被災地支援プロジェクトチームEn

東北の中長期的な復興を目的としたボランティア任意団体です。活動のご報告をしていきます。

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【学習サポート】2017年度第8回:今年Enを卒業した中学3年生たちへ

2018-03-30 21:16:25 | 日記
中学卒業おめでとうございます。

震災が起きた時には、まだ小学校にも入っていなかったみんなが、一人前の立派な姿で、仲間と笑い合って泣き合って中学を卒業できたこと。ここまで支えてくださった、ご家庭、先生方、地域の方々も、とても嬉しく思われています。

みんながこれまで頑張ってこれたことは、みんなにとってはそれが日常であったとしても、私から見れば本当にすごいことであると思います。この1年間だけを見ても、自ら手を挙げて休日に学習会に参加し、自分の弱いところもさらけ出して、難しいことに挑戦し続けたこと。みんなが得たことは、学力や成績の向上だけではないはずです。「やりたい」「やってやろう」という時に、自分の力を振り絞って向き合い続けるということ。みんなにとって、また自分自身が試される人生の場面で、ここで挑戦をしたということが、また何度も思い出される一生モノの経験になってくれたらなと思っています。

これから先、漠然とした不安を覚えることがあるかもしれません。可能性が狭められ、挑戦することを難しく感じることもあるかもしれません。しかし、学び続けることで世界は広まります。どんな時でも、どんな形でも、学ぶことによって、新しい道に気付くことがあります。何を学んだらいいか?それは自分自身で考えなければいけません。あなたの人生はあなたのものです。あなたが何を学び何を考えるかは自由です。あなたが信じるものを、あなたならきっと見つけることができます。

大人はみんなにお手本を見せなければいけませんね。実を言うと、大人になっても、何度も挑戦をしては、何度も失敗をしています。でも、その度に、これが信じるべきことだったのだなと、少しずつではあるけれども、大きな気付きがあります。みんなは大人に支えてもらっているように言うかもしれませんが、私も含めた大人は、あなたの挑戦によって奮い立たされ、学ばされているのです。この何が起きるか分からない世界では、挑戦をする人は、その年齢立場に関係なく、誰かに勇気を与えることができます。あなたはこの世界で、一人の立派な挑戦者です。

一緒に挑戦し続けましょう。また会える日が楽しみです。

(しょうへい)
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【学習サポート】2017年度第7回:ありのままが強みになる

2018-03-26 01:01:22 | 日記
こんにちは!めぐるんです。
前回に続き、Enで学んだことを報告させていただきます。
それはありのままの自分でできることを出していくことで、お互いに相互作用が生まれて弱みの出ないチームになることができるということです。 ボランティアとしてかかわっているのは自分一人ではありません。多様なバックグラウンドや得意分野がある人たちがEnには集まっています。 だからこそ、本当に中学生のためになることをするために自分が無理をする必要がありません。自分の得意なことを通じて他の人を助けることができれば全体としていい結果が生まれるのではないかと思います。 今回の学習会でも、「数学わからないから教えてあげてほしい」とか「めぐるんのこの言い方が響いたみたい」など、自分自身のありのままが強みとして発揮できたのではないかなと思います。

ありのままの自然体で、お互いの強みを活かしあっていく関係性を多くの人と築いていく姿勢は、日常をより良いものにするだけでなく、そこで作られたつながりが非日常の事態にも重要になると思い
ました。

2月の学習会で、おしかの学校の方に、震災当時のリアルな様子を伺いました。 お話の中で、自分一人ではくじけそうになる状況でも、家族のため友人のためと思えば前を向くことができると仰っていました。

災害という非常事態だからでは、自分にできることは限られてしまいます。何もできないと思うかもしれません。 でもそんな状況でも、自分にできることを通じて身の回りの人を助けることができれば、危機を一緒に乗り越えることができると思うのです。

僕は普段東京に住んでいます。首都圏にもいつ地震が起きるかわかりません。 そのために、まず自分が身の回りの人にありのまま関わる勇気を持つこと・強みを発揮して助けになること・助けてもらうことを普段から心掛けて、生活していきたいと思います。
(めぐるん)
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【学習サポート】2017年度第7回:ありのままが出せる勇気が出る場所とは?

2018-03-22 11:55:48 | 日記
Enの学習会に、12月・2月と参加させていただきましためぐるんです。
Enでは、中学生たちにも今後の自分自身にも重要な学びを得ることができました。 それは、相手のことを信じようとする姿勢が、安心感のある場を生み出すということです。

みなさんは、職場や友人との間で、ありのままの自分を出せていますか?
僕の答えはNOでした。
昔から人と話すことが苦手だったこともあり、どこか人からの評価や目線を気にして中学・高校と過ごしてきました。 それは、人間関係の幅が広がった大学生の今でも影響しています。
ですが、Enの学習会に参加して驚きました。
中学生たちは、初めて話す僕とも最初は緊張していても勉強についての悩みや将来についての悩みを話してくれたのです。
彼ら彼女らと同じ年齢の僕には考えられないことでした。
なんでだろう?と思いました。

