とうとう土曜日は発熱でダウンしてしまいました。病院のカルテで4年ぶりの通院だということが分かりました。退職して3年余は病院にも行かずに過ごせたことになります。
原因ははっきり分かりません。検査して陰性と出たので、インフルエンザでないことだけは確かです。ハナも咳も痰もありません。はっきりしているのは、首を振ると頭が痛いことと体がだるいことくらい。
熱中症ではないかというところに落ち着きつつあります。とりあえず、水分、塩分補給と体温調節に気をつけたいと思います。勿論、子どもたちもです。
とにかく、土曜日の通院後は監視つきでもあるし、おとなしくひたすら眠り続けました。昨日・日曜日の朝には36.2℃だったので(「バカ夫につける薬はない」という視線を背中に感じつつ)北摂福祉会実践報告会に参加したのであります。私が開設当初から提起してきた取り組みだったので言い出しっぺが参加しないわけには行きません。
開設後8年間の親から離れての生活施設(T施設)での実践の報告(3例)は感動的な内容でした。スーパーバイザーの峰島先生(立命館大学)も高く評価されていましたが、特に身体障害の分野の報告が少ない中で時間をかけた自立へのステップと支援のあり方を示す貴重な報告でした。7年経って家族から離れてやっと居場所を確保された例から、日中活動の場を施設の外に拡げ、暮らしの場もグループホームへと移行された例まで、今回は「くらし」中心の報告でしたが、多様なくらしの一端を聞くことが来ました。
施設での「くらし」(T施設は全国的にはまだ珍しい全室個室です)を築くという点では、我が子のくらしと人生に親の価値観も職員の価値観も押しつけてはダメ、その人らしい(ある種わがままな、或いは親の意にそぐわない)時空間や過ごし方を尊重することの大切さが指摘されました。日中活動の保障によって職住分離が一応行われ、メリハリのある生活が期待されてます。しかし、例えば昼も夜も同じ職員が対応している現状の中では、職員もせめて日中活動の場から施設(くらしの場)に帰ってきたら服を着替えるとか、昼間とはちがうゆったり・のんびりと利用者に寄り添う別な顔で接するとかの留意点も提起され、何かしら学童保育に通ずるものがあるなと思いました。
個室だから自分の世界にこもることも可能だし、自分の好きな趣味や世界に浸ることができるわけです。一人がイヤなら談話室で談笑しながら過ごすのもいい。当然、大人ですからお酒をたしなんだりすることだってあったっていいことなんです。
つまるところ、学童保育でいうところの「第三の場(世界)」を持つことの大切さは、「親から離れて…」グループホームやらケアホーム、入所施設などで過ごす場合にも生きてくるということだと思います。それは、親も子も離れて「自分の好きな世界を見つける」「(依存しながら)自立・自律をめざして練習する」という学童保育の面が行かされるということになるのではないでしょうか。
話は変わりますが、この夏にあります「みんなで考える教育のつどい」に、ぽぽろから実践レメ[トを3本だします。ぽぽろも自らの実践をきちんとまとめ、交流し謙虚に学んで力量を高めていきたいと思っています。1本は「発達障害」の分科会で、スタッフで言語聴覚士でもあるKさんの事例報告。そして、「自閉症」分科会には職員スタッフのKさんによる学童保育の実践報告。もう一本は、青年期教育の分科会にヤンボラとスタッフOさんからの報告。この3本ですが、他にもブログ「にこにこ生活」でおなじみのケンママさんにも「発達障害」の分科会で発表(30日午後)していただく予定です。
この「つどい」は誰でも参加できますし、参加費は無料です。おまけに、子どもたちの保育(保育料はおやつ代程度、バスツアーとか支援学校教員によるゲームなど)までしてもらえます。この日、ぽぽろはお休みです。保護者の参加は大歓迎ですので、お気軽にお申し込みください。当日参加もOKですよ。
日時:2009年8月29日(土)~30日(日)
※29日は全体会・講演 30日は分科会
場所:29日は大阪市立中央青年センター 30日はたかつガーデンです。
申込は 0669413521(市障教)か0667658904(府障教)まで
