大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

先週の学童

2009年04月16日 | ノンジャンル
 これは先週の土曜日、4月から第2土曜日に担当していただくことになったスタッフ=守山好子さんによる取り組みの中の「ボールプール」の光景です。ひもを持たせて大人が引っ張ったり、色んな方法で遊べます。

とうとう、栓がきかなくなって水漏れが止まらなくなった水道。我々が公園に来たときには、もうそうなっていましたが、長期的に見れば責任の一旦は我らにもあり…。勿論、次の週にはすっかり修理されていましたが…。昔の教師たちはよく言いました!子どもたちに「水と土と太陽を!」懐かしい響きのことばだ!!そうです、子どもの成長・発達には欠かせない素材です。ありがとう!!ぼくたちのために頑張ってね、水道くん!

 先週の水曜学童の様子。この日は私は出張でした。帰ってみたら何やらドえらいことになっていました。まっ、こんな日もあるさ。
 そんな中で、「階段」に挑戦したYちゃんと久しぶりの参加となったSくんのいいドラマ。スタッフのKさんが書いてくれると思います。乞うご期待!

<以下がスタッフKさんが書いた追加分です>
Yちゃん、今回で公園は2回目。

前回は、「公園へ行こう!!」と皆が準備する中、
「行かへん!!」の一点張り。
でも、皆が出かけた後、
「どこの公園行ったのかな?」
「いつ帰ってくるのかな?」
と何度も私に尋ねてきました。

(ほんとは行きたかったんだな・・・)、
それから何度か誘うも
「行かへん!!」

「私が行きたいんだけど、一緒に着いてきて。」
「ちょっとだけ皆を見て帰るから着いてきて。」
と何度かお願いすると
「はい。はい。」
と、答え、靴をはきました。
公園に行く道中、なんだかワクワクしている様子でテンション高めのYちゃん。

着いたとたん、ブランコ、滑り台・・・と
一通り遊びました。
その中で、階段が木になっている滑り台、近づくけども登りません。
誘っても「出来ひん!!」と尻込み。
スイスイ登っていく周りの子をいうらやましそうに見るYちゃん。
私が一段登って、「二段目が浮「よー」と言うと、
「簡単やで!」と二段目まで登りました。
そんなやりとりを30分ほどくり返し、三段目まで登りました。

「どうにか一番上まで!!」という思いと
「ここで無理してはいけない!」という私自身の葛藤もありましたがwink
「次に来た時またやろうね!!」
と、言い、滑り台から離れ砂場へ。
砂場では遊び足りず、お迎えの時間が近づいても
「帰らへん!!」とYちゃん。
その姿を見て、やっぱり、皆と公園に行きたかったんだなーと感じたのでした。
行きたいけど行かへん!と言ってしまった・・・でも行きたい・・・
登って滑りたい、でも登れない・・・
というYちゃんの葛藤が本当によくわかりました。

この葛藤に気づき、なんらかの方法で誘って
やりたい!!という気持ちを満足させてあげたい!!
と改めて思うのでありました。
このブログの管理者でもある、事務局長Uさんはいつも私に言います。
「勝負かけなあかん!!」と。
子どもの気持ちを敏感に感じ取って「今だ!!」
という瞬間を逃さない!
そんな存在になれたらと思います。goo

下の写真は、2回目の公園で、Yちゃんが着いた途端すぐに滑り台に駆け寄りチャレンジした様子。
きっと、今日こそは一番上まで登って滑るぞ!いう気持ちがずっとあったのでしょう。

1回目のチャレンジで、「簡単やで!」と言いながらも、
慎重にゆっくりゆっくり登って、滑りました。

その後、何度も何度も登っては、滑りました。

とても満足そうなYちゃんの表情。



半年ぶりに来てくれたSちゃん。
少し背も伸びて、引き締まった顔。
すっかりおにいちゃんになっていました。
久しぶりでしたが、
「公園行くー!!」とはりきって出かけました。
ブランコの周りにある柵?をバランスよく渡って、
「見てみてー!!」の様子をパチリ。

この後、幼児用のブランコ(と言っても小学生も乗ってますbe
に乗りたくて待ってましたが、
高学年のお姉さんたちが占領していて乗れませんでした。
「乗りたいんだけどなーどうしようかなー待っとこうかな?」と考え込んでいたSちゃん。
どうするのかな?と傍で見ていましたが、
今回は待ちきれずにあきらめた様子。

次は、どうするのかな?
乗れたらいいねSちゃん。smile