その中で気づいたのは、意識や場に臨む姿勢の大切さです。
Enでは4つのルールを大切にしています。
①メモをとること
②お互いを尊重すること
③相手の話をしっかり聞くこと
④コミュニケーションに努力すること
このルールを、学習会が始まる前に中学生もボランティアも必ず確認しています。 このルールがあるからこそ、初めて話す人とでも自分の内面を話すことができるのではないかと思いました。 まずボランティアがコミュニケーションを積極的にとり、出てきた言葉を一つ一つ尊重して、傾聴してくれます。 そうすることで、普段の学校や家庭では得られない安心感を感じてくれているのではないかなと思ったのです。 震災から7年が経ちましたが、中学校に通う子はまだまだ仮設の住宅であったり、家庭が不安定な状況にある子が多いと聞きました。 そんな中で、「自分たちの話をしっかりと聞いてくれる人がいる」「普段言いにくいことでもこの人たちなら大丈夫だ」と思ってもらえているのではないかと思いました。意識しても難しいこの環境が作れているのは、Enに関わる全員が4つのルールを意識して規範を作れているからだと考えます。

安心できる・信じられる人がいることは、思春期の多感な時期にすごく大事なことだと思います。 自分自身も、今回の学習会ではありのままの自分でいることを心掛けました。 普段なら恥ずかしくてできないような恋愛の話もしたり、苦手な盛り上げることはせずに その代わり丁寧に目の前の子に向き合いつつ、様子が気になった子にさりげなく話しかけたり、自分の得意なこと・できることで場に貢献しようと心掛けました。

まず自分自身がありのままでいる勇気を出すことで、中学生に自然体で向き合い、その結果先生でも親でもない信頼関係を築くことができるのではないかと思いました。

(めぐるん)
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【学習サポート】2017年度第7回:2月学習サポート活動報告

2018-03-15 16:16:48 | 日記
2/9〜2/11で学習支援を行いました!

今月は「中学生が経験を自信に変える」という目的で活動しました。

具体的には、1.2年生には「基礎からの勉強」や「伸びしろを見つける」など、今まで伝えてきたことを活かしながらなるべく自分の力で勉強を進めてもらい、1人でもできる経験をしてもらいました。

3年生には、後期試験を受験する子には試験対策を、すでに前期試験で合格した子には高校準備の指導をしました。生徒一人一人がこれまで身に付けてきた自主性を尊重しつつ、合格・高校準備のためのサポートを行いました。加えて、今回は今後も学び続けるために必要なことを最後の最後まで伝えました。

8月と比べて、学習会の最後には大きな変化を感じました。それは中学生たちがより主体的に勉強に向き合うようになったということです。

例えば分からないことは「分からない」と言えるようになったこと、苦手に自ら取り組んだこと、今後も勉強に取り組み続けることを宣言してくれたことなど、今までの経験を経てこれから先の自分の力になることを得てくれたと思います。

最後に振り返りをご紹介します。
〈振り返りの結果〉
(5:とてもそう思う、4:そう思う、3:わからない、2:そう思わない、1:全くそう思わない)

Q1.学習会は満足でしたか?
→5が92%、4が8%

Q2.学習会を通じて自分に自信がつきましたか?
→5が46%、4が46%、3が8%

また、記述式アンケートの結果では以下のような声を聞くことができました。

〈記述式アンケートの結果の一部〉
Q1.8月の自分に何か伝えることができるとしたら、何を伝えますか?
・今の自分は成長しています
・出来ないと思えば出来なくなるから出来ると思え
・今からでも遅くない!こつこつやっていこう。
・今までのEnが無駄にならなかったよ

Q2.今回は、目的に合った学び方を自分で変えてみることを『挑戦』としました。挑戦 することによって、どのような結果が得られると思いますか?
・経験を自信に変えて、どんなことにでも挑戦すること
・勉強の考え方、挑戦する力
・できなくても、そこでやめるのではなくて、何回も同じ形式の問題を解いたり、色々な方法で次につなげることが大事。勉強を楽しみ向き合うこと。

今年度の学習会はこれで最後になります。中学生たちが今までの努力と経験を自分の物にし、これからの人生を力強く生きていってくれることを願っています。
(こがっち)
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【学習サポート】今、私たちが私たちで考えたいこと

2018-03-11 22:59:12 | 日記
東日本大震災発生から、7年が経過しました。

被災地では、今なお続く甚大な被害の中でも、生活を立て直そうと多くの方が試行錯誤しながら努め続けていらっしゃいます。同時に、これまでに経験のしたことのなかった事態と、先行きの見えない将来に対して、不安と焦り、疲れを抱えられている方も、数多くいらっしゃいます。

被災地に関わり続けながら、日常を被災地の外で暮らす立場として、あらゆる場面で感じることがあります。

私たちは、本当にこのままでいいのでしょうか?

私たちは、過去のどの時代にもなかった今という社会を生きています。それは、被災地であっても、一見日常に見える生活の中でも、よく目をこらすと、そこには先行きに不安を感じさせる、似たような問題が多くあるように思います。

今、何が問題になっているのか?これから先、私たちはどうなりたいのか?

この問いは、なるべく多くの人が、あらゆる場面において、十分な時間をとって、顔を突き合わせながら、よくよく話し合わなければいけないことであると思います。答えはすぐには見つからないかもしれません。これまでと何かを変えなければいけなくなるかもしれません。

それでも、このままでいて、後で何かあった時に、「あの時にもっと考えていればよかった」とならないように。今から始めることができれば、「今さらだけど」ということはあっても、「もう遅すぎる」ということはないと思います。

私/私たちは、どう生きているのか、どう生きていきたいのか。これを考え、納得していくことが、後悔のない人生に必要な一つのことであるように思います。今できることがあるのであれば、誰かに手を差し伸べることができると思います。同時に、今困っているのであれば、誰かが差し伸べている手を取ることもできると思います。

東日本大震災が私たちに考えさせたことを、いま一度見つめ直すべき局面にいるように思います。
                  (しょうへい)
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