12月もあっという間に残り少なくなってきたが、手帳の季節でもある。
これまで数年に渡ってバイブルサイズ・リフィル式の「黒皮の手帳」を用いてきたが、スケジュール管理については最近はパソコンのOutlookに入力したり、卓上カレンダーに記入したりで、その他の機能も特になければ困る、という状況でもなく、何となく手帳からはご無沙汰状態であった。
偶々ネットサーフしているときに、一寸話題になっている手帳のことを知った。
GMO・グローバルメディアオンライン株式会社 代表取締役熊谷正寿氏が作った手帳である。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820794841/249-3518864-2318704
熊谷氏は、1999年、独立系インターネットベンチャーとして国内初の株式店頭上場を成し遂げ、翌年には連結子会社「株式会社まぐクリック」を創業364日という当時の日本市場最短記録でナスダックジャパン(現:ヘラクレス)に上場させた。若きイケメンでもあり、話題性も高い。
彼の言う成功の秘訣とは、「常に手帳に夢を書き常に持ち歩いた」「やりたいことを片っ端から手帳に書き、それを元に『夢・人生ピラミッド』を作った」、「夢に関する写真や情報をどんどん手帳にストック」 とまずは夢を夢ではなく、明確に意識された目標と位置づけ、潜在意識を顕在化させてなりたい自分になれるための行動のモーチベーションとする、ということらしい。
確かに、パソコン入力ではなく、自分の手で思ったことを書く、このアナログ式は意外と効果が大きい,ということは同意できることである。
関連本が出版されており、「図解・一冊の手帳で夢は必ずかなう」という熊谷氏・監修の本(1000円)を購入。続いて、昨日LOFTに行き、「夢手帳☆熊谷式(クマガイスタイル)スターターパック」(熊谷 正寿 (著), 日本能率協会マネジメントセンター、お値段何と12,000円なり)を見に行く。これは以下に紹介するように、手帳の中身そのもののパッケージである。
前者については、金曜日に会社近くの書店で購入、まずは中身を良く見てみることにした。
後者のスターターパッケージは箱入りで、以下にあるように、手帳を構成するテンプレート、ファイル、バインダーや本人出演のDVDが含まれている。
1)夢手帳(28枚)
やりたいことリスト
夢・人生ピラミッド
未来年表(12年)(10年)
今年の重点目標
進捗確認グラフ
DWMY/年間ToDoリスト
DWMY/月間ToDoリスト
DWMY/週間ToDoリスト
DWMY/毎日ToDoリスト
2)行動手帳(337枚)
長中期スケジュール
本日のスケジュール
ToDoチェックリスト
戒め・名言・行動基準
3)思考手帳(20枚)
ミーティングメモ
ミーティングToDoリスト
4)インデックス
5)保存バインダー
6)マニュアルDVD(熊谷正寿出演)
このスターターパッケージのお値段12,000円は、高いか安いか?
手帳としては決して絶対値は安くはないが、一年間使うと考え1日のコストに換算すれば約35円ということになる。バインダー自体は一年以上使用可能であろう。
また手帳に書いていた夢が実現すれば、12,000円は結果的には格安な自分への設備投資となるであろうし、夢が叶わぬにせよ、それなりのモーチベーションの道具となり、日常に張りと刺激を与える根源にもなりうる。そう考えると、考えようによってはむしろ安い投資と考えても良いくらいか。
しかし、店頭にて実物の箱パッケージを手にとってみると、どうも値段ほどの量感を感じない。
Amazon.comあたりですぐにインターネットショッピングで購入、という手も考えておったが、やはり百聞は一見にしかず、であり、実物を見てちょっと考えが変わった。
もっと実質的なテンプレートのユニークさや枚数の点では、必ずしも充分とも思えなかったし、今ではリフィルの種類も一般市販で色々面白いテンプレートがあるので、それを何種類か買っても12,000円にはならぬような気がした。
ちょっと成り上がりの若いお兄ちゃんの教訓に服従するようで、くたびれた中年おじさんとしては癪な気分も正直あるねえ、とか、ひがみ根性も多少ないこともない。そこまでの金を掛けずとももっとスマートな手帳は作れるよ、という自負心もある。
まあ、取り合えず買って来た図解本をもう少しよく読んで考えるか。
いずれにせよ、手帳そのものは道具であり、目的ではない。
得てして、意気込みすぎると手帳が目的そのものになってしまうことは、避けたい!
