大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

自閉症講座ありがとうございました

2009年06月21日 | ノンジャンル
 本日のぽぽろ主催「自閉症講座」にはスタッフを含め81名の方に参加していただきました。ありがとうございました。お疲れさまでした。

 東京から来ていただいた奥住和之先生のご講演は「とっても分かりやすかった」という感想ばかりでした。また『ぽぽろだより』で紹介させていただきます。たっぷり5時間(休憩を入れると6時間)の長丁場の講演でしたが、皆さん熱心にメモを取っていらっしゃいました。質問もたくさん出されました。福祉関係の方が約4割でしたが、比較的若い方の参加も多く、「学習離れ」などが指摘されている中で嬉しい思いをしました。そして、お休みの日にホントに気力と体力を振り絞ってご参加いただいた皆さんに心より敬意を表します。何よりも奥住先生、ありがとうございました。青年のようなさわやかで流れるような語り(41才だそうです…)に時間を忘れ、あっという間の5時間でした。今度、お時間があれば休憩のページを飾っていました通天閣を仰ぎながら串カツで一杯やりたいですね。

 先生がお書きになった書籍の中で『自閉症スペクトラムの発達と理解』(共著)20冊が完売になったほか全国障害者問題研究会(全障研)の関連の書籍が約8万円分普及できました。奥住先生は全障研の全国委員でもあり、本の普及の役目も負っていらっしゃいましたので、少しは貢献できたでのではないでしょうか。全障研事務局のNさんにもこれで顔向けができそうですね。ぽぽろでサインセールをしたのは初めてでしたが、皆さんのご協力で大成功でした。


 来年の自閉症講座の構想については少し煮詰まった案がありますが、いただいた感想文も参考にして企画させていただきます。

 今度の「教職員・福祉職員のための実践講座」は本日会場でチラシを配布しました「夏期連続講座」です。もうすぐホームページにアップする予定です。例年は10本以上の講座を企画するのですが、今夏は学童保育を乗り切るために6本にとどめました。本来、夏の講座収入は夏休み学童の収入を上回る(それだけ労力の割には日中一時支援事業単価が安易な「見守り事業」で安すぎるということ)のですが、そこはぽぽろ(人がいいのか、経営感覚がないのか…)、子どものねがいと安全優先で考えました。来年度は児童デイサービスになっていると思いますので、少しは改善されるのではないでしょうか。
 夏の研修を期待されていた皆さん、申し訳ありません。そのかわりと言っては何なのですが、是非とも公務員の皆さんには5日間ある「ボランティア休暇」を行使していただき、ぽぽろにおいでください。学校とは違う姿を見せる子どもたちの「第三の世界」の必要性について一緒に考え、応援してください。からだくたくたでしょうが、待ってまーす!!
 あっ、今年も府立学校教員の初任者研修「社会体験研修」(今回は2日の内の1日だけになりましたが)を受け入れさせていただきます。加えて大阪市立学校の初任者研修「企業体験研修」でお二人が3日間来られることになりました。メッチャありがたいです。くれぐれも学校の延長ではない「第三の世界」(学校に匹敵する固有の価値をもつ)について、視点を変えて研修してください。

 さて、明日(22日)午前中はバザーの実行委員会。品物が倉庫兼更衣室にたまってきています。今回は大がかりなものではありませんが、ぽぽろの厳しい財政を少しでも潤し、皆さんとワイワイガヤガヤとできたら嬉しいなって思っています。実行委員をしていただいているお母さん方、ご苦労様です。スタッフの「物品販売部長」のSさん、連日ですが宜しく。「宴会部副部長」でもありますので、終わってから皆さんと一杯やりますか?何か、2回も書くと私ノンべーみたいですね。



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