やっぱり球界には自浄能力はない?
パウエルのオリックス“一人相撲”他球団は冷ややか(夕刊フジ) - Yahooニュース
オリックスの機谷球団代表は12日のパ理事会後、パウエル投手の二重契約問題に関して、「6月22日まで選手登録を禁止後、ソフトバンクと契約」との小池パ連盟会長の勧告を不服として、コミッショナーに提訴することを明らかにした。この日の理事会でも議題に上がったが、両球団の主張が平行線で、他球団も傍観の姿勢を崩さなかったことから強硬策に出た格好。しかし、早期決着を望む関係者からの視線は何となく冷ややかで…。
(中略)
某球団幹部は言う。
「オリックスは今回のパウエル問題を契機に外国人選手の契約の諸問題にも踏み込もうと拳をあげている。統一契約書より、代理人との間で交わされる英文契約書が優先されるという球界のグレーゾーンにメスを入れたいようだ」
そして、こう本音を付け加えた。「ただ、そうした契約形態に“必要悪”という見方もある。あまり声高に主張するのはいかがなモノか」。
オリックスが常々提唱する『球界全体の繁栄』は2004年オフ、近鉄との球団統合の際にも、さまざまな分野で挫折したと球界関係者は解説する。
「統合によって1球団が減り、1リーグ制が視野に入ったが、楽天が誕生したことで挫折。近鉄との統合球団からプロテクト選手以外は楽天へ供出しなければならなくなった。その際、岩隈、礒部らがオリックス入りに難色を示したため、プロテクトを外さざるを得なくなったが、その際も他球団は傍観していた」
岩隈らはルール上、オリックスがプロテクトすれば抵抗できなかったはずだが、世論を味方につけ、楽天入りした経緯があった。
「今回も似ている。連盟の勧告は『ソフトバンクに入団したいという本人の意志の尊重』が理由の1つになっている。先の岩隈らも楽天入りの希望が通り、その際、他のパ関係者も容認。次元は少々違うが、今回も周辺が“両球団の間で決めればいい”という空気で落ち着きそうだったため、提訴に踏み切ったのだろう」(先の関係者)
コミッショナーへの提訴によって、事態が劇的に動き出す可能性は考えにくい。ただ、ますます混迷が深まってきたことだけは事実だ。
球団幹部、球界関係者ともにこんな調子だから進展しないんでしょ。
日本プロ野球はそろそろグレーゾーンを大幅に是正すべき時期なのは今に始まったことじゃない。
このままでは衰退の一途をたどることは目に見えているはず。
それなのに手を付けられないダメ経営者ばかり。
また、誰だか知らないがこの球界関係者は状況を完全に見誤っている。
岩隈や磯部のオリックス入りを認めなかった件と、今回のパウエルの件は正反対の事象だ。
片やルールに則れば強硬姿勢を取ったとしても正当化でき、片やルールからすればギリギリアウトである。
また、合併時の問題は選手に落ち度はなく、今回の件は確実にパウエル側の落ち度である。
これを同等に見ているとは…。
何にせよ、今回の件は両球団だけで解決すれば良い問題でないことは明白。
すでにあちこちで言われているが、今後第2第3のパウエル問題は確実に起こるであろう。
外国人からしてみれば、とりあえず統一契約書にサインをして「仮契約」を確保した上で、他球団との交渉を行える免罪符となりうるのだ。
また、日本人の場合は統一契約書へのサインが絶対であり、同様なことは通用しないという不平等が発生してしまう。
このままでは絶対に問題を起きるのに、なぜ何もしないのだろうか。
まっ、こういった話は野球に限らず他のスポーツであったり、そもそも一般社会でも政治でも往々にしてあるわけで、ホント何度も言っているが日本全体での問題なのである。
どうして、今現在トップに立っている連中ってこんなのばかりなのだろうか。
嘆かわしいですな。
ちなみに、タカファンはこの問題をどう考えているのだろうか。
こんな状況でもパウエルが入団してくれれば応援するのだろうか。