...とか何とか言っているうちに、手帳もなしにいつもの同じボンヤリとした日々をこれからも過ごすことになるのかなあ、という自分の姿も一方で想像してしまい、思わず苦笑した。
これまで数年に渡ってバイブルサイズ・リフィル式の「黒皮の手帳」を用いてきたが、スケジュール管理については最近はパソコンのOutlookに入力したり、卓上カレンダーに記入したりで、その他の機能も特になければ困る、という状況でもなく、何となく手帳からはご無沙汰状態であった。
偶々ネットサーフしているときに、一寸話題になっている手帳のことを知った。
GMO・グローバルメディアオンライン株式会社 代表取締役熊谷正寿氏が作った手帳である。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820794841/249-3518864-2318704
熊谷氏は、1999年、独立系インターネットベンチャーとして国内初の株式店頭上場を成し遂げ、翌年には連結子会社「株式会社まぐクリック」を創業364日という当時の日本市場最短記録でナスダックジャパン(現:ヘラクレス)に上場させた。若きイケメンでもあり、話題性も高い。
彼の言う成功の秘訣とは、「常に手帳に夢を書き常に持ち歩いた」「やりたいことを片っ端から手帳に書き、それを元に『夢・人生ピラミッド』を作った」、「夢に関する写真や情報をどんどん手帳にストック」 とまずは夢を夢ではなく、明確に意識された目標と位置づけ、潜在意識を顕在化させてなりたい自分になれるための行動のモーチベーションとする、ということらしい。
確かに、パソコン入力ではなく、自分の手で思ったことを書く、このアナログ式は意外と効果が大きい,ということは同意できることである。
関連本が出版されており、「図解・一冊の手帳で夢は必ずかなう」という熊谷氏・監修の本(1000円)を購入。続いて、昨日LOFTに行き、「夢手帳☆熊谷式(クマガイスタイル)スターターパック」(熊谷 正寿 (著), 日本能率協会マネジメントセンター、お値段何と12,000円なり)を見に行く。これは以下に紹介するように、手帳の中身そのもののパッケージである。
前者については、金曜日に会社近くの書店で購入、まずは中身を良く見てみることにした。
後者のスターターパッケージは箱入りで、以下にあるように、手帳を構成するテンプレート、ファイル、バインダーや本人出演のDVDが含まれている。
1)夢手帳(28枚)
やりたいことリスト
夢・人生ピラミッド
未来年表(12年)(10年)
今年の重点目標
進捗確認グラフ
DWMY/年間ToDoリスト
DWMY/月間ToDoリスト
DWMY/週間ToDoリスト
DWMY/毎日ToDoリスト
2)行動手帳(337枚)
長中期スケジュール
本日のスケジュール
ToDoチェックリスト
戒め・名言・行動基準
3)思考手帳(20枚)
ミーティングメモ
ミーティングToDoリスト
4)インデックス
5)保存バインダー
6)マニュアルDVD(熊谷正寿出演)
このスターターパッケージのお値段12,000円は、高いか安いか?
手帳としては決して絶対値は安くはないが、一年間使うと考え1日のコストに換算すれば約35円ということになる。バインダー自体は一年以上使用可能であろう。
また手帳に書いていた夢が実現すれば、12,000円は結果的には格安な自分への設備投資となるであろうし、夢が叶わぬにせよ、それなりのモーチベーションの道具となり、日常に張りと刺激を与える根源にもなりうる。そう考えると、考えようによってはむしろ安い投資と考えても良いくらいか。
しかし、店頭にて実物の箱パッケージを手にとってみると、どうも値段ほどの量感を感じない。
Amazon.comあたりですぐにインターネットショッピングで購入、という手も考えておったが、やはり百聞は一見にしかず、であり、実物を見てちょっと考えが変わった。
もっと実質的なテンプレートのユニークさや枚数の点では、必ずしも充分とも思えなかったし、今ではリフィルの種類も一般市販で色々面白いテンプレートがあるので、それを何種類か買っても12,000円にはならぬような気がした。
ちょっと成り上がりの若いお兄ちゃんの教訓に服従するようで、くたびれた中年おじさんとしては癪な気分も正直あるねえ、とか、ひがみ根性も多少ないこともない。そこまでの金を掛けずとももっとスマートな手帳は作れるよ、という自負心もある。
まあ、取り合えず買って来た図解本をもう少しよく読んで考えるか。
いずれにせよ、手帳そのものは道具であり、目的ではない。
得てして、意気込みすぎると手帳が目的そのものになってしまうことは、避けたい!
...とか何とか言っているうちに、手帳もなしにいつもの同じボンヤリとした日々をこれからも過ごすことになるのかなあ、という自分の姿も一方で想像してしまい、思わず苦笑した。