想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

芽吹き。

2011-07-05 18:20:07 | 日記


今日は心療内科の日。

午前中、トイレの工事が入りました。
手すりの位置を微調整し、便座が高くなる。
これによって、父はまた自力でトイレに立てるようになりました。
手すりの位置とか、ちょっとしたコツなのね。
でも、腕の力だけでやっと立っている感じ。
腕の筋肉も萎縮してきたら‥と、先の事を考えたら、
胸が苦しくなった。
時々襲ってくる、激しい絶望感。

見たくない。
知りたくない。
逃げ出したい。 
誰か助けて。

様ような想いがこみあげてくる。

私ひとりで抱え込むのは、やっぱり無理‥!

でも、いつかは「その日」が来るのです。
なんだか、子供の頃「大人になるのが怖い」と思った絶望感に似ている。
自分の可能性を信じられず、
自分は大人になっても、色んな事がきっとできない。
本気でそう思っていた。
でも、時間は待ってはくれなくて、結局、私は大人になり、
やって出来ないことはない、という真実に気づいたのでした。

だから、きっと、大丈夫なんだよ。
あなたなら、できる。成し遂げてみせて。

と、言い聞かせるのです。

写真は、キッチンから見える葡萄畑。その向こうに田んぼ。
朝もやの中の山です。
朝までどしゃぶりの雨だったのに、
子供達が登校する頃に、晴れわたりました。



今日は心療内科の日で、自転車に乗って、
ついでにオープンしたスーパーを偵察してきました。
知らない土地のスーパーを見て回るのが好きだったりします。
この店はどんなものを取り揃えているんだろう。
興味深いのは、スパイスとお茶のコーナー。
このスーパーは楽しかったです。
こんな鄙びた町中にあるとは思えないくらい、物が溢れている。


大丈夫なのか?

需要と供給のバランスがめっさ悪いように思えてならない。
あんなに大量のお惣菜、パン、生鮮食品、さばき切れるのか?

こんなに沢山、残ったらどうするの? (大体何処に行っても同じ事を心配する)

でも、これから診察では肉も魚も買えないので、
とりあえず、欲しかったスパイスを買った。
インドカレーの手作りセット。ハーブ塩。それと、赤紫蘇の葉。


病院はしんどかったけど、
汗流してから、涼しい風に吹かれながら、紫蘇ジュース作るのは、
ちょっとした幸せでした。

また頑張ろう‥。そう想えるのでした。



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