もう最後の声は聴けなくて...

韓国と韓国語についての色々。
コンサート目的の訪韓を記録した旅行記がメイン♪

話してみよう韓国語

2010-02-22 01:08:03 | 韓国語
終わりました。
優秀賞(2等)でした。

最優秀賞は、韓国に留学したことで韓国にいる親戚と自分の家族のかけ橋になった男の子。
歴史と感動的な話には勝てませんね。終わってから少しだけ話しましたが、とっても素敵な青年でした。

とりあえず、往復航空券をもらえて嬉しいです。
これが長期の券に代えられるなら、財産なげうってしばらく移住するのにな~。


で、私の話した内容ですが、一応あげておきます。はずかしいけど。
でも対訳は無理矢理付けたところがあるので(特に歌詞の部分)、あんまりちゃんと読まなくていいですよ(笑)。


+++

저는 원래 전문학교에서 작사와 작곡을 배웠습니다.
하지만 손을 다쳐서 피아노를 치는 것은 어렵게 되어,
사랑하는 음악을 버리고 새로운 뭔가를 찾는것도 힘들고, 정신 없이 살았습니다.

2년 전, 인터넷에서 우연히 본 영화 예고편 속에서 "스윗소로우"라는 아티스트를 알게됐습니다.
부드러운 목소리,달콤한 하모니, 몇 번을 들어도 같은 부분에서 떨렸습니다.
그리고 무엇보다, 작사를 배운 제가 내용도 모르는 채 계속 듣고 있는 노래,
그건 그냥 단순하게, "음악"이었습니다...
그리고 이런 노래를 부르는 사람의 머리 속을 보고싶다!는 생각을 했습니다..

그렇게 배우게 된 한국말은 저를 넓은 세상으로 데려다주었습니다.
다른 언어를 배운다는건, 그 나라 문화 속에 산다는 것과 마찬가지이지요.
저는, 제 자신이 알고있던 음악세상이 이렇게도 좁았다는걸 깨달았습니다.
음악이라는 예술을 배우기 전에 배워뒀어야 할 것들을 그때 처음에 느낄 수 있었습니다...

그리고 지금 제가 빠지고 있는건, "토이"의 음악입니다.
작곡가 유희열씨가 쓰신 노래가사 중엔
"기억해 다른 사람 만나도 내가 너의 곁에 잠시 살았다는 걸..."
이렇게 슬픈 가사가 많았어요.

하지만 희열씨가 결혼한 후에 쓰신 "딸에게 보내는 노래"의 가사 속에선 이렇게 부르십니다...
"꿈 많던 엄마의 눈부신 젊은 날은
너란 꽃을 피게 했단다 너란 꿈을 품게 됐단다
그리고 널 위한 이 노래..."

저는 감동을 받았습니다..
이렇게도 표현하고 싶은것이 달라지구나....라고 느꼈어요.
그래도...생각해봤습니다.
"아...나도 경험이 있어! 난 한국말과 만나서 이렇게도 달라졌다...!"고...

이렇게 자기자신에게 소중한 것과 만날 수 있는 기회는 평생에 손에 꼽을 정도 밖에 없겠지요...
저도 나이를 먹으면서 제 삶을 제대로 느끼고, 그걸 표현하면서 살아갈 수 있다면 좋겠습니다...
지금 이렇게 세상이 열려가는 이 느낌은 제가 사랑하는 음악과 한국말이 알려준 것입니다.

마지막까지 들어주셔서 감사합니다.


