることはしない」と
孫娘のファギョンに言います。
結局、この言葉が最後まで悪女ファギョンの悪行を止めることが
できない原因になっているのです!
そして、必ずアナウンサーになり、その後政界に進出を果たした後
ミソングループに戻ってくるように忠告します。
そこで母親で副会長のヨニの夫であるシン社長はいつも自分のことを
粗末に扱うオ・サンピル会長に対して復讐の意味で血の繋がらない
ファギョン(オ・スンア)を連れてきたのです。
彼女は偽物であることが明かされれば、一瞬にして今の生活が
崩れるかもしれないという恐れから、それを守ろうとして
より大きな秘密と嘘を作っていくのです。また養父となったシン社長
との約束や命令もけなげというか、勇気をもって示していき、結局
操られているのかなぁぁ~と仕方なくかわいそうな部分もありましたが
いやいや、ファギョンの悪事もたいしたもので予想以上の悪女を
演じています。(笑)
また一方、ファギョン(オ・スンア)の親友ウジョン(ソ・ヘウォン)は
大学卒業後、有名なアナウンサーである母ジュウォン(キム・ヘソン)に
憧れ、同じアナウンサーの道を歩もうと努力しています。
ファギョンとウジョンの二人はアナウンサーである母ジュウォンの
励ましのもとでアナウンサー試験に挑戦します。
そんな時、アナウンサーであるジュウォンのもとに一人の男性が
訪ねてきて、自分はすい臓がんで余命を宣告されたので、かつて
生き別れた娘のパク・ソンジュを番組で探してほしいと言います。
なんと生き別れたパク・ソンジュがファギョン(オ・スンア)
だったのです。
心優しいウジョン(ソ・ヘウォン)と母ジュウォンはその父親の
力になろうと手助けしますが、もちろんファギョン(オ・スンア)は
自分の存在を隠そうとします。
ところがその父親の病気が悪化し病院で再会する実父とファギョン
ですが、ファギョンは親友のウジョンに実の父だと真実を話しますが
絶対に黙っていてほしいと頼みます。その後、容態が急変した父は
亡くなり、最後までファギョンの父に付き添っていたウジョンは
最終日のアナウンサー試験に遅刻しウジョンは試験に落ちてしまいます。
ここから悪女ファギョンとウジョンの仲がギクシャクして、二人の
友情が壊れ始めるのです。



その後、試験に落ちたウジョンの実の父親が明らかになりますが、
なんとその父親がシン社長だったのです。
シン社長とウジョンの母ジュウォンは昔
付き合っていましたが、野心の強いシン社長が財閥のヨニと
結婚するためにジュウォンを捨てたのです。
このあたりから、さすがに見始めたら止まらない中毒性が高い
ドロドロのストーリー展開に目が離せなくなります。(笑)
その後、実力を認められた聡明なウジョンは契約社員として
放送局で働くことになりますが、同じ放送局に勤務している
ファギョンや同僚のウンソンに意地悪されながらも懸命に仕事する
姿にあまりにもお人好しがすぎて、見ているほうがイライラ腹が
立ってきます。まぁ~いつものことですが(笑)
悪女ファギョンも自分がミソングループの本当の孫でないことを
ウジョン親子が知っているのに、こんな強気に出られる神経が
分かりません。(笑)

また、シン社長の妻ヨニは夫とアナウンサーのジュウォンの仲を疑い
嫉妬し、愛する夫を失いそうで恐れています。
妻ヨニの父であるオ会長はシン社長に昔のことはどうでもよい、
大事なのは今だ。アナウンサーのジュウォンをミソンアパレルの
モデルにして、ヨニの心もつかんで両方手に入れるように言います。
さすがに大物会長の器の大きいこと。きっと二人の間に昔恋愛関係が
あったことを感ずいているはず。そしていつもシン社長を脅している
オ会長はいまだに娘の婿を信じられない様子です。
この男性二人の関係と母ヨニと偽物ファギョンの関係がこのドラマの
大きなポイントになっていき、妻ヨニの嫉妬がシン社長とジュウォンの
今置かれている地位や娘ファギョンの境遇を大きく変えていきます。
そして、ヨニがシン社長と離婚すると言い出しシン社長とファギョンは
自分たちが生き残る道がなくなる窮地に立たされます。
二人はお互いに失敗すれば自爆することになりますからね。

