昨日の日曜に、家族の祝い事が無事終了して、今日はちょっと惚けていたのかもしれない。
なんだか、どっと疲れが押し寄せて、今ひとつ仕事もぴりっとしないまま夜を迎えた。
まあ、こんなんじゃぁ、会社にいてもしょうがなかろうと、いつもより少し早めに会社を引けて、乗り継ぎの駅で電車を降りると、目の前に「ポン」と、三日月が浮かんでいた。
「ああ、三日月だ。」
そう呟いて、乗り継ぎの人の流れの中で立ちつくすこと数秒。
ふと、我に返ると、乗るはずだった電車が出ていた。
「三日月に見取れて電車を逃す」なんて書くと、見かけは風流だがいい年したおやじが、くたびれた背広でやっても様にならない。
照れ隠し半分で、さも、その駅では乗らないよという素振りをして歩き出す。
まあ、いつもより時間は早いし、ここは次の駅までが近い。
「気分転換だね」なんて、自分に言い聞かせつつ。
と、不意に途中のパチスロ店から、警官が2,3人飛び出してくる。
その距離があまりに近かったので、日頃は気にならない拳銃に目が行く。
すわ、事件か!とびびったが、どうやらもめ事の仲裁で、しかも、店を間違えていたらしい。
なんだ、人騒がせな、と思う反面、やっぱり武器の無骨さが気になる。
まあ、日本の警官の場合は、しっかりとホルダーに収まっているから、ぱっと見分かり難い。
昔、9.11の直後に、仕事で某国に飛ばされたときは、警戒のために地下鉄に配備されたアーミーが持つ自動小銃が、武器の恐ろしさをむき出しにして自己主張していたが、それに比べれば、「武器」だという印象は薄い。
それでも、「武器」を携帯した警官が店にいたのに、店の客はパチスロに夢中である。
ううむ、結局、日本人はこういう事には鈍感なのかな、なんて、ちょっと小難しい事を考えたりして歩いていると、ゴトゴトと走る電車と三日月が、
「何を似合わぬ事を」
と、笑っていた。
いや、元はお前の所為だろう、と三日月に八つ当たりしてみたが、三日月の方も、俺は知らん、とばかりに雲間に消える。
なんだかなぁ、である。
まあ、それからは恙なく、一駅歩いてから電車に乗り直し、帰途につく。
無事、家について、パソを開くと、ぱこ兄から「チャカの話」の虎が来ていた。
なんだ、「拳銃」は、この虎の「予兆」だったか。
しかも、泣ける話だ。
その話の雰囲気に飲まれて、今日、考えていたアホなネタは、即没に。
斯くして、こうしてぼやく事になる。
まあ、こんな日もあらぁね。
しかし、その「アホなネタ」ってのが異常に気に掛かる…
ぷよさんなら、ただの「アホネタ」っちゃうに決まっとるがな。とてつもなくオモロイ「アホネタ」なんやろ?(笑
書いてくれー。
だって、お玉さんがアップしたのが、締め切りギリギリだもーん。
>しかし、その「アホなネタ」ってのが異常に気に掛かる…
>ぷよさんなら、ただの「アホネタ」っちゃうに決まっとるがな。とてつもなくオモロイ「アホネタ」なんやろ?(笑
>書いてくれー。
いや、兄さんのネタには、負けます。