「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

良質な人間ドラマ「ミセン」10年経っても超える作品はない

2024-09-18 | 韓国芸能情報(映画・ドラマ・他)

韓ドラが描く「会社ドラマ」の最高峰、10年経っても超える作品はない。
韓国ドラマ界に燦然と輝く傑作の一つが『ミセン-未生-』。オフィスの人間模様を描いた「会社ドラマ」の中で、この作品を超えるほどの評価を得たものは未だない。本当にパーフェクトなドラマなのだ。
良質な「人間ドラマ」の『ミセン-未生-』で主役イム・シワンが扮したのはチャン・グレである。
囲碁の世界で大成できなかった彼は高卒という学歴しかなかった。普通なら有名企業に勤めることはできないのだが、コネを使って大手商社に仮入社する。
事務的な仕事をしたことがない彼にとってはつらい職場だったのだが、囲碁の経験を生かしてどんな難問も見事に解決していった。一番良かったのは信頼できる上司に恵まれたことだ。
オ・サンシク課長(イ・ソンミン)はぶっきらぼうなのだが、とても人情家であって、チャン・グレを温かく見守ってくれる。そうしたオ・サンシク課長のサポートを受けて、チャン・グレは正式入社を勝ち取ってさらに真価を発揮していく。
ただし、社内には様々な問題が起こっていた。ひどいパワハラ、派閥闘争、社員同士の足の引っ張り合い……いかにも職場で起こりそうな部分を巧みに描いているので、『ミセン-未生-』は「会社ドラマ」として最高峰の評価を得ている。
そんな中で必死に頑張っていくのがチャン・グレの同期の連中だ。チャン・ベッキ(カン・ハヌル)、アン・ヨンイ(カン・ソラ)、ハン・ソンニュル(ピョン・ヨハン)を加えた4人はそれぞれの部署で新人として大変なのだが、ドラマは笑いとエピソードで巧みに描いていく。
まさに『ミセン-未生-』は、「会社ドラマ」であると同時に、良質な「人間ドラマ」になっている。
  文=康 熙奉(カン・ヒボン)韓ドラ時代劇


◉韓国ドラマ「涙の女王」あらすじと感想、最終回。キム・スヒョンの究極のラブストーリー!

◉韓国ドラマ「紙の月」あらすじと感想、最終回。角田光代の同名小説、銀行横領事件。

◉韓国ドラマ「支配種」あらすじと感想、最終回。チュ・ジフン&ハン・ヒョジュ共演!

◉韓国ドラマ「私の夫と結婚して」あらすじと感想、最終回。辛口コメントあり!

◉韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」あらすじと感想、最終回。倍返しに愉快誘拐 ソン・ジュンギ

◉韓国ドラマ「財閥家の末息子」あらすじと感想、最終回。二度目の人生は復讐者!

◉韓国ドラマ「わかっていても」あらすじと感想、最終回。好きが止まらない!

◉韓国ドラマ「ペントハウス3」あらすじと感想、最終回。ついに完結のシーズン3







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする