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マイ・ライフ・レッスン

母のがんのケアをするなかで感じたことなどを書いていた記録です。

陶芸体験教室

2007-05-04 01:49:45 | 日々のあれこれ
陶芸教室をしている友人の厚意により
教室がGW休みであるのにも関わらず
特別に体験教室をやっていただきました。
陶芸粘土に触るのは10数年ぶり。
子供に邪魔されつつ、いびつで分厚いランチプレートを
制作してきました。
焼き上がりが楽しみ。
しかし、自分が作った皿より何より気になったのは
友人の旦那様作「電車形植木鉢」。
長方形の箱型の植木鉢で側面に電車の絵がついている。
可愛い!欲しい!
もう嫁入り先が決まっているそうで譲ってもらえなかったのが本当に残念!
あれを真似っ子すべく、
もう一度教室に参加させてもらおうと真剣に検討中。
彼は盆栽が趣味で(私より年下なんですけどねえ・・・)
どんどん増えてただいま150鉢くらい育てているらしい。
全部自分で焼いた鉢に入っているなんていいですね~

そして、以前に友人が
甥っ子ちゃんに作ってあげたという、
ミニ素焼き兜、うらやましがっていたら本日
うちの子にもいただきました!
家宝にするぞ~

陶芸教室&ギャラリー「おいしい器」

来週は知事選かあ・・・

2007-03-23 14:51:39 | 日々のあれこれ
今年は早寝を心がける、と決心してみたものの、
家事を終えてそのまま寝るのも味気なく、ついついTVを観てしまう。
「NHK-BS特集「インターネットと放送の新時代」-第2部“動画サイト”は社会を変えるか-」
今度のアメリカの大統領選にはインターネットが大きな影響力を持つらしい。
東京都知事選もネットTVで熾烈な得票争いになったりしたら面白いかも知れないと思うけれども、
日本は高齢社会だが、今のところ私の周囲の年寄りでインターネットを上手に活用している人はいない。
日本で同じ現象が起きる日が来るだろうか。
100ドルのパソコンを発展途上国の子供たちに贈る計画があるらしいが、
発展途上国だけでなく、日本にも必要だと思う。
安くて本当にシンプルで、高齢者が使えるパソコン。

友人達は政治や社会問題に話が及ぶと無難に話を終わらせるか聞き役に徹してくれてしまうので、
皆が何を材料にどんなことを考えて投票に行くのかがわからないが、
政見放送を録画してまで見ている人は多くないはずだ。
生の会話の中で相手に対して反論や議論を展開することに慣れない国民性の反動か、
ネットの中で匿名を使って極端な批判や揶揄に暴走する人達がいるのも事実だが、
24時間いつでも見られるYOU-TUBEに知事選コーナーがあれば大いに参考になるし
選挙に行ったことがない人の興味を引く事もできるのにと思う。

さて、必ず投票には行く私ですが、自分が投票した人が当選した試しがありません。
わざと落ちそうな人に入れているわけじゃないんだけど・・・

これを書き終わった後、物凄い政見放送を聞きました・・・
今まで私にとってもっともインパクトがあったのは
昔昔都知事選に出馬した「もっともっと愛を」をスローガンに掲げた人(名前忘れた)だったのですが、
その記憶を軽く蹴り飛ばし、インパクト更新。
外山恒一氏の政見放送・・・ 
この方、私と同い年?のようですが・・・
「どうせ選挙じゃ何も変わらないんだよー!」の絶叫で終わります。
興味ある人はyoutubeで探してみてください。


鼻呼吸

2007-03-02 15:50:45 | 日々のあれこれ
毎日必ず観るTV番組と言えば保育園に送り出す朝のひととき、
BGM代わりの幼児向けNHK教育。
たまにオトナにもとても面白かったりするのであなどれない。
先日の発見は

「鼻は数時間毎に左右交代で呼吸している」

知らなかったー!
これって常識?
そんなこと学校で習っただろうか・・・
なんとなく、呼吸って両方の鼻で同時にしていると思ってました。
呼吸すると鼻の穴の前にある風車状のものがくるくると回るという、
特製マスクを着けた被験者の一日をカメラで追う。
出勤時と仕事開始時、就寝前・・・
確かに、一度に片方しか回っていない。
そして時々左右が変わる。
はっきりした理由は解明されていないようですが、
細菌の感染を防いだり、片方を休ませたりする為、と考えられているらしい。
今どっちで呼吸してるんだろうと気になって
片方を押さえてみたりしていますが、
意識しすぎるとわからなくなります。