+++


私はもともと、専門学校で作詞と作曲を学びました。
しかし、手を痛めてピアノを弾くことが難しくなり、
大好きな音楽を捨てて新しい何かを探すことも空しく、辛い時期を過ごしました。

2年前、インターネットで偶然見た映画の予告でSweet Sorrowというアーティストを知りました。
やわらかい声、美しいハーモニー、何度聞いても、同じ所でぐっとくるのです。
そして何よりも、作詞を学んだ私が、内容も知らないままにずっと聞いているこの歌は、
ただただ、シンプルに「音楽」でした。
そして、こんな歌を歌う人の頭の中を見てみたい!と思ったのです。

そうして勉強することにした韓国語は、私を広い世界に連れてきてくれました。
違う言語を学ぶということは、その国の文化の中に生きるということでしょう。
私は、自分が知っていた音楽の世界がこんなにも狭かったということを思い知りました。
音楽という芸術を学ぶ前に悟っていなければいけなかったことを、その時初めて感じることになったのです。


そして、今私が熱心に聴いているのは、Toyの音楽です。
作曲家ユ・ヒヨルさんが書かれた歌の中では、
「覚えていて 他の人に出会っても 僕が君のとなりで生きていた時間を」
こういう悲しい歌詞が多かったのです。

でも、ヒヨルさんが結婚した後に書かれた歌「娘に送る歌」の歌詞では、こんな風に歌うのです。
「夢にあふれたママのまぶしい若い日は 君という花をさかせたんだ 君という夢を抱かせたんだ
そして 君に送るこの歌…」

私は本当に感動したんです。
こんなにも表現したいことが変わるんだ、と思いました。
でも、考えてみたんです。
あぁ、私も経験があった。韓国語と出会って、こんなにも変わったじゃないか!と。

自分にとって、こんなに大切なものと出会うことは、人生で数えるほどしかないでしょう?
私も、年をとりながら、自分の生き方を深く感じて、それを表現しながら生きていきたいです。
今、こうして世界が広がって行くこの感じは、私の愛する音楽と韓国語が教えてくれたものです。

最後まで聞いていただき、ありがとうございました。

いざっ、韓国へ3♪vol.11~やっと終わり!編~

2010-02-20 23:23:25 | いざっ、韓国へ1~6(~’10)


最後の夜、もう踏み入れたくもなかったけど、仕方なくあのアレルゲン部屋(笑)に帰って速攻でお風呂入って寝ました。
マスクして、ペットボトルの水を飲みながら寝ましたが、翌朝もげじげじげじげじ…(泣)
耐え切れなくて空港バスに乗り込むなり爆睡したら、空港で降りそこねそうになりました。あぶないあぶない。

ホテルのドアにかけとくプレートがパンダでした。

ブサカワイイ。


明らかに前回より重いトランク(犯人はチャミスル!)に、重量オーバーしないか不安でしたが、意外と余裕。よく考えたら、トランク小さいしな。
いつもどおり免税店は素通りで本屋で立ち読み。時間もそんなに余ってなかったしちょうど良かったわ。

飛行機の中でCAさんにもらったビオキャンディー。
飴ありますか?って聞いたら「くちゃくちゃするやつしかないです」って答えられた。

「くちゃくちゃするやつ」って(笑)。ミルキーのフルーツ味みたいな感じでした。



帰国して携帯電源入れたらメール着信20件!!!

どんだけ!!!


初日にコンビニで買ったミネラルウォーター。
毎朝ホテルのウォーターサーバーの水を入れて持ち歩きました。

一週間、お世話になりました(笑)。



そして、トランクが超重かった原因、チャミスル。

なんかこの容器すてきだなあ。
バンドメンバーへのお土産でした^^


本屋のメンバーズカード。

外国人だって言ってるのに、無理矢理作らされた。
メールとか住所とか、スンミンが登録してくれた。
そこまでして顧客獲得せなあかんかったの?経営不振(笑)?

