被災地支援プロジェクトチームEn

東北の中長期的な復興を目的としたボランティア任意団体です。活動のご報告をしていきます。

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【修学旅行】原点に立ち返ること

2016-07-29 23:36:44 | 日記
今日は、パタゴニア日本支社のオフィスにうかがい、5月に行われた修学旅行企画でパタゴニアコース設置をご快諾くださった辻井隆行社長にお会いし、企画のご報告をさせていただきました。 

風のように現れた辻井社長は、私たちの話に熱心に耳を傾けてくださいました。事前学習から現地学習、そして事後学習にわたるコースの学習内容と中学生たちの学びの成果をお伝えし、Enのメンバー、そしてご協力くださったストアのスタッフの方の振り返りも共有しました。辻井社長が、「こういう形になったのを見ると、やってよかったと思う」と言ってくださったのが本当にうれしかったです。こうして私たちを選んでいただいたことを、本当にありがたく思います。

ご報告のあと、今回の企画でとてもお世話になった社員の方がオフィスのいろいろなところを案内してくださいました。すれ違うと笑顔で挨拶をしてくださる社員の方、ミーティングから聞こえてくる拍手と笑い声、近い将来日本でも販売されることになるPatagonia Provision(パタゴニアが手掛けるオーガニックフード)の試食(おいしかったです!)、尽きない興味とお話… 居心地のいいオフィスに、つい長居してしまいました。

中でも、辻井社長のおすすめでもあるカスタマーサービスの部署に行くと、社員の方が出てきてくださり、パタゴニアのカスタマーサービスについてお話しくださいました。特に印象的だったのは、「自分たちは、カスタマーサービスを誇りを持てる仕事にしたい」という言葉で、ここから世の中のカスタマーサービスの存在そのものを変えていくという誇りと気概のようなものを感じました。

パタゴニアは、自らの原点にある思いを人から人へと今日まで受け継ぐことによって、本当に大切なことを失わずにきたのだと思います。そして、いつも原点に立ち返ることで、企業とは何か、ビジネスとは何かを世の中に問い、その新しい可能性を示そうとしているように感じます。まさに同じように、パタゴニアのカスタマーサービスは、パタゴニアの原点にある思いをお客さんとの「関係」づくりにおいて体現することによって、企業における「カスタマーサービス」の本当の意味を問うているのだと思います。むしろ、カスタマーサービスのあり方を通して、企業とは何かを問うているのかもしれません。

同じように、修学旅行企画で外部団体である私たちを受け入れてくださっている中学校も、Enも、学ぶことの本来の意味を見つめ、修学旅行の新しい姿を実現することで、「学ぶ」とは何かを問い、学びの可能性を広げているのだと思います。

そしてそんな風に誇りと気概を持って静かな戦いを続ける人々の姿勢は、新しい世界を開くとともに、きっと誰かにとっての希望になることができるのだと思います。

そんなことを考えさせられたパタゴニアオフィス訪問でした。私も自分の場所からできることを、丁寧にやっていこうと思います。
パタゴニアの皆様、本当にありがとうございました。
                    (しまかお)
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【修学旅行】修学旅行企画から得られたメンバーの学び

2016-07-09 23:28:31 | 日記
 今回の修学旅行企画では、パタゴニアコースの担当者としてたくさんのことを学ばせていただき、人に伝えることを通して学ぶことの大きさに気づきました。

そして、修学旅行をきっかけに始まった学びは今も進んでいます。この企画を通してすっかりパタゴニアに魅せられた私は、パタゴニアの直営店をまわってスタッフの方とお話ししたり、もっと多くの人にパタゴニアが発しているメッセージを伝えるための準備をしたりしています。

 私がこうして企画後も積極的に学びを深めたり、次の企画につなげようとしたりしているのは、今まで自分が持っていた考えや興味がパタゴニアの理念に重なり、それが入り口となって自分が知らない世界に入っていくのがとにかく楽しいからです。

