「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国映画「狎鴎亭(アックジョン)スターダム」マ・ドンソク&チョン・ギョンホ

2024-06-15 | 韓国映画、あ行


韓国映画「狎鴎亭(アックジョン)スターダム」2023年作品、あらすじと感想。
2023年の秋に日本でも公開された韓国映画「狎鴎亭(アックジョン)スターダム」は鍛え抜かれた肉体と超人的なアクションで映画ファンを魅了する俳優マ・ドンソクが、人情あふれるキャラに扮して新境地をひらいたコメディ映画で、湧き出る事業アイデアで、口だけが達者な狎鴎亭のデグク(マ・ドンソク)が、腕のいい美容整形外科医ジウ(チョン・ギョンホ)と手を組んで、K-ビューティーをビジネスとして運営する物語ですが、周りは詐欺師ばかりの連中です(笑)

共演者にはドラマ「イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで~」(2023)や「賢い医師生活」(2020~)で日本でも人気を博している「ドラマ界の貴公子」ことチョン・ギョンホ。
二人のケミがすでに映画ファンのあいだでも大きな注目を集めていますが、マ・ドンソクとチョン・ギョンホは、チョン・ギョンホが幼い頃からの知り合いで、今作が初共演になります。

本作のプロデューサーでもあるマ・ドンソクをはじめ、共演者は天才美容外科医ジウに扮するチョン・ギョンホ、美人女優オ・ナラ、チェ・ビョンモ、オ・ヨンソなど、実力派俳優のユニークな演技もドラマを盛り上げています。
また80%以上を狎鴎亭で撮影したというソウル江南(カンナム)地区は、韓国でも富裕層が多く住んでいる地域で、なかでも「狎鴎亭(アックジョン)」は、高級ブランドショップや高級レストランが軒を連ねるセレブの街として有名で、美容大国として知られる韓国において美容整形外科が多く、K-ビューティ・ビジネスが盛んな街として知られています。




(感想)
チョン・ギョンホ君の名前をみつけて視聴しました。
ギョンホ君の恋人スヨンちゃんは本作の「狎鴎亭(アックジョン)スターダム」のVIP試写会を観て、「面白い」と言ってくれたそうです!
チョン・ギョンホ君はドラマ「賢い医師生活」でも医師役がハマっていましたが、本作は人に騙されやすい美容外科医に変身します(笑)
今や世界中から注目されている韓国・狎鴎亭(アックジョン)の美容整形外科、K-ビューティーが描かれていますが、口だけ達者なマ・ドンソクさんの職業がイマイチ分かりづらくて何が本職なんでしょうか??と、疑問でした(笑)
本作はアクションシーンはありませんが、チョン・ギョンホ君と昔から知り合いだったという二人の初共演はやはり最高のケミストリーを見せていて、息の合ったコンビぶりは見ごたえ十分です。
ただストーリーは韓国のK-ビューティービジネスが詳しく描かれているわけではなく、詐欺師仲間たちの巨大な陰謀を暴いていくようなドラマチックな要素もなくごく普通の物語でした。
からくりや謎解きの1つでもあれば面白かったのでは?と思うような、平凡な筋書きで結局、詐欺師同士の騙し合いで、続編を予感するようなラストでした・・・ ??




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韓国映画「甘酸っぱい」チャン・ギヨンのラブストーリー、あらすじと感想

2024-01-28 | 韓国映画、あ行



韓国映画「甘酸っぱい」あらすじと感想。
「甘酸っぱい」は、いつも難しい恋愛、しかしその甘酸っぱい恋愛の味に嵌ってしまった甘いカップルのチャンヒョク(チャン・ギヨン)とダウン(チェ・スビン)、そして酸っぱい魅力のボヨン(クリスタル)まで、3人の男女が描く現実的なラブストーリー。
「甘酸っぱい」は「LUCK-KEY/ラッキー」「がんばれ!チョルス」などを通じて愉快な笑いを与えてきたイ・ゲビョク監督の新作で、恋愛が持つ現実的な多様な味を率直に盛り込んだ物語だ。 2021年の作品。
「甘酸っぱい」はジャンルを問わず活躍している“ライジングスター”チャン・ギヨンが、“現実彼氏”チャンヒョクに変身。彼は恋愛初期の優しい“スイートガイ”から、だんだん無頓着になる“現実彼氏”の姿まで披露して、視聴者の関心を集める。
彼の可愛らしい彼女ダウン役は、チェ・スビンが務め、仕事も愛も思い通りに進まない看護師のダウンに変身して、より成熟した感情演技で若者たちの共感を引き出す予定だ。
また、大手企業の派遣社員として勤務するようになったチャンヒョクが出会った同期のボヨン役は、「刑務所のルールブック」「サーチ」「エビギュファン」を通じて、女優としての地位を固めたクリスタルが演じる。
正社員になるためにチャンヒョクと競争して協業する過程で親しくなるボヨン役を通じて、以前のクールなイメージとはギャップのある魅力をアピール。  (kstyle)




