いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

イリオモテヤマネコの次はトラ

2005年09月16日 | ポーすけ(or猫)
うちにやって来てから約1ヶ月の間に、既に3本も注射(1本はワクチン)を打たれているポーすけだが、体の方は順調に大きくなっていて、現在は1,800g程度。今月中に2Kgは突破しそうだ。

体が大きくなるのと比例して、イリオモテヤマネコのぬいぐるみに対する食いつきも落ちてきたので、トラのぬいぐるみを買ってみた。
トラとイリオモテ比較

前は、イリオモテヤマネコのぬいぐるみとどっこいどっこいの大きさだったのに、今ではトラのぬいぐるみも大きすぎるとは感じないほどに成長している。

のとじま水族館へ行ってきた

2005年09月15日 | 動物園・水族館
イロワケイルカとスナメリを円筒水槽の方へ誘導しようと餌づけをしている様子なのだが、全くと言っていいほど関心を示さず泳ぎ回っているだけ。飼育係の人も大変だ。このあたりのことは、飼育コラムに書かれているので参照のこと。

下の映像は、飼育係の人が根気よく餌を持って待機している間のイロワケイルカとスナメリの様子。気持ち良さそうに泳ぎ回っている。スナメリは時々餌の方を見るんだけど、イロワケイルカは無視に近い。
イロワケイルカとスナメリ

のとじま水族館は、日本海に特徴的な黝い海に囲まれた水族館で、イルカに触ること(有料)もできる。また、トンネル水槽では、ペンギンが群れをなして水中を飛ぶ様を見上げることもできるらしいが、残念ながら、今回は見ることはできなかった。
黝い海 松ぼっくり


下の写真は、トンネル水槽の上部から見下ろすカマイルカ。別に身を乗り出して撮ったわけではなく、普通に下を向くとすぐそこにカマイルカ。むしろ、息継ぎの際に飛び散る水しぶきを避けるのが大変なくらい。触ろうと思えば、触れないこともないだろうが、咬まれて怪我をしたり、最悪イルカを殺すことにもなりかねないので、大人しくお金を払ってトレーナーさんの指導を受けながら慣れたイルカに触るべし。
カマイルカ

私も大人しくお金を払って触ってきた。なるほど、イルカってゴム質な触り心地なのね。さすがにザラザラはしていないが、スベスベというわけでもない。ゴムやシリコーンのような摩擦係数が高めの触り心地。また、背びれや尻びれには骨がなく、胸びれにだけ骨が入っているのも触ってみると何となく分かる。そして、胸びれの先っぽは暖かかった。

さて、これだけイルカがいるんだから、当然のごとくイルカショーもやっている。カマイルカ5頭とバンドウイルカ1頭の計6頭。みんななかなか芸達者だったが、カマイルカの2頭が特に達者だった。名前は残念ながら分からないが。
同時ジャンプ ナイスヘディング(動画)

エチゼンクラゲとは関係ないんだろうけど、色々な種類のクラゲが展示されていた。下の動画はミズクラゲ。色合いは照明のせいだが、やはり、ミズクラゲは美しい。
ミズクラゲ@のとじま(動画)

左下の写真は、ガラという魚。皮膚病なんかで傷んだ皮膚を食べてくれそうだ。水槽の横っ腹から手を入れられる仕組みになっていて、手を入れると近寄ってきて、つついてくれる。右下のアカウミガメは昨年の8月8日に屋久島で放流され、今年の1月11日に石川県の海岸で保護されたもの。
ガラ 屋久島から来たアカウミガメ

環境に合わせてカレイが色を変えるという展示なのだが、クロウシノシタは全然色を変えない。そもそも変える能力がない? マコガレイはちゃんと適応しているが。
クロウシノシタとマコガレイ

マゼランペンギンのヒナ。完全に人の手だけで育てているそうだ。
マゼランペンギン(ヒナ)