去年夏に発行された5万ウォン札。

偽造防止策は銀テープの部分が二重になっていることなんだって。


衛生的な(?)石鹸刺し。
初めて見た。現地の子に言わせると「普通」らしい。

韓国でも失敗したとき「あちゃ~」っていうそうです。




もう季節はずれだけど、イルミネーションがいっぱいだったの。





ってことで、やっぱり今回も二ヶ月近くかかった旅行記もやっと終わりです(笑)。
いや~ほんと、今回も新たな驚きと発見の一週間でしたねぇ。
韓国人からしたら私はなんだか色々やってるように見える(ほんとに?)ようなのですが、やってないことも行ったことない場所もまだまだたーんとあるのです。
っていうかソウルしか知らないし!!! プサンとチェジュにもいきたいな!


次は何をしようかな、どこへ行こうかな、何を得ようかな。ってワクワクしながら、ひとまず韓国語を頑張るのです。うん。




で、突然ですが、明日「話してみよう韓国語 大阪大会」に出てきます。
昨年、たま先輩(!)が東京大会に出場した、あのスピーチ大会です。
どんな感じかねぇ? 初めて応募したので全く要領がわかっとらんもんで、心配…。

しかも指定のお題が「韓国語を学んだきっかけ」なもんだから
笑いをとれるわけでもなし、学生でもないくせに真面目すぎるのもなんか…。
ってことで、原稿にSweetさんとヒヨルさんが登場してしまいました。
いったいどうなるんだーー!! ガクブル。


いざっ、韓国へ3♪vol.10~ミックロウン・ソウルと傷つかない告白編~

2010-02-16 22:00:06 | いざっ、韓国へ1~6(~’10)


前から10日も開いてしまいました。色々ありましたが、とりあえず生きてます。
そしてとうとう、vol.○が二桁に!!! 書きすぎです、私。
自分のための覚書が多いので、じゃんじゃん斜め読みしちゃってくださいね~!


ってことで。
PeppertonesのLIVEのあと、新村でヨンジと待ち合わせ。
ガールズトークinオールナイトの始まりです。

駅前のツリーの前で待ち合わせ。
25日ウィル君LIVEの帰りに、ここで男の子に「写真とってもらえませんか」って頼まれたのを思い出した(笑)。
この日の声かけられ率の高さは既にあの日から始まってたのね!!



ツリーの下で写真とってもらった後、
あちこちで見かけるパリ・バゲット(ヨンジ曰く韓国カフェの二大山脈のひとつだとか)に入り、
二人で食べるケーキを物色。
ホールケーキなのに、一番高くて20000ウォンとかです。安すぎ…。

パリ・バゲットの広告はキム・テヒ。
私はムベウ(무배우)、ヨンジはバルヨンギ(발연기)と連呼。
ム→大根 ベウ→俳優で、バル→足 ヨンギ→演技、です。
日本式と韓国式。どっちにしても、ひどい(笑)。

ファンの方、ごめんなさいね。


っていうか、このころにはすでに雪の積もり方が尋常じゃなく、歩道はツルッツルのザクッザク。

私たちも腕組んで、手を取り合って、助け合って、妙なシンクロ感を共有しての街歩き。
ちょっと気になる男子と一緒だったら、恋人になってしまう感満載の足元でした。


そしてご飯を食べるために移動。
この日は飲もうね!!って話していたので홍대입구(弘大入口・ホンデイック)へ。
この天気じゃなかったら1駅だから歩けたのにな~。


イデ・シンチョン・ホンデイック (이대, 신촌, 홍대입구)。
若者にとっては幸せなこの3つの駅名。



ホンデでショッピングした後、飲みにいこーってことになって
雰囲気あるガールズバーみたいなとこに入りました。

頼んだのはカクテル焼酎とカクテルマッコルリ。

イチゴ味と…なんだっけな?メロン?

で、注文したのは「大阪チキン」。ただのから揚げだったさ(笑)。
他のメニューも全部日本の地名がついてましたが、


きっと、どれも理由はないのだと思う。



ヨンジが授業の課題で出たピンクレディーの歌がおもしろかった!!という話。
そして私のポータブルプレイヤーにもバッチリはいっているというミラクル(だって好きなんだもん)!!