(ネタバレありのあらすじ)
患者と看護師という立場で出会った二人・・・
優しくしてくれる看護師さんに心惹かれる太っちょのチャンヒョクはダウン(チェ・スビン)に「患者だから優しくしたわけではないですよね?」と問いかけますが、ひょんなことから彼女の家に泊まることになり、彼女の家の電球を取り替えてあげたり、朝食をつくってあげたり、ついに車で彼女の病院に迎えに行くまで二人の仲は進んでいきます。
その後、ペアルックで済州島旅行に行きたかったのですが、チャンヒョクが太っているために、お揃いの洋服がありません。ダウン(チェ・スビン)はお揃いのスニーカーをプレゼントしますが、チャンヒョクは「来年のクリスマスは済州島に行こう、僕がやせてペアルックを着て行こう、絶対にやせるから」と真剣に約束します。
そしてチャンヒョクが見違えるようにイケメンに変身し??(笑)ここから、チャン・ギヨン君がやっと登場します(笑)
ある日、部長から呼ばれたチャンヒョクは大企業の正社員になれるという絶好のチャンスをものにします。
新しい会社で開発担当になったチャンヒョク(チャン・ギヨン)はそこで設計担当のボヨン(クリスタル)というライバルに出会うのです。
二人は派遣社員ですが、第一印象は最悪で図々しいボヨン(クリスタル)にやられっぱなしのチャンヒョク(チャン・ギヨン)は、やっと仕事で仕返しが出来たのですが、そのせいで残業が続き、疲れ果てたボヨンが気になりはじめます。 
そんな時、彼女のダウン(チェ・スビン)が妊娠します・・・
ダウンに可哀そうなことをしたチャンヒョク(チャン・ギヨン)ですが、遠距離恋愛をしている彼は仕事も忙しく疲れすぎていて、彼女を思いやる余裕がありません。
ある日、「ダウンが気の毒で」と言うチャンヒョクに「私はあなたが諦めた子供が気の毒よ」と本当の心の中をみせる彼女です・・・その日、大喧嘩した二人は別れることに・・・
その後、チャンヒョク(チャン・ギヨン)とボヨン(クリスタル)は深い関係になりますが、そんな時、ダウンと行くはずだった済州島旅行の予約確認のメールが届きます。
そして、チャンヒョク(チャン・ギヨン)とボヨン(クリスタル)の仕事は成功したのですが、その成果だけ企業に取られてしまい正社員にはなれなかったのです。
チャンヒョクは元の会社に戻り、ボヨンは留学すると言います。
そして、まだ僕のことが好きなのでは?と思っているチャンヒョク(チャン・ギヨン)は済州島行きの空港に向かうのですが・・・

(感想)
遠距離恋愛をしている二人ですが、車の渋滞シーンが多くて、見ているこちらの方がイライラする韓国らしい映画でした(笑)
はじめは純粋な遠距離恋愛が描かれていきますが、毎日車で彼女の家に向かうのは仕事疲れもあり、難しいことなんですね。
結局、そばにいる女性に心奪われ三角関係になっていくのですが、ダウン(チェ・スビン)の出会いからの甘酸っぱいというよりは別れの苦い味に変わっていく「しょっぱい恋」に続く過程がリアルに描かれているストーリー展開が面白かったです。
浮気彼氏をバッサリ切って別れる・・・女性の方が強いですね・・・
最低のクズ男だったチャン・ギヨン君が最後カッコ悪かったし、なんとなく後味の悪いラストでした(笑)  イケメンの彼が待ち受ける結末は最後までお見逃しなく・・・
また、注目しておきたいのが、本作は終盤「これまでの出来事は実は・・・」というようなオチがあり、えぇっ~そこに繋がるのかぁ~という視聴者が騙されていたことに気づき、見事に引っかかった感じにハメられていきます(笑)  
じっくりと進んでいく若者の恋愛模様から目が離せません!






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韓国映画「悪のクロニクル」あらすじと感想、パク・ソジュンなど豪華キャスト

2023-10-24 | 韓国映画、あ行

韓国映画「悪のクロニクル」あらすじと感想。
特級昇進を控えたチェ班長(ソン・ヒョンジュ)は会食後、謎の暴漢に拉致される。危機を免れようとしていたチェ班長は偶発的な殺人を犯すことになり、昇進のために事件を隠すことを決心する。
翌朝、チェ班長が殺した死体が警察署の前の工事現場のクレーンにぶらさがったまま公開され、大韓民国が騒ぎ立てる。自身が犯した殺人事件を担当することになったチェ班長は、狭めてくる捜査網に不安感を感じる。
チェ班長は自分のミスを覆うために事件を操作して再構成する。そんなある日、警察署に謎の電話がかかってきて、一人の男が自身が真犯人として警察署に現れるのだが…。
韓国映画「悪のクロニクル」の見どころ。
韓国映画「悪の年代記」は最高の瞬間に殺人を犯してしまったチェ班長が、自分が犯した殺人事件の担当となり事件を隠蔽し始めたことで、さらに大きな犯罪に巻き込まれる物語を描く。
2015年作品(ワウコリア)



