大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

新型インフルエンザ

2009年05月17日 | ノンジャンル
 静かな雨の日曜日。近所の子どもたちの声も聞こえてきません。
 映画館も温水プールも自粛して(理由はあとで分かります)家に閉じこもっています。じっとしていることができない私の中の「あそび虫」だか「仕事虫」だかしらないけど、ウズウズしております。仕方ないのでブログを書いちゃいました。

 連れ合いが言いました。「今日は静かやけど、学校が休みにでもなれば昼間も賑やかやろうなぁ。バラの花が折られはしないかと冷や冷やせんならんのはかなわんわ…」と。子どもたちには寛容だとばかり思っていた我が連れ合いの、というか、手塩にかけて育てたバラのと言った方がいいかもしれませんが、天敵はバラの虫ではなくご近所の子どもたちだったようです。

 我が家は茨木市。そうなのです。大阪府内初の新型インフルエンザウイルス感染の影響で茨木市などの府立学校は臨時休業になるのだとか…、小中学校も休みになればご近所の子どもたちもストレスたまるやろうなぁ…という話でした。(なんと、これを書いてまもなく、ご近所で茨木市内の学校に勤める保健室の先生がバラを見に来られたついでに語っておられました。今日は自宅待機がかかり職員会議が召集されて小中学校も臨時休業になったそうです。)

 府内で広がりを見せれば、学校の臨時休業に合わせて通所の福祉施設なども臨時休業にするよう指導が入るはずです。ぽぽろもそうした動きに準じて対応をしなければなりません。WHOに派遣されている日本の国立感染症研究所?だとかの方がすでに数百人は感染しているとみなければならないというようなコメントをおっしゃっていましたね。広がりが心配されるところです。

 バラも満開で、今日の雨でおじぎをして折れそうです。恵みの雨も天敵か??

 さて、そんな心配をよそに昨日の雨騒動で居残り組となったかわいそうなのかラッキーだったのか分からない子どもたちの様子(予告通り、土曜学童の補足)です。
 平和に静かに遊んでいました。

 取り合いもなく、ブランコを楽しむ3人。ボランティアのSさんもだんだん緊張が溶けてきたようです。
 ボランティアというのは「遊んであげる」のではなく、子どもたちに「遊んでもらえる」ようになったら一人前です。
 Yくんは今日はお弁当を自分から出してふりかけを少しずつ出してはおにぎりに付けながら自分で食べていましたよ。手に付いたごはん粒を拭く濡れタオルでもあれば横の大人はいらないよね。
 Hくんは自己紹介を何度もしたくて机にあがろうとするのを制止されて、泣くのをこらえて怒って手を挙げていたよね。「もう一回!」という積極さは発達へのエネルギーを感じさせるとってもいいところだよ。よく我慢したね。

 『うわわ手帳と私のアスペルガー症候群』の著者である高橋尚美さん・紗都さんからいただいたお母さん手作りのミニチュアのお家を自分たちで持ち出して仲良く組み立てていました。まだまだ壊さないで使えています…。
 おなじ名前の大小Yくん。「こら!Yくん!」と言われるとお兄ちゃんのYくんの方はドキッとするので、「俺もYやで!」とよく抗議されます。仲良しのRちゃんもさそって3人で頭をつき合わせながらあそびました。どんなお話をしながらお家づくりを発展させていったのでしょう?
 ハイ、でき上がり。素敵なので片づけずに置いてあります。

 疲れがたまっているようです。あそびながらも涙がにじみ出ていたので、公園に行く前からMちゃんはバタンキューでした。


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