前回の投稿から2年、最近注意深く観察している九州産無名の散り斑後暗み種です。以前にも書き留めていますが、ただの後暗みだと思っていたところ下葉2~3枚くらいに紺の中通しが。ということは散り斑?縞?は一度暗みますが後々に紺の中通しが浮き出てくる2芸の可能性が。と考えると、九州産らしく葉幅の引く超といえる程の大型種なので非常に気になる存在として浮上、観察対象の位置づけが続いています。
2023年5月4日撮影
散り斑? それとも縞? それとも散り斑縞
3枚目以降は完全に暗んでしまうと思っていましたが、よく見ると下葉にも縞模様が。最近はこういったいぶし銀のような渋い芸に心引かれるようになり、これも年のせいかと思い至る年齢になったしまったようです。
2021年4月013日撮影の参考画
右上の画像のくすんだ色をしている葉(写真では最も下に写っている葉)は、右下画像(葉1枚が写っている)の葉の現在の状態です。さすがにこうなると早ければ夏、遅くとも冬を迎える頃には落葉していると思います。
葉の肌目はどちらかといえばが荒目ですがその割には葉艶の良い品種ですね。