ラッコは殻つきの貝を与えると水槽のガラスに叩きつけるので、大概、イカやむき身の貝をもらっている。下の写真は、そういったストレスを和らげるために与えられた氷塊を食べている様子。氷塊を叩いて割ったり、かじったりして食べている。
氷を食べるラッコ

いしかわ動物園へ行ってきた

2005年09月14日 | 動物園・水族館
行ってから初めて知ったのだが、いしかわ動物園には、日本で一番長生きしているカバ(推定53歳)がいる。デカという名前でデカばあちゃんと呼ばれている。来る敬老の日には記念イベントもあるそうだ。

なお、このデカばあちゃんはその昔、カバヤのキャンペーンガールもしていたそうで、そのあたりのことは「なるほどカバヤ 移動動物園『カバ子を乗せて』」に書かれている。カバを乗っけて全国を回るという今では絶対できない(?)企画に時代を感じる。良くも悪くも大らかな時代だったのだろう。

さて、冒頭はレッサーパンダ(タンタン)だが、りんごを持っている前肢に注目。右利きだね。ちなみに、母親のルンルンは左利きで、父親のヨンヨンは左手の甲に乗せて右手で押さえて食べるそうだ。

中に入ってからの話を先に書いてしまったが、入り口に至るまでに下のような危険をくぐり抜けなければならない。柵の中に入らなければ安全なようだが、柵の中に入ったら身の安全は保証できない感じだ。
トラ(陶器)

須坂市動物園のハッチ(アカカンガルー)はサンドバッグ相手にじゃれているが、ここでは仲間同士でじゃれ合っている。ちなみに、これはオオカンガルー。
戦うカンガルー(動画)


【以下編集中】

トラ(本物)

クロトキ ホオアカトキ

おあずけアシカ

りんごを食べるカピバラ(動画)

高岡市へ行ってきた

2005年09月13日 | 動物園・水族館
動画は流れるプールで流されていくペンギン。

富山県高岡市の高岡古城公園に動物園があるそうなので行ってみた。正確には、先週の台風のために延期したいしかわ動物園のとじま水族館への旅行の前段として立ち寄ったのだ。

入園料無料の小さな動物園なので、これと言って珍しい動物がいるわけでもないし、凄い設備が整っているわけでもない。下の写真を見れば分かる通り、ペンギンプールもペンギン=南極という前時代的な代物なのだが、流水プールになっているのが面白かった。
ペンギンプール@高岡

休園あけの火曜の午前中だから、単に水を入れ替えているだけなのかもしれないが、結構な勢いで水が流れていて、毛づくろいを始めると流されていく様が何とも間抜けでいい感じ。

動画の上の方に映っているプールに掛かる橋の向こう側にもペンギンがいて、やはり流されて橋に引っ掛かったり、橋の下を潜ったりしていた。

高岡市では約5時間の余裕を見ていたのだが、正直言って動物園だけで5時間はきつかったので高岡美術館高岡大仏瑞龍寺と回ってきた。高岡美術館の隣には高岡工芸高校付属(!)の青井記念美術館もあったのだが、展示物入替のため休館中で入れなかった。

高岡美術館は企画展示の谷間で常設展示だけだったが、私には十分楽しめた。伝統工芸の螺鈿が工業デザイン風の装いをまとって現在も息づいている様子を知ることができた。

高岡大仏は、歴史的に奈良、鎌倉に続く大仏なのだそうだが、私にはよく分からない。

瑞龍寺は、さすがは藩主の菩提寺だけあって立派であった。
鬼瓦@瑞龍時 山門@瑞龍寺(裏)

民主 解党の危機?