やがて、ウジョンがシン社長の子供だと皆が分かり、ここから
恨み妬みが入り混じったドロドロの愛憎劇が続き、母ジュウォンは
娘を守るためにオ会長にファギョンが偽物の孫だと教えます。
そして、とうとうヨニも実の娘ファギョンが7歳の時亡くなり、
今のファギョンが偽物だという真実を知ることになります。
ところが以外にも冷静だった母ヨニでしたが、ファギョンは
シン社長がウジョンを大事にする態度に腹が立ちミソンの機密を
マスコミに漏らしてしまい家を追い出されますが、それでも
ファギョンのジュウォン母娘に対する悪事と攻撃はどんどんと
エスカレートしていきます。
そして濡れ衣を着せられたジュウォンは一番大事にしている番組を
降板させられ、その後任に悪事を働いたファギョンがつきます。

また一方、ミソングループの不正と裏金について調べている
ユンPDドビン(キム・ギョンナム)はソ常務に会い、シン社長は
ただの使い走りで中心的な黒幕はオ・サンピル会長だということを
知ります。そしてそのオ・サンピル会長がもう一人の孫を内緒で
探しているのです。(ヨニの兄オ・ヨンソクの息子の子供で
母親はユン・ジス、ユン・ジスが亡くなった後に子供を
引き取った女性がチャン・ヒョンスクです。そしてジスの
実兄ユン・チャンスがユンPDドビンの父だったのです。
ここではまだ、ミソン一族は孫がユンPDドビンだとは知りません)
この事実をヨニも知り驚くのです。そしてオ会長はミソンと血が
つながっている孫を探し私が引き取ると言います。
きっと死ぬ前に神様が私に贈り物を下さったんだと言うが
なかなか見つからない孫に対し、あの時息子ヨンソクとジスの
結婚を反対したことを今心から後悔しているオ会長です。

また一方、ユンPDドビン(キム・ギョンナム)の家族の前にオ会長の
孫を引き取ったチャン・ヒョンスクが現れ、ユンPDドビンの両親は
はじめ不安と心配で心が揺れます。
そして自分たちが育てたユンPDドビン(キム・ギョンナム)が、
財閥ミソンの孫だったと知りますが、ユンPDドビンの
母ジスがミソンからひどい仕打ちを受けていたことを知り、ドビンが
孫だと教えないのです。
また、そのユンPDドビンは悪女ファギョンから積極的に
告白され、それを誤解しているウジョンに「僕はウジョンさんの方が
好きだ」と真剣に愛の告白をします。



後半に入り、ファギョンはユンPDドビンの親子たちの
会話を盗み聞きし、ドビンがミソンの孫であることを一人知り、
汚い手を使って積極的にドビンに近づいていきます。
またドビン(キム・ギョンナム)の家族は国民を騙したジュウォンの
娘ウジョンとの交際を反対します。
また、妻のヨニもだんだんミソンの残酷な血が流れている強い女に
変わっていき、ヨニ、シン社長、ファギョンと誰も信じられない
ミソンと家族の血筋を守る攻防戦が繰り広げられて行きます。
また、汚名を着せられているジュウォンはすべてを失い失意のどん底を
味わいますが、ヨニはこれからも攻撃して再起不能にすると
言うほど彼女を憎んでいます。これもシン社長に対する当てつけ
なんでしょう。怖い女性になってしまったのです。
やがて、ジュウォンとウジョンは放送局を追い出されるのです。
嘆き悲しむ母のジュウォンは自ら手首を切り自殺を図り病院に
運ばれますが、目を覚ました母は少しの間失語症になります。
そんな時、ユンPDドビンはミソンから圧力がかかり、どの放送局も
難色を示しているミソンの不正を自らネットで暴露し、彼もまた
放送局をクビになるのです。

