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マイ・ライフ・レッスン

母のがんのケアをするなかで感じたことなどを書いていた記録です。

五つ葉のクローバー

2008-06-06 00:05:52 | 日々のあれこれ
五つ葉のクローバーを見つけました。
見たことがなかったので感動。
六つとか七つ葉というのもあるらしく、
ぜひとも見つけてみたいですが、
多葉が発生しやすいのは5月から6月初旬までということなので
今年は終了です。
採取した四つ葉ちゃん達は栞にしました。
見つけた時も嬉しいけれど、誰にあげるか考えるのも楽しみのひとつです。

祖父の日

2008-05-13 01:02:54 | 日々のあれこれ
この日曜日は祖父母宅を訪問し、初めて祖父にマッサージをしました。
昔から折に触れては温灸はどう?マッサージはどう?と申し出ても
「僕はいいからお婆ちゃんにやってやってよ」と断られ続け、
その態度があまりにかたくななので
人に身体を触られるのが苦手なんだろうと思っていましたが
最近腰痛が激しいと聞いていたので
温灸するからちょっと横になってよ、と云うと
よほど辛かったのか、初めてあっさり横になってくれてこちらがびっくり。
「どう?」「気持ちいいよ」という短い会話の後ほどなく眠りに落ちたようで、
黙って背中を揉んでいると
祖父との様々な思い出がめぐります。
おじいちゃんと結婚したいと本気で思っていた小さいころ。
遊園地や公園に連れて行ってもらったこと、
近所の雑貨屋で小さな文具を買ってもらうのが何より楽しみだったこと、
こたつでうたた寝してしまうとそっと毛布をかけてくれたこと・・・
思えば誕生日や敬老の日にお花やケーキ、手作りの品、既製品、
色々プレゼントはしてきましたが、全部「モノ」でした。
それが今こうしてすっかりお年寄りの顔になった祖父の横顔を眺めながら
心地良さそうな寝息を指に感じていると、
なんとなく自分が今までで初めて祖父の役に立っているような気がしてきました。
祖父が生きている時にこの充足感を味わえて嬉しいなあ、としみじみと自己満足。
ちなみに今年の母の日のプレゼントはバッグと靴。思いっきり「モノ」です・・・




面倒くさがり屋にかづきメイク

2008-04-18 12:02:44 | 日々のあれこれ
「女の品格」という本が売れているそうですが、
そのわりには・・・という光景を目にします。
バスとか電車の座席で堂々と化粧するの、やめましょうよ~(泣)
化粧は化粧室で!すっぴんならすっぴんで通せー!
見ていてホント、朝から悲しくなります。

で、化粧の話。

「ちょっとマッサージするだけで顔の印象が変わる方法があるよ」と、
昔友人に教えてもらって知ったのがかづきメイク。
かづきれいこさんは事故や病気・生まれつきの顔の傷を
メイクによって目立たなくさせる「リハビリメイク」で有名になったフェイシャルセラピストですが、
もちろん一般用のメイクもしています。
かづきれいこ公式HP
メイクを職業にしている人というのは化粧品メーカーの回し者、
正直に口車にのっていたら年を食うごとにお手入れ用品の出費がかさむもの、と思っておりましたが、
かづきさんは、最終的に化粧などをしなくても自分に自信を持てること、
そしてそんな人達が受け入れられる社会が理想だという信念を持っているのが素敵。
(もちろんかづきれいこの名前で化粧品は沢山出しているが)
「おばさんが若い子の真似したってダメです」ときっぱり言いきるところが好き。
「青いアイシャドーなんか必要ないんですよ、
若い子と違って白を塗れば自然と数時間後にはくすんできて青く見えるんです!
年取ると便利でしょー?」と関西人らしい笑いを織り交ぜた軽妙なトークも楽しい。
若い人の流行顔を求めるのではなく、
年相応の生き生きした顔を作るという方法を知ったおかげで、
私のような化粧に疎~い人間も興味を持つきっかけになりました。

