3/23(金)、千葉劇場にて。監督は、ジョン・キャロル・リンチ。


結婚をしたことも無く、今は一人で南部の田舎町の安アパートに暮らすラッキーとあだ名される90歳の老人。彼は、心配する周囲に向かい「俺は一人(alone)だが、孤独(lonesome)ではない」と言い切る。そんな老人の、死に近づいた日々を切り取り映像化した佳作。
監督のリンチは、脇役としてアメリカ映画界を支えてきた人で、これが初監督作品という。主演は、ハリー・ディーン・スタントン。この映画の撮影後、2017年9月に亡くなっている。どうも、この作品は監督が私財を投じて作った様な気がする。低予算だが、セリフが生きていて、俳優たちの演技も自然で作為がない。昨年9月に観た『パターソン』もそうだったが、こういう作品を観るとアメリカ映画も捨てたもんじゃない、とも思う。


結婚をしたことも無く、今は一人で南部の田舎町の安アパートに暮らすラッキーとあだ名される90歳の老人。彼は、心配する周囲に向かい「俺は一人(alone)だが、孤独(lonesome)ではない」と言い切る。そんな老人の、死に近づいた日々を切り取り映像化した佳作。
監督のリンチは、脇役としてアメリカ映画界を支えてきた人で、これが初監督作品という。主演は、ハリー・ディーン・スタントン。この映画の撮影後、2017年9月に亡くなっている。どうも、この作品は監督が私財を投じて作った様な気がする。低予算だが、セリフが生きていて、俳優たちの演技も自然で作為がない。昨年9月に観た『パターソン』もそうだったが、こういう作品を観るとアメリカ映画も捨てたもんじゃない、とも思う。