そして、私の音楽の話を意外としていなかったことが判明。
へったくそなだいぶ前のLIVEの映像を見せたり(笑)。

あと、恋愛メールのかけひきについて熱くなったのが超面白かった。
特にその後実践してるわけでもありませんが。

男の子とご飯行ったときの支払いにも、プライドがあるのよ!とか
おごればええっちゅうもんちゃうで!とか、いろいろいろいろ。
店に相当居座っていました。もちろん店を出たときは私達だけしかいなかった(笑)。


店の近くにあった小劇場の掲示板。
雪に埋もれて見えにくいんですが、上には大量のビンやボトルが。

ホンデでは、時々雪が赤く染まっていてビックリしたんですが、どうやら捨てられたゴミから漏れた食べ残しの汁とかだったようです。一瞬血かと思わせるほどの、韓国らしい恐怖の一面(笑)!?


そして、この帰りに初めてタクシーの相乗りを経験しましたよ~。
このときのタクシーのおじさんがすごい優しくていい人で。
途中で携帯に電話がかかってきたんですが、相手は奥さんで。
今日は雪が多くてお客さんもあんまりいないからもうすぐ帰るよ。先に寝てね。という内容。
しかもヨンジいわく、奥さんに敬語というか…丁寧語使ってたって。
すごいな~って感動してたよ。


ホテルの前には新雪が大量。

ひとしきり遊んで帰りました。子供か(笑)


買ったケーキ♪
次の日の朝ご飯もこれ食べました。

あぁほんと、ガールズトークは終わらない。結局寝たの明け方だったしね(笑)。
翌朝はのんびりしてからスタバに行って、ロッテ百貨店の前でお別れしました。




そして28日。
29日は午前中の飛行機に乗ったので、実質この日が最終日。
ってことで、お土産すら手に入れてなかったので買出しに行って、少しだけショッピングしました。


新世界百貨店の新館にある短いエスカレーター。知ってます?

そしてビックリしたのは、トイレの便座シートが設置されてたってこと。

韓国でこんなのあるの初めてみた!!


あと、水飲み場にある紙の簡易コップ。

계산은 나누고 정은 모으고.(会計は分け合って、情は集めて)。
なんか、新世界Payっていう会計方式みたいなのがあるようですが、
よくわからん上に、なんで灯台?


街は相変わらず雪が残っていて。
この、溶けそうで溶けない、踏み固められてグダグダっていう様子を미끄럽다(すべりやすい、でいいのかな?)て言いますよね。
今回の旅では미쓰러워~(ミックロウォ)。조심해~(チョシメ→気を付けて)。のふたつはほんと何度も言いましたよ。

では、このミックロウン感じを写真で見てください。

こーんなミョンドン。

ペリカンくんの口の中も、雪と土まみれに(泣)。

こーんな信号待ち。

こーんな中洲(?)も発生。

そして見つけたこーんな…名札!?

これ、軍人さんのかしら!?
ハ・ジョンジンさん!!!! フェヒョン洞の交差点に落ちてましたよ!!!!



実は今回最終日だけいつものホテルがとれずに、イテウォンのハミルトンホテルに泊まりました。
ってことで、買い物後、荷物をすべて持って大移動です(笑)。
幸いいつものホテルからイテウォンまでは南山を越えるだけで、ほんとすぐの距離。
この時のタクシーのおっちゃんも、親切でやさしかったなぁ…。


ただ、ね~。一部の方はもうご存じかと思うんですが、
この一泊した部屋に入った瞬間、花粉症発症してるときと全く同じ状態に。
鼻ムズムズ。分厚いくしゃみ。そしてその後残る鼻腔に綿がつまったような息苦しさ。

この日夜ごはんを一緒に食べる約束をしてたスンフェオッパとはミョンドンで会う予定で、まだ待ち合わせ時間には早かったけど、このままここにいたらヤバい!!!と思って、荷物を置いたら速攻で部屋を出ました。