2015年の作品ですが、パク・ソジュン、ソン・ヒョンジュ、マ・ドンソク、チェ・ダニエルと豪華なキャストが終結した犯罪映画です。その後パク・ソジュン君とソン・ヒョンジュさんはドラマ「梨泰院クラス」で親子共演されて話題になりました。
2015年はパク・ソジュン君が「キルミーヒルミー」にドラマ出演されていたころの作品なので、フレッシュで初々しさがあり、純な感じがとても良かったです。
ところが、チャ・ドンジェ役のパク・ソジュン君は自ら志願して、チェ班長(ソン・ヒョンジュ)がいる署に来たことが分かります・・・
冒頭はパク・ソジュン君の悩んでいる様子が痛々しかったのですが、反対に証拠を隠そうと隠蔽するチェ班長(ソン・ヒョンジュ)の行動に焦りが出始め、観ている視聴者の方がドキドキハラハラする捜査現場でした。
また、大きなカギを握る元俳優役のキム・ジンギュを演じるチェ・ダニエルさんが狙いとする目的と不気味な笑みはストーリーに弾みをつけどんどんと面白さが増してきます。
また、お馴染みのマ・ドンソクさんの刑事役も完璧で印象的でした。
そして、終盤になり視聴者の予想を裏切る犯人が判明し、そのストーリー展開に最後まで目が離せなくなります。これはあっと驚くようなインパクトの強い反転ドラマでした。
本作は、テンポがよくスピーディーで内容も濃く、更に回想シーンはとても心にジーンとくる切なさもあり、韓国でも大ヒットした理由がよく分かります。
そして、私もある人物に完全に騙されました・・・






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韓国映画「安市城」あらすじと感想、チョ・インソン、ナム・ジュヒョク

2023-06-19 | 韓国映画、あ行


高句麗の民を守るため唐の大軍に立ち向かった戦士たちを描いた
韓国映画「安市城」グレートバトル、あらすじと感想。
西暦645年、戦の神と呼ばれる唐の皇帝は朝鮮半島全土を支配下に
置こうと出征。
唐は20万を超える大軍を率いて高句麗の都へと進撃を続けていました。
圧倒的な戦力の違いから高句麗軍が次々と降伏する中、安市城の
城主ヤン・マンチュン(チョ・インソン)は高句麗の国や民を
守ろうと決意します。
そして援軍もなく、唐の大軍に包囲されて陸の狐島と化した
小さな安市城で、5,000人の兵士たちと共に無謀な戦いに挑み
最後は勝利を勝ち取ります。

城主のヤン・マンチュン(チョ・インソン)は安市城の
民たちにとって、「安市城そのもの」として慕われています。
彼のいない安市城は何の意味もないのです。
また一方でヤン・マンチュン(チョ・インソン)を反逆者だという
淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)はサムル(ナム・ジュヒョク)に
ヤン・マンチュン(チョ・インソン)を暗殺するように命令を出し
安市城に送り込みます。
ヤン・マンチュン(チョ・インソン)も副官もサムルが淵蓋蘇文に
送り込まれた刺客ではないかと怪しんでいますが、マンチュンは
「まだ子供じゃないか、殺すな」と言い様子を見ようと思っています。
刺客として安市城にやって来たサムル(ナム・ジュヒョク)でしたが
城主ヤン・マンチュン(チョ・インソン)の皆から慕われている
人柄を見て少しづつ心に変化がでてきます。
ナム・ジュヒョクが演じたサムルは見ためは軟弱に見えますが
意外と強い内面を持った人物で、淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)から
秘密指令を受けますが、実はそれが間違っていることをマンチュンと
出会ってから気が付きます。
その心の変化が丁寧に描かれていき、ナム・ジュヒョクの少年から
青年に変化していく微妙な感情表現と少年のイメージを脱ぎ捨て
男らしさがプラスされていく過程がとても良かったです!
きっと、何年後、大人になったサムル(ナム・ジュヒョク)は
敬愛する城主のヤン・マンチュン(チョ・インソン)と同じ方向に
向かっていくことでしょう!
本作は少人数の兵士で大軍を倒し陥落させていく工夫された
駆け引きや作戦など見どころがたくさんあり、チョ・インソン中心の
人間関係などもバランスよく描かれていて戦争映画ですが女性も
見やすく描かれているところが良かったです!
超~~お勧め映画です!









