文化逍遥。

良質な文化の紹介。

お引っ越し

2015年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム
 我が終の棲家たる狭小住宅も、おかげさまで予定どおりの日程で完成。今週中には荷物の運び入れを始める予定。
 持つべきものは友、というわけで、近所に住む力持ちの友人が手伝ってくれる事になっているので速やかに運び入れるつもり。これを機にインターネットもADSLから光回線に換える予定で、現在その準備中。10月上旬には開通予定だが、場所によっては電柱の位置などで簡単に引き込めない場合もあるらしい。はたして、どうなる事やら。といううわけで、ブログの更新も途切れることがあるかもしれない。あしからず。

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映画『夏をゆく人々』

2015年09月23日 | 映画
 行ってきました、お茶の水。


JRのお茶の水駅は、延々と工事中。9/22午前、携帯で御茶ノ水橋から聖橋方向を撮影。

 春に撮影した時と比べて、たいして進んでいないようにも見える(4月28日のブログ参照)。それだけ難工事ということだろう。なにしろ、電車を止めるわけにもいかないからなあ。危険が伴いそうな工事なので、事故が起きないよう気をつけてください。
 
 この後、楽器街を少し歩いて昼食を摂ってから神田方面へ。楽器屋も行くたびに店が増えているような気がする。商売になるから増えるのだろうけど、あんまり多すぎて何がなんだか良くわからない感じだ。今は、欲しい楽器も無いし、何も買わずに岩波ホールへ。


上映中のイタリア映画。2014年、監督・脚本は制作時33歳の女性監督アリーチェ・ロルヴァケル。

 内容については岩波ホールのホームページなどに詳しいので、そちらを参照してもらいたい。全体の印象としては、イタリア中部のトスカーナ州の淡々とした映像とシンプルなストーリーは、映画のあり方のひとつを観る者に提示している、と感じられた。ここには、特撮もCGも派手な振り付けも何もない。素朴な生活の断面とその「ゆらぎ」が静かに語られてゆくだけだ。あるいは、退屈に感じる人もいるかもしれない。しかし、これも映画でしか表現できない世界なのだ。
 映画の中で、イタリア中北部地方の歴史的背景として古代エトルリアの遺跡などが出てくるが個人的にはそういった事にはほとんど知識が無く、複雑に絡み合っているヨーロッパの歴史は理解するのに時間がかかりそうだ。ストーリーのなかで、主人公一家が非行歴のあるドイツ少年を金銭目的で預かるのだが、実際にそういった事も有るのだろうか。主人公一家の父親はドイツ語も話していたが、貧しい農民(養蜂家)が複数の言語を操ることがヨーロッパでは普通の事なのだろうか。イタリア北部の国境を超えればドイツ語圏のオーストリアで、さらに50Kmも行けばドイツに入る。相互理解の為には、互いの言葉を理解することが肝要だが、これがなかなか困難だ。ゲルマン系言語とラテン系言語。大昔は同じだったとも言われているが、今は発音も名詞の性もかなり違う。そのあたりを、国境近くで暮らす人々や、商売や遊牧の為に国境を越え複数の言語を操る人々に良い方法があったらぜひ借りたいものだ。

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gooブログに来て1年

2015年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム
 昨年OCNのブログサービス廃止に伴い、こちらのgooブログに引越してきてすでに1年が過ぎた。
 なぜかはわからないが、こちらに来てからアクセス数が多くなった。この1年間のページ閲覧数は15000を超えている。どんな人が見、読んでくれているのか、顔が見えないので戸惑うところもある。しかし、それによりモティベーションは上がるということはある。まもなく新しい家の引き渡しになる。今は段ボールに入っている音源その他資料もやっと使えるようになる。昔のブルースマンのレヴューも中断したままなので、なんとか頑張って埋もれてしまったミュージシャンの事を書いてみたい。また、工事中は出かけることもできなかったので、東京のお茶の水楽器街や神田の古本屋街をゆっくり歩いてみたい気持ちもある。録音も再開、継続していきたいし、ライブも機会があれば頑張るつもり。もう若くないので、無理はきかないことは自覚している。あまり欲張らずに、やれる事を着実にやっていきたい。

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彼岸花

2015年09月15日 | 日記・エッセイ・コラム
 お彼岸に近くなり少しずつ秋の気配が漂い始めたので、写真を少し。


球根から茎がスゥーと伸び、蕾がついて花が咲き、その後に葉がつく。ふしぎな植物。


イチョウの葉も、少しだけだが黄色くなってきた。

 洪水から、まもなく1週間。いまだに避難生活を強いられている人も多数いる。首都圏で起きた大規模な災害にこれほどの混乱が生じるとは思ってもみなかった。浜名湖の貯水量と同じくらいの雨が北関東に降ったと言われているので、予期せぬ災害が生じるのは仕方がない。が、筑波研究学園都市まで直線で10Km足らずのところだ。学園都市は碁盤の目のように広く整備されている。わたしもかつて仕事で役所などを訪れた事があるが、人口に比して建物は大きくゆとりがある感じだった。研究の為に使われている施設で余裕のある所もあるだろう。また、ビジネスホテルなどの宿泊施設も多い。年寄りや子供、体の弱い人などを受け入れればいいではないか。これも、縦割り行政の弊害なのだろうか。やるせない思いがする。