お化粧ってすごいんだなと思ったのは20代半ばでかなり遅いです。
30代のお姉さんとしばらく同居する機会があり、
ある夜彼女のすっぴんを見て衝撃!
それまで「きれいなお姉さん」と思っていたのですが、
化粧を落とした彼女は
あなたは誰ですか!?
と、本気で思う程、顔が違っていたのです!
ここまで見た目が変わるなら、人生だって素顔と化粧顔ではまったく違う1日を過ごすに違いない。
上から塗ってごまかしたって仕方ないじゃん、
と化粧に否定的だった当時の自分の価値観はパンチをくらいました。
ただ、それ以来自分も彼女のようにお化粧をするようになったかというとそんなことは全然なく、
化粧に時間をかけるくらいならその分多く寝ていた方がいい、と思う方でした。
そもそも、何から手をつけていいのか全くわからなかったし。
(ちなみにそのお姉さん、昔からイタリアにずっと住み続けたいと言っていましたが、
噂では最近ついにイタリア人と結婚したらしい。
あの化粧のおかげ!?!?!?!?)
そんな私も30代になり、さすがにこの年で眉毛一本満足に描けないのはどうなんだろうと
やや化粧コンプレックスを感じるようになったので、
どうせならかづきメイクを習いたい、と数回の基礎レッスンに通ったのでした。
もちろん、ベーシックを習うだけのレッスンなのでかづきさん本人から習えたわけではありませんが、
基本のファンデーションが一般的な「肌色」ではなく
肌をキレイに見せるのは黄色人種に合わせた「黄色」だというのが斬新だし、
何より、かづき式「血流マッサージ」が良いです。
どんなものかというと、
セルロースのスポンジでリンパの集まるところへ向けて
シュッシュッ、と2、3回ほど擦るだけ。
時間にして3分もかかりませんがこれだけで顔のむくみが取れ、
引き締まってきゅっと上にあがる、というもの。
血行が良くなった肌は透明感も増し、シミもうすくなって見えます。
(自分ではよくわからなくても、他人の顔でやってみるととてもよくわかる)
ちなみにマッサージしなくても、
顔に直接鍼をすることでも同じような効果が出せると思いますが、
誰でも自分で出来るというわけではないし簡単な方法ではありません。
造顔マッサージというのも最近聞きますが、
きっともっと手の込んだものだと思うし、
面倒くさがりやには今のところこれが一番ではないでしょうか。
かづき先生万歳。
レッスン以来、眉毛を描くのも以前ほどは変じゃないだろうかと悩まなくて済むようになりました。
とかいいつつ、ノーメイクの日が相変わらず多いんですが。

クジラクジラクジラ・・・

2008-04-05 01:43:02 | 日々のあれこれ
先日ニュースで取り上げられた日進丸への環境保護団体「シーシェパード」の抗議行動。
確かに酸を投げつけるなんていうのは過激すぎるけど、
BBC Worldを観ていたら先ほどその捕鯨船阻止活動が取り上げられていた。
「シーシェパード」と共に「グリーンピース」も登場。
日進丸によじ登って乗り込んでいく“行動派”のシーシェパードのメンバー。
南極まで5000マイルの距離をエスペランツァ号で追っかけ、傍らでひたすら抗議する“非暴力派”のグリーンピースのメンバー。
乗り込むまでしなくても、横で邪魔することで1日10頭の捕鯨を阻止する効果があるんだとか。
なるほど。
日本のメディアでは絶対に見られない映像。
クジラ問題に関しては本当に、欧米と日本との視点の違いに驚く。
昔海外である人に「おまえはクジラを食べるのか?」と問われた。
続けて「クジラを食べる奴はこうしてやる!」と首を掻っ切る動作をされたのが忘れられない。
あの憎しみに満ちた表情を思い起こすたびに背筋が寒い。
感情的になった彼らを論破できるほどの根拠や理念を、
もはや私の世代は持ち合わせていない。
純粋に「国益」ということで考えたら本当に調査捕鯨なんか止めた方がいいと思うのだが・・・
何より、蛋白源ならいくらでもあるでしょうが。
この問題に関してはやはり
日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか
の通り、日本は意固地になりすぎている気がする。
アマゾンの書評を見るとぼろくそに書かれているが、
それでも私は星川氏に共感するなあ。


