日々の独り言

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ライオンズ首脳陣の読みの甘さ

2006-11-10 10:01:45 | 明日はどっちだ? ライオンズ話
入札額がイチロー級だった場合は、あきらかに安い気もしますが…。

松坂の入札額“安すぎる”?!(スポーツニッポン) - goo ニュース

 注目の最高額については、9日付のボストン・グローブ紙が「2000万~2500万ドル(約23億6000万~約29億5000万円)」と予想。ニューヨークのニューズデー紙は「00年11月のイチローと同等(1312万5000ドル=当時約14億円)ぐらいでは」とも伝えた。当初、最高額は3000万ドル以上ともいわれていたが、あまりの高騰ぶりにマリナーズやドジャースなど撤退球団が続出。入札に参加する球団が半分近くに減ったことで、相場は現実的な適性額に下がったというのが米メディアの論調だ。

やはり少なくとも1,500万ドル(約17.5億円)くらいは出さないと妥当とは言えないでしょう。
WBCのMVP選手ですよ。
イチローの場合は、初めての野手として未知数の部分が多かったと思われます。
また、初めてのポスティング選手としてメジャー球団側も様子をうかがっていたので高騰しなかったと思われます。

日本人投手の場合、野茂であり長谷川であり、数年だけとはいえ佐々木だ斎藤だと結果を残した事例が多くあります。
イチローから6年、この経過年数を考えても妥当な線はもうちょっと上でしょう。

しかし、ライオンズ首脳陣はマスコミに踊らされた部分もあったのでしょうが、25億~35億円は分捕れると見越していたと思われます。
日本人の大物選手1年分の年俸以上に差があるとすると、簡単には応諾できないでしょうねぇ。
でも、この見通しは甘すぎると思われます。

やはり普通に考えたら1,500万~1,800万ドルくらいではないかと思うのです。
20億円くらいを境としていれば、そこから少し低い金額であっても「しょうがない」となったかもしれません。
いや、まだ入札額が明らかになっていないのでなんとも言えませんよ。
でも、なんとなくそんなことになっているような気がします。


さて話は変わりますが、今年も年間予約席の契約更新時期が来たようです。
来年は松坂が抜けることが必至な上、FAで大物選手を引っ張ってくるような話もない中、価格は今年と変わらないようです。(継続契約通知を見た限りでは)
来期は試合数が増えるので実質値下げとでも言いたいのでしょうが、25.2万円を70試合で割ったとしても1試合3,600円も取られます。
高すぎません?
ただでさえここ最近は解約率も高いと聞きます。
シートに購入者(社)の名前が入るのですが、何も書かれていないシートが年々増えているように思われます。
年間指定席の場所も縮小しているのではないでしょうか。
昔は内野指定席のほとんどの箇所は年間指定席となっていた気がしますが、いつの間にか一番下の席から中間通路までになっています。
本当に売る気ありますか?

松坂の入札額は高く見積もり、年間指定席は高値止まりにする。
で、どちらも思ったほど収益を上げない結果となる。
ダメ経営の典型のような気がしますが…。