そして、ミソン一族に返り咲くためにファギョンはジェビンを利用し
ミソンの孫がドビンでなく、弟のジェビンだとオ会長に伝えます。
涙を流し喜ぶオ会長ですが、また、ファギョンにまんまと騙されて
しまいますが、弟ジェビンの母親もファギョンと一緒になって自分が
産んだ息子ジェビンのほうをミソン一族の孫として差し出すのです。
もちろん、弟ジェビンはお金持ちになることが夢だったので大喜びで
おまけに大好きなファギョンとも結婚の約束をして上機嫌です。
ところが、孫が見つかったオ会長はファギョンの戸籍を整理し
家から追い出し精神病院に入れます。孫ジェビンの人生の邪魔に
なると判断したのでしょうか?恐ろしい会長です。
そして、ミソンの孫が本当はドビン(キム・ギョンナム)だと
知ったウジョンの母ジュウォンはドビンの父に「これ以上
ファギョンに振り回されないように」と強く忠告します。
追い出されたファギョンもまたジェビンと結婚してミソンに
戻れるようにとオ会長に子供を妊娠したと嘘を告げますが、
本当に妊娠していたファギョンは車にはねられそうなオ会長を
助け流産します。妊娠してると嘘をついた罰が当たったのですね。
それでも結婚を認めてくれないオ会長でしたがジェビンの熱意に
負けて二人の結婚を許します。

また一方、ウジョンとドビン(キム・ギョンナム)はお互いに愛を
確認しあいラブラブになりますが、就活中のウジョンがABCテレビの
アナウンサーに合格します。ところがまたヨニが採用を取り消します。
母ジュウォンは愛し合っているウジョンとドビンに早く婚約するように
進めますが、ドビンは弟ジェビンとファギョンの結婚式が終わった後に
自分たちも考えると言います。
そして、その結婚式当日母ジュウォンはファギョンと言い争いを
していて階段から転げ落ちますが、ファギョンはその場を立ち去ります。
ところが、頭を強く打って出血していた母ジュウォンの姿が消えて
皆は心配していますが、その窮地を救ったのがシン社長でした。
また、そのファギョンはミソン一族の嫁として厳しい嫁の役割を
果たすことになり、会長やヨニから情け容赦なく働かされます。
夫となったジェビンはファギョンの言いなりで善悪の区別もつかいほど
意気地がない男でだんだん悪のミソンに染まっていくしかない臆病者です。
また、ジュウォン傷害事件でファジョンが警察からの取り調べを
受けることになりましたが、それを助けたオ社長は妻のヨニに
「娘のウジョンを受け入れる」という条件を出します。
また、ミソンでは広報に力を入れようとミソン独自の放送局を作ろうと
しますが、弟のジェビンが兄のドビンも一緒に誘います。
ドビンはミソンのオ会長と話し合い「圧力はかけない」という条件で
ウジョンや昔のMBSの仲間たちと調査報道番組を任されます。
ミソンの傘下にありますが恐れずにやりたい番組を作っていこうと、
まず最初はアナウンサーだったジュウォンのヤラセ事件とその後の
事件の謎を追っていこうとドビンは皆に伝えます。
これって、すべてファギョンが関わっている事件ですね!
もちろん、ヨニやファギョンや弟のジェビンは反対しますが、
オ会長だけは、実に面白い男だ、ユン・ドビンに任せておけと
ほめ上げ、雇って正解だったと言います。
ところが、弟のジェビンは妻ファギョンのためになんとしてでも
番組を阻止するとジェビンも嘘を重ねながら罪深い悪の道へと
進んでいくのです。