あ、そういや、今回は一人で路線バスに乗ったのですよ!! おもしろかった。
さすがイテウォン、外人さんがすごく多くて脳内は「ここどこ?」状態でしたが。


乗ったバスに貼ってあった広告のパク・キョンリムさん。
ヒゲの落書きに噴き出しそうになりました。落書きって万国共通ですね~。



ロッテ百貨店で時間を潰してたら、
地下出口前で、活け花が置いてあったり、木がいっぱい植わって(?)いたのを激写。


あと、通りで見かけたチュンムロ映画祭の宣伝ポスター。

ただ書いてるだけとはいえ、味があって素敵。
教えてくれる人がいたら絶対ハングルの毛筆習おうと思ってます。


そして仕事帰りのスンフェオッパとはソルロンタン食べました。
寒かったから、あったかいスープに白ご飯って、めっちゃ幸せでしたよ~。
やっぱりどんなメニューにも、美味しさのためには大量のネギが欠かせないようです。

オッパがソウルに引っ越してきてまだ1年もたってないし、忙しいからあんまり遊んでないな~って言ってました。夜中に退勤することもあるとか。
たまに早く帰りたいときは、会社の車で逃亡するそうです(笑)。


そしてその後の、街歩き中の会話。
オッパ 「ケイコは韓国に来て色んなことを経験してるね~。地下鉄も乗りこなしてるし。」←これいろんな人に言われるなぁ
けいこ 「コンサート会場に行くのに乗り換えも必要だし、コンサートのおかげで慣れたというか(笑)。」
オッパ「逆に、もう行ったことないとこなんてないんじゃないの??」
けいこ 「チムジルバンにも行ったことないし、カラオケも、友達と行こう行こうと言っておきながら機会が無くて結局行ってないですよ~。」
オッパ「あ~! じゃあ今日はケイコの歌を直接聴かなきゃでしょー!!」(オッパは前に私の音楽を聞いたことがある)

なんですと!? ここでまさかの初ノレバン。
なぜかオッパは尾崎豊の歌を知っていた(笑)。そして普通に歌えてるし!!
お互いに一曲ずつリクエストしようってことになって、私は宇多田ヒカルのFirst Loveを。
オッパはToyの내가 너의 곁에 잠시 살았다는걸 を歌ってくれました。
私が歌ってる間中ずっと、オッパは똑같애ㅋㅋㅋとお腹抱えて大笑いしていました。
学生のときに散々練習した歌だけど、決してモノマネはしてなかったってばー(笑)!!!!


コンサートの日は、ほんとに小一時間だけだったけど、この日は色々話せて良かったです。
オッパの「軍隊で、慣れたらこうなる」話が爆笑でした。
あと、告白の返事の方法が日本と韓国では違いすぎて衝撃的だ、って言われた。

「後で後悔したり傷ついたりしないように、告白するほうも全部言いたいことを言って、返事するほうも隠さず全部言うって感じ。」っていう説明に、具体的になんて返事するの?と聞かれたので
「本心はともかく、よくてもダメでもとりあえず告白してくれたことにありがとう、好きになってくれてありがとう~って言っとく感じかなぁ。」というと、
「え~、韓国だとありえない!!!だってすんなり付き合えることになったとしても女の子は응...그래, 그렇게 하자.(うん・・・そだね、そうしよっか・・・)って言うんだよ!信じられない!!すごい、日本!」だって。
日本女性の好感度がめちゃUPした模様ですよ、みなさん(笑)!!
っていうか、그래.で終わる告白の返事って何だよ! と私は思いますがどうでしょう。

「韓国は雰囲気ではじめよう、みたいなところがあるから、日本式の返事はすっごくいい~。きっと傷つかないよね!!」
ってオッパ…そこに食いつくの? フラれて傷ついたの…(笑)?