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韓国映画「オオカミ狩り」あらすじと感想、ソ・イングクが全身タトゥーの悪役に

2023-04-15 | 韓国映画、あ行


韓国映画「オオカミ狩り」あらすじと感想、初の悪役に挑戦する全身タトゥーのソ・イングク。
フィリピンに逃亡した極悪犯罪者たちと護送官の刑事を乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”。太平洋のど真ん中に浮かぶ監獄は、犯罪者たちの反乱により血で海を染める。そして、“怪人”が目覚めたとき船上は地獄と化す。果たして、生き残るのは誰なのか。
第一級殺人の国際手配犯ジョンドゥを演じるのは、初の悪役に挑戦するソ・イングク。
彼は悪役を演じるにあたり、16キロ増量し、全身にタトゥーを入れて大胆なイメージチェンジをはかり、役へ挑んだ。
ナイフ使いの寡黙な犯罪者ドイルを演じるのは、次世代俳優のチャン・ドンユン。さらに、ベテラン俳優のソン・ドンイルが海洋特殊救助団のチーム長に扮し、脇を固めている。
韓国では強烈な残酷描写でR18+に指定された作品。
映画「オオカミ狩り」は、極悪非道な犯罪者たちを太平洋の真ん中から韓国まで移送しなければならないミッションを描いた、これまで見たことのない極限の状況に直面するハードボイルドサバイバルアクションだ。韓国映画史上、最もリアルなアクションと斬新な設定、そしてジャンル的挑戦を通じて韓国の観客をはじめ、世界中の観客を魅了した。
「アドレナリンを爆発させる映画」「本物の青少年観覧不可アクション」「これまで見たことがない強烈な映画」などの好評が続き、マニア層を確保している映画。2022年作品 (kstyle)

(あらすじ)
2022年、フィリピン マニラ。現地で逮捕された犯罪者たちを乗せた貨物船、“フロンティア・タイタン号”が釜山港に向けて出航した。
長年、凶悪犯罪を担当してきた、ベテラン刑事の約20人が護送官として乗船。釜山では、海上交通管制センターで海洋監視システムを設置。万全な体制により、韓比共同護送計画(プロジェクト名:オオカミ狩り)が進められた。
監獄化した貨物船には、13名に対する殺人および殺人教唆、強姦罪に問われ第一級殺人犯として国際手配されたジョンドゥ(ソ・イングク扮)、特殊暴行17件で赤手配者のドイル(チャン・ドンユン扮)など、極悪非道な犯罪者たちが収容されていた。その夜、密かに脱走を企てていたジョンドゥと、刑事として紛れ込んでいたジョンドゥの一味により暴動が勃発。船上は武器を手にした犯罪者たちで溢れかえる。
仲間以外は誰であろうと容赦なく殺める犯罪者たちと、彼らに立ち向かう警察。
そこに、眠っていた“怪人”が目を覚まし、熾烈な戦いが幕を開ける。地獄の航海から生き残るのは誰か‥。

     

(ネタバレありの感想)
韓国で犯罪を犯してフィリピンに逃げた犯罪者たちがマニラから韓国の釜山に護送される貨物船が出港します。今回の送還にはベテラン刑事も一緒に乗り込んでいますが、その船には犯罪者たちを助けようとする悪の仲間たちが船に乗る前から緻密な作戦を練って一緒に乗っていたのです。
若手俳優の犯罪者たちソ・イングク、チャン・ドンユンたちに加え、ベテラン俳優たちも多数登場し、新旧バランスの取れた映画になっていて、狭い船内での武器を手にした犯罪者たちと警察の熾烈な激しい激闘は度肝を抜かれる迫力なんですが、過激で目を覆いたくなるような残酷なシーンが多くて女性の私にはとても恐ろしい映画でした。
そして、劇中、どういうわけか、囚人服を着た化け物のような最強の「怪人」が船の地下から目を覚まし突然現れるのです。
更にその眠っていた怪人は昔日本軍が実験して作った人間兵器だったのですが、何でここで日本軍が出てくるのか、なんでこの船に怪人が乗っていたのか不思議です・・・?
また日本兵のシーンには大きな旭日旗がしっかり映っていたのが爆笑で、こういうシーンの反日旭日旗は韓国では問題にならなかったのかしら?  
いつも、反日旭日旗で反日運動している韓国の横領容疑の教授ソ・ギョンドクは持論を展開しないのかしら?
結局、日本を悪くしたいということが見え見えの映画で気分悪かったです。
本作は犯罪者役のソ・イングク君と刑事役のチョン・ソミンちゃんは二度目の共演でしたが、今回は敵として残酷でもの恐ろしい気の毒な再共演でしたねぇ。







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韓国映画「雨とあなたの物語」あらすじと感想、カン・ハヌルの愛の物語

