笑顔がいっぱい

家族と私・・・

生徒さん・・・いろいろ

2006-05-21 18:12:37 |   仕事
受け持っているPC初心者クラスにはPC操作をするのは初めてだけれど、
「これがしたい!」
とやりたいことがはっきりとしている方が多いです。

まもなく80歳になられる男性の生徒さんもその一人で、この4月からPCを始めようとPCから周辺機器まで一通り購入し、すべて揃っているとおっしゃいます。
知人の方がインターネットで株をやったりHPを便利に活用されているのが刺激になり、インターネットを早く始めたいとおっしゃっています。

今現在その方の授業課題は、効果的に入力を行うには・・・ということで入力方法から便利な機能の紹介などを行っています。

先日の授業では私がその方の席から少し離れると、インターネットの画面を開こうとしたりなにやらこそこそ・・・。
決して操作が完璧に行える方ではないので、隣の席の生徒さんも「何をしているのかしら?」と言った様子で覗き込んでいます。

結局、隣の方もその方の画面を覗き込んでしまったばかりに、操作が遅れてしまって私に「もう一度教えてください」と声を掛ける事になってしまい、連鎖してしまいました。
他の方の手前、あまり強く注意が出来ませんでした。

授業の始まりにも
「今日は新しい沢山の機能をご紹介しますので、私が説明をする時には、しっかりと前を見て画面を確認し、操作していただく時には声を掛けますので、遅れそうになったら挙手や声がけで教えてください!」
といつもより念押ししたつもりでした。
ですから、他の方はとても協力的に授業に臨んでくださっていましたが・・・。

以降説明時に立つ位置をいつもと変え、その男性の近くで進めるようにしましたので、なんとか進行どおりについてきてくださいましたが。

授業後に今日の授業の内容はどうだったかそれとなく聞いてみました。
私の説明が上手くなくて、理解できない→授業がつまらない→他の事をしよう!
につながったのか?と思いました。

自宅でインターネットをやろうと思ったけれど、思ったように出来なかったので、教室のPCでなら見れるかと思ってやってみたら簡単に出来た。自宅で出来なかったことを試してみたくなった・・・。
とおっしゃるのです。
少し試そうと思ったら、あっさりと出来たので・・・。ということらしいのですが。
休憩時間や授業が終った後にでも声を掛けて下されば一緒に確認しますから・・・。と断りを入れましたら、「そうでしたね・・。」と言ってお帰りになられました。

そして、その日の夕方教室にその方から電話がありました。
「自宅に帰って今日の授業の内容(前半の聞いていなかった部分)を復習しようと思ったけれど、全く分からないので、もう一度教えて欲しい」
とおっしゃるのです。
やっぱり聞いていなかったのね・・・と思いましたが、とりあえず一通り説明をしました。
かなり恐縮して電話を切られましたが、次の日の夕方(勿論その方の授業はありません)また教室に来られたのです。

実は分からないことがあるとその方の授業の無い日でも教室に来ては質問をして帰るマイペースな生徒さんです。

しかし、あまりにも質問の内容がその方が受けているコース内容とかけ離れていたりする為に、対応を検討するようにマネージャーも言い出しているほどです。
次回の授業の様子を見て、私の対応も変えていかなければならないと思っています。