☆追記☆
シーシェパードのリーダーはビーガン(菜食主義者の中でも厳格な方に分類される人達。肉・魚・乳製品はもちろん、はちみつなども摂らない)だって。
ビーガンだけど人間に薬品瓶は投げちゃうのか。



ハナダ・ロッソ その2

2008-02-21 12:21:11 | 日々のあれこれ
ハナダロッソのランチが、この頃とっても美味しい。
そして客が私達だけ、なんていう時がなくなった。
先日はランチに行ったら満席!
初めてだー!
前は料理が出てくるのがやや遅くてサーブする手際も悪く、
「二人で同じメニュー頼んであげた方が厨房さんも楽かな?」などと
こちらが気遣いしてしまう雰囲気だったが、
今は安心して普通に注文できる。
今までも味は良いのに、手際が悪くていつも空いてて、
結局いつのまにかなくなっている・・・という店に何軒か出会ってきたので
混むようになってきて嬉しい。
こういうお店に頑張って欲しい、と思っている私達のようなリピーターが
実は沢山いたのね。
(でもスタンプカードが満杯になった客は私達が第一号らしい)
ハナダロッソに通うようになったのは味云々よりも、外食したいと思っていたら
たまたま玄米菜食でやっているレストランが近所にあった、というのが理由だったのだけれども、最近は
「今日は(料理するのが)めんどくさいからハナダ」ではなく
「今日はハナダに行きたい」になった。
レシピの分量を大幅に変えたりしているわけではないと思う。
でも、なんだか美味しくなった。
きっと本当に、何かちょっとしたことなんだろうけど
お客さんに鍛えられた、ということなんだろうなあ。

写真手前はベジタブルビビンバ。
ここのお店の盛り付けは食器が白で統一ということもあって
いつも色鮮やかで素敵です。
見習いたいと思いつつ、家の食事はなかなかセンスが上がらない~

医療費無料の落とし穴?

2008-02-04 13:25:06 | 日々のあれこれ
「国民健康保険医療費のお知らせ」というのが区役所から送られてきた。
毎月、というわけではなくたまに送られてくるもので
数ヶ月前に夫の名前のものが来たが、今回は子供の。
昨年9月分ということだったが開けてびっくり、
「 I耳鼻咽喉科 1日 29350円 」って何だ?!
「 K薬局 1日 2330円 」 これはわかる。
トビヒで1週間分塗り薬と消毒薬をもらったときのだ。
しかしこのI耳鼻科には行った覚えがない。
わからないのは気持ちが悪いので、ネットでI耳鼻咽喉科を検索すると
すぐHPが出て、明大前駅至近にあることがわかった。それで思い出した。
息子がお友達の家でもらったラムネ菓子を、お馬鹿なことに
遊んでいて鼻に入れてしまい取れなくなったのだ。
生憎18時半を回っていて、かかりつけの小児科医の受け付けは終了していた。
そこで電話して19時までやっているという耳鼻科を探してもらい
タクシーで行ったのだった。
医師から「溶けるものかどうか」を聞かれたのでラムネ菓子なので
溶けます、と答えると「じゃあ放っておいても大丈夫ですけどね」と言われたが
覗いてみると確かに指ではつまみ出せない位置だったので
ピンセットで取ってもらい、鼻の穴の中をスコープで覗いて
「傷にはなってませんね」ということで帰ってきたのだった。
受診時間、問診表を書く時間を入れても5分。
あれが?
29350円?
先日母が受けたCT検査が自己負担3割で8030円だった。
鼻のラムネをピンセットでつまむのがそれより高いという。
初診料1万、あのスコープ覗くのが1万、ピンセットつまみの技術料が1万なわけ?