2005年09月11日 | 時事
与党、大勝の勢い…総選挙開票進む (読売新聞) - goo ニュース

岡田代表、辞任不可避に=民主 (時事通信) - goo ニュース

8/8に「自民党は負けないと思う、と言うか、民主党が勝つ要因が見あたらない」で自民党は負けないだろうと書いたが、民主党がここまで負け込むとは、あの時点では思わなかったなぁ。

「自民党が勝つのは難しいの 間違いでしょ」なんてコメントがついちゃうくらいだったのに、どこで潮目が変わったのかなぁ、と今さらながらに思う。

やはり、郵政民営化に関するコウモリぶりが最初の失点だろうな。そして、争点を変えようとしたのが致命的かな。他にも争点があるんだよ、なんて言い出して、ややこしさ3倍増し。民主党に任せるとどうなるのかサッパリわけが分からず、白紙委任になる点で純ちゃんと大差無しの状況を作ってしまったのは一体どういった判断の結果だったのか。

舛添要一(自民党参議院議員)が「勝ち過ぎ」と言っていたが、多分、多くの人に共通する感想だと思う。

(これも)狸寝入り

2005年09月06日 | 動物園・水族館
飯田市動物園にいる狸の子どもたち。色が白いのは父親がアルビノだから。母親は普通の毛色。6月13日に生まれたそうで、5匹中3匹がアルビノを引き継いでいる。

5匹の名前は最近決まったそうで、普通の毛色の2匹がヤマト、たいよう。アルビノの3匹が、ちょんすけ、きくまる、りんご。もっとも、個体識別ができないので私にはあまり意味がないが。ちなみに、5匹の父親(=アルビノ)がキヨコで、母親がミチオだ(※)
※間違って逆にしてないからね。

当初の計画では本日から2泊3日でいしかわ動物園のとじま水族館へ行くつもりだったのだが、生憎の台風で予定を変更して飯田市へ行ってきた。何せ急なことなので天竜峡へも行かなければ、埼玉県の地図も忘れる始末で、必ずしも満足できる状態ではなかったのだが、飯田市動物園はなかなか面白かった。

昨日は雨が降って、午前中はやや涼し目だったせいで、普段とはちょっと違う光景が見られたのではないかと思っているのだが、違うかな?

まずは、寝ているつながりでミーアキャット。ミーアキャットが、こんな格好で寝ているのはお腹で太陽の光を浴び熱を吸収するためらしい。そもそも、ミーアキャットが立ち上がるのも同じ理由。
寝るミーアキャット

雨に濡れたのを乾かすためか、コンドルが翼を広げてたたずんでいた。写真では分かり難いが多分2m以上あるかと思う。このあとも翼を広げたまま少しずつ向きを変えて結構長い間翼を日に当てていた。
コンドル

お名前だけはかねがね耳にしています、といった感じのキョン。
キョン

手前にいるのがホンドシカの子供。真ん中にいる焦げ茶色のがヤクシカ。体の大きさはさほど変わらないが、ヤクシカは立派な大人で、むしろ老齢と言った方が正しい。案の定、子供だと思われることが多いらしいが。
ホンドシカとヤクシカ

下の2羽はいずれも保護→飼育されている。左下のハヤブサ(正確にはチョウゲンボウ)は長野県の県鳥候補(結果はライチョウ)にも上がった鳥なので不思議はないが、ウミネコ(カモメの一種)は謎。しかも、保護された場所が浪合村なのだから尚更。浪合村は名前にこそ「浪」がついているが、言うまでもなく山ん中。
ハヤブサ ウミネコ



【以下続く】

マナヅルのごはん(1) マナヅルのごはん(2) マナヅルのごはん(3) マナヅルのごはん(4)

松本城

黒姫へ行ってきた

2005年09月02日 | 外出
その存在は前々から知っていたのだが、黒姫童話館へ初めて行ってきた。戸隠へ行った際に、ちいさいモモちゃん関連の展示があることを知ったのが最大の動機。

松谷みよ子『ちいさいモモちゃん』は、子供の時に童話100冊セットか何かで買ってもらったものの中に入っていたんじゃないかと思う。と言うわけで、冒頭の写真は私の読んだ版でも使われていた表紙の人形。

