多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

SQ011便にて飛び立つ

2004-12-01 00:04:39 | Singapore
25日午後7時発のシンガポール航空SQ011便にて現地へ向かう。

出発時刻も遅目ということもあり、成田空港も閑散とした模様。
為替は円ドルでは、円高が更に進行、買いのレートが遂に100円を割っていた。
シンガポールドルを1万円相当のみ両替。現地でもレートはそう悪くないと聞いている。
しかし、成田空港で両替やっている銀行員の顔つきはいつ見ても無味乾燥!
自分もこれまで分野こそ違え、20数年銀行勤めをやっていたので、奇妙な気分だ。

56Kという窓側の席に座り、7時間強の空の旅が始まる。
全体では、7割位の客の入り、というところか。
息苦しくなく、寂し過ぎず、で程よい入りである。

シンガポール往復切符の代金は、数日前HISで電話購入、38,000円なり。
閑散期でもあるが、それにしても国内航空代金よりも安い位だ。
この値段が安いのか、国内料金が高いのか。12月中旬まではこの料金。
シンガポールが雨期であることも多少値段に影響しているのか?

SQ便は私の好きな飛行機会社のひとつ。
(1)アジア系航空会社は多くはそうだが、使用機体は概ね新しく清潔。かつては、インド人等が家族で床に座ったり、トイレが汚いという印象もあったが、むしろ今は清潔になっている。
個々の席にあるオーディオ・ビデオやゲーム等も充実。
私も備え付けの任天堂のゴルフゲームや、20数年ぶりにスーパーマリオも楽しめた。
(2)CA(キャビンアテンダント)も米国の航空会社に比べてかなり若い。
あの独特の民族衣装系ユニフォームはやはりスリムな体型でないと似合わない。ビジネスクラス(ラッフルズ・クラス)だと時に客の数よりCAの数の方が多く、一人の客に何人もの美しく礼儀正しいCAが付いてもらったことがあった。まさに王様気分を楽しめた。
(3)Mileageの方も、Star Allianceに加盟しており、汎用性が高い。
かつて、Star Allianceの航空会社に乗りまくり、貯めたMileageでNew Zealand Airを利用してNZへ行ったこともある。今回も往復1万キロ以上を付けられる。国内ではJALではなく、ANAがこれに加盟している。

ということで、久しぶりの長距離飛行ではあったが、あっという間にシンガポールはチャンギ空港に到着。1時間の時差あるが、深夜1時半に到着。
写真は機内食。

飛行機を降り、入国審査を終える。
H兄が予告通り、迎えに来てくれていた。こんな時間にも拘わらず、有難いことであった。
単身赴任で着任後40日ほどで、彼にとってはどうも我輩が最初のお迎え客となったらしい。
ご家族を差し置いての一番乗りは恐縮だったが、素直に再開を喜ぶ。
H兄、少し早めに到着されていたのだろう、チャンギが24時間完全オープンの国際空港であることに感嘆されていた。

はて、税関のことだが、我輩は、土産に持ってきたシャンぺーン2本、札幌で買って来た日本酒1本、の計3本の酒だと、恐らく課税対象となることを恐れていた。
シンガポールは酒・タバコに以上に厳しい国と聞いておる。
日本は3本まで持ち込み無税だが、ここは1本のようだ。
しかし、入国審査を終えたあとは、税関を含めて何も遮るものもなく、従って入国早々税金を払うこともなく、ガラス越しに待っていたH兄に一直線に進み、涙の対面(?)ができたのである。

(続く)