今朝、いつものように、数名の農家さんとお茶してたときに、小松菜やほうれん草の育ちが悪いというお話になりました。
ま、例年よりは暖かいとはいっても、昨日の朝7時の温度がマイナス4度。
人間だって寒くて動きたくないのに、ハウスとはいえ、小松菜やほうれん草の根も動きたくはないでしょうね。
もちろん、温度をかけて加温するというのが一番いい方法なのかもしれませんが、今の野菜相場を考えれば、まず無理。
当然、いまからあわてて加温しても、育ちが悪いのには変わりありません。
こんなときに、よくオススメしているのがコレ。
微量要素入り葉面散布肥料 バイトール
このバイトール、簡単に言うと、葉から吸収させるタイプの肥料ですね。
植物は、通常は根から肥料成分を吸収します。
そのほかに、あまり知られてはいませんが、葉の表面や気孔からも養分を吸収することができるんです。
この性質を利用したのが、バイトール肥料です。
温度が低い時期には、土の中にいい肥料がいくら入っていても、根の動きが悪いんで、なかなか肥料成分を吸収してくれません。
そんなときは、このバイトール肥料を葉面散布で使用することで、葉の表面から肥料成分を吸収してくれるんで、成長促進に効果があります。
また、微量要素入りですので、鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛等の欠乏症対策にもなります。
現在販売しているバイトールは2種類。
窒素(10)・リン酸(35)・カリ(15)のバイトール1号。
窒素(34)・リン酸(5)・カリ(5)のバイトール2号。
作物に合わせて、使い分けていただいています。
ちなみに、今朝の小松菜とほうれん草には、バイトール2号をおすすめしました。
もし、同じようなケースの時には、ぜひ一度お試しください!!
微量要素入り葉面散布肥料 バイトール