この日本式の返事の話に対する驚き様ったら本当にすごかったよ。
みんなも、周りの韓国人に告白方式の話をしてみて!
こっちが驚くほど、めっちゃ驚かれるから。


帰りにオッパが飲んでたベジミル。

おいしいの?今度挑戦しよう。

そしてホテルまできっちり送ってくれた優しき韓国ナムジャ…。
次の日も仕事なのにほんとありがとう~。楽しかったです!



いざっ、韓国へ3♪vol.9~やっぱりソムサタン!とPeppertones!編~

2010-02-05 10:10:11 | いざっ、韓国へ1~6(~’10)
さて、27日です。
滞在時間の折り返し地点を過ぎて、なんとなく・・・わたし、ここに住んでるみたいだわ!って思うようになりました。
というのも、時間の使い方が、のんびり。ホテルの部屋で、ダラダラする率も高い。
パックツアーだと、とにかく何時にどこどこ、それまでにあれ見てこれ買ってあそこも行きたいし~、みたいな感じじゃないですか。
はたして、滞在時間内にあれこれ詰め込んで行動できる限界は何日間なのか?
と考えたら、3泊4日あたりかな~?という結論に達しました。
日本でだって、朝から晩まで遊んだ日は、やっぱり次の日朝起きるのがしんどかったりするでしょ?
前回は夏で暑かったし、しかも6日間という滞在期間だったので「朝~夜まで外にいる」を毎日、は絶対に無理!ってことが身に染みてわかったのかもしれません。
長期滞在は楽しいし、旅費を日割したら格安になるけど、体調管理の面では色々と調整が必要かも。

そんな話をしつつ。
この日は、最近、超かわいい彼女ができたスンミンとサムゲタン食べる約束をしてました。
サムゲタンといえば、토속촌(土俗村・トソクチョン)!!
ってことで경복궁(景福宮・キョンポックン)駅へ。

ってことで…地下鉄乗りこんだんですが、
この行きの道のりは、なぜか道行く人に道を聞かれまくりました。
まず、もはやマイテリトリーとなった회현(会賢・フェヒョン)駅で、聞いたことのない駅名を言われて本気でわからなかった(笑)。どうも、地方から来た旅行者だったっぽい。
わかりません、ごめんなさい・・・と答えた、この普通加減は何(笑)

で、충무로(忠武路・チュンムロ)駅で乗り換えれば良かったのに、路線図を見間違えて、その次の東大門歴史文化公園駅で降りてしまった。
この駅は、ついこないだまで東大門運動場駅だったのですが、この運動場が無くなって跡地に歴史文化公園を建築中だそう。

そしてそのまんま、駅名変更されてました。

この写真を見てスンミンが「うっわ~、めっちゃ簡単に作ったね…」と苦笑いでつぶやいてた。あはは。

公示も発見。行かれるみなさん、御注意を!!


ってことで、ここから5号線→3号線へ、また乗り換えー。楽しいけど、約束の時間に遅れる!
正直に乗り間違えたとムンチャ送ったら、会った時にスンミンが
「けいこでも乗り間違えるんだね、すっかりソウルメトロに詳しくなったと思ってたのに~あははっ」って言われました。私は大阪人だっつーのっ(笑)!!!


その後、乗換えで待ってるときも、おばちゃんに잠실(蚕室・チャムシル)行くにはどれ乗ったらいいの?と聞かれ。
すぐそこに「乗り換えはこっち」っていう看板あるでしょ! よく見て韓国人(笑)!!
でも、やっぱりとっさに出ず저쪽...아닌가요?(あっちじゃ…ないんですかね?)という、超疑問文で返した(爆)。
しかも私が答えてる間に、前を歩いていた夫らしき人が「あぁ、こっちだこっちだ、合ってるわ~」と言って振り向く、この数秒間の微妙な関係(爆)!!!!
調べる前に聞いてみる、は韓国人特有ですか?それとも、おばちゃん特有ですか?