やぁ、この人形を見ただけで何とも切ない気分になるね。人形の素晴らしさもさることながら、この人形にモモちゃんの内面性を読み込まざるを得ないように条件付けられているのだと思う。でなければ、この切なさは説明しきれない。

これ以外の<モモちゃんとアカネちゃん>シリーズの表紙で使われた人形も展示されているので興味のある方はどうぞ。

また、「ちいさいモモちゃんえほん」として全12巻が発行されていることも初めて知ったのだが、この絵本の絵は絵本の絵で良いね。

さて、ミヒャエル・エンデの展示や、隣の童話の森ギャラリーでやっている<オバケちゃん>シリーズの話はすっ飛ばして(※)コスモス園
※blogの上ではね。実際には、ちゃんと見てきた。

一番の盛りはもう少し先かと思うが、既に悪くない程度に咲いている。と言うか、品種によって開花時期が違うので既に花が終わったも種類もあればまだまだの種類もあって、一斉に開花という訳にはいかないようだ。ちなみに、下の写真はムーンライトという品種。蝶の種類は知らない。
コスモス(1)

コスモス園は、7月半ばから10月半ばはコスモス園だが、元々はスキー場だ。なので、リフトがある。リフトに乗ると標高1,000m超の展望台まで運んでくれる。もっとも、コスモス園自体が標高700mくらいなので、そんなに上の方までと言うわけではない。とは言え、リフトからの眺めはなかなかよろしい。下の写真は、上りのリフトで後ろを振り返って見える光景。
リフト

展望台からは野尻湖が見える。また、リフトを挟んだ反対側からは黒姫童話館が見える。こちらを降りていくとトレッキングコースへ行けるらしいのだが、今回は行かなかったので詳しくは不明。
展望台から野尻湖 展望台から黒姫童話館

展望台からは歩いて下りたのだが、スキー場だけあって勾配が結構きつい。これはコスモス園にも言えることで、斜面にあるので何か平衡感覚が狂う。斜面を下っていって最初にあるのがオレンジフレア(※)という品種のコスモス。言い換えれば、コスモス園の一番上にある。
※もしかしたら、マンデリンかもしれないが見分け方が分からない。
展望台からの下り コスモス(オレンジフレア)


【以下編集中】
コスモス(2) コスモス(3)

牛

あの鳴き声は何なんだろう

2005年09月01日 | ポーすけ(or猫)
ポー(最近はポーすけと呼ばれることが多い)がイリオモテヤマネコのぬいぐるみと格闘している様子。

飛びかかる前に尻尾をびゅんびゅん振り回しているので、多分好きなんだろうとは思うのだが、飛びかかる前に「ミャァ~~」と小さいながらも長めの鳴き声を上げる。これって一体何なんだろう。

妹の説では、いわゆるタメ動作ではないかとのことなのだが、もしかして、嫌で嫌で仕方のない行為を敢えてするために気合いを入れているんだとしたら、ちょっと可哀想だな。

「官から民へ」の「民」とは?

2005年09月01日 | 時事
自民党 政権公約2005」を読んでふと思う。「官から民へ」の「民」とは人民のことではないことは確か。そもそも、窓口に座っていたり、郵便物を配っている人たちを指して「役人」と言うのは何かおかしくないかい。

確かに、国家公務員だし、一番下っ端の役人ではあるが、一般に「役人天国」と言う場合はもっと上位に位置する人たち、官の中でも特権階級であるキャリアやノンキャリアでも相当に出世した人たちを指すと思うが如何。

また、郵政に限れば世襲制化している特定郵便局長なんかが問題なのであって、郵政関連の国家公務員26万人の大体数は、隣人であり、つましい生活をしている人民でしかないはず。

官相手の仕事をやりながら、その特有のロジックについていけなかった経験を有するものとしては、官の縮小は基本的に正しいと思うが、役人天国を作り出している、より大きな権限を持つ人々を積極的に減らさないうちは、何か、あれだね。