2022-07-25 | 韓国映画、あ行


逢いたい人に会えない、すべての人たちに贈るひたむきな愛の物語。
主人公の冴えない予備校生ヨンホを演じるのは、4年ぶりのスクリーン復帰作となる俳優のカン・ハヌル。映画「ミッドナイト・ランナー」(17)でパク・ソジュンとW主演、2019年には韓国の“ゴールデン・グローブ賞”と謳われる「第56回百想芸術大賞」で「愛の不時着」「梨泰院クラス」を抑えTV部門の大賞を受賞したNetflixの人気ドラマ「椿の花咲く頃」に主演し、日本での人気を高めた。
また病床の姉を支えながら母とともに古書店を営むソヒ役には、「サニー 永遠の仲間たち」(11)で強烈な印象を残したチョン・ウヒ。その圧倒的な演技力で、「ビューティー・インサイド」(15)、「哭声/コクソン」(16)など注目作への出演が続いている。
青春時代の煌めきを丁寧に映し出した心に染みわたるラブストーリー。
それぞれの時間を過ごしながらも、待ち望んだ手紙を嬉しそうに読む2人の姿は、大切な人からの連絡を心待ちにした時代を想起させ、時を経ても記憶に残る普遍的で愛しい日々の様子が描かれている。
【ストーリー】
まだスマートフォンもSNSもなかった2003年韓国。夢も目標もなく、ソウルの予備校に通う浪人生ヨンホ(カン・ハヌル)は、長い間大切にしてきた記憶の中の友人を思い出し、あてもなく手紙を出す。一方、釜山(プサン)では、自分の夢を見つけられないまま母親と一緒に古書店を営むソヒ(チョン・ウヒ)が、ヨンホから姉のソヨンに届いた手紙を受け取る。ソヒは病気の姉に代わってある“約束”を条件に、手紙を交わしていく。「いくつかルールを守ってほしい。“質問しない”“会いたいと言わない”そして“会いに来ない”」。偶然始まった手紙のやり取りが、モノクロだった2人の日常を鮮やかに彩り始め、やがてヨンホは「もしも12月31日に雨が降ったら会おう」と提案をするが……。 (kstyle)



現代はネット時代ですが、本作は一通の手紙から心を通わせていく姿を通して、会うことが出来ない切なさがゆっくりと丁寧に描かれていて、全体的にしっとりと心に沁みる愛の物語です。
忘れることができなかった青春を思い出し、彼女からの手紙を待つ時間のトキメキをカン・ハヌル君が切なく、またさりげなく優しく魅力的に演じています。
カン・ハヌル君の優しい眼差しはセクシーでついドキッとさせられてしまいます。彼は遠くにいてもすぐに目に入るタイプですよね(笑)
そして、ヨンホ(カン・ハヌル)の20代は当てもなく待つことの連続だったのです・・・
また、ドラマ「ミセン」で共演されたカン・ソラちゃんが特別出演されていましたが、彼女は自分の感情を素直に告白する堂々とした友人役で、静かな流れの中に華を添える重要な役柄だったと思います。
ラスト、二人は会えるのでしょうか?どうなるのでしょうか?
二人を見守るようなラストでしたが、最後の最後で、思いがけないミラクルが起こります・・・
そこには8年越しの真実が・・・

最近、躍動感あふれる刺激的な映画「トップガン」と「エルヴィス」を続けて観たばかりでしたが、本作の静かな流れの「雨とあなたの物語」も地味なんですが、それなりに心にゆったりと響くものがある素敵な映画でした。






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韓国映画「エターナル」あらすじと感想、ビョンホン&コン・ヒョジン

2022-01-16 | 韓国映画、あ行



韓国映画「エターナル」あらすじと感想、ビョンホン&コン・ヒョジン
(あらすじ)
証券会社の支店長カン・ジェフン(イ・ビョンホン)は、英語教育のため息子と妻スジン(コン・ヒョジン)をオーストラリアに留学させ、自分は家族のために仕事に励んでいた。
そんななか、会社が膨大な不良債権を出した末に破綻。
安定した収入も、社会的地位も、人としての信用も、一瞬にして失ってしまった。
虚しい心の穴を埋めるかのように、家族が暮らすシドニーの家を初めて訪れたジェフン。
だがそこで見たものは、隣家の男性と親しく過ごす妻の姿。
ショックのあまりその場から立ち去った彼は、これまでの人生に思いを馳せ、やがて残酷な真実と向き合うことになる……。

倒産した証券会社の支店長カン・ジェフン役のイ・ビョンホンが、顧客に対して床に手をつき謝罪する姿や、離れて暮らす幼い息子からのメッセージカードを読み、感慨にふける父性愛を感じる姿、家族を訪ねやってきたオーストラリア・シドニーの街を失意のなか彷徨い、オペラハウスをバックに哀愁漂わせつつ海を眺める姿など、眼鏡にスーツ姿の“地味なイ・ビョンホン”の、憂いある表情が印象的に映されている。
本作では、自分のこと以上に妻子の幸せを願っているが、誰も知らない秘密を抱える難しいキャラクターを好演した。
複雑な感情を、言葉ではなく表情や視線に映し出し、改めて高い演技力と幅広い表現力を見せ、国際派俳優としての実力を証明した。  (kstyle)


