うちの子供の「ライナスの毛布」である。
かれこれ10数年、わが子のお供をしている。
縁の方はぼろぼろになっていて、知らない人は雑巾と見紛うような代物であるが、子供にとっては大切なものである。
眠る時は、片時も離さない。
ここ数年は、外泊する時には流石に持ち歩かなくなったが、それまではひっそりと忍ばせて持って回っていた。
それだけに、マジでわが子の汗も涙もゲロさえも(!)知っている毛布である。
いやいや、物理的なものだけではない。
長い間、嬉しい気持ち、哀しい気持ち、悔しい気持ちなども全て知り尽くしているのだと思う。
そう考えると、子供がそれを手放したくない気持ちもちょっとわかる。
しかし、考えてみれば、こんな風に具体的なものでなくても、人は何らかの「ライナスの毛布」を抱えているのだ。
それを抱きしめると、あるいはそれを思うと、「ホッ」と安心する、そういう物がその人にとっての「ライナスの毛布」だと思う。
いやいや、たまたま、それが「毛布」とか「人形」だと、ついつい「莫迦にして」しまうけれど、実際にはそれは、人だったりする。
つらく落ち込んでいた時、家族や友人、それに大好きな人なんかの「一言」を聞くと、ホッとする。
それだってある意味、「ライナスの毛布」だと思うのだ。
そんな経験は、誰にでも有るのではないだろうか?
人は、あまり「頑張れ」と言われて「頑張りすぎる」と、弾けてしまうものらしい。
なので、人知れずそっと、自分だけの「ライナスの毛布」を抱きしめて、それから「よしっ!」ともう一度頑張っているとのだと思う。
そう考えると、私だって「ライナスの毛布」がゴロゴロしている。
このblogの「看板娘」だって、その一つに違いない。
そう、大人は「ライナスの毛布」を巧妙に隠し持つようになるのである。
ところで、以前は「その毛布、何時まで持っている気なの?」と問いかけると、「いや、もうちょっとしたら」と答えを濁していたわが子は、最近、
「ん?どこまででも持っているよ。
ボロボロになって、消えてなくなるまで。」
と答えるようになった。
まあ、それも一歩、大人に近づいた印だ、と勝手に「バカ親」は思っている。
さくらさんちの記事を見て、そんな事をふと考えたりした。
かれこれ10数年、わが子のお供をしている。
縁の方はぼろぼろになっていて、知らない人は雑巾と見紛うような代物であるが、子供にとっては大切なものである。
眠る時は、片時も離さない。
ここ数年は、外泊する時には流石に持ち歩かなくなったが、それまではひっそりと忍ばせて持って回っていた。
それだけに、マジでわが子の汗も涙もゲロさえも(!)知っている毛布である。
いやいや、物理的なものだけではない。
長い間、嬉しい気持ち、哀しい気持ち、悔しい気持ちなども全て知り尽くしているのだと思う。
そう考えると、子供がそれを手放したくない気持ちもちょっとわかる。
しかし、考えてみれば、こんな風に具体的なものでなくても、人は何らかの「ライナスの毛布」を抱えているのだ。
それを抱きしめると、あるいはそれを思うと、「ホッ」と安心する、そういう物がその人にとっての「ライナスの毛布」だと思う。
いやいや、たまたま、それが「毛布」とか「人形」だと、ついつい「莫迦にして」しまうけれど、実際にはそれは、人だったりする。
つらく落ち込んでいた時、家族や友人、それに大好きな人なんかの「一言」を聞くと、ホッとする。
それだってある意味、「ライナスの毛布」だと思うのだ。
そんな経験は、誰にでも有るのではないだろうか?
人は、あまり「頑張れ」と言われて「頑張りすぎる」と、弾けてしまうものらしい。
なので、人知れずそっと、自分だけの「ライナスの毛布」を抱きしめて、それから「よしっ!」ともう一度頑張っているとのだと思う。
そう考えると、私だって「ライナスの毛布」がゴロゴロしている。
このblogの「看板娘」だって、その一つに違いない。
そう、大人は「ライナスの毛布」を巧妙に隠し持つようになるのである。
ところで、以前は「その毛布、何時まで持っている気なの?」と問いかけると、「いや、もうちょっとしたら」と答えを濁していたわが子は、最近、
「ん?どこまででも持っているよ。
ボロボロになって、消えてなくなるまで。」
と答えるようになった。
まあ、それも一歩、大人に近づいた印だ、と勝手に「バカ親」は思っている。
さくらさんちの記事を見て、そんな事をふと考えたりした。
安心タオルだけでなく「心の中だけの安心毛布」も取り出して来ては
ブログの記事でその不安感などを吐き出したりします。
>大人は「ライナスの毛布」を巧妙に隠し持つようになるのである。
まだまだなんですね さくらは(笑)
トラバありがとうございます。この記事は実際のタオルのお話だけじゃなくて
心の中の安心感のお話も含めて書いたつもりだったので
その胸の内を汲み取って下さった ぷよっちのこの記事をとても嬉しく思います。
超素早いコメントとTB有難うございます。
>まだまだなんですね さくらは(笑)
いやぁ、全然、真っ当ですよ。
私の方が、多分「危ない」です。^^
他にも隠し持った毛布が多々・・・。
まあ、うちも「愚痴の塊」のようなblogなので、いつでも寄って、ぶちまけていってくださいね。
濃すぎて引く内容も多いかもですけど。