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洪水

2015年09月11日 | 日記・エッセイ・コラム
 9/10大雨により鬼怒川が決壊。茨城県常総市近辺に甚大な被害が出ている。浸水家屋は8000棟に上るともいわれる。

 温帯低気圧に変わった台風18号がもたらした湿った南からの風により大雨になり、甚大な被害をもたらした。常総市には、以前、まだ水海道市と言われていた頃に仕事で少しかよっていたことがある。今でこそ茨城県だが旧国名では下総の内であり、ここ千葉市からはそれほど遠いところではない。また、今では取手まで地下鉄千代田線が直通運転しているので、東京まで通勤している人も多く、田んぼと新興住宅地が混在しているような所だ。歴史的には、三遊亭円朝の名作怪談話『真景累ヶ淵』の中で新吉が最初の殺人を犯す場に設定されているのが、鬼怒川下流なので、ちょうど今回の決壊場所あたりだろう。また、もう少し上流方向は下妻になり、明治時代の農民文学の傑作『土』をものした長塚節の故郷で、『土』の舞台でもある。

 洪水をもたらした雨雲も、今日11日は東北に移動している。これ以上の被害が出ぬよう、切に願うばかりだ。

 9/12追記、その後の報道で、浸水した家屋は常総市だけで11000棟に達したという。その他の関東地域でも、栃木、埼玉、千葉、東京の一部地域で浸水被害が出ている。その後、東北に移動した雨雲は、宮城などで浸水や田畑が水に浸かるなどの深刻な状況をもたらした。
 被災した方々にお見舞い申し上げたい。

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千葉で竜巻?

2015年09月08日 | 日記・エッセイ・コラム
 千葉市の南部(JR蘇我駅近く)で9/6夜9時半頃突風が吹き、かなりな被害が出た。この秋雨が続く中で、屋根を飛ばされた家々の写真は同市内なだけに衝撃的だった。
 被災地は、我が家から直線距離で6Kmほど南東の所。もともとは海辺の漁師町だった所で、川崎製鉄(現JFE)が出来てから住宅街になったが、今でもかつての名残があり、以前自転車でポタリングしたこともある。突風などというものは比較的内陸の平坦な所で発生すると勝手に考えて楽観していたので、海に近い所で発生したのには驚いた。先月の上旬までは建築中の家にまだ足場が付いていたので、そんなときに一昨日のような突風が起こったら建築途中の家はもちろん、足場などが飛んで近隣にまで被害をかけたかもしれない。そう考えたら、背筋が寒くなった。地球温暖化の為か、今まででは考えられなかった自然災害がいつどこで起きてもおかしくないらしい。同時刻には、走行中の電車に物が当たってガラスが割れる被害が出たというし、千葉県内では他にも市川、成田、富里の3市にも被害がでたという。蘇我では500戸程で停電にもなったらしいし、普段からこころしておく必要がある。

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エアコン故障

2015年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム
 10年使ったエアコンが、この夏があまりに暑かった為か壊れてしまった。
 電源は入るが、ランプが点滅しているだけで動いてくれない。エラーコードをメーカーに問い合わせてみたところ、電源系の基盤が故障している可能性が高い、とのこと。日頃から、エアコンに頼らない生活を心がけているつもりだったが、いざ壊れてみると難儀なものだ。特に夜は困るなあ。昼間は窓を開け放ち扇風機でも団扇でも使えば大抵の暑さは凌げるが、都市部では夜窓を開けて寝るわけにもいかないので、どうしてもエアコンに頼ることになる。しかしまあ、秋風が吹き始めたので今期はどうにか無事に季節を越せそうだ。
 それはそうと、今夏、東京23区内での熱中症で亡くなったとみられる人は結局101人にのぼるらしい。そのうち8割は室内で亡くなっており、発見されるまで何日もかかった人もいるという。事態をもっと深刻に受け止めて、シェルターを建設するなどの具体的な対策を真剣に考慮すべき時が来ていると思うが、どうだろう。

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9月

2015年09月01日 | 日記・エッセイ・コラム
 今日から9月、今年も3分の2が終わった。子供達も今日から学校だ。
 今年の夏は記録的な猛暑が続いたが、その後は連日25度に届かず今度は低温の記録になったとか。洗濯物も乾かないし、部屋の中もカビっぽい。こうなると勝手なもので、お天道様の顔が見たくなる。我が家で栽培中の茄子も、実をつけても日照不足でなかなか成長しない。

葉も元気がない。

 さて、建築中の家も電気やガスと水回りの工事を残しているが、大工さんの仕事は終わり家らしくなってきた。家具や電気製品などの生活必需品を買いそろえなければならないので、色々物色している。しかし、なかなか自分の希望と一致するものは見つからない。予算も限られているし、家が狭いので置き場所も当然限られてくる。たとえば冷蔵庫。独立した野菜室がついているものが欲しいので、小さめのインバーター制御3ドア冷蔵庫を探したのだが、これが無い。最低でも265Lになってしまう。場所も取るし、一人で使うにはやはり大きい。コンパクトな3ドア冷蔵庫は、どこかに無いものだろうか?

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