笑顔がいっぱい

家族と私・・・

お礼の手紙

2006-05-31 22:28:01 |   仕事
先日、まもなく80歳になられる男性の生徒さんの事を書きました。
あの後も度々、分からないことがあると教室に来られたり、電話で質問をされたりとパソコンが楽しくてしょうがないようです。

先週の木曜日、オフの日に近くの銀行で用をすませ、外に出ると偶然その生徒さんにお会いしました。
「先生、今日はお休みですか?教室に行こうかと思ってたけれど・・・。」
そうおっしゃるので、分からない事でもあるのかと尋ねると、そうでもなさそうな・・・。

3月にご友人方とバンコクに行かれたそうです。
(いいなー!!!タイ料理。)そんな事を思っていろいろとお話を聞いていましたら、一緒に行かれたご友人の方々がみなさんパソコンをやっていて、かなり使いこなしていらっしゃるそうです。
自分もやってみようと思ったけれど、どこへ行って教えてもらったら良いかわからず、いろいろと見学など行かれたそうです。
そして、最終的に私の勤務するPC教室に決められたそうですが。

先週の授業中に、授業内容と関係ない操作をなんども繰り返し、他の生徒さんの足を引っ張ってしまった事のお詫びと、その後の私の対応についてのお手紙と絶品!とおっしゃる梅のジャムを今日の授業の前に持ってきてくださいました。

お手紙は、筆で書いて下さった4枚の丁寧なもので、年配の方らしく表現も言葉に重みのあるものでした。
授業以外のフォローに対しての感謝の気持ちが書かれていて、
「パソコンを勉強したい!」
というお気持ちが本当に込められていました。
いろいろと考えさせられます。

先日も、78歳になられる女性の方が
「今からどうしても始めたい」
と教室に通い始めたのですが、授業以外でフォローする事が多くありました。
そしたら、やはりお手紙と商品券を帰り際に。

お手紙は頂戴しましたが、商品券は丁重にお断りしました。
「これは私の気持ちなんです。こんなに年取って、楽しいことが出来た事が幸せです。」
そのような事が書かれていました。

私の祖母位の年齢の方です。
なんとかしてあげたいと思う気持ちは自然に湧いてきます。

きっと他の先生も同じように思われると思います。
私にとっては仕事なのですが、でもただの仕事だけでは割り切れないのがこの仕事です。

生徒さんにはどれだけ応えられるかわかりませんが、少しでも手助けになれば・・・。いつもそう思っています。

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