あと、3号線ではこんな素敵なできごとも。
乗り込んだところがちょうど優先座席のとこで、すぐ降りるし別に座らんでも・・・と思って立っていたら、優先座席にちょこんとすわっていたハルモニ(おばあちゃん)が私の腕をつかんで
「お嬢さん、お座りなさいよ。」と言って私を隣に座らせてくれて。
一瞬何を言われるのかとドキドキしましたが、ハルモニはホントにやさしい表情で
「空いている時は座ればいいのよ。揺れるからしんどいでしょ」と!!!!!
なんて心の暖かいおばあちゃんなの!!!!!!!!!!!
何て言葉で返せばよいかわからず、かむさはむにだ~って言うしかできませんでしたが。
結局私は二つ目の駅で降りて、おばあさんは最後まで笑顔でした。

ホームで見た看板達。
看板が線路を挟んだ向こう側じゃないのを見るとここは韓国だって感じます。

キム・ハヌルすてき。

1Q84は、韓国でも大人気。お兄さんガン見やし(笑)。



で、着いた景福宮駅。
ここでもクリスマスツリー。そして願い事カード。

・・・七夕!?
私の願い事は・・・


土俗村は、景福宮駅 2番出口からどうぞ。

っていうか、出口案内でてます。それくらい有名。



だっておいしいからさぁ、そりゃスンミンも「みてみて~、オレが作った!」とか言ってしまうんだよ。
それで私も

「みてみて~、私が作った!」って言っ…以下略

で、「ここのサムゲタンはなんでスープが乳白色なんだろうね?」って聞いたら
「なんでだろうねぇ、ここのだけだと思う。にごってるのあんまり見たことない。」・・・だそうです。
○年の歴史を誇る秘伝のスープ、みたいな…なんかそんなのがあるのかしら!?

で、食べ終わってからスンミンの履歴書と自己PR文の添削もしてあげて。
そしてこれは、お互いに言い合ってたことだけど、あのペッラペラだったスンミンがちょっとずつ日本語忘れて行ってる(涙)。
笑顔で「スルッスル抜けていくよ~」と言われましても。
今、就活中だから特に日本語と接する時間が無いんだって。

この日は本屋めぐりに付き合ってもらっちゃいました。
광화문(光化門・カンファムン)目指して歩きます。
途中、スンミンのバイト先のカフェに寄りみちしたりもして。
以前も書いたんですけど、彼は大学編入やら軍隊やらワーホリやらで年上なのにまだ学生です。
アジョシ(おじさん)と呼ばれる屈辱に耐えながらの学生生活。そしてバイト生活(笑)…。って話を前から聞いてたので、バイト先の女の子たちに挨拶したときもなんだか笑いがこみあげて(ごめんよ、スンミン!笑)。

途中、5車線の道路を信号無いとこで横断。

大阪人の私でも、さすがに5車線はドキドキ。

光化門前の広場のスケートリンク。日曜だったので人がいっぱいでした。

そしてかの有名な世宗大王(ハングル文字作った人)。

スンミンが「挨拶してきなよ!」だって。

で、道で売ってたソムサタン~(綿菓子)!!
迷わず緑のを買うあたり、私だわね。子供に交じって買いました。

き、気持ちだけは負けないもん!

ここでめ~っちゃ大粒の雪が降り出して、こりゃいかん!ってことで一時スタバに避難。
止んだのを見計らって外に出るとこんなことに!!!!

ぎゃ~、まっしろ!
っていうかこの日の服装、漁師みたいだな、私(笑)

本屋の入り口の階段の新雪に足跡残してやりました。アッサ~。

その後本屋でこれでもかと物色。結局3店舗も回りました。
2冊、見つけられなくて諦めた本があったけど、頼まれてたやつじゃなかったので一安心。
旅行本のコーナー。

見てみて、大阪だけ大人気!! 역시!ㅋ

そらさんと私の分、二冊買った活け花の本を見つけた時、隣にあった本を見て

「こっちは最新って書いてあるよ?」って言いながら手を伸ばしたスンミン。
ちょっとテンションあがって、いそいそと中を見てみると

ぜんっぜん最新じゃないですからー!!!!