後半過ぎ、母ジュウォンの意識が戻りましたが、精神が錯乱状態で
記憶をなくし正常に戻るには時間がかかりそうです。
そんな娘のウジョンにはドビンが一番心強い味方ですね!
ところが記憶が戻り始めたジュウォンでしたが、シン社長の仲を
嫉妬する娘のヨニを見て父親であるオ会長はジュウォンを拉致します。
またオ会長は「圧力はかけない」と約束したのにドビンたちの
放送を中止するように言い、孫のジェビンの頼みを優先するのです。
ファギョンの事件も証拠不十分で保釈できるミソンのお金と権力の
力は恐ろしいほどです。でもウジョンは決して負けないと誓います。
このころからジェビンの態度もだんだん変わっていき妻のファジョン
だけしか見えなくなり、理性や常識を失ってしまう嫌な男になって
いきます。
シン社長もだんだん娘のウジョンに情を寄せるようになり、妻のヨニの
嫉妬心に耐えられず離婚することになりますが、ヨニと会長から着の身
着のままで放り出されます。
ところが、シン社長はジェビンが偽物だということを側近から聞き
ジェビンとファギョンを脅しながらミソンに戻ってきます。
離婚したヨニとシン社長ですが、ヨニはオ会長がかくまっていた
ジュウォンを見つけだし自分の家の執事としてそばに置きます。
ヨニはどこまで嫌味な女なんでしょうか!
それとも記憶を失った敵をそばに置いて見張るつもりでしょうか?
と、考えていましたが、なんとジュウォンは記憶が戻って
いないふりをし、復讐のために自分からヨニの家に行ったのです。

そして、とうとうヨニはジェビンが偽物だと知り、すべてファギョンが
仕組んだ嘘に「ミソン一族をバカにしてくれたわね」と激怒します。
嘘にまみれた人間をどうやって信じるでしょう
その後、ファギョンがジュウォンとウジョン母娘を車でひこうとした時
シン社長がそれを助け車にひかれ意識不明の重体になります。
そして今度はミソンの不正に関する放送に対し、ドビンとジェビンの
兄弟対決にまでに発展することになり、もう後戻りできないジェビンは
卑怯で卑劣な男へと更に変わっていきます。すべてファギョンのために。
そして、ミソンの不正を放送するというドビンにヨニはとうとうあなたが
ミソンの孫で弟のジェビンは偽物だと伝えます。
それでもドビンは相手が誰であろうと放送すべきだと言い、純粋だった
弟ジェビンを利用し両親までもそそのかしたファギョンを絶対に
許せないし、すべて元に戻すと決めます。
そして会長の孫をやめられないと言う弟のジェビンに「お前から会長に
真実を話せ、そして元に戻せ」と言って、弟のジェビンを説得します。
これで、オ会長以外すべての人が真実を知りました・・・

また、ミソングループによる資金横領や脱税などの不正によるドビンの
暴露放送によって、検察の取り調べを受けることになったオ会長ですが
本当の孫だったドビンは祖父に対して、正義と申し訳ない気持ちの間で
傷つくのですが彼女ウジョンの大きな愛情で救われています。
そして、ドビンとウジョンは二人だけで静かに結婚式を挙げます。
一方、ファギョンは会長を刑務所送りにして、ジェビンを会長にし
自分が会長夫人になるために策略していますが、それが困難になった
ファギョンは大企業ソンジンの孫に乗り換えようとしますが、
あっけなく捨てられます。ジェビンは自分を信じてくれなかった
ファギョンとやっと離婚する決意を固めます。
そしてヨニと手を組みヨニの犬になると誓います。
また離婚されたファギョンはやっとオ会長にジェビンが偽物だと
教え、会長はドビンが本当の孫だと知ります。
会長は今までのことはすべて忘れて、これからはミソンの孫として
生きてほしいと言うがドビンは会長の血は引いていてもミソンの家に
釣り合わない男で僕はミソン一族にはなれない男だと言い、
ミソン後継者の座は辞退すると。
まぁ~真実が判明するまでイライラするほど長かった~~(笑)
ところが、ファギョンのせいで心臓が悪い会長は倒れ意識不明の
状態になります。その間にファギョンは偽の遺言状(自分たちに有利な)
を作りジェビンがミソンを乗っ取ろうとするのですが、さすがにそれを
許せないドビンはやっと自分が本物だと名乗りでます。
きっと愚かなことを続ける弟のジェビンの目をさまさせるためでしょう。
強硬手段にでる兄ドビンです。
また、その偽の遺言状でジェビンとファギョンから家を追い出される
ヨニですが、そのヨニは側近だったクォン室長からも冷たい仕打ちを
受けます。
そして入院しているオ会長を拉致し殺そうとしているファギョンから
会長を守るためにドビン、シン社長、ウジョン、母のジュウォンらが
力を合わせ会長をジュウォンの家に隠します。
ヨニは敵だった皆に助けられ、オ会長を守りたいという思いだけは
同じである本当の孫ドビンと力を合わせミソンを取り戻そうとします。