くじラブ・ワゴン

2007-01-26 14:25:16 | 日々のあれこれ
年に数回、GREENPEACEからニュースレターが届きます。
今まではこれだったらネットに載せておけば十分でしょ、という感じの内容ばかりでした。開封後即ゴミ箱。
「紙代がもったいないのでは」と事務局にメールをしたことも。
しかし一昨年、事務局長に作家の星川淳さんが就任してから、通信の内容に変化があるように感じます。
今年は遺伝子組み換え作物問題の他に、「調査捕鯨」問題にも取り組むらしい。
日本は個人でNGOやNPOを財政的に支援するという人が海外に比べて少ないという記事が先日新聞に出ていましたが、
世界的にその活動が知られるGREENPEACEも、
日本の事務局は会員数が少ないため海外からの資金援助も受けている、
という情けない事実を知ったのがきっかけで何年か前から小額ながらグリンピースのサポーターをしています。
これだけの経済活動をしている国なのに、会員数はドイツの100分の1らしい。
昨年はロハスという言葉も流行って猫も杓子もロハスロハスと、名前だけが一人歩きした感じですが、
環境問題への関心も決して低くはないはずなのに日本でサポーターが少ないのは、
個人が寄付をするという習慣がないという理由の他に、
GREENPEACEという団体に、「自分の身体をはって抗議する」過激なイメージがあるからだと思います。
私自身、GREENPEACEと聞くと捕鯨船に立ちはだかって抗議している団体、と思っていました。
とはいえ、核燃料再処理工場の問題や塩化ビニール、森林伐採、GMなど、
私の関心のある問題に真っ向から取り組んでいる団体といえばGREENPEACEなので、
全面的に支持しています。
捕鯨問題に関してはよくわからなかったので自分の中の答えを保留にしていました。
しいて言うなら、これだけ海外から反感を買っている中で、
わざわざ鯨を選んで食べなくても良いのでは?ということくらい。
10年近く前ですが、海外でオーストリア人から突然「君は鯨を食べるのか」という質問を受けました。
日本人といえば富士山芸者、そして鯨を食べる!?
しかし突然聞かれても自分なりのはっきりした意見があるわけでも、そこまでの語学力もなく、とりあえず「私は食べない」と答えるのにとどまりましたが、
その時の彼の、「鯨を食べる奴らはこうだー!」と頚をかき切るジェスチャーをしたのが忘れられません。
海のない国に住む人でさえ、捕鯨という行為をどこか遠い国での出来事でなく、
リアルな問題として捉えているのだという強い印象を受けた出来事でした。
その時は他国の食文化を理解しないことに多少の反発心もあったのですが、
今回のニュースレターによると日本の調査捕鯨は保護区において、絶滅危惧種も含み年間1000頭。
1000頭!そんなに多いとは全く知らなかった。
確かに、「商業」でなく「調査」だと主張するのは厳しいと思えます。
「日本人自身がこの問題を直視し、本当の解決を見出す努力が足りなかった」とは本当に、星川氏の言う通り。
GREENPEACEは10週間期間限定で、
この問題を知るためのネット番組を開始するようです。
グリーンピース「くじラブ・ワゴン」配信開始
10週間後、私の中で調査捕鯨に関して自分なりの意見が持てるようになるでしょうか。
3月にはこの件に関しての星川氏の本が出るらしいのでそれも楽しみです。

塩断ち、五穀断ち

2007-01-19 13:17:52 | 日々のあれこれ
新聞を真面目に読まない私ですが、その分、目に留まった記事がずっと心に焼きつくことがあります。
年末、35歳の男性が六甲山で10月に遭難し、24日ぶりに無事救助されたという、
通常ではあり得ないすごいニュースがありました。
遭難翌日に意識を失い、20日間以上飲食せず、発見時には体温が22度だったそうです。
つまり救助されるまで冬眠状態。
熊やリスならまだしも、自然界で人間がそんな状態になることもあるんですね・・・
この方がその後病院へ搬送されてからどうなったのかが気になっていたのですが、無事退院されたそうで、
あらためていやー、なんてすごい話なんだろうとますます感心。
前例がないので救急の現場では20日間も低体温だったことに懐疑的であると記事にはありましたが、
身体とは本当に、まだまだ未知の領域であると思います。