   


精神科の薬を飲みながらも、妻子のために仕事に励んでいたジェフン(イ・ビョンホン)。
妻子をオーストラリアに送って、2年間ほったらかしにして電話で声だけ聞いていますが、元気でいるだろうとそう漠然と考えていたのです。
でも2年も離れていて妻が今の暮らしをどう思っているのか話し合うことはなかったのでしょうか?
そんな妻子の元を訪ねオーストラリア・シドニーにやってきますが、妻スジン(コン・ヒョジン)は隣に住む男性クリスと親しそうにしています。
ジェフン(イ・ビョンホン)は相手の男性クリスを尾行しますが、男性の妻は事故に遭い病院生活を送っていました。その妻から「夫はスジン(コン・ヒョジン)のことが好きなのよ」と聞かせれます。

今度は妻スジン(コン・ヒョジン)がバイオリンのオーディションに向かう後をついて行きますが、そこで妻が審査委員に「今まで自分の人生を他人に委ね、自分を捨てて生きてきたことに気付き、私にとって音楽がどれだけ大事なのかが分かった」と話しているのを聞くのです。

夫のジェフン(イ・ビョンホン)は息子のジヌにもママにも幸せになってほしいと思っています。
本作は不良債権を顧客に売って、そのおかげで昇進して妻子をオーストラリアに留学させますが、結局そのせいで財産も顧客も失ってしまい友人も家族も失い、自分自身までも失い、もう取り返しがつかないことをしてしまったのです。
「すべてを失った。家族も、友人もそして自分自身までも」この言葉とタイトルの「エターナル」が全ての映画で、ラストは「えぇ~そうだったの?」と、オチがあり、ここでオーストラリアに来てからのビョンホンの違和感ある行動の意味が分かる意外なストーリー展開に驚きました。
きっと、あの、おばあさんも・・・

本作はセリフも少なく常に同じスーツ一着で地味なビョンホンさんですが、4年前の2017年の作品なのでビョンホンさんの顔がとても若く感じました。(笑)
もちろん、本作もビョンホンオーラは健在です!









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韓国映画「色男ホ・セク」、あらすじと感想、ジュノが多芸多才な色男熱演

2021-08-21 | 韓国映画、あ行

韓国映画「色男ホ・セク」、あらすじと感想、
映画「二十歳」、「薔薇とチューリップ」やドラマ「ただ愛する仲」、「キム課長」などのジュノが、兵役前のラストを飾った時代劇絵巻「色男ホ・セク」。
彼は今年の3月に除隊して現在はMBC新水木ドラマ「袖先赤いクットン」という本格時代劇を撮影中のようです。時代劇が続くジュノ君ですが、彼の高い演技力と幅広い演技は期待が大きいです!
本作で朝鮮の伝統的な琴や舞踊を短期間でマスターしたジュノは、韓服をまとい多芸多才な色男ホ・セクを熱演し、観客を虜にしていきます。
ヒロインには映画「二十歳」に続きジュノとは二度目の共演となるチョン・ソミン。
さらに大ヒット映画「エクストリーム・ジョブ」で注目された5urprise コンミョンが主人公のライバルを演じ、個性俳優チェ・グィファがムードメーカーとしてストーリーを盛り上げます。

美しい容姿、優れた技芸、女性を酔わす話術を兼ね備えたホ・セクは、生まれ育った妓房の経営危機を救うため、女性客向けの「朝鮮初の男妓生(キーセン)」になることを決意。
順調に客足が伸びていましたが、ある日、セクは町で美しい女性へウォンと出逢います。
これまでどんな美女にも心トキメくことのなかった彼が、自分の魅力に全くなびかないヘウォンに急速に惹かれてしまい、猛アタックを仕掛けるのです。

「誰のことも愛さない男妓生が初めて恋に落ちた」・・・(笑)
そんなジュノは容姿端麗で聡明な朝鮮初の男妓生の雰囲気を見事に醸し出しています。
女性が抑圧されていた時代に、心の傷を癒そうと女性たちの心をときめかせようとする愛され者のホ・セク(ジュノ)は、本当の愛を見つけることができるのでしょうか。

(あらすじ)
自由に生きてきたホ・セクが選んだ道は、朝鮮初の男妓生(キーセン)!
美しく整った容姿、優れた技芸、女を酔わす話術を兼ね備えた青年ホ・セクは、生まれ育った妓房が経営の危機に瀕していることを知り、女性客を相手にした“朝鮮初の男性妓生”になることを決意する。破天荒だが頼りになる相棒ユッカブとタッグを組んで大胆な宣伝活動に乗り出すと、ウワサを聞きつけた朝鮮の女たちが店に押しかけ、たちまちセクに魅了されていく。
順調に客数を伸ばしていたある日、セクは町で美しい女性へウォンと出逢う。
これまでどんな美女にも心トキメくことはなかった彼が、自分の魅力に全くなびかないヘウォンに急速に惹かれてしまい、猛アタックを開始するのだが……。 (kstyle)





