続・エヌ氏の私設法学部社会学科

無理、矛盾、不条理、不公平、牽強付会、我田引水、頽廃、犯罪、戦争。
世間とは斯くも住み難き処なりや?

ダイエット顛末記

2007-02-25 | 休講
 身長165㎝、体重64㎏、BMIは23.5、体脂肪率は22.8%、ちょっと太めだけど、メタボリック・シンドロームなどの問題はなく、ダイエットをする必要もなかったのですが・・・

 そもそものきっかけは、大分トリニータでした。

 私自身はサッカーなどやったことないし、まるで興味もなかったのですが、たまたまもらったチケットがきっかけで、トリニータの試合を何度か観戦しているうちに、子どもたちが「サッカーをやりたい」と言いだしたので、サッカースクールへ通わせることにしました。そこで私も、子供向けの解説書などでボールの蹴りかたから勉強し、休日には、公園で練習相手をしていたのですが、スクールのイベントで親子サッカー大会があった時、他のお父さんたちはみな経験者らしく結構上手で、私も少しは上達したいと思っていたところ、トリニータが未経験の大人向けサッカー教室を開催していたので、早速、出かけていきました。
 ところが、わずか5分のミニゲームで、息は上がるし足は動かなくなり「これじゃいかん」と思い、少しダイエットするとともに、ジョギングでもして体力をつけようと考えた次第です。年齢的にも衰えていく一方で、このあたりで歯止めをかけておかないと、遠くない将来、体が動かなくなってしまいますから、ちょうどいい機会でした。

 まず、食事の内容を見直しました。
 脂肪の元となる炭水化物を控えるため、ごはん(米)の量を減らし、おかずを多く食べるようにしました。また、これまでは「もう一口食べたいな」と思ったときは、迷わず食べていたのですが、それをやめました。要するに、腹八分ということです。
 さらに気をつけたのは、私はチョコやクッキーなど甘いものが大好きで、スーパーでアンドーナツを見つけると必ず買っていたのですが、ダイエットすると決めてからは、アンコが中に入っていて、油で揚げていて、おまけに砂糖をまぶしてあるような物、もう恐くて恐くて、とても食べる気になれません。ある程度の成果が出るまでは、アンドーナツ禁止を自分へ課すことにしました。
 ただ、そうした食生活をしばらく続けると、ものを食う夢をよく見だしたので、ダイエット食も、週末はお休みにし、無理はしないことにしました。

 次は運動です。
 ジョギングを始めるにあたって、まず靴を購入しました。普段の靴には1000円もかけないところ、大枚4000円をはたいて、この靴を無駄にはできない、と、自分へのプレッシャーです。
 最初は3㎞弱、20分程度のコースを走りましたが、やはり運動不足、帰り着いたら息も絶え絶えでした。
 それを何度か繰り返しているうちに、距離も5㎞、7㎞と長くなり、今では10㎞を1時間休まずに走っています。コースは土手の上が、車も来ないし、景色もあまり変わらず、視聴覚への刺激が少ない分、脚を動かすという単調な作業を繰り返すにはいいようです。これを、用事のある日や雨の日、別なスポーツ(私の場合、ボウリングです)をした日を除くと、だいたい3日に1度のペースで続けました。
 ジョギングによるカロリー消費量(kcal)は、大雑把な計算ですが、体重(㎏)に走った距離(㎞)を掛けて求められます。そして、脂肪1gは約7kcalですから、計算すると、消費した脂肪の量が分かります。私の場合、10キロ走って、約80~90gの脂肪を消費します。

 そうこうした結果、3ヵ月で体重は7㎏減の57㎏、体脂肪率は12~13%まで減りました。体は軽くなったし、体力や持久力もついてきたらしく、サッカー教室で5分のゲームを3~4回こなしても、以前のように息も絶え絶えということはなく、もう2~3ゲームはやれる気分です。

 しかし、体重の減少に、体調の方がついてきていないな、と思わせられることがありました。
 私は、ボウリングへは、夕方、会社帰りに行きます。これまでは、飯も食わずに10時頃まで投げていても平気だったのですが、今は、夕方になると、どうにも腹が減って仕方がありません。
 また、ジョギングの後、長風呂をしたら、グッタリとなってしまうこともありました。
 自己分析すれば、体の燃料となる糖分や炭水化物を控えているため、早く「燃料切れ」になってしまい、さらに体脂肪が減っているため、「予備燃料タンク」もうまく機能せず、血糖値が急激に下がって、腹が減ったりグッタリしたのだと思います。ためしに、オレンジジュースで糖分とビタミンを補給してからジョギングをしてみると、案の定、「燃料切れ」になることはありませんでした。

 57㎏になり、一応の成果も見られたので、このあたりでダイエットも、体重が増えず、かつ燃料切れが起こらない按配を探るため、「足踏み」してみようかと思います。もちろん、ジョギングは続けるつもりですが、食べたいものをあまり我慢せず、たまには腹一杯食う快感を味わうのも、悪くないでしょう
 ということで、あれほど恐かったアンドーナツは、本日を以って解禁にします。

あとはリバウンドが恐い・・・

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