地下鉄の駅から直結になってた本屋から地上に出るときに見かけた、しっぽのあるお姉さん(左)。

その中、どうなってるんですか!? めっちゃ気になる。


そして雪の청계천(清渓川・チョンゲチョン)です!

下に降りたかったけど、時間がなかった…。

とにかく、歩いてる間もずっと話し続けてた私達。半年ぶりの再会で話題も尽きなかったけど、スンミンのバイトの時間が迫ってたので地下鉄の駅でバイバイしました。
スンミンとは「あんにょんはせよ」くらいしか知らない時に出会ったので、彼は私の韓国語の勉強歴を全部知っているんですよね。そう考えると不思議だわ。
とにもかくにも、言葉では伝えきれない素敵なチングです!!!!
いつもいつもありがとう!!!! 次は日本でね~!!!



で、再びやってきたヨンセ大。

今日は百周年記念館でPeppertonesのLIVEです。
今回は2階の1列目!! 毎度のごとく音響は期待してなかったんですが、2階席は意外と快適でした。

音は、宅録っぽさが抜けて、まさにLIVEバージョン!!
やり放題!ってな勢いで、ズバズバ音を放つ彼ら。
잠든 도시의 미로(眠れる都市の迷路)なんて、最高だったよ!!!
こういう、録音は録音、生は生、っていう作り方するアーティスト好きなんですよね。
はじけててよかったわ。

そして、ジャンウォン氏のベースはやっぱりカッコ良かった(涙)!!!!
バインバインいわしてたよ。左手の動きがステキすぎて目が点!!!
いや、別に普通なんだけどさ。曲が好きなもんだからさ(笑)。
New Hippie Generationなんてちょっと、涙出たわ。
泣くような曲じゃないんだけど!
泣けるビートの曲なんて、彼らの楽曲にはないんだけど!
それをなぜか泣ける歌に仕上げてくるあたりが、彼らのステキさなんじゃないかと思った。


あと、何が面白いってトークね。
自分たちもあちらこちらで散々公言してるけど、向いてないよね。

MCでジョピョン氏が話してる途中でポケットをごそごそした後
「ねー、ピック一枚もらってもいいかな?」ってマイク通して口走るジャンウォン氏。
そしてそれを美しくかつ完璧に無視するジェピョン氏。男前だわ!!!

ジャンウォン氏「では次の曲、○○やります!
       ……が…(誰もいない隣を見て)……ジェピョンは……(どこ?ってキョロキョロ)」
で、当のジェピョン氏は後ろ向いて何かゴソゴソしてるっていう。

とかもろもろもろもろ。マイペースすぎます。進行も何もない(笑)!!
そう、マイペースなんです、彼ら。全てにおいて!!


通路挟んで隣の高校生っぽい男の子二人が、めっちゃ熱烈なファンっぽくて、
終わってから延々熱く語ってました。バンドやってる子だったのかな。
エフェクトやらポジショニング(って言った気がする)やら、もろもろの単語で繰り広げられる会話を盗み聞き。
でも専門用語はやっぱ聞き取れないわ。難しい。


そしてこの日は、大量に貼ってあったポスターを手際よく2枚ゲットして帰ってきましたよ!

韓国では、公演終了後なら持って帰ってもいいんだって。
大事に大事に巻いて一緒に帰国し、一枚はマイルームに、もう一枚はLUKAさんの元へと旅立ちました(送りつけたとも言う)!!


左から、ジャンウォン氏、ジェピョン氏、そして私の愛するユ・ヒヨル氏。
うう~ん、こんな素敵な図があっていいのかしら(笑)?
あまりに素敵過ぎてラジオ天国のサイトから持ってきちゃいましたー。