2006年6月20日の黒岳周辺の雪渓状況は、次の通りです。
電池切れで写真はありませんスミマセン。
迷いやすい北海沢では、山頂へ向かう曲がり角の目印の岩(黄ペンキの矢印)はすっかり出て、道も1-2m出ています。
北海沢も、北鎮岳分岐下の急斜面も、パトロールの方が紅ガラ(赤い粉?)を、雪渓上にまいて印を付けて下さっていました。
ただ時間が経つと薄く消えかかったり、ズレたりもしますので、ご了承下さい。頼り過ぎず、ご自分で確認するようにお願いします。
赤石川はまだしっかり雪の下ですが、登山道脇になる辺りに、ようやく穴形の亀裂が入り始め、窪んできました。
雪渓の前後、水たまりのようになり、靴がスッポリ埋まってしまうような所も出てきました。
石室周辺の雪はすっかり解け、地面もだいぶ乾いていました。トイレはまだ閉鎖中。
5日ぶりだった黒岳は、山頂付近はかなり雪解けの進んだ印象。
山頂~9合目下お花畑付近まで:山頂下急斜面を「くの字」にと、9合目上の急登を大きく渡る以外は、ほぼ土の道を歩きます(道の脇に雪渓が残る場所はまだボツボツありますが)
9合目下~7合目まで:所々地面も現れますが、まだほとんど雪の上を歩きます。
踏み跡がたくさんで、この先、踏み固められて滑り易くなったり、下が空洞化した雪渓を踏み抜き易くなって来ますので、ご注意下さい。
9合目標柱付近:すっかり夏道
8合目標柱付近:1-2m地面も出ていますが、まだベンチもスッポリ雪の下。
7合目標柱付近:標柱の根元?がもうすぐ現れそうです。
リフト周辺がようやく新緑。リフト下の花壇ではチングルマ・ミヤマキンポウゲ・エゾノツガザクラ・アオノツガザクラなど花盛り。もうコマクサも咲き始めていました。
ロープウェイからの風景、この間まで淡い新緑のさざ波のようで美しく、この日はだいぶ緑濃くなり深い海のようで、また美しい。
今の季節はロープウェイ・リフト乗車だけでも十分楽しめオススメです(リフト15分肌寒いです)。