現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

ベトナム家庭料理 ラ・スコール@銀座

2005-06-11 | 食べ歩き
今日は銀座でランチ。以前タイ料理を食べたお店の隣。

家庭的越南飯店 ラ・スコール 銀座ファイブ店

ここも隣と同様、女性客を中心に繁盛していた。新メニューの「ベトナム冷やし麺セット(ブン・ティット・ヌン)」を注文。豚肉と野菜がのった冷やし麺に、揚げ春巻き、炊き込みご飯、デザート、そしてなぜかお新香が付いて950円。

この店は生米麺を使っていて、モチモチした食感で美味。ボリュームも十分あって、炊き込みご飯なしでもいいくらいだった。味付けは日本人向けにアレンジされていて、万人向きかも。揚げ春巻きとデザートのフルーツゼリーも美味しかった。

京橋・銀座・恵比寿・中目黒

2005-06-11 | アート感想@関東
今日は都内の展覧会巡り。印象に残ったものをいくつか。

中瀬康志展 -消えない地平-INAXギャラリー2(京橋)

越後妻有アートトリエンナーレ2003で、古い民家を《儀明/劇場》(写真)にリノベーションした中瀬康志の個展。展示室に入ると、四方の壁には部屋を囲むように小さな棚があり、5センチほどの家の模型が500軒ほど棚の上に並ぶ。ところどころ家の代わりに壁に小さな鏡が立てかけてあって、覗き込むと家並みが無限に続くような感覚を覚えた。

6月28日まで、日・祝休廊。

mini-max資生堂ギャラリー(銀座)

定兼恵子、佐藤勲、パク・ホンチョンによる三人展。紙の解説に「現代の『待つことを厭う』意識が現代美術を具象表現に向かわせた」という趣旨のことが書いてあり、観る側としてちょっと反省。出展作品は、ひたすら反復を行うミニマル・アート的なもので、膨大な手作業にしばし呆然。

7月31日まで、月曜休廊。

開館10周年特別企画映像展 超(メタ)ビジュアル-映像・知覚の未来学(後期) @東京都写真美術館(恵比寿)

前期を観て面白かったので再訪。チケットの半券で100円割引だった。展示替えの作品はあまりなくて残念だったけど、岩井俊雄の新作《モルフォビジョン~ゆがむ家》が良かった。家の模型が高速で回転するんだけど、光の点滅で家が止まっているように見え、点滅のパターンを変えると家がゆがんだり、切断されたように見える。これは面白い!

7月10日まで、月曜休館。

青山悟 「空気 コーヒー 東京の朝」ミヅマアートギャラリー(中目黒)

一見、ざらっとしたペインティングのような作品だけど、近づいて観るとすべて刺繍。さすがにミシンを使っているみたいだけど、気が遠くなりそう。モチーフは風景・動物・コーヒーのしみ等と多岐に渡っていて、なかでも《Good Morning Tokyo》が朝の清々しさに満ち溢れていて特に良かった。また、女性の下着を刺繍で描いた《lingerie》のリアルな質感に思わず苦笑。

7月2日まで、日・月休廊。