マイ・ライフ・レッスン

母のがんのケアをするなかで感じたことなどを書いていた記録です。

びわの葉療法

2008-01-31 14:59:52 | 母との日々~がん患者の家族として~
母ががんと判明してから今日まで続けているのがびわの葉を使ったケア。
びわの生葉の表?の緑色の面を肌に当てて
上からこんにゃく湿布や温灸をします。
びわの葉療法に使う葉は3年以上経った緑色の濃くて大きい葉が
有効成分が多くて良いそうで、
そういう葉は肌に当てるとかなりゴワゴワします。

子供の頃は庭先にびわの実がなっているのをよく見かけましたが
この頃あまり見かけないですね。
少なくともうちの近所には全然ない。
花屋さんに庭にびわの木を植えたいと相談したら、
すぐに大きくなって家が日陰になってしまうので
やめた方が良いと言われました。
落ちる葉っぱも大きくて掃除が厄介なので
スペースの限られる都内では最近では流行らないのでしょう。
びわの葉療法を始めてからというもの、
道を歩いているとびわの木をつい探してしまいます。
友人が送ってくれたりもして今までそれなりにしのいできたので
まだ見ず知らずのおうちにまで「葉っぱをください!」と突撃したことはないですが
そのうちやるかも・・・。

先週、昨年何度か取りに行かせて頂いた巨大なびわの家を持つお宅に
久しぶりに伺いました。
ここの木は本当に大きくて、びわの葉療法用の葉っぱを調達するには
理想的ですが、昨年のうちに梯子で手近に取れるところはすべて頂いてしまったので
今回は木登りを含めてかなりハードか?と覚悟して行ったら
ちょうど植木屋さんが入っていて剪定の真っ最中!
大袈裟かも知れませんが、思わず見えない力の導きを感じてしまいました!
その日のちょっと遅い時間に行っても前日に行っても翌日行っても駄目だったわけで、
「いくらでも持っていってください」と積み上げられたびわの枝葉の山に思わず興奮ー。
血相を変えて紙袋にむしった葉っぱを入れるのを変人を見るような目で見ていた若い職人さん達も、
目的を説明すると親切にもトラックに積み込もうとしていた手を休めて
早々とお昼休憩に行ってくれました。
おかげでゆっくり選別しながら大量のびわの葉を手に入れることが出来ました。
残りの葉を積んで去るトラックを
貴重な宝を捨てられてしまうような気持ちで見送った私はもう立派なびわオタクかも・・・。
取った葉はビニール袋に密封して新聞紙でくるんで冷蔵庫に入れれば
1ヶ月以上持ちます。
小さい葉は刻んでお茶にしたり、アルコールに漬け込んだり。
とはいえ、2ヶ月分以上の量、冷蔵庫に入りきらず、
床下から物置にまであふれています。
枯らさないうちに大事に使わなくっちゃー






嬉しいな

2008-01-25 15:17:53 | 母との日々~がん患者の家族として~
前回、新年早々いいことない、と愚痴(?)を書きましたが、
やっと、いいことがありました。
先週の検査で、母の癌の腫瘍マーカーが、正常値にまで下がったのです。
そして癌自体も大分縮小。
もちろん願ってはいましたが、今までの経過がそれほど良くもなかったので、
予想外の回復ぶりです。
転移もあるので手放しでは喜べないですが、良い春を迎えられそうです。
抗がん剤と放射線の効果を否定するつもりはありませんが、
やはり入院中から実践していた玄米菜食系の食事やこんにゃく湿布、
そして退院してから現在に至るまで続けているびわの葉療法が
効いているんじゃないかと思います。
プラス、治るようにお祈りしてくださったり応援してくださる周囲の方々の支えも大きいです。
皆様、ありがとうございます!

謹賀新年

2008-01-19 00:58:40 | 日々のあれこれ
今年もよろしくお願い致します。
昨年は年女だったのですが、何事も猪突猛進とはいきませんで、
今年は鼠のようにこまめに動き回りたいと思います。

「YEBISUのラベルには 何百本かに1本、鯛が2尾のおめでたバージョンがある」
という話を昨年末に突然思い出して
その日の配達分でケースの中を確認したら、
早くもチェック2本目で発見。
わお!これは来年はいいことあるかも!
と期待していたのですが・・・

まず年末から1週間、たちの悪い風邪を一家全員でひきました。
特に元日あたりから非常に身体が辛くて参りました。
そのまま無理やり行ったニセコ滞在は散々。
窓の外のパウダースノウを眺めながら、
スノボどころじゃなくて部屋でぐったり。
1週間の滞在中、まともに滑ったのは2日くらい。
そしてホテルにパソコンと家の車の鍵を置いてきてしまい、
羽田空港からタクシー、後日もういちど空港まで行って車を取りに行くはめに。
さらに、車を取りに行った帰り道、子供が車に酔い、助手席で盛大に嘔吐。
夜中にひとり懐中電灯片手に駐車場で車内清掃をしながら、
今年はどうも散々なスタートだなあ、とトホホなお正月でした。
夫にいたってはこじらせてしまったらしく、
いまだに調子が悪そう。おかげで夫婦仲もイマイチです。
ほんとう~に、健康って何よりも大事ですね。

そして何よりこれがやばい、元日にかましてしまった
最近の中でも大恥クラス
「顔にせんねん灸はったままバスと電車に乗る」
元日、夫の実家からひとり年賀状を取りに自宅に戻った私、
あまりの鼻水の不快感にしばし印堂(眉間の間にあるツボです)にせんねん灸。
これがすごく気持ち良くて、
あー ちょっと楽になったかな、なんて思ったら電話が鳴ったりして、
そのどさくさと体調の悪さにまみれて顔に張りっぱなしの
燃え尽きたせんねん灸のことをすっかり忘れて家を出る。
そのまま平然とバスに乗って新宿へ行き、中央線に乗ってしまいました。
駅に着いて電車を降りる間際、ふと何気なくおでこに手をやって
はらっと落ちた灰で気づいた。遅すぎ~!!!
どうりでなんとなく周りから見られているような気がしたわけだ。
この話を鍼灸師の友人達に披露したら「気づかないなんてありえない!」と言われてしまいましたが、
本当に具合が悪かったんだもん、と自分で自分に同情する次第です。はい。
こんな経験も人生の肥しと思ってめげずに生きます。

写真:通常のエビスは恵比寿様が鯛1尾を抱えているが、
   ラッキーエビスは魚篭の中にも鯛が入って合計二尾
   元日にどうしても手に入れたい人がいたのか、
   年末のヤフオクでなんと8350円で入札されているのを発見!
   カクヤスで1本194円なのに・・・