想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

22年目。

2022-07-24 13:46:00 | 日記
娘の誕生日です。

毎年思うが、今年も暑い!葡萄畑側の窓を開けても風が通らない。作り置きおかずを作りながら、昔のことを思い出していました。
 離婚して生活がギリギリで、あまり遊びに行く事も出来ずにいたけど、ある日コツコツ貯めたお金で、サンリオのピューロランドに行ったこと。入り口に着くまで内緒にしていたから娘は驚いてね。可愛かったなぁ。でも、当日は幼稚園の遠足と思われる団体でいっぱいで、目一杯楽しむ事は出来なかった。ライド系のアトラクションが少なくて、キャラクターとの写真撮影とか、ショーとかはあまり興味なさげで。帰りは居酒屋でご飯を食べて帰った。一緒に暮らしていた妹たちは、車があるから毎週のように遊びに行っていて、時折しか誘ってくれず、なんか惨めな想いをしていた。大抵は近所の公園。ピューロランドが精一杯だった。車があれば、海とか山とか行きたかった。あ、高尾山には電車で行けたな!リフトに乗ったら娘が怖がって、落ちたらどうしよう?って大騒ぎだった。懐かしい。今思えば、もっと頑張って、ディズニーランドとか行けば良かった。でも、あの頃出来なかったことは今出来る。大阪にも行ったしね。
 久しぶりにアルバムを引っ張り出して見てしまった。娘の赤ちゃん時代はもちろんのこと、自分の結婚式の写真とか。大事にされていたのに、人の気持ちは変わるものだ。じいは髪が黒く、義父も旦那の祖母も健在だった。こんなに早く亡くなってしまうとは思わなかった。おばあちゃんが涙を拭っている写真が凄く多くて、式の間ずっと泣いていたのかと思い、涙が溢れてしまった。式の時、旦那に向かって、あんたしっかりしなさいよ、ほんまに!って喝を入れてくれたっけ。しっかりしてくれなかったよ、おばあちゃん。大変な想いをしたよ。あー、涙が止まらん。そして数少ない母の写真。カメラを向けられる時は、いつも笑顔だった。
 貴女の孫が、22歳になりました。天国で見守ってあげて下さい。どうか素晴らしい一年になりますように。
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