乳幼児は「乳幼児医療証」というのを区からもらえる。
保険証とそれを医療機関に見せれば、本来の子供の負担分2割は区が全額負担してくれる。
だから患者側からはその治療にいくらかかったのかが見えにくい。
この仕組みは良くない、と今回あらためて感じる。
自己負担をせめて1割とか5%とかにして窓口で金額を言われれば
医療費というものにもっと自覚的になれる。
もしくは窓口では全額自分で払って、後で公的機関に請求する方式に変えて欲しい。
ラムネ1個つまみ出すのに2万9千円取られると知っていたら
息子の鼻に吸い付いてでも自分で取る努力をしましたよ、ホント。
結局この公費からの支出って後々自分にはね返ってくるんだから。
なんとかならんのかね。
どこにこの思いをぶつけたらよいのかわからず、とりあえず区長にメールしました。
何も変わらないのだろうけど。






謹賀新年

2008-01-19 00:58:40 | 日々のあれこれ
今年もよろしくお願い致します。
昨年は年女だったのですが、何事も猪突猛進とはいきませんで、
今年は鼠のようにこまめに動き回りたいと思います。

「YEBISUのラベルには 何百本かに1本、鯛が2尾のおめでたバージョンがある」
という話を昨年末に突然思い出して
その日の配達分でケースの中を確認したら、
早くもチェック2本目で発見。
わお!これは来年はいいことあるかも!
と期待していたのですが・・・

まず年末から1週間、たちの悪い風邪を一家全員でひきました。
特に元日あたりから非常に身体が辛くて参りました。
そのまま無理やり行ったニセコ滞在は散々。
窓の外のパウダースノウを眺めながら、
スノボどころじゃなくて部屋でぐったり。
1週間の滞在中、まともに滑ったのは2日くらい。
そしてホテルにパソコンと家の車の鍵を置いてきてしまい、
羽田空港からタクシー、後日もういちど空港まで行って車を取りに行くはめに。
さらに、車を取りに行った帰り道、子供が車に酔い、助手席で盛大に嘔吐。
夜中にひとり懐中電灯片手に駐車場で車内清掃をしながら、
今年はどうも散々なスタートだなあ、とトホホなお正月でした。
夫にいたってはこじらせてしまったらしく、
いまだに調子が悪そう。おかげで夫婦仲もイマイチです。
ほんとう~に、健康って何よりも大事ですね。

そして何よりこれがやばい、元日にかましてしまった
最近の中でも大恥クラス
「顔にせんねん灸はったままバスと電車に乗る」
元日、夫の実家からひとり年賀状を取りに自宅に戻った私、
あまりの鼻水の不快感にしばし印堂(眉間の間にあるツボです)にせんねん灸。
これがすごく気持ち良くて、
あー ちょっと楽になったかな、なんて思ったら電話が鳴ったりして、
そのどさくさと体調の悪さにまみれて顔に張りっぱなしの
燃え尽きたせんねん灸のことをすっかり忘れて家を出る。
そのまま平然とバスに乗って新宿へ行き、中央線に乗ってしまいました。
駅に着いて電車を降りる間際、ふと何気なくおでこに手をやって
はらっと落ちた灰で気づいた。遅すぎ~!!!
どうりでなんとなく周りから見られているような気がしたわけだ。
この話を鍼灸師の友人達に披露したら「気づかないなんてありえない!」と言われてしまいましたが、
本当に具合が悪かったんだもん、と自分で自分に同情する次第です。はい。
こんな経験も人生の肥しと思ってめげずに生きます。

写真:通常のエビスは恵比寿様が鯛1尾を抱えているが、
   ラッキーエビスは魚篭の中にも鯛が入って合計二尾
   元日にどうしても手に入れたい人がいたのか、
   年末のヤフオクでなんと8350円で入札されているのを発見!
   カクヤスで1本194円なのに・・・

FREE HUGS

2007-12-13 01:11:23 | 日々のあれこれ
YouTubeにSick Puppiesのミュージックビデオ?なのか関係ないのかよくわかりませんが、
「FreeHugsCampaign」というのがあって、
YouTube[[FreeHugsCampaign]
こういうの結構好き、と思っていたら
本日、渋谷駅のハチ公前付近を通過しようとすると「FREE HUGS」の看板を掲げた若者を発見!
ついに東京にもFREE HUGSがあああー
君達一体誰? 
見たところ誰もハグしてなさそうでしたが、看板持った男の子は
ピースフルないい顔してました。
どんな人がハグされるか見たーい!写真撮りたーい!と思ったけど
カメラなんぞを向けてもしも「あなたもどーですか」とか言われちゃったりすると困るので
好奇心を抑えて足早に通り過ぎてきました。
しかし、YouTubeのビデオでは結構年配の方が喜んでやってたけど
日本のおばちゃんにHUGが通じるんでしょうか。
あっ それともおっちゃんおばちゃんには通じないのを狙って英語・・・?
日本語で看板を書くとどんな感じだろう。
「無料で貴方を優しく抱きしめます」とか・・・ ? 
うーん、訳しちゃ駄目だったか。