そして今月の新聞にも早速とても興味深い記事が。
今年の出来事ではないけれども、
「会津薬師寺の筒井叡観住職58才、94年11月、十万枚大護摩供(おおごまく)という荒行を達成」
その行とは、あしかけ8日間、飲まず食わず、眠らず横にもならず、1日12時間、計10万枚の護摩木をたく行で、護摩の炎は1メートル以上。
別名火あぶり地獄。
1週間水なしで火あぶり!
私なんぞは1日の断食・断水を想像しただけでくらっとしてしまいますが、
行の前後などに住職の血液を採取、生理的なデータをとると、
尿酸、総たんぱくなど、いずれもほぼ正常範囲内で、
それどころか行の後に脱水症状にもならなかったそうです。
何故か。
十万枚大護摩供では、行に入る前の100日間、水行や護摩にくわえて、塩断ち、五穀断ちが義務付けられているそうで、
塩分なしでソバや野菜や果物、蜂蜜、ごま油など食べるらしい。
「尿を出す必要があるたんぱく質を減らし、代わりに脂質を蓄えれば、分解時に自然に水が体内でつくられる。
また、塩断ちに慣れると塩や汗を体外に出さない体になる。
つまり、しばらくであれば外から水をとらなくても平気な体質に変わる」
びっくりです。
3ヶ月くらいで身体の細胞が入れ替わるといいますが、食事で代謝の仕方まで変わるとは。
そして話がちょっと飛びますが、中学生くらいの頃に読んだ鈴木その子さんの「その子式ダイエット」の本で
「油抜きの食事」をしばらく続けるという方法があったのを突然思い出しました。
しばらく油分抜きの食事をすると、油分の吸収が良くなって、ちょっとの油分を摂取しただけでもお肌がテカっと油で潤うようになる。
そんな内容だったと記憶しています。
当時スナック菓子が大好きだった私は、興味は湧いたものの実践は出来ませんでしたが。

この行の話をまとめた藤田 庄市さんの「行とは何か」を是非読みたかったのですが、
現在絶版のようです。残念。

来年もよろしくお願い申し上げます

2006-12-28 15:17:04 | 日々のあれこれ
いよいよ年の瀬です。
今日が仕事納めという方も多いのではないでしょうか。
さすがに美容院は年末暇というわけにはいかず、
夫の指は指紋がなくなりましたが、
私の方はブログを書く余裕があります(笑)。
我が家は一昨日の大雨の中門松を買い、昨日立てました。
近所の和菓子屋さんでつきたての鏡餅も買いました。
サイズは5寸。ずっしり重く、結構立派です。
しかし情けないことにお正月飾りには疎いので、
毎度インターネットで確認。
こうなってしまうと、「伝統行事」ではない感じですが
頼みの祖母もこの頃は何につけても記憶が怪しくて
聞いてもまともな答えが返ってこないので仕方がない。
「輪飾りもいるよね?」と花屋で言われてよくわからないまま買ってしまい、
松にぶら下げてみたけど良かったんだろうか・・・?
クリスマス翌日から夫に「松!餅!」とせかされ、
そんなの年末でいいよと思っていたら29日は9(苦)がつくから駄目、
なんてことがネットに書いてありました。
31日に飾るのは良くない、というのは覚えていましたが
「9」までは考えなかったわ。危なかった・・・
毎年同じようなことで悩んでしまうのは、正月行事が
体に染み付いていないからなんですねー
昔はこういうことは全て祖父母がやってくれましたが
今後は自分がしっかりやらないと息子の代にはやらなくなってしまうだろうな。
鏡餅をセットする前にウラジロは早速チビに見つかってむしられ、
橙はボール代わりに投げられ・・・しばらく玄関での攻防が続きます。

今年も沢山の方々にお世話になり、感謝申し上げます。
皆様良いお年をお迎えください。



入浴剤

2006-12-22 11:47:15 | 日々のあれこれ
久しぶりに入浴剤を入れてゆっくりとお風呂に入りました。
本当は毎日色々な入浴剤を入れて楽しみたいのですが、
夫が入浴剤嫌いなのと息子がまだ小さく、お風呂の水を飲むのが好き(!)なので、
使うチャンスがなかなかないのです。
今のお気に入りはWELEDA社のバスミルクです。
以前にアロマテラピーに詳しい方からいただいてファンになりました。
WELEDA社の製品には化学合成の成分は一切使用されていないそうです。
WELEDA社のバスミルク
昨日は「ラベンダー」にしました。
今朝残り湯で洗濯するときに、お風呂場全体にラベンダーの香りが漂って
ちょっと幸せ。
なんだか顔もいつもよりしっとりしている感じです。
バスタイムは大事ですね!
来年は漢方系の入浴剤も試したいなあ。

今日は冬至ですね。
夫もゆず湯やしょうぶ湯はOKなので、
今日ははりきって沢山お風呂に浮かべようと思います。
ゆずが売り切れていませんように!

