こんにちは。サンパウロは雨です。
翌日は青の洞窟に向かいました。
ボニートの町から30分ほど原野を走ると到着です。
この洞窟も昨日の穴と同様に地下水の浸食によるものだそうですが、斜めに穴が開いており日光が奥のほうまで届きます。
急な斜面を下って入っていきます。
その先には地下水があります。
水中もこの角度のまま深くなっていくようなので、岸から数メートルでも深さは10mを超えるようです。
地下水部分に到着です。
日光によって青く輝いています。
鍾乳石の反射により水面に白い影が出来ています。
よく見るとLAの文字が。
Los Angelsではありません。
Lago Azul(青い湖)の略ですね。自然に出来たものですが、見事な表現です。
このあたりが一番明るいとか。
11月終りから12月にかけての朝の9時頃には直射日光が直接水面に届き、青く輝く様子が見られるようです。
但しこの時期は雨も多く、余程運が良くないとそういう様子は見られないようです。
またこの洞窟は専門ガイドが同行し、時間通りに案内を行います。
1日に入れる人数も決まっており、また自然光だけで観光するため午後2時までしか入場できません。
鍾乳石の成長速度はよく100年に1cm程度と言われます。
ここの鍾乳石はまっすぐ下に伸びるのではなく、途中で洞窟の入り口側に出っ張るようにして伸びています。
これは日光が入ることで、鍾乳石の表面に苔のような植物が生え、そこに水滴が付いて固まるため徐々に入り口のほうに伸びているようです。
想像しただけで気が遠くなるような営みですね。