静岡県熱海市で3日に起きた土石流災害から5日が過ぎ、今日で6日目になるになる。依然として、多くの人の行方が分かっておらず、2次災害の危険のある中で救出作業が続けられている。今日は、中国地方で大雨による被害が出ている。併せて、お見舞い申し上げたい。
個人的な話になるが、仕事で最初に出張に行ったのが熱海だった。思えば40年ほども前にもなるが、長い地方回りの仕事を続けていった出発点となったところだ。地元の人達は皆親切で、思い出深いところでもある。
東京から熱海駅までは、新幹線で50分ほど。そして、意外と知られていないが、熱海港から伊豆大島までフェリー航路があり、50分ほどでつないでいる。船酔いしやすい人は、東京の竹芝桟橋からではなく、熱海からフェリーに乗るのが時間的に短くて済むのでお薦めだ。
今回の土石流災害が発生したのはJRの熱海駅より少し南の網代地区になる。地形的には町の背後に伊豆の山々が迫るのは、伊豆半島の共通した特徴であり、日本各地に多く存在する、災害が発生しやすい特徴を持った地域でもある。今回の土石流災害では、上流付近で「盛り土」がされていたことによる影響が指摘されている。建設残土だったらしいが、異常な降水量と共に、経済開発の負の遺産が土石流となって降りかかってきた、とも言える。
最近、SDGsという「持続可能な社会」を目指すというコンセプトも広まってきた。もう一度、安心して暮らせる社会とはどういう価値観に基づくものであるのか、それを考え直してみたい。
個人的な話になるが、仕事で最初に出張に行ったのが熱海だった。思えば40年ほども前にもなるが、長い地方回りの仕事を続けていった出発点となったところだ。地元の人達は皆親切で、思い出深いところでもある。
東京から熱海駅までは、新幹線で50分ほど。そして、意外と知られていないが、熱海港から伊豆大島までフェリー航路があり、50分ほどでつないでいる。船酔いしやすい人は、東京の竹芝桟橋からではなく、熱海からフェリーに乗るのが時間的に短くて済むのでお薦めだ。
今回の土石流災害が発生したのはJRの熱海駅より少し南の網代地区になる。地形的には町の背後に伊豆の山々が迫るのは、伊豆半島の共通した特徴であり、日本各地に多く存在する、災害が発生しやすい特徴を持った地域でもある。今回の土石流災害では、上流付近で「盛り土」がされていたことによる影響が指摘されている。建設残土だったらしいが、異常な降水量と共に、経済開発の負の遺産が土石流となって降りかかってきた、とも言える。
最近、SDGsという「持続可能な社会」を目指すというコンセプトも広まってきた。もう一度、安心して暮らせる社会とはどういう価値観に基づくものであるのか、それを考え直してみたい。