ユニクロ

2006-11-29 12:38:12 | 日々のあれこれ
日増しに寒くなってきました。
私の場合、自宅がとにかく寒い!
古い木造家屋に住んでいる方は皆そうだと思いますが、
壁が薄い上にガラス戸がやたらと多く、暖房効率が非常に悪いのです。
うちの88歳の婆様は早々と先月からこたつにすっぽりと入って頭だけ出し、
亀かかたつむりのようになっております。
特に台所が寒いんですよねー
マンション暮らしの友人達と同じような、トレーナーにスパッツのような
スタイルだと本当に凍える。
かといって水仕事も多いしセーターは汚れると洗濯が面倒。
昨年は子供が赤ん坊でほとんどの時間をベビーベッドに寝ているような感じだったので、
暖房をケチらずに部屋を暖かくしていたのですが
その分光熱費が飛び上がりました。
今年はどうやってこの冬を乗りきろうかと思っていたところ、先日米国在住の友人が一時帰国。
彼女につきあってユニクロへ行きました。
「米国の田舎には安くて質の良い服は皆無」だそうで・・・
二人であらためてその安さにびっくりしました。
試しに買ってみた「ヒートテック」というシリーズの肌着、イイです。
普段普通の綿100%素材のTシャツしか着なかった私にとってこの素材は目からウロコ。
ぺらぺらなのに温かい。そして安い!
今までババシャツ愛好者じゃなかったので他の商品と比べられないのが残念。
フリースのジップアップとパンツ、靴下も買いました。
バリエーションが増えていて、チェックやボーダーがあってかわいい。
楽チンで温かくて、一応朝のごみ出しにも悪目立ちしない格好。
ああ、なんでもっと早く「ユニクロ」を思いつかなかったのか・・・
今朝はフリース靴下&ジップアップのおかげで朝の拷問だった洗濯物干しも苦になりませんでした。
小さな幸せです・・・

私の魚屋さん

2006-11-25 15:57:43 | 日々のあれこれ
うちの近所の魚屋さんが来週閉店します。
夫婦でショックです。
まあ、この10年でうちの近所は昔からあった商店がどんどんなくなり続けているところで、
そういう中で若い夫婦がやっている魚屋さんがある、というのが今まで奇跡だったんだけれども。
実家の近くには魚屋さんがなかったので、結婚して初めて魚屋さんで魚を買うようになりました。
もちろんスーパーで買うことも多かったけれど、お刺身やアサリ、鮮度の良い切り身が欲しいときは絶対魚屋さんで買うことにしていました。
色々スーパーのものと比べてみて、味の違いを実感できたし、何より夫婦でやっていたのだけれど、奥さんが私と同い年、そして子供も同い年。
仲良くならないはずがなく、店の前を通るたびに、何も買うものがなくてもとりあえず雑談。
彼女は笑顔がとっても素敵で、人に対する気遣いや接客も上手で、本当に「看板娘」という呼び名がぴったり、毎度敬服する存在でした。
彼女が留守で旦那さんしかいないときでも、手が空いているときは彼が外に出てきてくれて時には長々と、色んな話をしました。
1回5分10分でも、毎日のように会っていると古くからの友人のような感じになって、誰とも口を利かなかったような日は彼らの店で雑談するのが楽しみだったんだけれども。
(この気分って、独居の年寄りみたいだなあ・・・)
ちょっと鼻声だとすぐに「どうしたの、風邪ひいたの」とか、ぐったりしてると「疲れてるね」何か目新しいものを持っていると「それ何?」と、
とにかく通る度に声を向こうからかけてくれて、最初の頃は何も買わないと悪いかなあと、商店街との付き合い方がよくわからなくて一歩距離を置いていた私も、
この頃は自分からずんずん店に入っていって子供にお古をもらったり、果物をおすそ分けしたりと、商店街に行くときは必ず立ち寄るスポットになっていました。
こういうの、ドラマに出てくる下町みたいだなあと、とても楽しかったのだけれど、それがもうできないのか・・・
魚には色々好き嫌いのある夫ですが「近所に魚屋がある」というのは住環境においてお気に入り条件のひとつだったとみえて、
「もうここに住み続ける意味が半減した」とまで発言。
それを実際に口に出して言ってみたことで、二人で深夜、余計切ない気分になってしまいました。
「もっと買っておけば良かった」とぼやく夫。
いや、まあ、私たちだけが沢山買ったところで結果は同じだったでしょう。うちの近所の年配のおばさん達もほとんどがスーパー直行ですから。
小さな商店というのがどんどん営業しづらくなっているこの頃、魚屋さんで魚を買う生活はこの2年間が最初で最後になるでしょう。
近所の品揃えは気に入らないので、これからは遠くのスーパーまで行かなくては。
夫が自転車を買ってくれるようですが、魚は買えてもあのご近所づきあいはお金では買えません。
店先でのちょっとした会話の数々が、私の毎日の生活にいかに潤いを与えていてくれていたか、失ってみて初めて実感します。
今まで楽しい2年間をありがとう。
小学校の頃の、仲良しの友人が転校してしまう気持ちを思い出しながら、昨晩は彼らにあててセンチメンタルな手紙を書き、今朝彼女にささやかなプレゼントを買いました。
親の代からのお店をたたむのは辛いことだと思うけれど、この先どこへ行っても家族皆が幸せでいられるよう、願いをこめて。
私も、彼らのように誰かの生活に欠かせないような存在になりたいな。

