暇があるごとに庭木に付けた風蘭を眺めているつもりでしたが、案外見ているようで見ていなかったのか
先日、水遣りの際ふと目を向けると縞の入った風蘭を見つけました。3年前に有田川町大字日物川地区
の道沿いにある柿木に着生していた風蘭を槇の木に付けているものです。
平成27年5月16日撮影
この一枚の葉に一本の太い縞が入っており、次の新葉にも葉縁に斑が見えています。
チョコレート色のような濃い泥根です。
特徴極まるようなものもなく大した芸ではないのですが、根の伸長が止まれば一応木から外して鉢植えにしようと思います。
ここにも縞の入った小さな木がありました。何度も目をやっているのに何故今まで気づかなかったのか我ながら
不思議です。
古い袴が付いているので取り付けてから何年かたっているものと思います。ただ、これは山採りとの確証はなく、
青根であるところから(軸は袴を外してから確認しないとわかりません)もしかすると紀北かつらぎ町渋田産の風蘭
の柄抜けを付けていたものかもしれません。単なる縞柄ですが一応これも根が止まれば鉢植えにしたいと思います。
上にきて縞が抜けているので今後の柄の継続は微妙なところかな。子にも縞がありますが親木同様新葉に柄が
見当たりません。それでもこれだけ縞が入ってるんですから、何とか縞の継続を果たしてほしいものです。
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