 Enでは「主体的な学び」を大切にしていますが、私がやっているのも主体的な学びだとEnの仲間が言ってくれました。

主体的な学びとは、自分がそれまでに耕してきた畑(=経験や思考や興味)に蒔いた種(=出会い)が、芽を出して自ら育っていく(=学び)ようなものかもしれません。その成長を応援してくれる水(=周りの人の支え)があれば、その芽はさらに力強く育っていくのではないかと思います。

 主体的な学びを育むのは、簡単なことではないように思います。早いうちに没頭するテーマに出会う人もいれば、たくさんのものに触れてから学びたいことを見つける人もいるでしょう。それでも、あせらずに自分の畑を耕し、たくさん種をまくことができ、芽が出たらそれを大切に見守って水をくれる人がいる。これからも、自分も学びながらそういう学びの場を、修学旅行企画に盛り込んでいきたいと思います。
(しまかお)
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【修学旅行】2016年度修学旅行企画の成果

2016-07-08 23:30:32 | 日記
今回は、本企画で得られた成果を報告したいと思います。
本企画の目的は、「東京で出会う人との対話や東京でしかできない体験を通して、中学生が見たことのない世界に関心を持つきっかけを得ること」でした。

中学生の振り返りでは、「各コースで学んだことをこんなふうに生かしていきたい!」と具体的に挙げてくれた子が多くみられました。
今回の修学旅行を通して中学生は、東京でしか出会えないゲストの価値観に触れることによって、自分の生活や将来に置き換えて考え、それに向き合う機会になったことと思います。

この企画は、中学生のためのものと思われがちですが、中学生の目標を達成させてあげたいと強い想いを持った周りの人々にも学びの多い企画となりました。

学校側にとっては、外部団体との連携を生かして、中学生が学校とは異なる社会の価値観に触れる機会を提供することができたこと。

ゲストにとっては、中学生がゲストの価値観・想いを汲んだ学びを得たことによって、価値観・想いを伝えていくことの意義を認識した。
また、若い世代に価値観・想いを伝えることで自らを改めて考える機会となったこと。

そして、私たちEnにとっては、中学生に学ぶ機会を提供したいという熱い想いのもと、チームで主体的に活動に取り組む経験を得ることができた。また、企画やゲストからの学びを通じて、自分自身も社会の新しい見方を得ました。

この企画を経て、私たちは新しい見方を得るだけで満足せず、その先の今回得た新しい見方をどう活かしていくのかを大事に今後の活動を行っていきます!!
                                   (かっくん)
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【修学旅行】事後学習から分かる中学生の変化

2016-07-06 23:32:13 | 日記
現地での学習が終わった後に自分の学びに落とすため、事後学習を行いました。ただゲストのお話を聞いて終わりではなく、自分なりに振り返ってみてこれを学べた!ということを何かひとつ得る機会にしてほしいという思いからこの目的を設定しました。

私たちだからこそできる、そして必要とされる事後学習の形とは何だろう…そう考えた結果、理解度が高い子も低い子も取り組むことができるように難易度別の問いを設けるという形になりました。そのような形式にすることで理解度の低い子も何かしら「できた!」という経験ができ、自信に繋がると思ったからです。

その事後学習から読み取れたことを3つ挙げたいと思います。

ひとつ目は全員が全ての問いにチャレンジする姿勢です。そこから、難しい問いにも頑張ってみようという中学生のやる気を感じることができました。そのような姿勢を持てるようになった要因のひとつは、ゲストの方々の熱意が伝わったからだと思います。

ふたつ目は中学生自身の前向きな変化です。「自分のやりたいことはただのわがままになると思ってたけどそれは違って、そのやりたいことが自分にとって大事だということがわかりました」「自分の好きなことを見つけて、その好きなことについての仕事につきたいと思った」など、ゲストとの触れ合いを通して希望を持てた子がたくさんいました。

3つ目はこの企画の「中学生が見たことのない世界に関心を持つきっかけを得る」という目的が達成できたということです。中学生の「ISSのお話を聞いて以前より興味を持った」「自分が誰にもゆずれないくらい好きになれるものを探し、それに関する職業につきたい」など新しい世界への前向きな感想をたくさん聞くことができました。

修学旅行自体はこれでひと段落ですが、今回の経験が彼らのこの先の人生でも生きてくれたら嬉しいです。(こがっち)
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