終わりました。
優秀賞(2等)でした。
最優秀賞は、韓国に留学したことで韓国にいる親戚と自分の家族のかけ橋になった男の子。
歴史と感動的な話には勝てませんね。終わってから少しだけ話しましたが、とっても素敵な青年でした。
とりあえず、往復航空券をもらえて嬉しいです。
これが長期の券に代えられるなら、財産なげうってしばらく移住するのにな~。
で、私の話した内容ですが、一応あげておきます。はずかしいけど。
でも対訳は無理矢理付けたところがあるので(特に歌詞の部分)、あんまりちゃんと読まなくていいですよ(笑)。
+++
저는 원래 전문학교에서 작사와 작곡을 배웠습니다.
하지만 손을 다쳐서 피아노를 치는 것은 어렵게 되어,
사랑하는 음악을 버리고 새로운 뭔가를 찾는것도 힘들고, 정신 없이 살았습니다.
2년 전, 인터넷에서 우연히 본 영화 예고편 속에서 "스윗소로우"라는 아티스트를 알게됐습니다.
부드러운 목소리,달콤한 하모니, 몇 번을 들어도 같은 부분에서 떨렸습니다.
그리고 무엇보다, 작사를 배운 제가 내용도 모르는 채 계속 듣고 있는 노래,
그건 그냥 단순하게, "음악"이었습니다...
그리고 이런 노래를 부르는 사람의 머리 속을 보고싶다!는 생각을 했습니다..
그렇게 배우게 된 한국말은 저를 넓은 세상으로 데려다주었습니다.
다른 언어를 배운다는건, 그 나라 문화 속에 산다는 것과 마찬가지이지요.
저는, 제 자신이 알고있던 음악세상이 이렇게도 좁았다는걸 깨달았습니다.
음악이라는 예술을 배우기 전에 배워뒀어야 할 것들을 그때 처음에 느낄 수 있었습니다...
그리고 지금 제가 빠지고 있는건, "토이"의 음악입니다.
작곡가 유희열씨가 쓰신 노래가사 중엔
"기억해 다른 사람 만나도 내가 너의 곁에 잠시 살았다는 걸..."
이렇게 슬픈 가사가 많았어요.
하지만 희열씨가 결혼한 후에 쓰신 "딸에게 보내는 노래"의 가사 속에선 이렇게 부르십니다...
"꿈 많던 엄마의 눈부신 젊은 날은
너란 꽃을 피게 했단다 너란 꿈을 품게 됐단다
그리고 널 위한 이 노래..."
저는 감동을 받았습니다..
이렇게도 표현하고 싶은것이 달라지구나....라고 느꼈어요.
그래도...생각해봤습니다.
"아...나도 경험이 있어! 난 한국말과 만나서 이렇게도 달라졌다...!"고...
이렇게 자기자신에게 소중한 것과 만날 수 있는 기회는 평생에 손에 꼽을 정도 밖에 없겠지요...
저도 나이를 먹으면서 제 삶을 제대로 느끼고, 그걸 표현하면서 살아갈 수 있다면 좋겠습니다...
지금 이렇게 세상이 열려가는 이 느낌은 제가 사랑하는 음악과 한국말이 알려준 것입니다.
마지막까지 들어주셔서 감사합니다.
+++
私はもともと、専門学校で作詞と作曲を学びました。
しかし、手を痛めてピアノを弾くことが難しくなり、
大好きな音楽を捨てて新しい何かを探すことも空しく、辛い時期を過ごしました。
2年前、インターネットで偶然見た映画の予告でSweet Sorrowというアーティストを知りました。
やわらかい声、美しいハーモニー、何度聞いても、同じ所でぐっとくるのです。
そして何よりも、作詞を学んだ私が、内容も知らないままにずっと聞いているこの歌は、
ただただ、シンプルに「音楽」でした。
そして、こんな歌を歌う人の頭の中を見てみたい!と思ったのです。
そうして勉強することにした韓国語は、私を広い世界に連れてきてくれました。
違う言語を学ぶということは、その国の文化の中に生きるということでしょう。
私は、自分が知っていた音楽の世界がこんなにも狭かったということを思い知りました。
音楽という芸術を学ぶ前に悟っていなければいけなかったことを、その時初めて感じることになったのです。
そして、今私が熱心に聴いているのは、Toyの音楽です。
作曲家ユ・ヒヨルさんが書かれた歌の中では、
「覚えていて 他の人に出会っても 僕が君のとなりで生きていた時間を」
こういう悲しい歌詞が多かったのです。
でも、ヒヨルさんが結婚した後に書かれた歌「娘に送る歌」の歌詞では、こんな風に歌うのです。
「夢にあふれたママのまぶしい若い日は 君という花をさかせたんだ 君という夢を抱かせたんだ
そして 君に送るこの歌…」
私は本当に感動したんです。
こんなにも表現したいことが変わるんだ、と思いました。
でも、考えてみたんです。
あぁ、私も経験があった。韓国語と出会って、こんなにも変わったじゃないか!と。
自分にとって、こんなに大切なものと出会うことは、人生で数えるほどしかないでしょう?
