【学習支援】 2015年度第6回：中学生と関わる中で心動かされたこと

中学生から「家では集中できなかった。でもEnで勉強しているともっと頑張ろうという気になる！」という話を聞いたとき、今学習できるこの場は中学生と私たちにとってどのようなものになっているのだろうか？と考えました。

受験は団体戦とよく聞きますが、実際勉強するときは一人が多く、自分の抱えている気持ちや悩みをどこにぶつけたらよいのかわからない子も多いと思います。そして、どうしてもモチベーションの維持が難しいのではないでしょうか。

前の記事にもあったように、Enは中学生に寄り添うことを大切にしています。勉強する隣には私たちがいますが、最初から最後までつきっきりではありません。中学生がこの場に限らず、一人で自分の疑問や不安に向き合っていけるように、一緒に勉強している仲間はもちろん、Enのメンバー同士も本気でぶつかっています。このように団体戦と個人戦のつり合いがとれているからこそ、学習会はそれぞれにとって意味のあるものになっているのではないかと感じました。

また、中学生が日に日に勉強に対して意欲的になっていく姿に、「私ももっと頑張ろう！」と再度やる気を持ったメンバーが多くいたようです。話を真剣に聞いてくれたり、返事の大きさや表情が変わったりする様子を見て、自分も何事も強い信念を持って挑んでいこうという気持ちになりました。これからも中学生とメンバーがお互いを刺激しあえるような関係をEnでは大切にしていけたらと思います。（くま）

＊写真は、中学生と行なったストレス発散レクリエーションです！