被災地支援プロジェクトチームEn

東北の中長期的な復興を目的としたボランティア任意団体です。活動のご報告をしていきます。

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【学習サポート】2018年度第1回:普段から災害を意識すること

2018-09-28 21:16:43 | 日記
大阪北部地震、西日本7月豪雨、台風21号、さらに北海道での地震と最近も自然災害が絶えません。連日の報道で目にしますが、果たしてこれらの災害は画面や紙面の向こう側の他人事でしょうか。7年前も、私も含め多くの人が「まさか自分が」と考えたと思います。

Enの8月の学習会の際に、女川と石巻の街を実際に歩いてみました。映像や写真、お話などで当時の状況を見聞きしていましたが、自分が立っている場所にあの時20m弱の津波が来たなんて容易には想像できませんでした。改めて、非日常を想像・想定することの難しさを肌で感じました。

私たちはある程度生きていればそれなりの経験知を得ます。しかし、私たちが経験したことのない自然災害がこれからも起こると考えられます。日本にいる限り、自然災害は他人事ではありません。だからこそ、普段から災害を意識することが備えであり、防災の根本だと考えます。

今までの常識や固定観念にとらわれ、連日の自然災害を他人事としてとらえ、自分は大丈夫だろうと考えるか。一方で、過去の経験を教訓とし、災害を自分事としてとらえ、普段から備えていくか。

最近メディアでは「◯◯年に一度の大災害」というように報道されます。正直、このような報道で私たちがまず感じるのは災害に対する不安感や恐怖感です。しかし、ただ「怖い」で終わるのではなく、一歩踏み込んで「どう備えるか」「どう次の世代にいのちをつないでいくか」を考えていく必要があるのではないでしょうか。私は自分の部屋の家具を非常時の動線を考えて配置したり非常用の食料を備蓄したりしています。また私は教員志望であるので、教員になった際には、未来を担う子どもたちに「恐怖を煽る」防災教育ではなく「正しくおそれる」防災教育を実践していきたいと考えています。

(つもりん)
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【学習サポート】2018年度第1回:中学生に本気で向き合うということ

2018-09-27 21:04:56 | 日記
私が今回の活動で強く感じたことは、中学生に本気で向き合うことの大切さです。

私は去年もEn.の活動に参加しました。去年参加したスタッフの一人であり、顔を覚えていてくれれば嬉しいと思っていたのですが、名前も覚えていてくれました。さらに、去年の活動中に大学受験があると言っていたため、無事に大学に受かったのかと心配してくれました。私が思っているよりも、中学生は大学生のことを見てくれていることに気づきました。そのため、大学生が中学生のためを思って真剣に向き合えば、中学生にも伝わり一生懸命やろうとしてくれるのだと思いました。

このことから、できる限り中学生と向き合うことが私にできることではないかと考え、勉強を教えるだけではなく、できる限り休み時間に話をするなど、勉強以外で接する時間を増やそうとしました。また、スタッフ同士でも、中学生の情報を共有しモチベーションを上げるためにはどのようにすればいいか話し合うなど、中学生の立場になって活動を行いました。

中学生に本気で向き合うことにより、中学生はそれを感じ取り真剣に勉強に取り組んでくれました。そして、勉強以外の休み時間で遊ぶ時も中学生と一緒に本気で遊んだことで、中学生の緊張もほぐれたのではないかと思います。

今回の活動から、中学生に本気で向き合うことで、それを感じ取り応えてくれることを実感しました。一人一人に向き合い、接するのはとても時間がかかることだと思います。それが、En.の活動の目的にも重なっており、安全・安心・対等に活動を行うために必要なことなのではないかと思いました。

(ぶっちー)

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【学習サポート】2018年度第1回:8月学習サポート活動報告

2018-09-24 16:01:25 | 日記
8月22~23日で、今年度1回目の学習支援を行ないました!

今月の目的は、「中学生が基礎の大切さを理解する」でした。

Enは、勉強を基礎から始めることを大切にしています。基礎とは「全てに通じる力」であり、それを抜きにして応用・発展問題を解くことはできません。中学生はEnの場で、普段では復習しきれていなかった基礎に立ち戻り、自分のペースで勉強を着実に進めてもらうことを大切にしました。

今年度の参加生徒は、昨年度までにも参加してくれていた子が多く、Enのメンバーとの信頼関係は十分に出来上がっていました。その環境の中で、改めて基礎の大切さを理解してもらうと共に、この場ではあえて基礎の部分に戻って勉強することで普段の勉強にも役に立つことを伝えました。

参加した生徒は、普段は次に次にと進んでいく中で見落としていた基礎の抜けを、課題として見つけて取り組み直す機会になったようでした。学習会はいつも14時に終えるところを、今回は延長可能にしたところ、夏休みの中で17時まで学校に残って勉強する3年生の姿を見ることができました。