時代劇映画「色男ホ・セク」は、廃業危機の妓房を再起させるために、イケメンのホ・セクが
朝鮮最高の男妓生になって繰り広げるコミカルな時代劇です。
また、タイトルとは全く違う純愛映画で、二人のすれ違う愛がとても切なかったです。
劇中、チョン・ソミンさんと5urprise コンミョンさんとジュノ君で三角関係に発展しますが、
チョン・ソミンさんの清らかな純粋さは初恋の女性と呼ぶのにぴったりのビジュアルだと思いました。ライバルの コンミョンさんも男らしくカッコ良かったです。
また、妓房を仕切っているホ・セク(ジュノ)の叔母役をカメレオンのような女優と呼ばれているイェ・ジウォンさんが登場。
ラブコメドラマ「また、オヘヨン」ではユニークな雰囲気で視聴者を笑わせ、「午後3時の恋人たち=昼顔」では、しっとりした大人の女性を演じ、きっと韓国では高く評価される素敵な女優さんだと思います。

時代劇絵巻という妓生(キーセン)が背景ですが、韓服やその色彩などが鮮やかで華やかでとても美しかったです。
ジュノ君の男の舞もクルクル回ってカッコよくて、もっと見ていたかったです(笑)
朝鮮時代劇版のk-popアイドルのようでした。まさにジュノ君のためのホ・セクでしょう(笑)

ところがホ・セク(ジュノ)が妹として可愛がっていた17歳のスクチョンの死をきっかけに
身分制度や男女の差別を理不尽に思ったホ・セク(ジュノ)が両班たちに反発し、今までの
状況が一変します。 
世の中が変わることはないのですが、それでも男らしいジュノ君でした。

ラスト、数十年が経ち、あの時、実は愛が通い合っていたことを確認した二人・・・
ロマンスで終わったエンディングが心にグッと響きます・・・







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韓国映画「エクストリーム・ジョブ」大ヒットアクションコメディー

2021-08-09 | 韓国映画、あ行
韓国映画「エクストリーム・ジョブ」あらすじと感想。
韓国で大ヒットした映画で麻薬捜査とチームの奮闘を描くアクションコメディー。
コ班長(リュ・スンリョン)の麻薬捜査チームは、コ班長とメンバーのチャン刑事(イ・ハニ)、マ刑事(チン・ソンギュ)、ヨンホ(イ・ドンフィ)、ジェフン(コンミョン)という、いつも犯人を取り逃がしてしまうようなダメ刑事たちが集まった5人組です(笑)
彼らは寝る間も惜しんで熱心に仕事をしていますが、思うような実績を残せず、麻薬捜査チームは解散の危機にあります。
そんな時、コ班長(リュ・スンリョン)は出世した後輩の刑事から国際犯罪組織による国内の麻薬売買の情報を入手し、混入捜査をはじめるのです。
そして、彼らは組織のアジト前にあるフライドチキン店を買い取り、自分たちでお店を営業し、24時間体制で監視することになります。
ところが、皮肉なことにお店のフライドチキンが美味しいと評判となり、混入捜査する時間がなくなってしまうほど、お客が殺到しお店は大盛況に(笑)
毎日チキンを揚げているうちに、本業の刑事を忘れてしまうほど儲かってしまいます(笑)
そんなある日、やっと麻薬組織からチキンの注文が入り、混入捜査の絶好のチャンスが訪れるのですが、すでに奴らは引っ越していて、注文は新しい住人からでした・・・
更に美味しいチキンとしてSNSで有名になりますが、忙しすぎて法外な価格販売など悪徳経営を行っていたことがバレて、ついに停職になってしまったコ班長(リュ・スンリョン)・・・
停職は退職勧告も同然・・・ 皆は初心にかえりチキン店を続けようとします。
ところが、チキン店がつぶれそうなことを知った麻薬組織のイ・ムベ(シン・ハギュン)たちは、逆につぶれそうなチキン店を利用しようとします。全国にチェーン店を展開しようと、チキン店にやって来たイ・ムベの部下のチョン代表。
チーム5人は「うまい話には裏がある」と人を疑うのが商売ですから、怪しいチョン代表を調べはじめますが、逆にマ刑事(チン・ソンギュ)の正体がイ・ムベ(シン・ハギュン)にバレてしまいそれぞれの計画は台無しになってしまいます・・・
人質になったマ刑事はどうなることでしょうか??