保育を希望される方は必ず予約が必要です。ぽぽろにおたずねになってもいいですよ。
原因ははっきり分かりません。検査して陰性と出たので、インフルエンザでないことだけは確かです。ハナも咳も痰もありません。はっきりしているのは、首を振ると頭が痛いことと体がだるいことくらい。
熱中症ではないかというところに落ち着きつつあります。とりあえず、水分、塩分補給と体温調節に気をつけたいと思います。勿論、子どもたちもです。
とにかく、土曜日の通院後は監視つきでもあるし、おとなしくひたすら眠り続けました。昨日・日曜日の朝には36.2℃だったので(「バカ夫につける薬はない」という視線を背中に感じつつ)北摂福祉会実践報告会に参加したのであります。私が開設当初から提起してきた取り組みだったので言い出しっぺが参加しないわけには行きません。
開設後8年間の親から離れての生活施設(T施設)での実践の報告(3例)は感動的な内容でした。スーパーバイザーの峰島先生(立命館大学)も高く評価されていましたが、特に身体障害の分野の報告が少ない中で時間をかけた自立へのステップと支援のあり方を示す貴重な報告でした。7年経って家族から離れてやっと居場所を確保された例から、日中活動の場を施設の外に拡げ、暮らしの場もグループホームへと移行された例まで、今回は「くらし」中心の報告でしたが、多様なくらしの一端を聞くことが来ました。
施設での「くらし」(T施設は全国的にはまだ珍しい全室個室です)を築くという点では、我が子のくらしと人生に親の価値観も職員の価値観も押しつけてはダメ、その人らしい(ある種わがままな、或いは親の意にそぐわない)時空間や過ごし方を尊重することの大切さが指摘されました。日中活動の保障によって職住分離が一応行われ、メリハリのある生活が期待されてます。しかし、例えば昼も夜も同じ職員が対応している現状の中では、職員もせめて日中活動の場から施設(くらしの場)に帰ってきたら服を着替えるとか、昼間とはちがうゆったり・のんびりと利用者に寄り添う別な顔で接するとかの留意点も提起され、何かしら学童保育に通ずるものがあるなと思いました。
個室だから自分の世界にこもることも可能だし、自分の好きな趣味や世界に浸ることができるわけです。一人がイヤなら談話室で談笑しながら過ごすのもいい。当然、大人ですからお酒をたしなんだりすることだってあったっていいことなんです。
つまるところ、学童保育でいうところの「第三の場(世界)」を持つことの大切さは、「親から離れて…」グループホームやらケアホーム、入所施設などで過ごす場合にも生きてくるということだと思います。それは、親も子も離れて「自分の好きな世界を見つける」「(依存しながら)自立・自律をめざして練習する」という学童保育の面が行かされるということになるのではないでしょうか。
話は変わりますが、この夏にあります「みんなで考える教育のつどい」に、ぽぽろから実践レメ[トを3本だします。ぽぽろも自らの実践をきちんとまとめ、交流し謙虚に学んで力量を高めていきたいと思っています。1本は「発達障害」の分科会で、スタッフで言語聴覚士でもあるKさんの事例報告。そして、「自閉症」分科会には職員スタッフのKさんによる学童保育の実践報告。もう一本は、青年期教育の分科会にヤンボラとスタッフOさんからの報告。この3本ですが、他にもブログ「にこにこ生活」でおなじみのケンママさんにも「発達障害」の分科会で発表(30日午後)していただく予定です。
この「つどい」は誰でも参加できますし、参加費は無料です。おまけに、子どもたちの保育(保育料はおやつ代程度、バスツアーとか支援学校教員によるゲームなど)までしてもらえます。この日、ぽぽろはお休みです。保護者の参加は大歓迎ですので、お気軽にお申し込みください。当日参加もOKですよ。
日時:2009年8月29日(土)~30日(日)
※29日は全体会・講演 30日は分科会
場所:29日は大阪市立中央青年センター 30日はたかつガーデンです。
申込は 0669413521(市障教)か0667658904(府障教)まで
保育を希望される方は必ず予約が必要です。ぽぽろにおたずねになってもいいですよ。