最後に振り返りをご紹介します。
〈振り返りの結果〉
(5:とてもそう思う、4:そう思う、3:わからない、2:そう思わない、1:全くそう思わない)

Q1.Enが伝えたことは理解できましたか?
→5が50%、4が50%

Q2.今回の学習会は満足でしたか?
→5が83%、4が17%

Q3.基礎を身に付けたいと思いましたか?
→5が66%、4が34%

また、記述式アンケートの結果では以下のような声を聞くことができました。

〈記述式アンケートの結果の一部〉
Q1. 『基礎を固めること』はなぜ大切なのでしょうか? その理由を教えてください。
・全てに通ずるものだから身につけることが大事だから。そうすることで、発展・応用ができる。
・自分のできない問題が解けるようになるから。そうすることで、力がつく。

Q2. 解答を間違えた時、勉強を無理に先に進めずにこれまでの単元に戻って学び直す必要があります。今回の学習会で、戻って学び直してみた単元・内容はありましたか?
あった 100% なかった 0%

あった場合、それを学び直したことで何か気付いたことがあったら教えてください。
・できないことが徐々にできるようになった。
・間違えた時、先生などに分かりやすく教えてもらってよかったです。

今回は1回目の学習会であり、基礎の大切さを伝えました。しかし、この基礎の大切さは中学生にずっと意識し続けてほしいものです。これからの学習会でも、中学生と一緒に基礎に立ち返りながら勉強していきたいと思います。

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【お知らせ】En2018 今年度の学習支援がスタート

2018-09-23 15:57:53 | 日記
2018年度の学習支援は、これまで支援を続けてきた1校から範囲を広げて、石巻地域圏の3校との協働で進めようとしています。このプロジェクトは『子どもの気概を育てる教育プロジェクト』として、石巻市から補助金をいただいています。

このプロジェクトは、震災後からの課題がある地域の中で、子どもたちが自律した考え方と動き方を身につけ、自ら前向きに課題を解決していけることを目標にしています。石巻地域圏の学校・地域が協働をすることによって、これまでそれぞれが独自に行なってきた取組みを、共通の目的意識で統合された取組みにしようとしています。

Enは、これまでの支援で培ってきた『基礎の大切さ』を改めて子どもたちに伝えると共に、日々変化する学校・地域の中で、この目的のもとで共に活動してくださる方たちを広げて、震災を教訓とした取組みを地域に遺そうとしています。

今年度はこれまでの学習支援に加えて、凸版印刷株式会社のデジタル教材『やるKey』を3校同時に学校に導入しました。この教材を通じて、中学生が基礎からの学習を常日頃から取り組めることを目的にしています。
https://www.yarukey.jp/

また、学習支援の機会を利用し、参加してくださるボランティアの方々には、防災意識の向上を目的にした防災研修を行なっています。そして、今年度は志しをもった個人・企業の方に協力をいただいて、さらに多様な教育プログラムを展開していきます。

今後も学習支援その他の情報をこちらでご紹介していきます。

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【学習サポート】2018年度修学旅行:コース④:当たり前ではない!心と体の健康を維持し続けるために必要なこと

2018-07-02 14:32:59 | 日記
ゲスト:スポーツトレーナー・二見正志さん

現地学習で中学生は、二見さんが経営されるトレーニングジムにて、二見さんがトレーニングを人々に届けるにあたって大切にされている理念を学びました。また、実際にトレーニングマシンも使って体を動かしてみることで、二見さんが伝えたかったことを実際に体験しました。

●心身を健康にするためには
二見さんは、運動はやみくもにやればいいという訳ではなくて、体についての専門的知識も必要であるということを伝えました。また、自分で目的を決めたら、その目的達成までの過程をきちんと考え、何か達成できない原因があるなら根本的解決をするように考える、それを管理・維持することが大切であると教えてくださいました。

●心身が健康であるためには
中学生は、体を鍛えるだけではなく、相手とのコミュニケーションも大切だと言うことも教わりました。心身ともに健康でいるために、常に相手の事を考え、認め、尊敬する事が大切です。
研修の時間の半分は、あらゆるトレーニングマシンを使って体を動かしました。中学生は、運動中どんどん笑顔になって、会話が増えていきました。二見さんの言う通り、運動しながら全員でコミュニケーションが取れていました。

●心身が健康になる先には
誰かと一緒に体を動かす→他者とのコミュニケーションが増える→会話が生まれ、笑顔が増える→その人がまた周りの人を元気にする→笑顔の連鎖→平和な社会→自分たちが生きる社会につながる→自分自身にかえってくる・・・
二見さんから教わったこの流れから、中学生は自分に今出来ることを考えてみました。体を動かす事は、何も運動だけではなく、実際に【行動】してみることと、自分の行動がどのような影響を周りの人や社会に与えるのか【考える】こと。この2つのバランスが大事であることを学びました。
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