東武東上線BAND

2006-11-13 11:11:54 | 日々のあれこれ
先月、私の卒業した鍼灸学校の学園祭に行ってまいりました。
1年ぶりの東武東上線BANDライブ。
東武東上線BANDは私たちが学生だった時に、バンドがやりたくてうずうずしていた(?)高橋先生が、クラスの「ピアノが弾ける」「ベースが弾ける」「ドラムがたたける」というメンバーに目をつけて結成したバンドです。
http://blog.livedoor.jp/fufufu1/
「東武東上線」のネーミングは確か高橋先生在住の沿線に由来していたはず。
後輩の「ブルースハーモニカが吹ける」というマニアな彼(でも一番年上。しかも2人のお子さん持ち。鍼灸学校というのは年齢層がばらばらなんです)も加わって、毎年学園祭で教室ライブをやっています。
学生のときは私も歌詞カードを作ったり、CD作成の図案の手伝いをしたりして楽しかったです。
卒業後、クラスメイト2人は鍼灸学校の教員になり、「学生のバンド」から「先生3名と臨床家2名のバンド」に変わりました。そして今年は新たにサックスの得意な現役学生1名が加わってさらにパワーアップ。彼は夜街頭でサックスを吹いているそうで、相変わらず鍼灸学校には様々な経歴の面白い人が沢山いますねー。
リクエストがあるのか、単に高橋先生がやりたいだけなのか、卒業した現在も続き、どうやら来年もありそうな予感・・・
何年も聴いているのですっかり覚えてしまいましたが、「これが私の生きる道~鍼灸師編~」とか「生活習慣病」とか「脳神経ブルース」(脳神経を暗記するための歌)他、ツボの歌だけでなく基礎医学に関連した歌詞も満載で、鍼灸科の学生のみならず、看護学科やリハビリテーション学科の学生も楽しめる内容です。
音楽に明るくない私。今年のベースがどうのとか曲が去年と比べてどうのとか、そういうことはわからないけれども、彼らに年に1回会いに行くことで暗記に必死だった学生時代のこととか、飲み会であった出来事とか、色んなことが思い出されると同時に今の自分と比べてみて、しみじみと時の流れを実感します。
ライブの後のひととき、「最近どう?」「相変わらずだよ」という会話を通して皆頑張ってるなあ、と気持ちも引き締まります。こちらも相変わらずと言いたいところだけれど、出産その他家族のアクシデントなどで「相変わらず」とは言えない。卒業後、まっすぐに鍼灸のことに集中している人達を、ちょっとまぶしく感じてしまいます。
しかし厄年の高橋先生、最近ぎっくり腰になったそうで、今年は歌詞を間違えてました。 おーい!
来年も行ってきます。