今年も三分の二が終わったことになる。
今週前半は涼しくなったものの、昨日は東京で36度の猛暑日。帰宅したらドッと疲れが出た。
先週スマートフォンの話を少し書いたが、一昨日朝の通勤電車内での出来事。前に立っていた若い男性が、見ていたスマートフォンを手からするりと落として私の脚にぶつかった。「すみません」の一言もなく、わたしと目を合わせぬようにスマートフォンを心配そうに拾い上げると、何事もなかったように再びヴァーチュアルな世界に入り込んでいった。
若い人の失業率が問題になっているが、こういう状況に直面すると「こんな若者を雇う企業は無いだろうなあ」と感じる。
「ヴァーチュアル・リアリティー」は、人間の本来持っている感覚や基本的な礼を失わせてしまうのではないか、と危惧せざるを得ない。
風の向きで天候の変化を感じ取り、太陽の位置や日の出の方角で時や季節を読み、夜の星を見て方角を読み取る。皆、人が本来持っていた能力なのだ。「便利な機械とどっちが良い」と問われれば、迷わず自然を取るがなあ・・・まあ嘆いても詮無きことだが。
今週前半は涼しくなったものの、昨日は東京で36度の猛暑日。帰宅したらドッと疲れが出た。
先週スマートフォンの話を少し書いたが、一昨日朝の通勤電車内での出来事。前に立っていた若い男性が、見ていたスマートフォンを手からするりと落として私の脚にぶつかった。「すみません」の一言もなく、わたしと目を合わせぬようにスマートフォンを心配そうに拾い上げると、何事もなかったように再びヴァーチュアルな世界に入り込んでいった。
若い人の失業率が問題になっているが、こういう状況に直面すると「こんな若者を雇う企業は無いだろうなあ」と感じる。
「ヴァーチュアル・リアリティー」は、人間の本来持っている感覚や基本的な礼を失わせてしまうのではないか、と危惧せざるを得ない。
風の向きで天候の変化を感じ取り、太陽の位置や日の出の方角で時や季節を読み、夜の星を見て方角を読み取る。皆、人が本来持っていた能力なのだ。「便利な機械とどっちが良い」と問われれば、迷わず自然を取るがなあ・・・まあ嘆いても詮無きことだが。