大工さん

　ぽぽろの静養室？の壁にぽっかり穴があきました。
　この日発見したのか、以前から気にしていたのかＦｕくんが隠してあった大穴を私に報告に来ました。
　この場はＦｕくんがこもったりクールダウンしたりする部屋でもあります。
　さっそく修理することにしました。
　ベニヤを根気よく（途中で一度アカンと言いましたが）ノコギリで一緒に切り、ドリルを使ってネジ止めしました。私が少しだけねじ込んだのをＦｕくんがドリルで１０本くらい止めました。

　そこへやって来たのがＫちゃん。無茶苦茶興味がある様子で、かぶりつきでのぞき込んでいます。「Ｋちゃんもやるか？」とドリルを持たせてあげるとずっと持っていました。

　かくして、２人合作でベニヤによる修理完了！
　ジェットコースターをしているみんなに報告すると思わず盛大な拍手がわき起こり、ビックリして照れ屋のＦｕくんは喜ぶまもなく走り去りました。

　私はこのようにマンツーマンだけでなく、できるだけ友だちと一緒に、もしくは友だちの中で（友だちに見えるところで）関わって遊ぶ（今回は大工さんでしたが）ようにしています。
　明日はこれもマンツーの犬散歩ではなく、友だちも巻き込んだ犬散歩の話を報告したいと思います。題して「ボランティア犬・ラッキーと子どもたち」。


　はい、この日の公園でのＫちゃん。ブログの愛読者の方はよくご存じだと思います。
　２年前には膝の上で降りようとするＫちゃんを抱いてブランコに乗っておりました。
　１年後には少しだけ余裕の笑顔を見せてくれた一人乗り・ちょっと揺れのＫちゃんのブランコ乗りを披露しました。
　今回は笑顔満面の大揺れ一人乗りブランコのＫちゃんです。
　この日は正面から「Ｋちゃん抱っこ」と手を広げると胸の中にスッと入ってきました。何度やってもド～ンと押してくるようなこともありませんでした。ドリルさせてあげたからかなぁ？

心とからだの主人公に

生協おおさかパルコープ鶴見店をお借りしての子育て支援教室が終わりました。
　ぽぽろ関係者を含めて１６名の参加でした。ご参加ありがとうございました。
　テーマは『障がいのある子どもたちを心と体の主人公に』。講師の千住真理子さんのお話はとても分かりやすく明快で質問や相談もたくさんありました。
　おそらく、障害のある人と性、性教育に関わる問題を積極的・肯定的な視点で、しかも豊富な実践を踏まえて話しできる方は、この大阪では千住さんをおいて他にいらっしゃらないのではないでしょうか。
　ぽぽろでも「寝た子を起こすな」ではなく「科学的（正確な知識）に起こしていく」とりくみをより積極的に行っていきたいと思います。
　千住さん、ありがとうございました。

　次回は３月１８日（金）午前１０時からで、ざっくばらん交流会です。お気軽にお越しください。会場はパルコープ鶴見店２階です。