また、会長の座を求めて今度はジェビンとファギョンが戦うことに
なりますがなんとファギョンが新会長になり、就任式が行われますが、
そこに意識不明だったオ会長が元気な姿で登場します。
ファギョンは警察から私文書偽造と殺人未遂容疑で逮捕され、一緒に
ジェビンも逮捕されます。
兄のドビンはオ会長である自分の祖父に弟のジェビンを助けて
ほしいとお願いしますが祖父は「それならミソンの後を継ぎ、ウジョン
と一緒に会長宅で住むように」と条件を出します。
またヨニは、自分の父であるオ会長に危害を加えミソンを乗っ取ろうと
したファギョンのことをまだ娘のように感じ胸が苦しくなるのです。
たとえ悪いことをしても、そうさせたのは自分だという罪悪感と
ファギョンに対する愛情は今も変わらないようです。
ヨニはファギョンに「今まで犯した過ちを人のせいにせず償いながら
生きなさい。私からの最後のプレゼントよ」と言い、ファギョンを
外国に逃がしてあげます。きっと新しい世界でやり直してほしかった
のでしょう。子供を守る母の愛情ですね。
ところが、ヨニが逃がしてあげたファギョンは「拘置所への移送中に
逃亡した」とニュースが流れ、指名手配犯になります。

最終回、逃亡生活で一人寂しく孤独を味わう悪女ファギョン。
皆は自首をすすめるのですが、プライドが高い彼女には
これほどの屈辱はないでしょう・・・
また、オ会長も血筋だけを重んじるばかりに、娘のヨニや
側近など皆が離れていき、孫のドビンもミソンの会長に
なる気はないと言い、一人悲しい孤独に嘆いています・・・
ファギョンはオ会長に会いに行き、
「皆が離れていった」
「路頭に迷う私とおじい様、一体何が違うの?」
「おじい様に残されたのは孤独な余生よ」
「私より哀れだわ」
「血縁だけがすべてじゃないともう少し早く気づいていたら」
「私もおじい様も最後一人ぼっちにはならなかった」
この言葉を最後に伝えたファギョンは、今度はドビンたちに
電話して取材を受け、今までの罪をすべて認めます。
そして、その後、一人海に入り入水自殺を図るのです。
海の色は空に似ている・・・
果てまで行ったら空に行けるかしら・・・
「ジェビンさん、愛してるわ」
「あなたのおかげで少しは幸せだった」
その海に入る姿を見つけたジェビンは
「やめるんだ」と叫びます・・・








