現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

ブリコラ展再訪@民博(大阪)

2005-06-04 | アート感想@遠征
先日観に行ったブリコラ展の展示内容が一部変わったという噂を聞き、関西方面に行ったついでにみんぱく再訪。

きのうよりワクワクしてきた。 ~ブリコラージュ・アート・ナウ 日常の冒険者たち

冒頭の写真は、ブリコラージュ(ありあわせの素材で別のものを作る)の一例。ビール缶で帽子等を作っているけど、廃品利用の手作りとは思えないほどの完成度。売り物にしてもおかしくないと思う。

上の写真は、フジタマの映像作品《かぞくのゆめおうこく》の主役の親子。左から花枝・まさお・けいぞう(笑)。「むすこのへや/こわいへや」や、「ぼうそうかぞく」等が追加になって、全7作品になっていた。みんぱくの収蔵品を最も効果的に使った作品かも。

上の写真は、生意気の「リビング」。目玉を2個つけただけなのに、どれもカワイイ!

上の写真は、高嶺格の「夫婦の寝室」。映像にツッコミを入れる収蔵品(夫婦?)が面白い。

上の写真は、2階から1階を眺めた様子。吹き抜けを巨大リリアンが覆う。前回来たときと比べ、リリアンはかなり成長。1階左奥の作品は、元大工?のホームレスが建てた空き缶ハウス。膨大な量の空き缶を集めて、洗って、組み立てて……と考えると気が遠くなってくる。

6月7日まで。