   

麻薬捜査チーム5人の個性が強いキャラクターに思いきり笑える物語でした。
末っ子刑事ジェフン役を演じたコンミョン君がチキン店を買い取るコ班長(リュ・スンリョン)のために僕の結婚資金を使って下さいという熱い強い気持ちを感じたり、チキン店ではマ刑事(チン・ソンギュ)の作ったチキンが完璧で美味しすぎてお店が繁盛したりと予想外の展開が!
コ班長役のリュ・スンリョンさんもチキン店の主がピッタリお似合いのおじさん刑事でした。
また、このチームのマ刑事とチャン刑事(イ・ハニ)お二人の「美女と野獣カップル」に他のチーム3人がショッキングすぎて度肝を抜く様子も爆笑で、私も天地を揺るがすような強烈なカップルだと驚かされました(笑)
また、悪の麻薬犯罪組織トップのイ・ムベ役にシン・ハギュンさんが扮し、悪役もコミカルな演技もベテラン俳優の貫禄ある演技で視聴者の心を引き付けます。
本作はコメディーでドロドロ感はなく、取るに足らない映画と言えばそうなんですが、でも本当に楽しく爆笑のドラマでした。
そして、ラスト、今までのコミカルな5人とは180度違い、麻薬捜査チーム5人の喧嘩強い豪快な腕っぷしにはスカッとしますよ。
特にチャン刑事役のイ・ハニさんの行動的な女性刑事の乱闘シーンがカッコ良かったです。







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韓国映画「#生きている」あらすじと感想、ユ・アイン&パク・シネ

2021-01-11 | 韓国映画、あ行

韓国映画「#生きている」あらすじと感想、ユ・アイン&パク・シネのゾンビ映画。
韓国はゾンビがお好きなようで、映画「#生きている」も、原因不明のウイルスが街中に広がり、ゾンビのように凶暴化した人々が外を歩き回り攻撃をはじめます。統制不能に陥った中でWi-FiやSNS、モバイルメッセージ、電話などすべてが遮断された状態で、団地のアパートに孤立したジュヌ(ユ・アイン)はその後、団地の向かいの棟に一人の生存者のユビン(パク・シネ)を発見します。絶対絶命の状況に追い込まれた主人公二人の奮闘を見つめるサバイバル&スリラー映画です。
ある日目を覚ますと、家族とも連絡が途絶えた団地のアパートに孤立したことを知ったジュヌ。ドアの外には正体不明の多数のゾンビが次々と襲い合い、家の中で持ちこたえるには水と食料が足りません。特にデータ、Wi-Fiが途絶えて、誰とも連絡することができないという事実にジュヌの絶望が極限に達します。7日が経ち最後のラーメンを食べ、その後数日が経った後、とうとう死を選ぶジュヌ・・・ところがその時、向かいのアパートに一人の生存者ユビン(パク・シネ)を発見し、物語は新たな局面を迎えます。

アパートの外や庭や廊下はゾンビでいっぱいになり、二人は窓越しにロープを張り食料を交換し無線機で連絡を取り合います。その後、同じアパートの8階に人が住んでいないことを知り8階に移る計画を立てます。二人で襲ってくるゾンビを次々倒しながら、やっとの思いで8階にたどり着きますが、なんと二人だけが生存者だと思っていたのに8階にもう一人怪しい男性がいました。二人を部屋にいれてくれますが、ジュヌ(ユ・アイン)は出してくれた食料をパクパク食べますが、ユビン(パク・シネ)は少し違和感を感じています。この怪しい男性との出会いは唯一ストーリーに緊張感と変化を与え注目するシーンで本作の登場人物はこの3人だけです。


    


現代劇、時代劇とジャンルを問わず、その人物像に一体となった演技を見せてくれるユ・アインが唯一の生存者ジュヌに扮し、厳しい状況の中で変貌していく姿を人間味たっぷりに演じています。今まで、ユ・アインが演じてきたものとはだいぶ異なる人物で本作は少し軽いイメージもあります。すでに視聴した友人が夜観ない方がいいよ!と教えてくれましたが私には、まるでお化け屋敷のような映画でゾンビものを何作か観た私には何ともお粗末で迫力に欠けているゾンビたちでした(笑)・・・でもユ・アインファンには楽しめる映画だと思います。
またパク・シネちゃんもスクリーンとドラマを行き来し幅広く愛されていますが、本作はユ・アインとタッグを組み、孤立したもう一人の生存者ユビン役を演じています。ジュヌとは異なり、落ち着いて極限の状況に対し判断できる女性を自分だけのカラーで作り上げていました。
ユ・アインと力を合わせて生き抜こうとするパワフルな女性に扮したパク・シネちゃんの落ち着いた判断力と男勝りの大胆な行動力に注目です。
ゾンビに襲われる恐怖の中、人間としての本質的な部分が描かれ、二人で助け合いながら生きる希望を見つけていく姿を描きたかったのかなぁぁと感じる映画でした。







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