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韓国ドラマ「品位のある彼女」名女優競演、あらすじと感想

2018-09-03 | 韓ドラ は行、ひ

韓国ドラマ「品位のある彼女」あらすじと感想、最終回
2017年作品、全20話
韓国を代表するキム・ヒソンとキム・ソナという二大トップ女優の
共演で話題になったミステリー&コメディドラマです。
愛憎と欲望が渦巻く財閥一家の大豪邸を舞台にヒロインの死から
はじまるミステリーは回を追うごとに、謎が謎を呼び視聴者の心を
つかんで離さないでしょう!
冒頭から謎の死を遂げるヒロインにキム・ソナが熱演。
はじめは方言丸出しの野暮ったい介護人だったボクジャ(キム・ソナ)は
セレブ妻へとのぼりつめますが、介護人の地味な姿から老富豪との
結婚後のセレブなカリスマあふれる姿まで、変化にとんだ表情やオーラは
貫禄がありそれだけでも見応え十分です。
また、アジン役のキム・ヒソンは、財閥に嫁いだセレブで、ボクジャを
雇う次男の嫁を演じています。
彼女は天性の美貌と美しい心までもつ、まさしく品位ある魅力的な
女性で磨きがかかった美しさは女性が見てもうっとりするほどです。
「品位のある彼女」はアジン(キム・ヒソン)のことなんですが、
実はボクジャ(キム・ソナ)の憧れの女性でもあったのです。
そんな二人のヒロインを中心に財閥たちの欲望渦巻く大豪邸で、
不倫やコンプレックスといった人間のリアルな感情や姿などが
描かれていきます。
本作のようなWヒロインのドラマって今までにあったかなぁ~?
ストーリーはもちろん面白さもイチオシのおすすめドラマです!

嵐の夜、財閥家のアン会長(キム・ヨンゴン)宅で、アン会長の
介護人から妻へとのし上がったボクジャ(キム・ソナ)が
殺されます。
ボクジャ(キム・ソナ)はアン会長の闘病生活を献身的に支え
車椅子だったアン会長は歩けるようになります。
その後、アン会長からプロポーズされますが、すべてボクジャの
計画した筋書きだったのです。
アン会長の寵愛を受け、豪邸内での権力を拡大させていくボクジャ
でしたが、ある日、ボクジャに詐欺と横領の前科があることが
分かりますが、それでもアン会長はボクジャの言葉を信じ彼女を
許してしまいます。
家族たちはそんな父親(アン会長)にあきれ返り、ボクジャを
憎み嫌っています。
特にアン会長の長男ジェグと妻のチュミ、そして二人の子供である
ウンギュは両親(ジェグとチュミ)がボクジャからいじめられて
いるのを見て恨んでいます
また豪邸の使用人たちや昔の仲間たちもボクジャを恨んでいて
敵が多いのです。



また一方、アン会長の次男に嫁いだアジン(キム・ヒソン)は
気品と教養にあふれ、アン会長からの信頼も厚くアン家を切り盛り
しています。
ところが、娘のジフの絵画の先生ソンヒと夫ジェソクの不倫を知り
それまでの生活が一変します。
夫ジェソクは彼女と別れられないけど、妻アジンのことも
愛していると何を考えているのかイライラする最低な夫です(笑)
まったく他人の迷惑が分からない気の毒な男なんですが・・・
こんな不快感を感じる男なんてさっさと離婚した方がいいですよ!
もちろん、アジン(キム・ヒソン)は離婚訴訟を起こしますが(笑)
でも、この時、ボクジャ(キム・ソナ)が不倫相手の家に乗り込み
アジンの変わりに仕返しに行くところはスッキリ爽快でした(笑)
取っ組み合いの喧嘩は品格があるアジンにはできないでしょうから!

そして、慰謝料も無く、さっぱりとアン家を出ていくアジン・・・
アジンはボクジャに「会社をよろしくお願いします」と言い、
ボクジャは離婚しても一緒に働く気はないかとたずねますが、
アジンは「私は我が道を行きます。私は他人のものに欲を
出さないので」と言い、「本当の自分の人生を見つけてください、
誰も傷つけないで」と言ってカッコよく去っていきます。
ボクジャの心の中はやっぱりアジンは素敵な女性だと思ったはず。
でもアジンの人生も思い通りにならない苦難の道のりですね。
娘のジフのためにもアジンにはこれからも自力で切り拓いていって
ほしいですね。私は弁護士のカン・ギホ(イ・ギゥ)との交際を
応援したいです! ナイスカップルです(笑)



