食堂車の食材の運搬を頑見して、一路、最後尾のスイートへ。
料金は一室52,440円でシャワー、トイレ付き。意外に高くないのだが、1部屋しかないので取れないのである。
みぽりんと佐藤浩市の「終着駅トワイライトエクスプレスの恋」というドラマを思い出す。
あれはドラマというよりは、トワイライトエクスプレスのプロモーションビデオであった。
なにも、スイートのトイレやシャワーの使い方を劇中で説明しなくても…。
しかも、東日本の協力を得られなかったのか、JR西日本管内のギリギリで途中下車するという筋書きになっていた。(笑)
ただ、非常に鉄分の高いドラマであった。
みぽりんは大阪駅には間に合わず京都駅から乗ったのだが、私が11月に乗った際も間に合わず京都駅からだったので、このドラマのみぽりんを想い出した。
しかも、最後は終着駅の札幌ではなく、1つ手前の南千歳だったので、これはこれで銀河鉄道999のラストでメーテルが一つ手前の駅で降りるのと、私が以前したメーテルのコスプレと相まって、車中で仲良くなった皆さんが「メーテル~U+203C」と言って見送って下さったのを想い出した。
車掌さん役に扮して敬礼してくれた人もいたっけなぁ。
本当に楽しい時間だった。
今回、雪で48時間も車内で過ごせたとか。普通なら大クレームだし、振替の筈なのに、ラストラン近しで乗り鉄の人が多いため、ほとんどの人が留まって、走破したとか。
しかも、秋田でお弁当が出たり、ゲーム大会をしたりと、かなり楽しそうな内容。
遅延証明書も出たようで、それこそ家宝ものだ。
つまり、時間はかかったが大阪までたどり着きましたという素晴らしい証明なのだ。
誠に羨ましい話だ。