パウエルのオリックス“一人相撲”他球団は冷ややか(夕刊フジ) - Yahooニュース
オリックスの機谷球団代表は12日のパ理事会後、パウエル投手の二重契約問題に関して、「6月22日まで選手登録を禁止後、ソフトバンクと契約」との小池パ連盟会長の勧告を不服として、コミッショナーに提訴することを明らかにした。この日の理事会でも議題に上がったが、両球団の主張が平行線で、他球団も傍観の姿勢を崩さなかったことから強硬策に出た格好。しかし、早期決着を望む関係者からの視線は何となく冷ややかで…。
(中略)
某球団幹部は言う。
「オリックスは今回のパウエル問題を契機に外国人選手の契約の諸問題にも踏み込もうと拳をあげている。統一契約書より、代理人との間で交わされる英文契約書が優先されるという球界のグレーゾーンにメスを入れたいようだ」
そして、こう本音を付け加えた。「ただ、そうした契約形態に“必要悪”という見方もある。あまり声高に主張するのはいかがなモノか」。
オリックスが常々提唱する『球界全体の繁栄』は2004年オフ、近鉄との球団統合の際にも、さまざまな分野で挫折したと球界関係者は解説する。
「統合によって1球団が減り、1リーグ制が視野に入ったが、楽天が誕生したことで挫折。近鉄との統合球団からプロテクト選手以外は楽天へ供出しなければならなくなった。その際、岩隈、礒部らがオリックス入りに難色を示したため、プロテクトを外さざるを得なくなったが、その際も他球団は傍観していた」
岩隈らはルール上、オリックスがプロテクトすれば抵抗できなかったはずだが、世論を味方につけ、楽天入りした経緯があった。
「今回も似ている。連盟の勧告は『ソフトバンクに入団したいという本人の意志の尊重』が理由の1つになっている。先の岩隈らも楽天入りの希望が通り、その際、他のパ関係者も容認。次元は少々違うが、今回も周辺が“両球団の間で決めればいい”という空気で落ち着きそうだったため、提訴に踏み切ったのだろう」(先の関係者)
コミッショナーへの提訴によって、事態が劇的に動き出す可能性は考えにくい。ただ、ますます混迷が深まってきたことだけは事実だ。
球団幹部、球界関係者ともにこんな調子だから進展しないんでしょ。
日本プロ野球はそろそろグレーゾーンを大幅に是正すべき時期なのは今に始まったことじゃない。
このままでは衰退の一途をたどることは目に見えているはず。
それなのに手を付けられないダメ経営者ばかり。
また、誰だか知らないがこの球界関係者は状況を完全に見誤っている。
岩隈や磯部のオリックス入りを認めなかった件と、今回のパウエルの件は正反対の事象だ。
片やルールに則れば強硬姿勢を取ったとしても正当化でき、片やルールからすればギリギリアウトである。
また、合併時の問題は選手に落ち度はなく、今回の件は確実にパウエル側の落ち度である。
これを同等に見ているとは…。
何にせよ、今回の件は両球団だけで解決すれば良い問題でないことは明白。
すでにあちこちで言われているが、今後第2第3のパウエル問題は確実に起こるであろう。
外国人からしてみれば、とりあえず統一契約書にサインをして「仮契約」を確保した上で、他球団との交渉を行える免罪符となりうるのだ。
また、日本人の場合は統一契約書へのサインが絶対であり、同様なことは通用しないという不平等が発生してしまう。
このままでは絶対に問題を起きるのに、なぜ何もしないのだろうか。
まっ、こういった話は野球に限らず他のスポーツであったり、そもそも一般社会でも政治でも往々にしてあるわけで、ホント何度も言っているが日本全体での問題なのである。
どうして、今現在トップに立っている連中ってこんなのばかりなのだろうか。
嘆かわしいですな。
ちなみに、タカファンはこの問題をどう考えているのだろうか。
こんな状況でもパウエルが入団してくれれば応援するのだろうか。