その後、副社長になったボクジャはまたもアン会長をそそのかし
会社の株を自分が贈与できるように仕向けます。
そして、ボクジャにKMキャピタルのハン代表という人物が近づいて
きます・・・はじめからボクジャを狙ったハン代表は彼女にセレブの
仲間入りをお膳立てしたりしますが、一番の目的は全株手にした会社を
私募ファンドに売り現金化することを勧めるのです。
ボクジャは大金をもって失踪しますが、結局ハン代表はアン会長の
デソンパルプをMKキャピタルが筆頭株主となり軌道にのるまで
ハン代表が臨時で代表に就くことになり、これを狙ってボクジャに
近づいたようです。
またこの裏には、プンスク亭の女性オーナーがメイドたちの話を盗聴
して情報を入手し、それをハン代表との取引に利用していたのです。
ボクジャは自分も騙されたことをあとで知ることになりますが、
彼女にはそれでも大金がありますからねぇ・・・
ところが、プンスク亭の女性オーナーからボクジャは「あなたは上に
上がれない。どんなにお金があってもあなたは元介護人だから・・・」
と言われ、悔しがるボクジャですが、結局いくら高級品で着飾っても
成金は成金、はたから見るとどこか品がないのです・・・
とはいっても、これでボクジャを殺したいほど憎んでいる人物が
たくさんいるわけでもあります・・・

また一方、個人ブランドを立ち上げたアジン(キム・ヒソン)。
アジンは結婚も離婚も人生における1つの過程だと思うことに!
そして自分自身の人生を振り返るいい機会にすると・・・
でもアジンの元夫ジェソク役のチョン・サンフンさんの
どうしようもない、分かりやすいダメ夫、最高にウケます。
でも・・・アジンがなぜ?彼を選んだのか不思議なくらい(笑)



終盤になり、ショックから倒れてしまったアン会長の介護をもう一度
するようにアジンはボクジャに言います。
ボクジャはハン代表が意図的に近づいてきたことを知り、自分がバカに
されたことに傷つきます。結局、お金持ちになれたけどまったく幸せを
感じないボクジャです。憧れのアジンのようになれないボクジャは
アン家に帰るかわりに私を「ウ・アジン」のようにしてほしいと
アジンにお願いします

終盤過ぎ、元気になったアン会長は信頼できる子供たちがいなくて
会社を経営できる人が周りに残っていないので会社を買い戻す
ことができません。
そして、いままでのボクジャを見てきて一言「かわいそうな人」と
つぶやきます・・・
そしてボクジャが殺され、警察の捜査が詳しく描かれていき、
誰が犯人なのか?江南中がその話でもちきりになります。
またアン会長はアジンにボクジャとの暮らしは本当に幸せだったと
告げ、アジンに最後の葬儀を頼むのです。

最終回、離婚したアジンは慰謝料も財産分与も望まず、自分の努力で
得たマンションだけで満足する彼女に友人たちが思わず感心します。
そして自分が立ち上げたブランドを大切に育てながら弁護士のギホと
娘のジフと静かで平和な毎日を過ごします。

最後に誰が犯人なのか気になるところですが、アン会長の長男ジェグが
ボクジャを殺したと自ら自首します・・・
これで事件は解決するかのように見えましたが、なんと真犯人はジェグの
息子のウンギュだったのです。
ウンギュはいつも両親がボクジャからいじめられ苦しんでいる姿を
見ていたし、自分も雨の夜ボクジャから家を追い出されたことがあり
彼女を憎んでいました。
母のチュミは服役している夫に会いに行き「ありがとう。アメリカで
待っています。」と言いますが、息子のウンギュは精神的に
病んでしまい入院することになりました・・・

誰もが幸せを望み、手に入らないものを求める・・・
それが幸せだと思っている・・・
しかし、幸せは欲をすてた時に、より人生を輝かせてくれる・・・
私は今幸せです・・・
心からそう思っています・・・
このアジンの言葉が胸に響くラストでしたが、
介護人だったボクジャはただ夢だけを見るべきだったのですね・・・











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