有田川町楠本地区の山採りを地元の方が無地の風蘭と一緒に寄植えしていたもので、それが旧金屋町の山野草店さんに持ち込まれ、僅か4本（他の方に渡った1本は直ぐに枯らしてしまったようなので実質3本スタートかな）でしたが、幸い譲り受けることができた１本を作り続けてきたものです。
泥軸・赤根で、夏の終わりくらいになって透けるような感じに斑があらわれる。で、冬場には又無地に戻るといったような感じが繰り返えされています。成長期に伸び始める根はたまにルビーに近い色合いで出ることも。ともあれ、ようやくですが今回は少し様子の違う株が
。 黄虎斑などは日強く作るようにと聞いていたのでこれまでも試験的に増え芽を使ってほぼ終日日に当てて見たりもしましたが特に何がということなく、ただただ葉色がくすんだだけ
に終わったり、中には作落ちさせてしまった株も
そのほかは50％遮光やそれ以上に日どり控えめにしたりもしましたがこちらも何ら変化なし。残念ながら今後何を参考にすればといったものは結局のところつかめていません。風蘭には一過性ということも多々あるので、少なくとも今年の冬場あたりまで斑が続いてくれれば
その後も少しは楽しみが続くかも・・・かな
2023年4月30日 午後撮影・・・今回は背景色を黒にして撮影してみました。
他の兄弟株と並べ見比べたところ、斑が良く浮き出た分コンパクトに纏まりやや葉幅も少し広めのように感じます。
下は、上の写真左の兄弟画像です。子の葉1枚に透け感が印象的な斑が。いずれにしてもこれが毎年続くなど固定化してくれれば万々歳となるんですが・・・
下2枚は何年か前の秋口に撮影した画像です。涼しげで透明感を感じる葉色が特徴でしたがいつもこれが限界
・・・参考まで。
