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スイス現代美術展 リアルワールド―現実世界
「ダイナミック・スイス」(日本におけるスイス年)関連イベントのひとつとして企画された展覧会。5人(組)のスイス人作家がそれぞれ一部屋ずつ使用し、大作中心の展示を行っていた。
私が最も気に入った作品は、ウーゴ・ロンディノーネの《スリープ》。大きな部屋の正面と右側の壁の前に、白く塗られた木製の壁が立っていて、そこにはさまざまなサイズの写真が飾られている。そこには海辺を歩く若い男性と女性の姿が写っているけど、二人が一緒に写っている写真は一枚もない。露出過剰気味の白っぽい背景と、壁に仕込まれたスピーカーから流れる憂鬱な音楽が、すれ違う男女の心理を象徴しているようで、ストーリーを想像せずにはいられない作品だった。
このほか、演劇の映像を、その演劇に使用した舞台セットから観る、フレデリック・モゼール&フィリップ・シュヴィンガーの《抑留区域》や、リヒターのモノクローム絵画みたいだと思って近づいてみたら、フレームに灰色の軍用防水布が張られていただけだったファブリス・シージの《グレーのモノクローム》が印象的だった。
千葉市美術館にて、2月26日まで(月曜休館)。
私は川村のリヒター展を見た後に、
特別無料バスを使って行きました。
30分ぐらいでしょうか。意外と近かったので驚きです。
土日だけ、いつも一日に一、二往復でもあれば、
川村と色々な連動企画でも出来そうですが、
やはり集客上難しいのでしょうね…。
スリープ良かったです。
初めは男性が女性に見えて、二人の女性が写っているのかと思いました。なかなか美しい作品でした。
車だと意外と近いんですね。
やはり車社会なのかなあ、と思います。
千葉県には佐倉市立美術館もあるのですが、
美術館巡回バスがあると便利ですよね。
バスを走らせるだけの需要はなさそうですが……。
ワタシもはろるどさん同様、はじめは男性が女性に見えて、女友達の写真なのかなって思いました
スイス・アート、面白いですねー♪
展示方法も良かったですね。
《スリープ》、不思議な雰囲気の作品でしたね。
あの空間だけ空気が違うような気がしました。