LED照明

2018-09-17 10:21:41 | 日記
 発光ダイオード(LED)を使用した照明器具。1990年代に青色発光ダイオードが開発されたことで、1996年に一般照明用LEDが実用化された。
 白熱灯や蛍光灯に較べて高価格ながら、長寿命で電力消費も低いため、省エネルギーを目的に導入促進がされ、自治体等による購入補助なども実施されている。また、事業者によって店舗や工場等の照明をLED照明に切り換えて消費電力の低減につなげる事例も多い。従来の照明具に較べて配光制御にすぐれ、光の利用効率が高められるのが特長。点滅や調光も容易で、LED照明の普及によって照明分野における省エネルギーは加速度的に進むことが期待されている。
 なお、LEDは照明器具以外にも、信号機や駅等における発光掲示板、パソコンの表示画面への活用など用途を広げている。

ハイブリッド自動車

2018-09-17 10:19:12 | 日記
エンジンとモータの2つの動力源をもち、それぞれの利点を組合わせて駆動することにより、省エネと低公害を実現する自動車。
 停止時や低速走行中に発電したものをバッテリーに蓄え、加速時にエンジンパワーに上乗せして電気動力を駆動輪に伝えるパラレル方式と、エンジンを効率のよい回転数で運転して発電し、これをバッテリーに蓄えてモーターのみで駆動するシリーズ方式、さらに両者の機能を併せ持つコンバインド方式などがある。いずれも、減速時にはモータを発電機として使い、ブレーキエネルギーを蓄電することもできる。
 従来より路線バス等に導入されてきたが、近年では乗用車クラスでの開発・市場投入が急速に進んでいる。
 なお、ハイブリットは「混成物、混血」を意味する英語。
 1997年10月トヨタは世界で初めて量産型ハイブリッド自動車プリウスとしてニッケル水素電池を搭載して販売を開始している。価格は215万円で燃費は28km/Lであった。2007年5月には累計販売台数が100万台を超えている。1999年11月にはホンダが世界最高燃費35km/Lのインサイトを210万円で販売をした。2015年12月にはトヨタが燃費40km/Lの新型プリウスを販売している。

アンドロゲン

2018-09-17 10:17:25 | 日記
 アンドロゲンは男性ホルモン(雄性ホルモンともいう)の総称で、精巣(睾丸)から分泌されるテストステロン、デヒドロエピアンドロステロンなどの成分、その代謝物(ジヒドロテストステロンなど)が含まれる。その中で、最も多く分泌され作用も顕著なのがテストステロンである。
 アンドロゲンは、男子の性的特徴(第二次性徴)の形成を促進する。その作用メカニズムは、アンドロゲン受容体(レセプター)にアンドロゲンが結合することにより発現する。環境ホルモンの中にはアンドロゲン受容体と結合することによりアンドロゲン作用の発現を阻害する抗アンドロゲン(アンタゴニスト)活性を示すものが知られている。