被災地支援プロジェクトチームEn

東北の中長期的な復興を目的としたボランティア任意団体です。活動のご報告をしていきます。

【防災】災害弱者と「知る」ということ

2016-06-21 23:33:51 | 日記

『災害弱者と「知る」ということ』

Enの一員として活動を始め早3ヶ月、「防災」に関して今までの人生で1番考えた期間だと思います。

もし仮に今震災が起きたら…僕はかつて「大変だけど自分はなんとかなるんじゃないか」と漠然と考えていました。どうすれば良いのかは分からないけど大衆の流れについていき周りとなんだかんだ協力してそのままなんとなく避難所についてゴールといったような、恥ずかしながらそういう考えがあったように思います。(そもそも避難所=ゴールではなく、避難生活の始まりの1歩でしかないです。)

近頃防災について学ぶ度、かつての自分はあまりにも未来の自分に対して無責任だったなと感じるようになりました。
確かに、緊急時は上記のように過ごして上手く行くことがあるかもしれないです。しかし普段から意識を少し、ほんの少しだけ変えればもっといざというときの生存確率を上げたり、避難生活の質のが向上できるのではないかとに気づくことが出来ました。

災害研修を通して学んだことで1番大きいのは「まずは自分が大切」だということです。自分の身の安全があって初めて誰かを助けることができるかもしれないし、自らを守れていないと逆に誰かが自分を助けようとして危険を侵してしまうかもしれない。そのような当たり前のことに改めて気づくことが出来ました。

では「自分が大切」といっても、どうしたら大切に取り扱えるのでしょうか?災害時は緊急時です。普段出来ることですら出来るのか定かでないのにましてや普段できないことなど無理に等しいです。
そのような中で自らを助ける道標になり得るのが「知識」だと感じました。

災害弱者、という言葉があります。これは災害時特に不利となる人全てを指します。皆さんは災害弱者と聞いて何を思い浮かべますか?僕は赤ちゃんや老人や傷害を負ってる人、言葉がわからない外人などがパッと思いつきました。

ですが、本当にそれだけでしょうか。災害時特に不利となる…ということは緊急時何も出来ないで立ち尽くす人は赤ちゃんや老人より災害に生き抜く可能性が高いといえるのでしょうか?
つまり端的に言うと、災害弱者は誰しもがその対象となりえるのです。

では、災害弱者にならないために出来ることは何かというとまず「知っている」ということなのです。
〈地震が来たら大きい家具が倒れるかもしれないから机の下に隠れる〉も、〈室内で火災になったら煙は上に行くからしゃがんだほうが良い〉も〈地震が来たら津波が来るかもしれないから海側に近づかない〉もどれも「知識」なのです。
また、過去の震災から学んだ教訓も勿論「知識」です。
これらを持っているのかどうかでいざという時自分が進むべき道が決まるのです。

何事もそうですが知ることは選択肢を広げることで複数回の災害研修を通して、それらがより大切なことに気づきました。

四六時中考える、というわけには行かないかもしれないですが、ほんの少し防災に興味を持って知ることで僕自身の命が助かる見込みが大きく上がることを知れて今後はもっと外界に対するアンテナを強く張っていこうと考えるようになりました。 (ひろ)
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【防災】「声」を上げられること

2016-06-19 23:38:05 | 日記
熊本地震の発生から2か月が経ちました。ニュースからわかることは現実のほんの一部かもしれませんが、発災直後から様々な情報が錯綜している様子や、断続的な揺れと建物被害などで落ち着いた生活になかなか戻れない状況が伝わってきます。

誰にでも、自然災害に遭って「いつもどおり」の生活を続けられなくなる可能性があります。人間が地球で生きていくということは、そういうことなのかもしれません。ですが、人間の行為によって災害を拡大してしまうような「人災」もあれば、災害の被害を小さくする「防災・減災」もあります。災害のリスクの中で生きていくことと向き合い、少しでもリスクを小さくするために、私たちにもできることがあるはずです。

そして、災害が起きて自分や自分の街が被害を受けたときには、立ち向かう力(=レジリエンス)も大切なことではないかと思います。誰かが助けにきてくれるのを待たなければいけないのではなく、自分はどういう状況で、何を必要としていて、何に困っていて、何をしたいのかという「声」を上げられることが、未来への一歩を踏み出すために重要なのではないかと思います。

災害に遭った時に、自分の声が誰かに届き、それが自分にも未来のためにできることがあると思えること。それが生きる力につながるのではないでしょうか。そういったことについても、私たちは、これから考えていけたらと思います。

(しまかお)
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