ぷっく姫の韓国留学(後)日記

9カ月留学してきました22歳。9歳年上飼い主(彼氏)とラブラブラブ☆☆☆9/28記事で報告、今年結婚します!

韓国語翻訳版小説『いま会い』読み終わった~~!!

2005-09-01 22:24:55 | 留学生活・学習編(前半)


7月29日に買った、韓国語翻訳版小説『いま、会いにゆきます』
1ヵ月以上たった本日、ようやく読破しました
いや~っ、結構時間かかりましたね
これにばっかりかまけてるわけにいかないから仕方ないっちゃ仕方ないか。
とにかく、この小説を何が何でも帰国日までには読破して、一時帰国の飛行機の中で読むという決定を自分に下していたので、読み終えられて良かったです

1章をひとかたまりとして1回目は辞典なし、2回目は辞典ありのスタンスは保っていたものの(もちろん短い章だと2章分まとめて読むこともありましたが)、
最初のうちは「一緒に買った韓韓辞典のみで読破します!」なんて言ってたくせに、
だんだん「2回目は韓日辞典、3回目は韓韓辞典」になり、
後半にいたっては「2回目韓日辞典」と、韓韓辞典は放置プレイ扱いをしてしまいました・・・
でも諦めたわけじゃなくてっ、次の次に読む時は韓韓辞典で制覇します
辞典に線も引けるようになったし(←これ、私にはものすごく必要だったステップアップ)、単語もかなり新しいものを知ることができたし・・・といっても1回読んだだけで全部は覚えきれないけど、何度も読むうちに身に付くでしょう

原作が日本の小説ではあるけれど、私にとって初の韓国語の小説読破です
一番最初に読むものとして、これは私にとって最高の教材だったと思う

・原作を読んだことはないけど、あらすじをちょこっとだけ知っていてパラパラっとだけ立ち読みしたことあったので読みやすかった
逆に原作を読んだことがあったら、韓国語の力と関係なしに読める箇所も多かったと思うので、これは私にとっていい距離だったと思う

・長すぎず、短すぎず
原作本を読んだ方なら分かると思いますが、これは短編でも長編でもなく中編小説ですよね。
原作は難しく書かれてるわけじゃないみたいだし、私は元来活字中毒で読むのが早いので、日本語の小説だったら半日かからないで読める程度の分量。
これが韓国語で読むとちょうどいいくらいの分量でした。
私は作家・東野圭吾の作品の大大大ファンで、彼の本の中に『秘密』という傑作が存在し、それも翻訳されて発売してるみたいですが、
私にはそれを韓国語版で読んでみる根気はありません・・・

・難しすぎず、易しすぎず
この本は、まったく辞典を使わないで読んだとしても、ストーリーの流れはつかめる、でも細かい単語まで見ていくと調べるものがとても多い!という感覚でした。
でこの小説は、日常を淡々と書いているところも多く、日常単語も結構出てきて、それがテレビとか授業とかでも出てきた時は「よっしゃ!」って気分になります。
まぁお花の名前とか木の名前とかはスルーしましたが
美容院に行った時、「くせっ毛」という単語が聞き取れたのはこの本のおかげです
あとは同じ単語が結構何度も出てくるので、後半になるにつれ
「ふふふ、最初はこの単語知らなかったが今や分かるのである
とニカッとする時もありました(アヤシイ)
まぁニカする時よりも、辞典引いて
「この単語この小説に何回も出てきてるやん!これ引くの5回目やん!
ってギョッとする時の方が多かったですが

・起承転結がハッキリしていて話が分かりやすい

・原作は日本の小説なので、文化的に入り込みやすかった

・(私はまだやってないけど)日本語の小説なので、どうしてもわかんなかった箇所でも確認ができる

・セカチューではなくいま会いを買った理由

買う時に『セカチュー』の翻訳版も出ていたので、どちらもあらすじのみ知っていてちらっと立ち読みしたことがあるものの原作読んだことないという点で一致していたので一瞬だけ迷ったけど、
セカチューはマンガ版(日本のコンビニで売られてたの見かけたことある)の韓国語翻訳版とセット売りという姑息な抱き合わせ商法売りをしていたのと、
セカチューの翻訳版の表紙が日本語版と一緒だったけど、『いま会い』の韓国語版の表紙がとても綺麗で気に入ったのと、
セカチューは主人公の高校生時代がメインなので、自分より若い人が出ずっぱりの小説を読むのに抵抗があったのと
セカチューは原作が小難しかった印象があったのと、
いま会いはフィクションとはいえ日常感が強くてよさそうだったのと、
『瞳をとじて』より『花』が好きだということでこっちを買いました。
(↑あきらかに言いがかり的な理由もありますがお許しください、セカチューをオススメしないと言っているわけでは決してありません


飼い主との再会まであと
あさって5ヵ月ぶりに会える、なんか準備してるのに逆に実感が沸いてこない~