多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

ごちゃ混ぜの国シンガポール(14) マーライオン Part-1

2004-12-08 00:17:36 | Singapore
シンガポール訪問3日目にして、遂にマーライオンに対面した。

前述のことだが、前回のシンガポール訪問は1989年のこと、なんと16年も経っておる。
先般H兄からシンガポール赴任後初の街巡りでこのマーライオンを撮影したデジ写真を送ってもらったのだが、どうも当時自分の見た記憶の中のマーライオンとは背景やら見える角度やらがどうも違うという、うっすらとした違和感を抱いていた。確か前は、海に突き出るようなところにあった、と思われたが...。吐き出す水も途切れ途切れ、という記憶だ。
実際調べてみると、このマーライオン君、やはり2002年にフラトンホテル裏側に造られた公園に引っ越していたと言う。我が記憶力もまだ捨てたものではない、と安堵。

前回の訪問時には、シンガポールのシンボルへの期待高く、やっと見つけた喜びは、実際には想像よりもかなり小さいその姿に「なんだこりゃ!」と、みるみる萎えてしもうた。
実際、このマーライオンは、デンマーク・コペンハーゲンの人魚姫、ベルギー・ブリュッセルの小便小僧と並んで「世界三大がっかり」という不名誉な称号を与えられているとも聞く。

今回は、この「がっかり」のイメージが頭の中にあり過ぎたのか、むしろ久しぶりの再会を果たして、「いやいや、充分立派なものだ、頑張って水を吐き続けているじゃないか」、と妙にこのマーライオンに愛着を感じる自分が居た。その表情もライオンのように凛々しいというよりは、高層ビルを背にして、何故か愛嬌のある可愛いマスコットのようなものに見えてしょうがない。

まあまあライオン(?)ですな。