パリの試み レンタサイクル

2007-08-24 15:01:49 | 日々のあれこれ
自転車マニアの友人リンダちゃん(名前がハヤシダなので)がユーロ高にもめげず
今年もツール・ド・フランス観戦へ。
ツールというと毎年必ず出るのがドーピングネタ、
ことしも第二ステージ優勝者が血液ドーピング陽性でチーム撤退という事態も
ありましたが
「アンチドーピングを目指して検査を強化した結果なのに
ツールだけがメディアで激しく叩かれるのはおかしい」とご立腹な彼女。
確かに毎回ドーピング疑惑が浮上するというのはそれだけ
検査が厳しいからということでしょうが、
検査をわかっていながらやってしまう選手の心境とはどんなものなのでしょう。
今年はツールの中継もハイヴィジョンが取り入れられて
選手の表情がはっきり見え、
ど近眼の私としては生で観戦するよりもすごいかもなんて思いましたが、
誰でもテレビで世界のスポーツが気軽に見られる時代、
娯楽化が進んで巨額の利益がからむほどに脱ドーピングは難しい。
ばれないように上手にドーピングできた者が栄光を手にする時代なのだとしたら
悲しいですが、何より、選手の健康が利益より優先されることを願います。

私はマニアじゃないので毎度彼女の話にはほとんどついていけていないのですが、
今回のお土産話でいちばん興味をそそられたのは
先月から始まった試み、パリ市内の自転車レンタルシステム「Velib'」の体験談。

林田さんのHP「殿様うさぎ」

ブログ 「殿様うさぎ」

観光客でもその場で気軽に自転車が借りられるとは素晴らしい。
自転車のデザインもユニーク。
ちゃんとギア付きだそうですが、
乗っている間LEDが点灯するためか乗り心地はやや重いらしい。

ベランダを拭いていて雑巾が真っ黒になるのを見ると、
自分達がいかに排ガスにさらされているかを実感します。
この解消には脱・車しかない。
都内でも最近自転車が流行中ですが、歩行者との事故が増えたり
駐輪場が足りなかったりと、走る環境がまだ整備されていません。
車が減れば自転車も車道を走りやすくなるし、
都内の車はもっと規制が必要だと思うんですが
役人全員が高級車を降りてくれないと無理かしら。
まずはこのパリの試みが成功して大都市のモデルケースとならんことを。

ドライフォグ

2007-06-04 15:03:04 | 日々のあれこれ
日曜日、渋谷で「エコライフフェア2007」というイベントをやっていました。
通りすがりでフェアの方はのぞく時間がなかったのですが、
色々な企業の環境対策を展示していたらしいです。
そのまま通り過ぎて公園通りを下っていたら、
渋谷区のヒートアイランド現象への実験的な取り組みとして交差点付近で
「ドライフォグ<濡れない霧>」というのを噴射していました。
ドライアイスを水に入れた時のような霧が管から勢いよく噴射されていて、
遠目からは湯気のようですが近づくとひんやりと気持ちよく、
確かに浴び続けても全然濡れない。
通る人が皆しばし立ち止まって「わー、気持ちいいー」と顔に浴びて楽しんでいました。
渋谷区のヒートアイランド対策実験
こんな装置、治療院にあってもいいかもしれない。
外から汗をかきかき入ってきて、椅子に座ると顔に涼しい霧が・・・
癒し効果抜群な気がする。
果たしてこの装置がエネルギー消費に対してどのくらいの削減効果があるのか、
コスト的にはどうなのかわかりませんが、
アスファルトも歪む東京の真夏、
交差点で信号待ちしているだけで倒れそうな暑さも
こんな霧が吹いていれば乗り切れそう。
あっちこっちから霧が上がっている街を想像するとSFみたいです。
是非実用化されるといいな。