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パウエル追放かも

2008-02-01 10:43:00 | 褒めることの少ない野球話
まぁ、それが一番丸く収まるんじゃない?

パウエル「不適格選手」で球界追放も(野球) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

 プロ野球・根来泰周コミッショナー代行(75)は31日、オリックスとソフトバンクとの間で二重契約が明らかになった前巨人のジェレミー・パウエル投手(31)について言及した。1日は全12球団がシーズンに向けてキャンプインする中、同代行は問題の早期解決を望む一方、今回のパウエル側の交渉態度を重要視。「野球協約第83条(不適格選手)」により、同投手を日本球界から締め出す私見も披露した。
 前代未聞の二重契約問題に球界トップは表情を曇らせた。東京高等検察庁で検事長も務めた根来代行だけに、ルールを破る行為は見逃すわけがない。

 「外科的な手術だが、二重契約をするような選手は(野球協約)83条を使って入団させなければいい」と言い切った。

 野球協約第83条は、連盟会長が不適当と認めた選手を支配下選手登録できないと定めたもの。今回、パウエルサイドがオリックス、ソフトバンク双方の統一契約書にサインしている二重契約は、球界のルールに反する行為。連盟会長の判断として選手失格とし、パウエルに日本球界でプレーする資格を与えない可能性まで示した。


あれ、まだこの人「代行」の地位にいたんですなぁ。
いい加減他に見つけろよなぁ、と思いつつ、今回の私見は間違ってはいないと思うね。
次の記事を見ちゃうとなおさらそう思うよ。

パウエル代理人、オリックスに反論…統一契約書と知らず本人サイン:プロ野球:野球:スポーツ報知

 オリックス、ソフトバンクの両球団が獲得を主張する前巨人のジェレミー・パウエル投手(31)の代理人、クレッグ・ランディス氏が31日、スポーツ報知の電話インタビューに答え、両球団との「二重契約」を否定し、ソフトバンクと正式な契約を交わしたという認識を明らかにした。同氏はオリックス側と合意寸前だったことを認めた上で、統一契約書にパウエルがサインしたのは「(オリックス側から)ビザを早急に取得するために必要と説明されたから」とし、年俸や出来高など詳しい条件を盛り込んだ同意書を交わしていない点を強調した。
(中略)
 問題となっている統一契約書にパウエルがサインした点については、現地時間の1月22日(日本時間23日)に、オリックス側からコピーが送り返された時点で初めて知ったという。「(日本語で書かれた)2枚のファクス(統一契約書のコピー)が僕の手元でなく、直接ジェレミーに送られていたんです」

 その意味を球団に確認したところ「まだ契約は成立していないが、(契約後に)ビザの申請をすると、発行が遅くなるから」と聞かされたという。在留資格認定書を早急に取得するためという理由を強調して、球団が直接、パウエルに署名をさせたという論法を展開。「サインしたものはあくまでビザの申請に必要なもの。契約合意のサインではない。すべて日本語で書かれたもの(統一契約書)をどうやって理解できるのでしょうか」とし、正当性のなさを訴えた。


少なくともパウエルは、日本球界に7年連続で身を投じていたわけで、全て日本語で書かれているとはいえ「統一契約書」がどういった意味の物であるかまったく知らなかったわけはないだろう。
また、この代理人にも問題が多くありそうだと感じたね。
契約やそれにまつわる訴訟が多く起きているアメリカに身を置きながら、仮にファックスでのコピーとはいえ自著のある契約書が相手に渡されていると言うことは、正式契約にも準ずることは明白だろう。
それをきちんと破棄した上でソフバンとの交渉を進めればいいのに、23日には契約書の存在を知った上で24日か25日にオリに対し「ソフバンと契約した」と伝えたとなっている。
まずは、オリに対してパウエル自著の契約書は無効であると確認してから進めるべきだろう。

根来さんも、どうせ私見を言うのならここらへんまで突っ込んで考えて欲しいなぁ。
たびたび代理人が絡む問題が発生するのだから、代理人に対しても日本球界での交渉権を取り上げるくらいの規則を作る必要があるだろう。
メジャーリーグでのエージェント資格さえあれば誰でも代理人にはなれるようだが、欠格事項には「不的確選手」の様な項目は無い。
何か問題を起こしてもその代理人には処罰がないので、他の選手の代理人として交渉につくことができてしまう。
これは大問題だと思うね。