もう最後の声は聴けなくて...

韓国と韓国語についての色々。
コンサート目的の訪韓を記録した旅行記がメイン♪

チェコな日。

2013-03-31 22:27:37 | チェコ語

先日、久しぶりに土曜日1日フリーだったので、忙殺されてた自分のために
やりたいこと思い切りやることにしたわけですが。
ちまちまと調べているとなにやら京都の方でチェコのにおいが。
ってことで喜び勇んで行ってまいりました!

主にツイッターにUPしてたものを編集しましたので、
もう見たよ!って方はどうぞスルーを。

+++

おけいはん。のチェコな日。
一時間目は、京都伊勢丹美術館「えき」で3月末までやっているミュシャ展でございます!

われらがミュシャ!
チェコ語ではムハ!(つづりがMuchaで、チェコ語ではchになるとcを発音しないため)


今回は、個人が所蔵しているものなどが多く出ていて、
パリで残した商業的な作品が割と多くて、雑誌の挿絵や表紙、公演ポスター、カレンダーなど。
このあたりは初お披露目のものも多かったのではないでしょうか。
チェコに帰国してから祖国のために書いたものも多かったです。
スラブ叙事詩が今プラハで公開されているそうですが、
それがチェコで公開された時のポスター「スラブ叙事詩展」はありました。

ポスター系は少量で、有名なシリーズでいうとJOB、四つの時の流れなど。
サラベルナール関連は一通りありましたよ。
最後の最後に、チェコ独立時に無償でデザインしたと言われるチェコの切手なんかありました。
個人的に見れて嬉しかったのは、もう一度見たかった「12カ月」。
ハガキサイズなのですごく近寄って見ました(笑)
あ、ちなみにJOBの2作目は、左足の親指の角度が絶妙ですよ。←スルーして

もう一度ゆっくり見たいなぁと思っているのは「百合の聖母」と
意外にも「クリスマス」なんですよねぇ。
どうやら後期の油彩が好きなようです、私。


あとね、ミュシャのポスター作品は平たく言うと版画で、銀箔?などの装飾がされてます。
ので、遠目に見て構図やミュシャ特有の輪の美しさ(今回も上半分が花、下半分がスカートのすそ。というのがありましたよ~)を楽しむも良し、
近付いて、しゃがむなりして角度を調節してみるとまた違った風に楽しむこともできます。
ここらへんを全然楽しまずに、サラ~ッと横切って行かれる方が多いなと感じたので^^;


ミュシャグッズは買い出すとキリがないので、
トイレに置いてた「モナコモンテカルロ」のポストカードが日焼けで薄くなってたの思い出して、
入れ替えるべく1枚だけ買いました。装飾資料集のやつ。
クリアファイルも一枚だけ。シンプルでいいでしょう^^


観終わって、次の場所へ移動しようとするも、携帯の通信が突然死亡、
更新はおろか調べることすらできず…初めて行く場所なのに!
行きしに、大まかな地図だけはキャプチャしていたので助かりました…。


チェコな日、2時間目は三条東山にありますDOMAさん。

雑貨やさんです。
チェコの情報誌CUKRの取扱店リストからHPを巡っていたら、ちょっと可愛いお店を発見!
ってことで、行ってまいりました^^
お店の方はチェコ語を学んでいらしたそうです。それで店名がDOMA(家)なのですね。
最初は主にチェコの物を置いていらしたそうなのですが、
今は世界各国のいろんな物と、作家さん達の作品、CDなど。
ヨーロッパの可愛い壁紙用?クロスとかかわいかったです。
ロシアの、なぞれば文字が書けるプレートがちょっと面白かった。

ハローアヤチャンというアクセサリー作家さんのブランドがありまして、
ちょっと気になっていたのですが、DOMAさんで取り扱っていたので
大人色なピアスと、クルテクのスタンプを買いました^^♪


2階は古本屋さんだそうですが、花粉の季節に古本は辛いので、
また次回お邪魔しようと思います^皿^


チェコな日。3時間目は出町柳のアトリエパッチワークさん。
ヤン・シュヴァンクマイエルさんの作品(非セル画アニメ、風刺色強し)の上映会、
その後チェコの共産的な背景の色濃いお話をたくさん聞き。
アングラながらも楽しい時間を過ごさせて頂きました♪
スラブ圏特有の陰な感じを魅力と捉えればいいのかしら?
チェコという国に、そんな印象はなかったんですけど、
チェコ人の方のお話を聞いていると、若者と大人達の間では、
独立前の様子、国民の感情という部分では、やはりかなりの差があるようです。

因みにビール「スタロプラメン」とポテチも頂きましたよ♪

帰り際、イベント参加者にチェコ観光局のグッズのお土産が^^!
ガムの包み紙…なのですが、チェコでは丁寧に包んで捨てること自体があまりないらしく、
意図はよくわからないとのこと(爆笑)。


メモにでもします。
ちなみにレストランの椅子の座面の裏にひっつけて席を立ったりするんだとか(笑)

つい数時間前にミュシャ展で「プラハ大学創立の…」という絵があった話をしたら、
やはり今のカレル大学のことでした。
で、お店に飾ってあった木彫りの操り人形、どこかでみたことあるなぁと思って、
ずっと記憶をたどっていて。やっと、そうだ!chinaskiのPVに出てきたんだ!と、
思い込んでいたんですけど、帰ってもう一度見てみたら違ったんですよねぇ。
きっとチェコのいろいろ見まくってた時にどこかで見たんだ…
でも、思い出せん…(涙)。
ちなみに、その操り人形自体は、とても有名でとても高価なものなのだそうです。


帰る前にアトリエのオーナーさんがチェコで仕入れてこられた塗り絵を購入。
かわいすぎて使えない!
お土産いっぱい。ありがとうございました。

帰りは鴨川渡って出町柳駅から乗車したわけですが、茶だんご欲しかったのに
お土産や既にしまっていて買いそびれました。
ってことで一日楽しんで、自分へのお土産はたくさんあるのに家へのお土産はなし(笑)!

というわけで、おけいはん。のチェコな日。は、やや夜行性気味に終了したのでした~。