『クライン‐ラカン ダイアローグ』,『The Klein-Lacan Dialogues』,『無意識の病理学―クラインとラカン』,『入門メルツァーの精神分析論考―フロイト・クライン・ビオンからの系譜』,『夢生活―精神分析理論と技法の再検討』などなど挙げつつ . . . 本文を読む
正月休みの影響で,いまひとつペースを取り戻しきれないんですが,ここはひとつゴリゴリの専門書を紹介しちまって,強引にペースをつくろうかと思ってる次第。今日は,「統合的」精神分析的発達論の書籍+αをご紹介なり~。 . . . 本文を読む
クリスマス休暇真っ只中,聖書も福音書も手にすらとったこともないため,ジーザス・クライストと聞くと,『ジーザス・クライスト・トリックスター』くらいしか思い浮かばず,したがって,クリスマスにちなんだ書籍でも紹介できたら「お! サイパブ君,意外と気が利くねえ~」ってなるんでしょうが,とくに思い当たらず,それどころか,新刊でもない書籍を紹介しようとしているこの私。 . . . 本文を読む
恋のルサンチマンでおなじみ(?)のサイパブです。ええ,意味はありません。ご安心を。
で,唐突でなんですが,世界で一番「精神分析家」が多い国ってどこかご存じでしょうか? これ実はアメリカなんですよ。DSM-IVなんて派手な花火ぶち上げといて,まこと意外なんですが,そうなんですね。したがって,自然今でも現代精神分析理論の発展が,かの子繚乱しているのが,ユナイティッド・ステイツ・オブ・アメリカつうこ . . . 本文を読む
これまで,精神分析の本は結構紹介しておりますが,まだ1冊も出てなかったですね,ウィニコット。なんか最近微妙に,『抱えることと解釈』とか『小児医学から精神分析へ』とか,ウィニコットのオリジナルの復刊が盛り上がり気味のようですね。
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冒頭が北山修×妙木浩之の対 . . . 本文を読む
どうもです。オヤジ(もちろん,チョイ不良オヤジ(by LEON)の方ですが,何か?)化が進んでいる以外の理由などないと思うのですが,枕詞との自律的呼応が顕著でありまして,「ノーマーク→爆牌党」とか「快調→ロプロス(怪鳥ね)」とか,もうどうしようもなく自生思考が働いてしまいますねえ。まあ単なる駄洒落を知的に権威付けしようとするという『AERA』のコピーの轍を踏むことだけは避けねばなりませんな。ああ . . . 本文を読む
勉強不足を棚に上げ,おのれの心的現実における衝撃をそのままにお届け致します。すでに有名な本であったなら誠にあいすみません。なにとぞお見逃しくだされ。すべての外的現実をSplit offして(そうでもしないと辛すぎて……),レッツラゴンでございます。1992年の刊行と,かなり古い本であります。
もし、赤ちゃんが日記を書いたら
ダニエル スターン, Daniel Stern, 亀井 よし子
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今年はセルバンテス作の『ドン・キホーテ』が出版されて400年だそうです。それを機に(?),日本で3人目の全訳がこの度刊行された模様です。カバーおよび表紙の絵が堀越千秋さんで,非常にステキな絵なのですが,なぜかカバー写真を載せないアマゾン。
ドン・キホーテ
セルバンテス, 荻内 勝之
さてこの刊行を記念して,訳者の荻内勝之先生による「お話と懇談会:ドン・キホーテは狂言なのだ」が開かれまして . . . 本文を読む
「おどりゃクソ森」は,『はだしのゲン』の名(?)セリフ。そのメタファーは推して知って下され。
入門 メルツァーの精神分析論考
―フロイト・クライン・ビオンからの系譜
キャセッセ著 木部則雄・脇谷順子訳 山上千鶴子解題
(岩崎学術出版社)
というのが出ているとの情報をキャッチ。入門なのに,論考ですか……。ネット上ではデータなし。早く読んでみたいです。注目は「山上千鶴子解題」でしょうか . . . 本文を読む
どうも。psy-pubのキャップルお目付け役ことソレガシです。先立ても先立てとて,某書店の心理書コーナーを間抜け面下げて彷徨しておりましたら,とあるキャップルがソレガシの隣にピットインしまして,以下その会話の抜粋。
(前略)
男「心理学かあ,俺も昔興味あったよー」
女「へ~」
男「……」
女「……」
男「俺はフロイトとユングだったらフロイトの方が好きかな」
女「なんで~?」
男 . . . 本文を読む