私も、年をとりながら、自分の生き方を深く感じて、それを表現しながら生きていきたいです。
今、こうして世界が広がって行くこの感じは、私の愛する音楽と韓国語が教えてくれたものです。
最後まで聞いていただき、ありがとうございました。
優秀賞(2等)でした。
最優秀賞は、韓国に留学したことで韓国にいる親戚と自分の家族のかけ橋になった男の子。
歴史と感動的な話には勝てませんね。終わってから少しだけ話しましたが、とっても素敵な青年でした。
とりあえず、往復航空券をもらえて嬉しいです。
これが長期の券に代えられるなら、財産なげうってしばらく移住するのにな~。
で、私の話した内容ですが、一応あげておきます。はずかしいけど。
でも対訳は無理矢理付けたところがあるので(特に歌詞の部分)、あんまりちゃんと読まなくていいですよ(笑)。
+++
저는 원래 전문학교에서 작사와 작곡을 배웠습니다.
하지만 손을 다쳐서 피아노를 치는 것은 어렵게 되어,
사랑하는 음악을 버리고 새로운 뭔가를 찾는것도 힘들고, 정신 없이 살았습니다.
2년 전, 인터넷에서 우연히 본 영화 예고편 속에서 "스윗소로우"라는 아티스트를 알게됐습니다.
부드러운 목소리,달콤한 하모니, 몇 번을 들어도 같은 부분에서 떨렸습니다.
그리고 무엇보다, 작사를 배운 제가 내용도 모르는 채 계속 듣고 있는 노래,
그건 그냥 단순하게, "음악"이었습니다...
그리고 이런 노래를 부르는 사람의 머리 속을 보고싶다!는 생각을 했습니다..
그렇게 배우게 된 한국말은 저를 넓은 세상으로 데려다주었습니다.
다른 언어를 배운다는건, 그 나라 문화 속에 산다는 것과 마찬가지이지요.
저는, 제 자신이 알고있던 음악세상이 이렇게도 좁았다는걸 깨달았습니다.
음악이라는 예술을 배우기 전에 배워뒀어야 할 것들을 그때 처음에 느낄 수 있었습니다...
그리고 지금 제가 빠지고 있는건, "토이"의 음악입니다.
작곡가 유희열씨가 쓰신 노래가사 중엔
"기억해 다른 사람 만나도 내가 너의 곁에 잠시 살았다는 걸..."
이렇게 슬픈 가사가 많았어요.
하지만 희열씨가 결혼한 후에 쓰신 "딸에게 보내는 노래"의 가사 속에선 이렇게 부르십니다...
"꿈 많던 엄마의 눈부신 젊은 날은
너란 꽃을 피게 했단다 너란 꿈을 품게 됐단다
그리고 널 위한 이 노래..."
저는 감동을 받았습니다..
이렇게도 표현하고 싶은것이 달라지구나....라고 느꼈어요.
그래도...생각해봤습니다.
"아...나도 경험이 있어! 난 한국말과 만나서 이렇게도 달라졌다...!"고...
이렇게 자기자신에게 소중한 것과 만날 수 있는 기회는 평생에 손에 꼽을 정도 밖에 없겠지요...
저도 나이를 먹으면서 제 삶을 제대로 느끼고, 그걸 표현하면서 살아갈 수 있다면 좋겠습니다...
지금 이렇게 세상이 열려가는 이 느낌은 제가 사랑하는 음악과 한국말이 알려준 것입니다.
마지막까지 들어주셔서 감사합니다.
+++
私はもともと、専門学校で作詞と作曲を学びました。
しかし、手を痛めてピアノを弾くことが難しくなり、
大好きな音楽を捨てて新しい何かを探すことも空しく、辛い時期を過ごしました。
2年前、インターネットで偶然見た映画の予告でSweet Sorrowというアーティストを知りました。
やわらかい声、美しいハーモニー、何度聞いても、同じ所でぐっとくるのです。
そして何よりも、作詞を学んだ私が、内容も知らないままにずっと聞いているこの歌は、
ただただ、シンプルに「音楽」でした。
そして、こんな歌を歌う人の頭の中を見てみたい!と思ったのです。
そうして勉強することにした韓国語は、私を広い世界に連れてきてくれました。
違う言語を学ぶということは、その国の文化の中に生きるということでしょう。
私は、自分が知っていた音楽の世界がこんなにも狭かったということを思い知りました。
音楽という芸術を学ぶ前に悟っていなければいけなかったことを、その時初めて感じることになったのです。
そして、今私が熱心に聴いているのは、Toyの音楽です。
作曲家ユ・ヒヨルさんが書かれた歌の中では、
「覚えていて 他の人に出会っても 僕が君のとなりで生きていた時間を」
こういう悲しい歌詞が多かったのです。
でも、ヒヨルさんが結婚した後に書かれた歌「娘に送る歌」の歌詞では、こんな風に歌うのです。
「夢にあふれたママのまぶしい若い日は 君という花をさかせたんだ 君という夢を抱かせたんだ
そして 君に送るこの歌…」
私は本当に感動したんです。
こんなにも表現したいことが変わるんだ、と思いました。
でも、考えてみたんです。
あぁ、私も経験があった。韓国語と出会って、こんなにも変わったじゃないか!と。
自分にとって、こんなに大切なものと出会うことは、人生で数えるほどしかないでしょう?
私も、年をとりながら、自分の生き方を深く感じて、それを表現しながら生きていきたいです。
今、こうして世界が広がって行くこの感じは、私の愛する音楽と韓国語が教えてくれたものです。
最後まで聞いていただき、ありがとうございました。