この記事の意図するところは何？

頭の弱い主婦がいましたとさ、としか言いようのない記事。

脱水槽の回転止まらず、１０年で７件の指切断事故(読売新聞) - goo ニュース

　洗濯機の脱水槽で、回転している洗濯物に手が巻き込まれ、指が切断される事故が、過去１０年間に７件、全国の消費生活センターなどに報告されていることが、独立行政法人「国民生活センター」の調べでわかった。

　同センターの調べによると、今年７月中旬、４０歳代の主婦が、脱水が終わる間際に１槽式の全自動洗濯機のふたを開け、洗濯物を取り出そうとしたところ、洗濯脱水槽の回転が止まらず、衣類が指に絡まり、右手の薬指が第１関節から引きちぎられた。

　事故のあった洗濯機は約１０年前から使用。脱水槽のブレーキ部品が消耗し、洗濯物を入れた状態でふたを開けた場合、脱水槽が停止するまでに７０秒かかることがわかった。正常であれば４秒で停止する構造で設計されていた。

たとえ１０年前の商品だとしても、おそらく間違いなく説明書に「回転中に手を入れないでください」との注意書きがあるはずだ。
つか、回っているのに手を入れたら危険であることくらい、大の大人が分からなくてどうする。
設計上、ふたを開けて４秒で止まる構造だったとしても、経年劣化するわけで止まりにくくなる・止まらなくなることが起こったとしても当然だろう。
そもそも、むやみに運転中にふたを開けることを想定して設計していないと思われるがなぁ…。

で、この記事は世間に対して何を訴えたいのだろうか。
シュレッダーによる指切断事件と絡めて出してきただけだろうか。
シュレッダーの話にしても、よくよく考えたら大人の不注意によるものなんだがなぁ…。
この不注意な主婦が訴えを起こしたってわけでもなさそうだが…。

「大人」ってなんだろうかと考えさせられた、って点では有用な記事か。(^^;